ジャズのバンドでの気合の一発どりです。
オルガン(Hammond B3)の奥にレスリースピーカーが見えます。左にあるちょっとちいさいやつは自前のレスリー142です。
朝来てみたらレスリーのヒューズが飛んでいて音がでない、というとんでもないトラブルに見舞われたのでテストがてら自前のものも運び入れてみました。
普段から持っていてよかったレスリースピーカー。
結局トランスの線がおかしなことになっていたらしく、当日では絶対直らない故障でした。なんでよりによって今日そうなるのか。
レコーディングにありがちなトラブルです。おそろしや。
というわけで終わって南雲麻美カルテットのメンバー一同でCDの中に使われるかもしれない写真を撮って頂きました。
演奏内容は自分的にはどれを使われてもほぼほぼ自分的には大丈夫なように弾けた気がするし、バンドとしても今まで一番よい状態でとれたと思うのでよかったと思います。
バンドの演奏中は設定ミスったのかヘッドホン越しにも自分の音がほとんど聴こえないという不思議な状況でしたが、まあ大丈夫ということであまり気にもならず弾けました。
昔はジャズの一発どりとなると「はい、(録音)まわしまーす」と言われると身体も固くなって全然弾けないし、ヘッドホンの音も嫌な感じだしと、さらに自分で音を聴くとへこんだりしてましたけど、成長したものだとおもいます。
修正も伴奏のところ一か所やってもらったくらいですかね。
二日間あったのですが、やはりジャズだと最初のテイクが基本一番よさげですね。
連続でやってもなんか前の演奏がちらついて絶対良くならないものです。
何度もやりたがる人もいますけど。
その経験を踏まえ、提案して初日でとりあえず全曲つるっととって、翌日気になるものをもう一度一回ずつ録るみたいな感じで進めたのもよかったのかもしれません。
一曲目とかやったあと細かいこと気になってもう一回二回となりがちですが、
その間にみんなが削られていく方がもったいなかったりします。
ここら辺の見切りは結構重要だとおもわれますね。
というわけで発売された際はぜひお買い求めくださいませ。
どうぞ宜しくお願い致します。