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ハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のオルガンNord C2DのレスリーSlow Fast切り替えのスイッチがどこか断線気味で気にせず放置してたのですが、そろそろやばそうなので修理する事にしました。
断線してるからどことどこをつなぐのか調べてもわからない、わかりにくいからやりたくなかってのですけどしょうがない。
というわけで一度導通チェックしようとしても無反応で困ってたので友だちにちょっと教えてもらいながら取り組んでみました。
アドバイスをうけてから実際の作業は自宅にて。
結果はケーブルの途中の断線でした。全部切れ気味。
このスイッチはご覧のようにギターについてそうな3wayのスイッチなのですが、4接点が基本で例えば左から1 2 3 4とすると、1(4のときもあるけど)は必ずオンになっていて、だいたいグラウンドみたいなのに対応した線をつけるのですが、1(4)とのこりの3つのどれかひとつを繋げるという仕組みですね。それゆえ3way。
ただよく見てみると実は裏側も4接点がまた別に独立して存在していて、二つの3wayを同時に制御できる仕様みたいです。
そんなのしらんかったし、表裏の独立を確認するまで結構めんどくさいかもといろいろ頭を悩ませました。
今回は表裏どちらか側かだけですむという事がわかり、ひとつ悩みは解決しました。
さて、今回故障箇所がわからなかってので、3芯のケーブルとスイッチ部分を両方新しくそろえたのですが、新旧それぞれのスイッチの接点が鏡像になっていて、かつ新旧それぞれのケーブルは3接点のジャック(先っぽからTip Ring Sleeveらしい)のそれぞれに対応している線の種類が、古いのはT赤 R白 Sむき出し銅線(黒いカバーかけた)、新しいのはT白 R赤 Sむき出し銅線と今度は赤白がひっくり返っていて、さらにはこのスイッチは表裏どちら向きにもセットすることはできるけど、オルガン使い的には右にFastがきてほしくて、これらを総合して正しい配線を頭の中でやるのがあまりに難しかったので諦めて紙に書いて、さらにテスターで調べながらやることにしました。
手間増えまくり。
いつものようにトラブルも発生して2時間以上かけてしまいました。
ひっくり返りそうな要素が四つ(スイッチの表裏どちらの端子を使うか、新旧スイッチの鏡像、新旧ケーブルの赤白逆、スイッチ実装時の表裏)くらいあったときにもう混乱です。こういうのを頭の中だけで展開できるほど賢くないのがつらいところです。
知能テストで出てきそうな難問。
これ紙に書かずに完全に把握できる人まじで尊敬します。
ちなみに実際の運用上は固定の接点をSleeveからの線につけて、のこりの3つの接点のうち真ん中以外の二つを残り二つの線ととにかく配線して、実際に使ってみてslow fastが逆なら中身分解してスイッチ裏返して元に戻せば解決ということぽい。
上に書いた今回発生したトラブルは新しいスイッチの奥行きがたぶん大きすぎてケースにしまったときにちからわざで締めきることになったことです。また敗北を味わいました。
まあレバーがちょっと動きが悪いくらいなので問題ないことにします。
つかれてねむくて説明が長くなりすぎました。
すいません。
ところでTRSケーブルってTip Ring Sleeveの事だったんですね。
ちょっとかしこくなった気がする。

ノードのハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のノードC2Dのハーフムーンスイッチが壊れたので、直しました。

スイッチの中心軸が折れてくにゃくにゃになりました。

 

パーツはそこらへんでうってるスイッチをお取り寄せ。

線を留めるだけなので割と簡単になおりました。

ハーフムーンスイッチ簡単に作れると思いました。

他のメーカー用のも行けそう。