147アンプの仕様とか、B-3の足鍵盤修理のはなし

というわけで機材についてまた少々お話していこうと思います。

 

先日モーションブルーで大会場ということでレスリー145を出動させました。

147アンプが組み込まれた、147よりちょっと背が低いスピーカーです。

 

胴がちょっと短くなるのでハコ鳴りが147より小さいかもしれません。

特に低音部。

というわけでスピーカーを地面に直接置いて、

低音部の響き方をいい感じにしてみよう企画です。

 

145

 

平たく言うとスピーカーにネジ止めしていたキャスターをはずしてみました。

運搬がちょっとめんどくさくなりましたが、

これが本来のなり方かもしれません。

大音量でならすとやはりいい音ですな。

 

さて、普段Nordから11ピンケーブル、変換器、6ピンケーブルを経由して

レスリー145につないでいるのですが、

本来このアンプはアメリカで使われていたため、

117V仕様のはずです。

 

というわけで普段は変換機につなぐコンセントをトランスを経由して

使っておりました。(145は変換器から電気をもらってるようです)

 

ところがこの状態ですと145のスローモーターが滑って

slow回転がうまく作動しません。

なんだかモーターも結構熱いし。

 

あらためて変だなとおもって100Vで駆動させてみたところ、

通常通りの挙動になりました。

 

どうやら147アンプに関しては日本に輸入されていた時代に

100V 仕様になっている物もあるとの話です。

モノによって違うのでかなりややこしいのですが、

裏蓋のところをよく見て判断しなければならないようです。

みなさまお気をつけくださいませ。

 

さて、いまレスリー145のキャスターをはずしてしまったので、

今度は新しく移動手段を考えねばなりません。

今のところの候補とししては

 

1.取り外し可能なキャスターをつける

できればこれが一番楽なのですが、

多分ネジ式なのですが、取り付け難易度が結構高そうです。

なにかよい方法があればよいのですが。

 

2.台車を自作する

板を買ってきて台車を作ってしまうのも手です。

ただし、運搬の際の台車のずれ、段差での面倒さ、

などの問題がありますのである程度台車の固定をしたいところです。

どうしたらよいかなやみますな。

マジックテープでしょうかね。ひもでしょうか。

 

 

それと話は変わって足鍵盤の接点修理のお話です。

家のB3の足鍵盤のBbの接点の調子がおかしくなりました。

一番出て欲しい最低倍音が出なくなりました。

これはやばいとていろいろご相談に乗って頂いたところ、

足鍵盤の接点が予想より手前にあるという助言を頂きました。

 

pedalsetten

わかりづらいですが、オルガンの下のペダルを外した後の

接点がある部分です。多分伝わらないですけど。

奥にあるのが接点の接触する部分です。

ノイズ防止にフェルトでくるまれているので見えてはいないのですが、

ボタンみたいなのが1音ずつ配置されております。

 

手前の小さい穴はネジ穴なのですが、

これはもともと純正のフェルトを留めておくネジの穴です。

今のフェルトはもっと工夫されていて簡単に付くので

必要がなくなった部分です。たぶん。

それゆえネジは外してしまいました。

 

そのネジ穴の中、ちょっと曲がった先に接点の本体があるらしいです。

というわけで接点復活剤のノズルをまげて、

なんとか手探りで接点に到達して、無事復活でございます。

なおってよかった。

 

というわけでマニアックな記事でした。

「147アンプの仕様とか、B-3の足鍵盤修理のはなし」への2件のフィードバック

  1. ご無沙汰してます。松本のウラ夫です。

    足鍵盤の接点って、そんなに簡単に直るんですか!
    うちの昔の仕事場に眠らせているB−2も、会いにいく度、歯の抜ける足鍵盤が増えてます。
    何とかしてやりたいんですが、奥深くまでバラしていくのかぁ、と思いながら二の足を踏んでます。
    ぜひ今度詳しく教えて下さいまし。

  2. こちらもお返事遅くなって申し訳ありません。
    接点修理の記事に関してはまた改めて書きますので、
    そちらをご参考くださいませ。
    ぼくは大失敗してしまってえらいことになりました。
    お気をつけくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください