東京大学駒場祭みてきた

たまたまFacebook経由で存在を知り、しかも割と近い世代のバンドがなぜか出演しているとのことで、お昼の仕事の後ちょっと行ってきました。東京大学駒場キャンパスです。一応母校です。

 

お祭りなので構内は当然ながら若者でごった返してました。建物の場所なんか当然憶えておらず、なんとか目的地のジャズ研のライブ会場にたどり着きました。

 

目的のバンドは残念ながら終わった後で、なんかやたら意識の高そうなギタートリオが演奏してました。

北欧系なのか、音量もそれほど大きい訳ではないですが、洗練された新しいハーモニー。最近の若者はテクニックもすごい高くておどろきますね。

 

彼らは学生なので、多分本当に好きなサウンドを自分たちの信じるままにやっていて、もちろんお金をもらって誰かに来てもらっている訳でもないから、必ずしもお客さんの喜びそうな曲をやりたくなければやらなくてもよいわけです。

 

少なくとも日本のジャズシーンだったら、ぼくの知る限りでは絶対マニアックすぎて一般的には受け入れられないし、仕事としてはうまくやっていけないだろうと思います。

盛り上げたり、早いフレーズ弾いたり、知っている曲をやるのがある程度期待されるので。(こういう意味で聴く側の文化のレベルの向上と多様化、それぞれが自分の感性を信じてよいという自信を持つことは本当に必要だとおもうのですけど。)

 

そういうわけで、ひょっとしたらそういうバンドの演奏は日本でないどこかでうけるのかもとも思いました。個人的にはそのままいって欲しいとも思いました。

 

そのギターのサウンド自体はぼくが現場でみてきた誰よりもナチュラルに最新のジャズに近いサウンドだったようにもきこえました。

 

ただ数年したらもっと若い人がもっと新しいサウンドのフォロワーで出てくるのだろうけど。

 

こういうこともいろいろ考えると、結局は自分のサウンドを作り上げるプロセスを踏むのも大事だなあと思います。他の誰でもないサウンドは新しいも古いもないオリジナルなので。

自分はそうなりたいなあとつくづく思います。

 

それはそうと、そのバンドをみた後、すぐに移動することになり、セッションでギターをたくさん弾いてきました。

多分ふつうのジャズのスタイルのはず。

前よりはちょっとうまくなった気もする。音色とかも。

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