記事連投でございます。
こんにちは、にしかわです。
といってもこれまたハモンドオルガンの話題ですけど。
先日生徒さんで「A100が欲しい」という方がいらっしゃいました。
A100ってのはHammond オルガンのA型というタイプのオルガンです。
画像はこんなかんじです。
特徴だけざっと説明いたしますと、
みんな大好きHammond B-3とスイッチ、機能、音源が同じ。
リバーブもついている。
スピーカー内臓なので、レスリースピーカーがなくても音がでます。
というオルガンです。
B-3とLeslie122の組み合わせよりも安価で手に入るケースが多く、
ビンテージのハモンドオルガンのサウンドが欲しい場合には
これでも何の問題もありません。
まあ個人的にはB-3のデザインが好きなのでそれが一番ですが、
A型の中にも猫足のA102とかまあいろいろデザインもあるみたいです。
そのA型のオルガンがオークションで出品されていたので、
生徒さんと現地に見学に行ってまいりました。
千葉です。
そのお宅にはA型のオルガンが3台、B-2も置いてあって、
なかなかステキな在庫のラインナップでした。
一応にしかわさんもオルガンソムリエとしてもそれなりなので、
一台一台いろいろ感触を試してみました。
別にここをこういう風にチェックしよう、という気はなく、
A型って見たこと無いから触ってみたいなあという軽い気持ちでもありました。
結局、
鍵盤のタッチや接点の状態、
ドローバーの調子、
リバーブの状態、
トーンホイールの状態、
そこら辺の個体差や良し悪しがいろいろ分かりました。
一応メンテはされているようでしたが、
実際の演奏者の観点からだと、いろいろ気づくみたいです。
今回そこらへんもチェックできたので付いていってよかったと思っております。
多分普通だったら見落とされているはずなので。
あらためて自分は結構マニアックな専門職なんだなあとおもいました。
A型を触って一番印象的なのは、
ハモンドオルガンのサウンドはレスリースピーカーを通さなくても
分かるぐらいオルガン本体の発音の強さがあるのだなあということでした。
まあ当然と言えば当然なんですが、
レスリースピーカーにつながなくてもハモンドオルガンの音はするんですよね。
それもまたいろいろ発見ではあるのですが、
改めてハモンドオルガン+レスリースピーカーという組み合わせの
音の良さを再認識することもできて面白かったです。
やはりにしかわさん的にはこちらがオススメです。
というわけで楽しい見学だったのですが、
先日生徒さん宅にもA143(A型の一種です)が納入されたようで、
うれしい限りです。
レスリーも導入したいものですなあ。
他にもまだいろいろ世の中にはハモンドオルガンがありそうなので、
いろいろ見に行ってみたいものですなあ。
だれかオルガン自慢したい人がいたら教えてくださいませ。
見に行きたいです。
よろしくお願いいたします。