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修理しなければならないシリーズ車編

機材的なものが壊れるシリーズみたいなのがつづきますが、ツアー二日目の移動中に飛び石で車のガラスにひびがはいりました。
かなしい。かなしすぎる。なんか呪いがかかっているのでしょうかね。
すぐなおさねばです。
軽傷で済んでいたらまだなんとかというところですがどうなんでしょう。
とりあえず当日のうちにフロントガラスの補修は無事できました。
ぱっと見わからないけど、目で見ると内側からだと傷あとは少々残ってしまいました。
ついでに腕時計も微妙に壊れていたので旅先の新潟で直しました。
とりあえず一安心ですな。
今回の豆知識としてはガラス修理はオートバックスに頼んでも地元のガラス業者を予約して後日となるので、その業者に直接電話した方が早いし安い。オートバックスがガラス修理請け負う意味はあるのだろうか。
というわけでツアー帰りでお昼3時位には戻ってこれたけど、いろいろやってたらなんだかんだ夜になってました。
主に車のことばかりですけど。
・車を3人乗りから2人乗りにシートをアレンジしなおして、荷物全部出して家においてある巨大レスリースピーカーなども積み込み(これがけっこう大変)
・汚れたから洗車、ついでに給油
・車屋でタイヤ、オイル、リアワイパー交換
・一応音楽家の業務としては明日の打ち合わせ用の音源と譜面などをいろいろチェックみたいな
なんだかんだ時間かかるものですなあ。
あとはリアブレーキシューも交換したかったのですがパーツがないとのことで後日になりました。
よくわからず80000キロを目安に換えているのですが、そういうわけでただいま240000キロ。特に不具合もないのでありがたく乗らせてもらってます。
写真は暗くて狭いとこで撮ったので見にくいけどきれいになったし走りやすくなりました。
このブログを書いている12/1時点でようやく越智巌トリオCDリリースツアー約20公演全行程を無事終えることができました。
最終日は渋谷JZ Bratでした。
聴きに来てくださった皆様、ライブ開催に協力してくださった皆様、お店の皆様、ありがとうございました!

Hammond B3のプリアンプ部分メンテナンス

レッスン室にあるHammond B3のプリアンプ部分(AO-28)のメンテナンスをしてみました。

 

経年劣化で低音のブーンといういわゆるハムノイズがちょっと気になって来たので、パーツを取り寄せてメンテナンスしてみました。

 

ブロックコンデンサという大きめの銀の筒状のパーツ2つです。

このハムノイズはレスリスピーカーでもでるのですが、そのときは同様にレスリスピーカーのハムノイズを無くしたいときには真っ先に交換するべきパーツのようです。

今回はエクスプレッションペダルとともにノイズの音量も変わったのでオルガン本体との読みです。

 

このコンデンサは交流を直流に変換するときに使われるパーツのようで、劣化すると交流の50ヘルツの波を馴らすのができなくなって50ヘルツの音となってノイズになるようですね。

 

そんなわけでオルガンの裏側を開けてアンプ部分を観察してみましたが、どうやらアンプ部分の配線を全て外して取り出して裏側からアクセスしないといけないもよう。

大変そうです。

ついでなので、以前買っておいたAO-28リフレッシュキットという交換したほうが良さそうなコンデンサと抵抗のセットもこの際やってしまうことにしました。

 

というわけでアンプ部分をひっくり返したのが写真(交換前)なのですが、もともと頑丈に取り付けられていたのでやはりパーツの交換が大変です。端子に配線がぐるぐる巻きです。

 

結局友人の力を借りて回路図を読んで交換するべきパーツを確認したのですが、コンデンサに関してはわりと大きな目立つやつを変えればよいという結論でした。

現代の同容量のコンデンサは当時に比べてものすごい小型化が進んでいて見た目は全く変わりました。

 

というわけでがんばって全部つなぎなおしてブロックコンデンサも交換して、オルガンにつなぎなおしてと作業を終えました。

なれなかったので1日かかる作業でした。

 

早速音のチェックしてみましたが、ノイズはすっかり消えました。

配線もちゃんとしていたようで良かったです。

音も全体的に張りが出て若返りました。

やはりコンデンサを交換したからか高い音がよりいい感じにでますね。クリックノイズのパサパサ音も増えてよりよい音になりました。うれしいです。

 

もう少しこのオルガンをメンテナンスするとしたらきっとさらに奥のトーンジェネレーターのコンデンサを交換せねばならないのでしょうけど、これはものすごい大変そうです。

いつかやるべきなのか、、、。