発音をよく考えてみてます

鈴木楽器が新作Hammond XK5を出すそうな。

こんにちは、にしかわです。

音色の向上もそうですが、

この楽器の一番の売りはそれなりにポータブルなのに、

見た目がかなりB-3そっくりに見えるというところだと思います。

 

音色自体は現状NordC2Dでかなり満足の行くレベルです。

普段のライブで使うにも、運搬も、コンパクトさでも文句はありません。

ただ、大会場やら、メディア関連に見られる時にはレスリースピーカーをつないでも、

少々物足りない印象を画的に与えてしまうのではという心配があります。

 

もちろん、音楽は内容だというのも、正しい意見だとは思いますが、

見た目がいい感じなら、よくわからない人にも説得力がでるという事実もあると思います。

たとえば前も話したかもですが、ニューヨークに~年いてとうとう帰国してツアーします。

それだけで集客が微妙にというか結構変わると思うのですよ。

 

まあそんな話はさておき、

せっかくNY観光に行って音楽も聴いてきていろいろ勉強したので、

ただ今新発見事項を訓練しております。

有難いことに、NYにはちゃんとジャズなどの黒人音楽の本質的なものを知っていて、

実践しているミュージシャンが実際少なからず存在して活動しております。

 

ということで私はひとりであーだこーだ模索しておりましたが、

実物をみてみると、なるほどやっぱりそういうことかと

ちょっとなにかに近づけそうな感覚にはなりました。

 

とりあえず、今改めてやるべき内容としては、

発音のコントロールと、テンポごとの違いをかなり緻密にすることが目標です。

ものすごい基礎ですな。

 

この二つは結構リンクしておりまして、

テンポがちゃんととれていても、発音がイメージと誤差があるとちゃんと仕上がらない、

というどちらが原因かわからない状態になってなにを練習するのかがわからなくなりがちです。

 

というわけで、改めてさらに細かく発音のタイミングに着目してみました。

楽器の発音機構に則って、発音されるタイミングと自分のイメージを一致させる練習をします。

素早く腕を使えば多少は誤差を解消できるかもですが、

小さい音や柔らかいタッチなどには応用の仕方が思いつきませんでした。

そこで柔らかいタッチのまま発音を細かく観察し続けることにしております。

 

一人でももちろん、実際ひとと演奏しつつ、

そこまで意識すると気が遠くなるような感じですが、

ここらへんを意識してやっていると、

いままでいろいろなところで聞いてきた

「黒人のだれだれは音の立ち上がりが早い」とか

「なにかが遅い」

とか都市伝説みたいなの意味が分かってきた気がします。

気のせいかもしれませんが。

 

そんなわけで頑張って行き届いた時間をもっと増やせればよいですな。

うまく行けば共演者にも、もちろん聴き手にも

良い影響が与えられるに違いないと信じて、

努力して安定して供給できるようにしようと思います。

がんばります。

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