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レッスンの新規の生徒さん大歓迎

たまにはレッスンの宣伝でも。

 

当教室は山手線田端または駒込駅から徒歩8分と立地のよいところにあります。

ハモンドオルガンやピアノを学びたい、特にジャズをやりたい方にむけた教室です。

 

特徴としては他人と一緒に演奏することや聴いてもらう音楽をやることに焦点をあてているところです。

 

というわけでこちらに来る方には子供でも主婦であっても、世の中でやってるセッションやライブに出るような雰囲気でやっていきます。

もちろん強制はしてないけど、誰かにいわれたらやることもあるという原理です。

 

というわけでなんとなく新年とかからぼんやり、世界の見方かえたいなあとか、新しいことしてみたいとか、人生かえたいとか思っている方がいらっしゃればぜひいらしてくださいませ。

 

実際どうかわるかはわかりませんが、なんとなく他人と人前で普通に楽器を弾くようなことは当たり前にやれるように、ペースにあわせて誘導していきたいと思っております。

 

というわけで詳しくはレッスンの項目をご覧くださいませ。

お問い合わせもお待ちしております。

もちろんライブ会場でも大丈夫です。

学習の仕方を学習する

大学卒業してからは音楽の現場にて実地でいろいろ学んできたわけで。

それまでは自分で一から学ぶなんてことはほとんどなくて、誰かが親切に教えてくれてたきがする。

 

学習という行為については、そのような授業などから全体のシステムを把握して応用していくという点に関しては苦手ではなかったと思う。

ところが最近いろいろ機材の実験などしていて一つ改めて気づいたのだが、自分は 細かいことをなるべく全部試してみたいようだ。効率のよいやり方が得意だと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。システムを把握するためにあれこれ実験している感じだろうか。

 

ただなんとなく憶えているのは、大学時代サークルなどで学びはじめたときは、割と真っ先に全体を把握しようとしていたはず。まあまあそれでなんとかなった。

ところがしばらくして周りを見たりいろいろな音楽を聴くにつれて、把握しきれないというか理解できない部分が余りに多い。そこでいろいろ考えて試したりしはじめたかもしれない。

聞いても誰も腑に落ちる説明をしてくれないからだった。

 

そこからはいろいろ考えては試しの繰り返し。どのくらいのトピックについて考えたかとても数え切れないけど、そのほとんどどれもが部分的にはあってるけど全体としてはうまくいかなかったりするわけで。

 

そんなことをかれこれ20年ほど繰り返しているけど、幾多の失敗みたいなのを繰り返したおかげか、このところようやく真っ当な学習方法を身につけ始めた予感がある。

まああくまでも自分の中でだけかもしれないけど。

ジャンルを問わず、ここらへんのピントがたまたま最初からにぴたっと合ってる人は相当お得だなとおもう。

 

というわけでさらにがんばります。

ギター練習してます

ギターもセッション行ったり、グループレッスン生のライブにさせてもらったりと楽しくやっております。

 

相変わらず手は動かないけど、それでも前よりかは速くなった部分もあるかなあ。もっとうまくなりたい。

 

効率的があまりよくない学習の仕方なのかなあとうっすら思っておりますが、何年か経ってようやくこのところ和音を弾くときも音名を認識できるようになってきて、逆に音から和音を探せる脳がほんの少しだけ養われた感覚があります。

 

この感覚悪くはないはず。

ソロギターいっぱい練習するとよいかもですな。

アドリブしながらいいタイムでやる

アドリブをちゃんとアドリブとしてやりながらテンポを維持するのってとんでもなく難しいのですけど、その鍵が力を入れすぎないことと大きなタイムの枠組みを常に感じられているかと思います。

海外の事や他のジャンルは詳しくはないけど、日本のジャズミュージシャンはもっと全般的に気をつけねばならないと思います。

基礎の大事な要素のひとつ。

基礎もがんばります。

オンラインサロンが流行っているようだ

個人向けにレッスンの動画を作ることになりました。

普通に世のリアクションとかニーズを知りたいので、しばらく一部をYouTubeに公開するのもありかなとも考えております。

 

それに伴い最近はオンラインサロンが流行っているし世のニーズがあるなら、オルガン関係のレッスン(オルガンだけに特化せず音楽的なことももちろん)、機材のメンテナンスや改造、購入相談、機材レビューなどできる場所を作るのもありかと思いはじめました。

ちょっとしたパーツのやりとり、機材(電源ケーブル)プレゼント企画とかも楽しげですね。

 

このサイトではマニアックな記事もかなり多いですが、もう少し読者(いるのか知らんけど)の個別の疑問にこたえるようにできたりとかするのもありかなあと思ってます。

そこまで高くなくてもよいけど、変にならないためにも有料にもしたいとは思います。

メールでもコメントでもよいので世のみなさまのご意見もききたいところです。

腕の動かし方

鍵盤をただ弾くだけなら押したり触れたりすればよいのですが、音楽的によいニュアンスを伴って弾くのはまた違う動きのようです。

 

鍵盤で装飾的に黒鍵から白鍵に滑らす動きがありますが、その動きは聴感上ピッチも動くし、粘りも出るし、自分のやりたいサウンドに近づくというものです。

 

逆に普通に弾くときはこういう動きをしていないので上記のケースより味気なくなってしまいます。

というわけでうまいことこの動きを一般化しようとて、いろいろ実験しているのですが、一番分かりやすいのは「滑らしてるつもりで弾く」というごく当たり前だけどちょっと面倒ではあるやり方です。

 

結果手前に引っ掛けるような動きでもあるのですが、以前先輩が行っていた動きと同じであることがわかりました。なるほど、意図するところはそういうことなのかもです。

 

この動き、ギターとかでも応用できないかなと思っていたのですが、左手の使い方で同じ用に出来るっぽいですね。

音に深みが出て楽しいです。

 

こういう動きは音の抜けるタイミングがナチュラルに粘りが出たりして、ピッチの変わらない鍵盤楽器の単音ですら、かなり奥行きが出てくれるので、実に大事であると思います。

 

ついでに動きを押す方でもやってみましたが、どちらかというと引く方が音は好きかなあという感じです。

もう少し研究していこうと思います。

コードの機能の基本からのパッシングコード

ゆっくり好きなことを弾くのは飽きずに楽しいです。というわけでレッスンでもやっております。

耳をよくするのにとてもよい学びがたくさんあります。

 

あまりに自由だととっかかりがないので、I IV Vの主に三つをつなげて一つのキーの中で遊べるようにします。

ここらへんは理論書にかいてあるトニックとかそういうのなので省きます。

 

ジャズ理論書はこういうことも書いてありますが、実際の曲の進行になると急に話が飛んでトニック感とかいまいちわからなくて、「あの前提はいったいなんだづたのだ?」となりがちなのですが、そこの間をうめる練習もできます。

 

その前に上の三種類の機能だけで割とうまいこと音楽が成立していくのですが、かなりクラシカルな響きです。とても美しいので、それはそれでオルガンにはとてもよいのですが、三種類以外にもいろいろ使いたいなあということで、三種類のどれかに行くときにコード進行を挿入していくという作業をします。ディミニッシュとかドミナント7thとか2-5進行とか。

するとかなりジャズやゴスペルの響きになっていきます。あら不思議。

 

特にジャズの場合、基本の三種類の間に挿入されている部分があまりにも多く、長くなっているために、三種類の機能をいまいち感じられなくなっております。

ですが、どこが基本の機能で、どこがそのつなぎかわかるとなるほど、この話も意味がわかるわけです。

 

文章で書くから大変に聞こえますが、シンプルな話で、要は基本の三種類の機能は変わらず、間への挿入がメインなんじゃないかというくらいの割合で増えてきてるのがジャズの信号なわけです。

 

いわゆる間の挿入の部分は機能的な話と関係ないので、キーの影響があまりなく、ハーモニーにテンションいろいろ入れたりしやすいのです。

コードの3 7音の話も主にここに関して一番力を発揮するみたいな。

キーの影響もすくないので、変な話フレーズ当てはめが一番活躍しやすい個所でもあります。

 

笑い事でなくて、それがなぜ活躍できるかというのが、こういう理由からだと分析できるところに面白さがありますね。

 

レッスンでもこういうことをやっているとものすごい発見が多いので、とても楽しいです。

もちろんあらゆるキーでもやれるようにするのが目標ですが、ここに気づけるとかなり目からうろこです。

基礎知識はごくわずか、コードの機能三種類だけでここまでできると感動すらありますよ。

人前で何か弾かなきゃというときなんか、これ弾いていればいくらでも飽きずに楽しめます。

 

気が向いたらこの動画とかもあげたいけど、まあそのうちそのうち。

コードの弾き方、バッキング

バッキング、いわゆる伴奏などでコードを弾くとなると当然コードをそのままあるリズムの形に弾くのが普通の発想であります。ノーマル。

そうするとあるコードに対してどういうコードを弾くかになるのは当然だとは思います。

もちろんハーモニーは横につながるものですが、どちらかというとこれは単体のコードの話です。

 

さて、バッキングでのグルーヴというかノリとかそういうものまで考えると、コードの構成音ひとかたまりというよりも、1音か2音か、それ以上でもよいけど、小さいユニットで交互なりに弾いた方が、音の高さでのアクセントや、細かいリズムなどを表現し易いし、何より、音圧的にも主旋律を邪魔しにくくなるのではと、よいことが結構あるわけです。

 

もちろんユニットの組み合わせは結構大事なのですが、そこまで複雑でなくてもよいようです。

 

これに気づくと結構楽しくて、伴奏でやるべきことが見つかったりします。

自分のソロ中でも、合間合間にコードを入れるのはかっこいいのですが、かっこいいのが目的というか、いい感じにわざわざコンピングをはさんだ方が、ソロのノリも全体の内容もあがるからだということがわかります。だからかっこよくきこえるみたいな。

 

なるべくいい感じのノリを出している時間を少しでも増やしていきたいものです。

 

というようなことをレッスンでも地道にやっております。

興味があればお気軽にお問い合わせくださいませ。

右手の陥りがちな動き

たまにはレッスンの話でも。

左利きはよくわからないけど、右利きの人の右手の無意識の癖(無意識だから癖なのだけど)がいろいろな人に共通しておこりやすい気がします。

 

右手の方が自由に動くと思うけど、意外に罠がいろいろなところにあって、右手が実はそんなに正しくないかも。

特にかたまりの最初の発音には気をつけねばならないという話です。

 

詳しくはレッスンでやってるので、興味があるかたはレッスンを受けにきてくださいませ。

ドローバー1目盛りの違い

ハモンドオルガンの音色は9種類のドローバーという倍音成分を調整するレバーで作られます。

一本あたり0~8の目盛りでその倍音の音量が決まります。

9本あるので例えば目一杯引っぱれば

88888888

というような表記になりゴージャスな音になります。

 

だいたいジャズ系の有名なセッティングだと

上鍵盤 888000000+パーカション3rd

下鍵盤 838000000

みたいな感じでやっている人は多いです。

下鍵盤でベース弾きながらコード弾いたりです。

 

今日はいろいろ試していたのですが、この中の8を7にすれば当然少し音量も下がるし、音色も抜けも変わるのですが、この変化によって、音の立ち上がりの速さの差を感じられることに気がつきました。

あるドローバーが7だとひけるけど、8にすると弾きにくくなるような感触があります。

出音を気にせずにぱきっとしたタッチで弾く分にはあまり差は感じないかもですが、自分の中では明確に弾きにくくなる違いがありました。この設定だと弾けない、それはメロディでもベースでも。

 

人間のタッチの感覚ってすごい敏感なところの上に成り立ってますね。

真空管かえてもそういうこともあるし、楽器のセッティングもより気をつけねばならないと思いました。

楽器から学ぶということを学ぶ

楽器から学ぶことは多いです。

ということを改めていろいろな人の話や演奏などを聴きながら学んでおります。

 

レッスンでも最近生徒さんにもそのようにやってもらっておりますが、みんなやっている内に、その楽器のよい弾き方をちょっとずつ引き出せるようになるので楽しいです。

 

そういう風にやっているともっと自分の音も聴けるし、その状態から自分で発見したことは忘れないし身につくので、よいこといっぱいです。

あとはどれだけそういう時間を増やすか。

 

練習量を増やすのもよいのですが、それよりも楽器を触っている時間の中でそういう時間の割合をどれだけ増やせるかの方が大事かもですね。

 

余談ですが、先日

オルガンについているエフェクト

エフェクタといえばギターにかけるものというイメージですが、ハモンドオルガンにもいろいろその手の昨日は備わっております。

 

・オーバードライブ

・リバーヴ

・コーラス

・ビブラート

などです。

結構備わっております。

エクスプレッションペダルもエフェクタとまではいわないまでも、ボリュームコントロールのペダルの一種です。

 

極めつけはレスリースピーカーのレスリー効果。スピーカーの音を反射するパーツが回転することによって得られる、かなりアナログかつ強力なエフェクタです。

 

ジャズ系の人はレスリースピーカーを無回転のストップと、高速回転のファーストが基本の人が多く、ストップの代わりにスロー回転モードにして使う人が少ないです(スローとストップはビンテージのレスリーでは普通どちらかしか設定できないので)。

 

元々個人的にはスローが好きだったのですが、録音した時にちょっと変に聞こえたり、みんなストップでやっているのでこのところはずっとストップを使っておりました。

 

ただ、やはりスローの音は微妙な揺らぎがよいもので、今後はもっと積極的に使っていこうと思いました。

 

あとはリバーヴ。これもなるべく薄めにしておくのがよいかと思いましたが、ある程度深くかけると独特のオルガンらしい残響が得られます。

 

というわけでこのところひとりで家で弾くときは、スロー+リバーヴ今までよりも深めで弾いております。

こっちの方がイメージが膨らむからです。

 

ストップ+リバーヴ薄めでもイメージを膨らませられればよいのですが、これも楽器から教わったことなのかもしれません。

東京大学駒場祭みてきた

たまたまFacebook経由で存在を知り、しかも割と近い世代のバンドがなぜか出演しているとのことで、お昼の仕事の後ちょっと行ってきました。東京大学駒場キャンパスです。一応母校です。

 

お祭りなので構内は当然ながら若者でごった返してました。建物の場所なんか当然憶えておらず、なんとか目的地のジャズ研のライブ会場にたどり着きました。

 

目的のバンドは残念ながら終わった後で、なんかやたら意識の高そうなギタートリオが演奏してました。

北欧系なのか、音量もそれほど大きい訳ではないですが、洗練された新しいハーモニー。最近の若者はテクニックもすごい高くておどろきますね。

 

彼らは学生なので、多分本当に好きなサウンドを自分たちの信じるままにやっていて、もちろんお金をもらって誰かに来てもらっている訳でもないから、必ずしもお客さんの喜びそうな曲をやりたくなければやらなくてもよいわけです。

 

少なくとも日本のジャズシーンだったら、ぼくの知る限りでは絶対マニアックすぎて一般的には受け入れられないし、仕事としてはうまくやっていけないだろうと思います。

盛り上げたり、早いフレーズ弾いたり、知っている曲をやるのがある程度期待されるので。(こういう意味で聴く側の文化のレベルの向上と多様化、それぞれが自分の感性を信じてよいという自信を持つことは本当に必要だとおもうのですけど。)

 

そういうわけで、ひょっとしたらそういうバンドの演奏は日本でないどこかでうけるのかもとも思いました。個人的にはそのままいって欲しいとも思いました。

 

そのギターのサウンド自体はぼくが現場でみてきた誰よりもナチュラルに最新のジャズに近いサウンドだったようにもきこえました。

 

ただ数年したらもっと若い人がもっと新しいサウンドのフォロワーで出てくるのだろうけど。

 

こういうこともいろいろ考えると、結局は自分のサウンドを作り上げるプロセスを踏むのも大事だなあと思います。他の誰でもないサウンドは新しいも古いもないオリジナルなので。

自分はそうなりたいなあとつくづく思います。

 

それはそうと、そのバンドをみた後、すぐに移動することになり、セッションでギターをたくさん弾いてきました。

多分ふつうのジャズのスタイルのはず。

前よりはちょっとうまくなった気もする。音色とかも。

発表会を開きました

とある生徒さんからの要望から、今回はじめて自分のレッスン教室の発表会を開きました。@オルガンジャズクラブ。

 

参加者9名、オルガンやピアノ、弾き語りなど。

一般的には発表会はひとりで1,2曲弾いてというイメージかもしれませんが、当教室の基本方針が「人前で人といっしょに演奏できるようになる」なので、20分くらいのステージをいわゆるジャズの編成でジャズらしくお送りするということにしました。

 

みなさん慣れなくて大変なことだらけだったとおもうし、練習通りにうまく弾けなかったりだったと思いますが、本番は往々にしてそういうもので、その中でもみなさんそれぞれが、自分の言葉で演奏したことは大きな一歩ということで、見ているこちらとしてはとても良かったです。

 

この一歩は、与えられた安全な譜面通りのところではないので、それをやりとげたみなさんは「アドリブでなんかやるのなんてできない」ということはなくなるわけです。

 

前にも書きましたが、こればかりは一度体感しないとわからないことなので、それが本人の中でうまくいったかどうかは大した問題でもなく、体感したみなさんは確実に得たものがあったと思います。

次回あう時からの変化がまた楽しみです。

 

なんだかんだ直前まで苦しいところもあったと思いますが、概ね「やって良かった」というご意見も聴けて嬉しい限りです。

 

打ち上げもあり生徒さん同士の初の交流もあるのも大事なのかなとも思いました。

 

次回やるとしたら今回のような形式もまたありですが、もうちょっと気楽にジャムセッション方式にしてもよいのかもとも思いました。まだなにもきめられないけど。

改めて気づいたけど

いろいろ新しいスタイルを取り入れたり、こんな風に弾きたいとか演奏中に思いつくのですが、基本的な自分のタッチでやらねば意味がないということに気がつきました。

もちろん自分の良いときのタッチを知るのが先ですけど。

タッチは本当に大事だと思います。

リズムと同じくらい。

百聞は一見に的な階層

生徒さんたちの発表会が近づいてきました。23日。

 

みなさんいい感じに上手です。

上手なのでセッションいって大変な思いをしてしまえばすむのですが、その前の段階としての発表会。

 

街でやっているセッションに行ってしまえば、レッスン100回やるよりも音楽的に正しい方向にのびるのだなあ、と最近生徒さんをみて思いました。

 

というわけで100回これをやるより1回でもということはいろいろな階層がありまして、

 

個人練習

レッスン、レッスン中でのセッション

発表会(特にバンド形式で)

街のジャムセッション

ライブ

レコーディング

 

ざっと分けてもこのような感じです。

階層毎の隔たりはそれなりに大きいかも。

 

ライブも気軽なものから、割とシビアなものまで、さらにそれがリーダーだったり、伴奏力を問われるものだったりと様々です。

会場の規模も数人の場所から大きなホール、野外での1000人あるいは知らないけど10000人単位のものまで、対応の仕方はきっと知らないと面食らうことでしょう。

 

レコーディングもバンドにもよりますが同様で、しかもライブレコーディングなんてものもあります。

 

まあこれらは責任感なくやってしまえば何も気にせずやれるのかもしれませんが、一般的にはそこでそれぞれ大きな発見とか気づきがあるわけです。

 

そういうことを経験した上でたとえば今の自分のスタイルができたわけで、そういうのはみんなも経験してもらってはやく次のステップに上がって欲しいと願っております。

 

そして終わりはなさそうですけど。

PA(音響係)やりました。なんか好評でした。

音響係、いわゆるPAの業務を頼まれたのでハーバーの屋外のパーティ会場に行ってきました。多角経営的な。

 

今回は自分は演奏はせず、スピーカーを立てて、各楽器をマイクやラインで拾って客席にいい感じにお届けするお仕事です。

編成はサックスとピアノとベース。ピアノは電子ピアノでキーボードアンプありでした。

というわけで中音はバンドのみなさんに好きに作ってもらって、自分は外の調整。

 

結果として、イベント会社の方からも、ミュージシャンのみなさまからも「いい音」とか「奇跡的にストレスなくできた」とか「生のピアノ弾いている気持ちでできて、この楽器でもこういう音がでるんですね」など本当にうれしいお言葉をいただきました。

ありがとうございます。

 

まあ実際自分かやった作業としては、ナチュラルサウンド好きなので、

・低音は無駄に出さない

・演奏者が自然に扱える音量(外向きスピーカーの回り込みを含めて)

・各パートのイコライジングを違和感なくちょっとだけする

・リバーブはこっそり

・お客さんも普通に会話ができる音量に

みたいな。

演奏者としての経験とかがあるからできたのかもしれませんが、なぜかPAの才能があるかもしれません。

 

このところ改めて、よい音色でやることでの演奏の印象が変わることにものすごい気をつかっているので、それがうまく反映させられたなら幸せです。

 

というわけでPA関係のお仕事もぜひ承ります。

よろしくお願いいたします!

オルガンあれこれ

さすがに他の楽器のことばかりなのでオルガンのことも書いておこうと思います。

といっても簡単に掃除したりしたくらいです。

 

ドローバーのごく細い線の修理や鍵盤の接点の戻りが一カ所だけおかしいのは触れられてません。とりあえず放置みたいな。

 

しかし弾く度に「今日はいい音だ」とか「まあまあ」とか「いまいち」とかいろいろ印象が変わるのはなぜなのか。

こちらの気分の問題なのでしょうか。

 

先日ライブでいつも通りにノードC2Dとレスリー142で普段通りにセッティングしましたが、どうやっても低音の出方がいまいち。お店の人からも同じ意見でした。

 

まあ気温や湿度も違うのだけど、いままでも何度かそういう「どうにもならない日」があって、原因がやっぱりわからない。

こういうことがない楽器ってないだろうなあ。

ピアノとか生楽器の音量

先日ギター入りのピアノカルテットやったらとてもよかったので音源化するかもです。

メンバー素晴らしかったです。

またやる予定。

なので動画はあげてません。ちょっとはあげるかも。

 

音源化の計画段階でビデオカメラのマイク一本でいい感じにとれたものを友人にミックスしてもらっております。

 

ライブでの実際の音と動画付きで未編集で聴いた音と、ミックスするにあたっての音のみの印象の差が大きすぎておどろかされます。

 

音のみの時がやはり一番いろいろ気になりますね。

 

本番はタッチに気をつけながらかなり柔らかめに弾いたのですが、それでも音だけにすると気になるところが出てきたり。

でもボリュームを一瞬だけ編集すると緩和されたり。

再生時の音量設定でも楽曲自体の印象かわるし。

ライブにちかいくらいの大きなスピーカーでしっかり鳴らしたら気にならなくなることもおおいのだろうか。

 

ここらへんのところまで考えると、音のみであらゆる状況で普通に聴けるためには、常に柔らかいタッチで引き続けられることが大前提みたいな。

少なくとも自分の好みとしては。

 

個人的な目標としては、これでダイナミクスの広さももっと出せるようにせねばなのですが、タッチ柔らかいままより素早くピアノのハンマーをあてるのは物理的に可能なのかもはや謎です。

祈ったり、宇宙と更新したり募金したりしないといけないのかとすら思えてきます。

でも現実的にはできている人もいらっしゃるわけで。

 

生楽器はボリュームがないので、その技術は本当に大事だと思います。

 

あと不思議なことといえば、ある程度弾いてると楽器が急に鳴り始めたりするとか、前日にいいプレイヤーが弾くとコンディションがよくなってるとか、音量に関係なく調律が狂わない人と狂う人がいるとか。

謎は深まるばかり。

やはり祈ろうと思います。

 

それはそうと、グランドピアノって本当に最高の楽器のひとつだと思いますが、唯一弱点?なのは楽器の外にきこえる音量が単純に弾いているところできこえるのと結構違うところかもですね。

一般的にはモニターしずらい、想像力と経験が必要な楽器だと思います。

ふた開けると向かって右側に音飛ぶし、たぶん。

 

ピアニストをよく見てると譜面立てをがばっと外してしまう人も少なくありません。

おもしろいですね。