最近の練習課題、レッスンの内容

9月のスケジュールを更新いたしました。

というわけで予定を眺めてみると、

楽器のみでの普通のジャズクラブでのライブってのが今月は少ないです。

リーダーライブも10月8日までないしなあ。

こんにちは、にしかわです。

楽器のみでジャズライブを普通にやる時間も貴重なものですな。

 

さてさて、このところまた新たな練習方法を取り入れております。

リズムの取り方を上向きにとれるとよいとのことらしいので、

なんとか取り入れて、自然にできるようにしております。

 

うまくできているとリズムの混ざり方もより自然になるし、

音の立ち上がりとかドライブ感もよくなる手ごたえを感じております。

 

ただ、その分一つ一つの表現への集中力が必要になるので、

速くないテンポでもベースを弾くだけでかなり精神に負担がかかります。

右足の音量コントロールもまた違った使い方になりまして、

ここら辺をより自在に表現できるようになることが目下の課題です。

 

実際にライブ演奏での仕上がりもかなりよくなったと思います。

これからもっともっと掘り下げてやっていこうと思います。

 

一方でフレージング的なものはごくごく基礎的ながら、

アプローチノート込みのアルペジオみたいなのを改めて練習しております。

だいぶ慣れてきましたが、瞬間的に使いこなせるようになるまで、

これまたもっとこつこつ練習あるのみです。

かなり汎用性が高いのでやればやるだけ報われるというものです。

 

この前見に行ったライブでアーロンゴールドバーグ(pf)もこれを結構多用していて、

なるほど、解析してみると彼の発想もわかりやすく、

今やっていることの方向が良い感じだということも確認できてよかったです。

 

ほか主にやっていることといえば、

 

メロディ作る

ベースライン基本メロディと1:1で自由に作る

トライアドとかも使いながら自由にヴォイシング

 

というマニアックなことをやっております。

かなり頭がつかれますが、うまく行くと楽しいです。

 

とまあかなり難しいことをやっているように見えますが、

これらのことはできると楽しいのでわりと気軽にレッスンでも行っております。

ご興味ある方は習いに来てくださいませ。

詳しくは上のメニューのレッスンのページをごらんください。

2016年9月のライブスケジュール

date:9/1(木)

place:Whisper(三軒茶屋)

start: 19:30~ charge:¥7000(ワインと小皿つき)

members:池田なみ(vo) 田口悌冶(gt) 西川直人(org) サバオ渡辺(dr)

 

date:9/2(金)

place:俺のフレンチイタリアンAOYAMA(表参道)

start: ~ charge:¥300

members:上田裕香(vo) 西川直人(org) 秋葉正樹(dr)

 

date:9/3(土)

place:491House(元町中華街)

start: 19:30~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 松尾由堂(gt)

 

date:9/6(火)

place:俺のイタリアンTOKYO(銀座)

start: ~ charge:¥300

members:石川早苗(vo) 西川直人(org)

 

date:9/9(金)

place:Acoustic House Jam(大宮)

start: 19:30~ charge:¥1500

members:Jam Session 西川直人(pf)ほか

 

date:9/10(土)

place:AOビル前(表参道)

start: 15:00~ charge:¥0

members:赤塚謙一(tp) 西川直人(org) 吉岡大輔(dr)

 

date:9/15(木)

place:俺のイタリアンTOKYO(銀座)

start: ~ charge:¥300

members:寺谷ナオ(gt) 西川直人(org) 長谷川ガク(dr)

 

date:9/16(金)

place:Sugar Hill(草加)

start: 19:30~ charge:¥2400

members:鹿嶋千鶴(ts) 西川直人(org) 海老澤幸二(dr)

 

date:9/17(土)

place:SHクラブ(座間)

start: 20:00~ charge:¥

members:亀井孝太郎(dr) 副田整歩(as) 西川直人(org)

 

date:9/18(日)

place:スナックかなや(西浦和)

start: ~ charge:¥

members:池田なみ(vo) 西川直人(org) サバオ渡辺(dr)

 

date:9/20(火)

place:俺のイタリアンJAZZ(銀座)

start: ~ charge:¥300

members:西川直人(org) 秋葉正樹(dr)

 

date:9/22(木)

place:俺のフレンチイタリアンAOYAMA(表参道)

start: ~ charge:¥300

members:田辺光邦(gt) 西川直人(org) 秋葉正樹(dr)

 

date:9/23(金)

place:Acoustic House Jam(大宮)

start: 19:30~ charge:¥1500

members:Jam Session 西川直人(org)

 

date:9/24(土)

place:(山形県長井市)

start: ~ charge:¥

members:横澤徹(as) 西川直人(org) 小前賢吾(dr)

 

date:9/25(日)

place:(山形県)

start: ~ charge:¥

members:横澤徹(as) 西川直人(org) 小前賢吾(dr)

 

date:9/28(水)

place:BarBarBar(関内)

start: 19:30~ charge:¥

members:池田なみ(vo) 田口悌冶(gt) 西川直人(org) サバオ渡辺(dr)

 

date:9/29(木)

place:俺のイタリアンTOKYO(銀座)

start: ~ charge:¥300

members:向井志門(as) 西川直人(org) 秋葉正樹(dr)

 

date:9/30(金)

place:俺のイタリアンTOKYO(銀座)

start: ~ charge:¥300

members:AYUKO(vo) 西川直人(org) 秋葉正樹(dr)

 

date:9/21

place:Jazzmal(南与野)

アンサンブルレッスン

詳しくはこちらかお店までご連絡ください。

 

 

Leslie122と147の音の違いを調べる実験2

さてさて、2103の修理もあり、

いろいろ実験しまくっております。

こんにちは、にしかわです。

 

さて、前回のこのトピックで122と147の違いを知りたくて、

147アンプを改造に出して122アンプにしてもらいました。

 

ちなみに使用機材は以下の通りです。

 

・オルガン:NordC2D

・スピーカーとキャビネット:Leslie145(結果142に名称変更となります)

・変換器:海外製の1122とかいう変換器です。

・アンプ:147アンプ→122アンプ1(改造したやつ)と122アンプ2(家のLeslie122についているやつ)

今回改造の納期が無駄に遅れたため家から122アンプを一時的に持ち出す羽目になりました。

 

ややこしいので前もって説明しますが、

アンプは122と147の2種だけですが、

スピーカーのハコの大きさによってまた細かい分類があります。

122アンプ:122スピーカー(大) 142スピーカー(中)

147アンプ:147スピーカー(大) 145スピーカー(中)

です。ややこしいですなあ。

 

 

 

<実験その1> とりあえず122アンプ2をつないでみた感想

 

今までの147アンプの時よりローが強く出る印象。

ただ全体的には147アンプの時のぺらっとした感じの音は出なくなった印象。

音が上品になったかもしれない。

オルガンのEXPペダルを踏み込んだ時の最大音量への上がり方に違和感あり。

音がぬけきらないので肩透かしを食らう感じでしょうか。

最低音量が持ち上がってしまっていて差がつきにくいのかもしれません。

122アンプに変えて音の変化は結構あったが、

もともとのアンプの個体差(コンデンサーのへたりや真空管)

使っていた電圧(147:100V 122:117V)や

変換器(122:海外製 147:国内製)

という違いによるものも捨てがたい。

が、147アンプのままのほうが使い勝手がよかったなあ。

 

 

<実験その2> 122アンプ1をつないでみた感想

 

というわけで改造されて122アンプになりました。

147アンプには戻れないので、記憶を頼りにということになります。

もともと145スピーカーについていたアンプなので、

機材の相性というものがあるのだとしても相性はよいはず。

そして元が同じものなので比較もより的確かと思われます。

 

音としては相変わらずローよりの音だが、

EXPペダル踏み込み時のレスポンスは前ほど困った感じでもない。

使えるという印象。

ただ音色自体は改造してとてもよくなったなあという印象でもない。

逆に違いが分かりづらくなったかも。

しかも117V でも100V でもどちらでも使える。

どちらが正しいのかよくわかっておりません。

100使っておけば安心でしょうかね。

変換器のメーカーの違いでの音質の変化はあまりなかったようだ。

どちらかというとアンプの個体差の影響のほうが大きかったのかも。

機材の相性もあるものなのかもしれない。

 

 

<実験その3> B-3と122あるいは142での音の違いを調べた

 

145スピーカーは晴れて142スピーカーになったので、

家のHammond B-3とも接続できるようになりました。

というわけで、この二つの違いを比べてみることにします。

 

122:Atlas PD-60A driver Eminence Delta15B speaker

142:Atlas PD-5VH driver Jensen P15LL-C6435 speaker

Jpeg

 

結果としては、

122の方が抜けがよく、低音も自分好みの重すぎない感じでかなり差がありました。

ドライバー自体はどちらも近年のリプレース品ですが、傾向としては似ているはず。

なぜなら5VHの方は昔この122にもついていたのでよく知っておりますので。

その割には2つのスピーカーであまりに抜けの良さに違いがあったので詳しく実験することに。

違いの原因として考えられるのは

・アンプの個体差

・真空管の差

・取り付けているドライバーとスピーカーの差

・ドライバーを取り付けるアダプターの差

・キャビネットの大きさ、材質

程度でしょうか。

 

というわけで追加実験をしてみました。

 

 

<追加実験> 122と142の違いを詳しく比較してみる

 

・真空管を交換してみた

ほとんど違いは判らず。それぞれの音の印象は一緒だった。

 

・142のドライバーのアダプターを交換

元々このスピーカーを買ったときに既についていた

ドライバーを固定するアダプターがそのまま使えたので、

横着してPDのドライバーとセットのアダプターを付けておりませんでした。

 

元々のは結構縦長で、発振部からホーンローターの根元まで結構距離がありました。

それを、発振部がかなりホーンローターに近づくようなアダプターに交換しました。

 

結果、見違えるほど音の抜けが良くなりました。

予想外ながら恐ろしい結果ですね。

 

・低音のスピーカーを交換

Jpeg

122の低音が気に入っていたので、同じものを取り寄せてみました。

以前は海外から輸入していたのですが、

よくよく探したら国内でも売っておりました。

すぐに届いて取り付けました。はんだ付けです。

結果二つのスピーカーの音はかなり同じ方向性になりました。

低音がもし足りないとしてもNordのイコライザーの低音を上げれば解決できそうな気がするので、

個人的にはこれで全く問題ないです。

しばらく実践で使ってみないとですね。

 

・アンプ部分の交換

音の傾向が近づいたので、不要とて省略しました。

 

・キャビネットの差

低音部を弾いた時の一番低く這いずる帯域に多少差があるようです。

もちろん122の方が大きいのでその部分がちゃんと出ております。

この帯域はほかのパートと被らないおいしい帯域だと思います。

まあしょうがないですね。

 

・ドライバーの差

PD60Aの方が大きくW数も余裕があるせいか、

高音の伸びがちゃんとありつつ甘さもあり、

コーラスの乗りも美しい印象でした。

PD5VHも結構いい音なので、すぐに交換しなくてもよいくらいですかね。

Leslie2103のドライバーも試してみたくなるところですよ。

 

 

<結論>

 

楽器の本体を除けば、一般的なオーディオの話と同じでした。

音に近いほうから変えていくべきでしょうか。

スピーカー/ドライバー>ドライバーのアダプター>キャビネットの大きさとか>真空管/アンプ

という感じです。

 

今となっては147アンプから122アンプに改造したのもそれほど違いがあったのか正直わからないくらいです。

まあでも実験しないとわからないのでよかったです。

なんにせよ、142アンプとしてかなり音が良くなったと思うので、

今月のいろいろの出番での使用が楽しみでなりません。

 

あと、Jensen P15LL-C6435を余してしまったので、

どなたか欲しい方がいらっしゃったらぜひ買ってください。

検索してみたら90000円とかで売っているサイトもありましたが、

実際はいくらくらいなのでうれるものなのでしょうか。

ビンテージなのでうまく引き取り手がみつかるとよいなあ。

Jpeg

Leslie2103ホーンドライバー壊れたので直しました

お盆ですが、いまいち休めておりません。

こんにちは、にしかわです。

 

さて、先日ライブでLeslie2103を使おうと思ったら、

トレブルドライバーからおとが出てませんでした。

故障でございます。

 

一般的にドライバーが壊れる、ドライバーがとんだというのは

音を出している途中になることが多いので、

別の原因で壊れている可能性もあります。

 

というわけで、電子工作初心者レベルですが、

電気のテスターを買ってまいりましてチェックしてみました。

 

Jpeg

とりあえず裏蓋をあけてから配線を外し、

トレブルドライバーをくるくるまわして外します。

外したドライバーの両端子間の抵抗と導通をチェックしてみます。

というわけで結果抵抗も図れず導通も確認できず、

ドライバーの断線が原因ということでほぼ決定です。

 

というわけでメーカーに連絡してこのドライバーを注文しました。

いままでだと、スピーカーごとメーカーに送らねばならず、

梱包やらいろいろ面倒だったのですが、

ドライバーの注文ならばわりとスムーズにいくというものです。

ちょっと賢くなりました。

まあ本当は分解とかしたらメーカーに嫌がられるっぽいのですが。

 

Jpeg

というわけで届いたのがこちらのドライバーです。

PA-D50Zでございます。

非公表なのか、メーカーやスペックは教えてもらえませんでした。

音自体はわりと気に入っているだけに気になるというものです。

50ということは50ワットなのでしょうか?

ハコにも書いてある通り、インピーダンスは12Ωのようですね。

 

とりあえず無事ドライバーをとりつけ、

ギターでですが、簡単にテストをして音が出ているようだったので、

ひとまず修理完了です。

 

これを機にいろいろドライバーを試そうと思いましたが、

2103の高さに収まるものを探してみると、

ビンテージレスリー用のリプレース品の

Atlas PD-5VHなども大丈夫そうです。

ネジ回しもうまくはまりそうですし。

 

ただ抵抗値が12Ωと16Ωの違いもあるし、

そうすると出力自体が変わりそうだし、どうなるかわからないところです。

逆に今回のPA~をビンテージに取り付ける案もあったのですが、

飛ばすと怖いので、今使っているのを修理できるなら試してみたいところです。

 

気になることはいっぱいありますなあ。