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SEO対策対策ものがたり2

しょうもない話なのに長くなったからわけました(笑)。一つ前の記事を先によんどいてください。

気が付いたらなぜか物語調でしたが、金額が問題だったというよりは、いろいろ知ってるのと似たパターンだと気づいて、先が予想できるから興味なくなったというところです。

まあこの手の分かりやすい特徴を書くなら、

1 後出しの不利な条件がいくつか出てくる

2 複数人で当たってくる(上の人、先輩とか)

3 突然だったり偶然がきっかけ

でしょうかね。

 

今回もそうですが、2が1に含まれていることが多い。となると特徴はほぼ1のみかな。

最初から2人で来るならそういう風に伝えるべきでしょうし、まあこちらも確認しなかったから多くは言いませんけど。

肝心の後出し作戦ですが、今回契約書に書いてあるのは、72万は外部のリンク貼るだけですからね。

どんな有名なサイトに貼ってもらえるのだか知らんけど200個リンク貼るだけで72万もらえる仕事があるならぜひやりたい。

おそらく自分のウェブサイトの手直しとか内部対策とか期待して話進めたらどんどん後付けで金額が増えていくのでしょう。

こんなこと言わずもがなかもですけど。

 

ちなみに後出しのバリエーションとしては、当日夜だったり、週末に急遽説明会があることを今更のタイミングで教えてくれるというのが割とポピュラーですかね。

 

あとは3についてですが、そもそもよく知らない相手に利益になるような話しをもらえるほど自分が価値あるのか考えてみるべきです。

今回は本業の音楽の関連だったので、わかりにくかったということにしておきましょう(遠い目)。

 

専門外のネットのことだったので、普通に詳しい生徒さんにも相談してしまいました。

 

まあ結果これまで大金払ってしまうようなことはないのですが、機会があれば、その「似たパターンたち」の話もしましょう。

 

不意打ちだとオレオレ詐欺にも引っかかる気持ちもわかるかも。営業マンのトークも心理に作用するプロの技だったし。

SEO対策対策ものがたり

「このサイトのデザインはけっこうアレなので、ゴニョゴニョ」

そう言うのは、昨年末に突然電話してきたに営業マン。

よそのサイトにものせている自分のレッスン情報のページから見つけて来たとのこと。

せっかくなので話をしに我が家にきてもらった。

1人かと思ったらなぜか突然2人でやってきて驚いた。

我が家に座布団は2つしかないのだ。

 

さて、だいぶオブラートに包んでいるが、要はこのサイトのできがひどいので、SEO対策(検索に引っかかりやすくする)込みでいろいろやった方がよいらしい。

このサイトの検索結果のレポートも込みでいろいろ説明してくれた。

資料の実際の数字は説得力がある。

 

SEO対策にも外部対策(外部の真っ当なサイトからここのリンク貼るなど)と内部対策(検索ワードをサイトのデータにのせるなど)があるのだけど、二年間で72万もかかるらしい。

高い。月々3万と言うけど、レッスンにせよ演奏にせよ毎月コンスタントに回収してさらに利益にするには個人にとってはかなりのコスト。

会社の業務の収入としては微妙な額だが。

ざっと計算して2人で来たからにはこの二人で40件は契約するのだろうか?

 

さて、外部リンクも200サイト位から貼ってくれるらしいのだが、こちらのサイトも内部対策込みでデザインして作ってくれるとのこと。ただ、できあがりは数ヶ月後らしい。

そういうものなのか。

 

まあこのサイト自体の宣伝効果があるかというと、作者の人柄を忠実に反映してあるはずなので、営業マンの目線から言うこともわからなくもない。

確かにブログも「プロミュージシャンが演奏で絶対やらないたった7つの秘密、この記事は53秒で読めます。#ジャズ#アドリブ#tips」みたいなのは残念ながら一つもない。

好きなこと書いているので、どの記事も一万人に1人位興味持てばいいレベルである。

 

というわけで、当日きめさせたがってたけど、資料と契約書だけもらって後日返事する事にした。

お約束なのか、「早く決めないと近所の他の教室にもあたるので順番が、、、」と言っていた。常套句ながらなかなかプレッシャーとしては効果がある言葉だと思う。

若い営業マンながらなかなかの仕上がりである。

帰り際に「にしかわさんのレッスン受けてみたいなあ」と言ってくれた。ちょっとこの人ひょっとしていい人なんじゃないかなと思い直すところだった。

これがテクニックなら若いのに本当にすごいと思う。真偽は定かでない。

 

その晩、いろいろ資料と契約書を眺めていたら、外部対策はやってくれるけど、内部対策はまた料金が違うようだ。72万でなく、遥かに高い。100万余裕でこえる。

他にもいろいろ書いてあったが、私はそっと資料を閉じた。

 

大都会東京の冬は寒かった。