何を言ってるかよくわからないかもしれませんので、説明しましょう。
音をよくするための苦労です。
現行のオルガンとレスリースピーカーをつなぐケーブルは特殊な仕様の11ピンのケーブルを使うのですが、そのケーブル部分のみ、ビンテージハモンドオルガンとレスリースピーカーをつなぐ6ピンケーブルで作ってしまおうという実験です。
端子の数に対してケーブルの数が少ないとか、そもそも意味あるのかとか疑問を抱かれるかもしれませんが、これまでの実験から既に、少なくともオルガンの音だけ使うためには、6芯のケーブルで十分なのです。
さらに言ってしまえば、音声信号の線は1つなので、それだけ別に這わせればその音になります。他はレスリーのslow fastとかなのでケーブルが特別よい必要はないです。
まあ今回は6芯ケーブルを破壊したくなかったし、これでなんとか収まったから良かったです。
あと6ピンケーブルは11ピンケーブルよりもはるかに太いというのも大きな違いです。というかそれだけが目当て。
これまでは細い適当な多芯ケーブルの横に一本だけいろいろな線を這わせて、それぞれの音を確かめたりしてみました。
その結果わかったことは、レンジが広いケーブルはオルガンだと聴き疲れする。真ん中あたりが細くなる。そもそもビンテージハモンドオルガンの音は実はそれ程レンジが広い音ではない。
そういうよさげなケーブルやギターケーブルよりも、11ピンケーブルのかなり細いケーブルの方がオルガンの音としてはよさげ。
しかも11ピンケーブルも日本の本家のメーカーのものより、海外のパーツサイトの方が音は好み(見た目も固さも全然ちがう)。
しばらくは海外から取り寄せた11ピンケーブルを使っておりましたが、好奇心には勝てず、6ピンケーブルだとどうなんだろうという流れです。
結果、さらに音がよくなりました。
ケーブル同様太みがありますな、太みが。
問題はケーブル自体がものすごい固くて曲がりにくく、太さと重さもあって取り回しも大変ですが、端子痛めないか心配になるくらいです。
これに関しては今また別の方法を考え中。
そして同時に、レスリー122への変換器のケーブルもこの仕様にしてみたり。これは内部は苦労したけど、できたぽい。
レスリー147への変換器はただいま取り組み中。こちらは数年前に試しに国内の業者(メーカーでないとこ)に頼んで作ってもらったけど、正直ケーブルの長さが注文した仕様とも違ったし(使いにくい)、ケーブル自体もオルガン用のものでもなく、音が悪いものなのでこちらこそやらねば。
一応オルガン専門にやってるとこなら仕様のミスもだけど、ケーブルの値段けちらないでちゃんと音質まで考えて欲しいですなあ。
というわけでやることいっぱい。
はじめまして。突然のご連絡失礼します。
nOvと申します。私はギター弾きですがPINK FLOYDが好きでギターのレスリーサウンドが欲しくて、ロータリーエフェクターを使っておりますが、破格の価格でLesie HL822というレスリースピーカーを購入しました。ところが浅はかにも入力方法を知らずに購入したために11ピンから、入力できずに困っております。プリアンプの購入を検討してますがこれも9ピン。XLD-1も探してます。
何かいい方法があるなら、御教示お願いします。
こんにちは。そのレスリー知らなかったけど11ピン対応のトランジスタのやつでしょうかね。
対応する専用のコンボプリアンプという装置を通せばそれで解決なのでしょうけど、手にはいるかわかりません。
とりあえず11ピンと言ってもギター用のシールドと基本は同じで、たぶん1番ピンがロータリーサウンドへの入力信号
、4番がアースで、ここまではギターのシールドと同じだから、ここをつなげば音はでるとおもいます。
ただギターはピックアップから直接だと、レスリーでそもそも想定されているラインの信号よりも弱いはずだから、そのままでも音はでるかもですけど、結構小さいとおもいます。
そこでエフェクタなりでプリアンプみたいなのを通してある程度信号を強くしてあげると解決するかもです。
後はレスリー効果の操作ですけど、6 7あたりのピンがそれぞれスローとファーストを制御していたとおもいます。ピンの割り当てはGoogleで調べるとどこかにでてたはず。
それをスイッチ(トグルみたいなのでもふつうのレバーみたいなのでも、ストラトについてそうな3wayでもよいと思いますけど)でアースのピンととスローファーストのピンをつなげるか切るか制御できたらレスリーもまわるかもしれません。
というわけで実験すべきは鰐口クリップ付きの線を何本か買ってきて、まずはシールドのホットをたぶん1番ピンに、コールドをたぶん4番ピンにつないでギターの音がレスリーからでることを確認(音量も十分かも確認、足りないならエフェクタ挟んでからやってみる)、次にその状態でもう一本の鰐口クリップの線を片側は同じくアースの4番ピンにつないで、スローファーストの制御になりそうな何番か忘れたけどそのピンにつけたり外したりしてスローファーストの切り替えがうまく動作するか実験してみるとうまく行くかもです。
それでうまく行くなら、片側はギターの普通のジャック、もういったんは11ピンのメスで、スイッチもうまいこと使えそうな線の組み方で配線したらうまく行くとおもいます。11ピンメスのソケットは秋葉原の電気屋さんでかえるかもですが、音を追求するならアメリカのハモンドパーツショップで買えばよいです。
うまく行かない場合はなんか回路の制御が難しいかもだから、コンボプリアンプの出物がんばって探すか、どこかで作ってもらうかですかね。
そこまでやるならハモンドスズキUSAのギター用レスリー買った方がいいかもですが。