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ハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のオルガンNord C2DのレスリーSlow Fast切り替えのスイッチがどこか断線気味で気にせず放置してたのですが、そろそろやばそうなので修理する事にしました。
断線してるからどことどこをつなぐのか調べてもわからない、わかりにくいからやりたくなかってのですけどしょうがない。
というわけで一度導通チェックしようとしても無反応で困ってたので友だちにちょっと教えてもらいながら取り組んでみました。
アドバイスをうけてから実際の作業は自宅にて。
結果はケーブルの途中の断線でした。全部切れ気味。
このスイッチはご覧のようにギターについてそうな3wayのスイッチなのですが、4接点が基本で例えば左から1 2 3 4とすると、1(4のときもあるけど)は必ずオンになっていて、だいたいグラウンドみたいなのに対応した線をつけるのですが、1(4)とのこりの3つのどれかひとつを繋げるという仕組みですね。それゆえ3way。
ただよく見てみると実は裏側も4接点がまた別に独立して存在していて、二つの3wayを同時に制御できる仕様みたいです。
そんなのしらんかったし、表裏の独立を確認するまで結構めんどくさいかもといろいろ頭を悩ませました。
今回は表裏どちらか側かだけですむという事がわかり、ひとつ悩みは解決しました。
さて、今回故障箇所がわからなかってので、3芯のケーブルとスイッチ部分を両方新しくそろえたのですが、新旧それぞれのスイッチの接点が鏡像になっていて、かつ新旧それぞれのケーブルは3接点のジャック(先っぽからTip Ring Sleeveらしい)のそれぞれに対応している線の種類が、古いのはT赤 R白 Sむき出し銅線(黒いカバーかけた)、新しいのはT白 R赤 Sむき出し銅線と今度は赤白がひっくり返っていて、さらにはこのスイッチは表裏どちら向きにもセットすることはできるけど、オルガン使い的には右にFastがきてほしくて、これらを総合して正しい配線を頭の中でやるのがあまりに難しかったので諦めて紙に書いて、さらにテスターで調べながらやることにしました。
手間増えまくり。
いつものようにトラブルも発生して2時間以上かけてしまいました。
ひっくり返りそうな要素が四つ(スイッチの表裏どちらの端子を使うか、新旧スイッチの鏡像、新旧ケーブルの赤白逆、スイッチ実装時の表裏)くらいあったときにもう混乱です。こういうのを頭の中だけで展開できるほど賢くないのがつらいところです。
知能テストで出てきそうな難問。
これ紙に書かずに完全に把握できる人まじで尊敬します。
ちなみに実際の運用上は固定の接点をSleeveからの線につけて、のこりの3つの接点のうち真ん中以外の二つを残り二つの線ととにかく配線して、実際に使ってみてslow fastが逆なら中身分解してスイッチ裏返して元に戻せば解決ということぽい。
上に書いた今回発生したトラブルは新しいスイッチの奥行きがたぶん大きすぎてケースにしまったときにちからわざで締めきることになったことです。また敗北を味わいました。
まあレバーがちょっと動きが悪いくらいなので問題ないことにします。
つかれてねむくて説明が長くなりすぎました。
すいません。
ところでTRSケーブルってTip Ring Sleeveの事だったんですね。
ちょっとかしこくなった気がする。

レスリー2103mk2スピーカー交換142との比較レビュー的な

ツアー中にレスリー2103の低音用5インチスピーカーが音量に耐えかねてコーンの端の樹脂がビリビリとノイズを出すようになってしまったのでメーカーにスピーカーユニットを注文して交換しました。片方は異常なかったのですが、せっかくなので本日の配信ライブのついでに両方交換。
これまでついていたスピーカーユニット。左が修理したときにつけてもらったやつ。右が元のやつ。左はなぜかくすんでいてザラザラ。
そもそも今回だめになったスピーカーユニットは去年多分ホコリと秋の長雨の湿気でどこかがショートして修理してもらったときに交換してもらったもの。
くすんでるユニット。型番みたいな数字は薄いけど6H3なのかな。9N1という個体と種類は違いそうな。交換してもらってからは低音薄くなった気がするし、スピーカーのガスケットという縁の紙の層も剥がれていて音量が上がるとそこもビリついた音が鳴るし、今回音量あげたときにスピーカーのコーンの端についているゴムの部分もビリビリなるので流石に使い物にならなくなったわけです。
修理終わってからはなんか低音軽くなって悲しいなあと思ってましたが、パワーアンプの部品も交換してもらったこともあり、要エージングで様子見なのかなあとおもっておりました。
6H3?と書いてあるやつはなぜか表面がくすんでいてザラザラ。今回ダメになったやつです。
これは元々ついてたやつ。9N1と書いてある。
これは特に問題なく使えてました。とりあえず予備にしようかなと。
一方、元のは9N1と、これらは違う種類なのかな。
今回手に入れたスピーカーユニット(下)。きれい。なんか書いている数字が微妙に違うぽい。233という型番なのだろうか。
新しいスピーカーユニットとの比較。新しいものは233と書いてある。
また違う種類なのかな。なんだろ。
とりあえず新しいユニットにしてみたら調子はだいぶ良さそう。
低音十分でてるぽい。よかったよかった。
実際配信ライブはレスリー142を使ってしまったので、2103の新しい状態でのバンドでのきこえ方はまだテストできてないです。
ツアー中に2103はまた良さげな配線に換えてしまって、結構よいなあと思ってたところでしたが、結構この新しいスピーカーユニットで音が変わってしまってのでまた配線の吟味からやることになるかも。
2103と142が並んだ珍しい光景。2103の下のハコは折りたたみできるただの板でつくってあります。122と142の中間くらいの高さになったのかな。聴き比べするのも珍しいです。
せっかく142と2103を並べたので音出して比較してみました。
両方とも12時くらいのボリュームです。
結果意外なことに2103の方が上も下も音が大きくきこえました。低音も小型レスリーの方がでるのか(笑)。すごいな。
中域より上も2103はすごいちゃんとでるし、これも好きなやつに交換してしまった高域のドライバユニットのせいかもしれませんけど抜けも良さげです。
全体での太さと抜けの良さがちゃんとあります。
142の方はそれに比べて柔らかい深い感じの音ですね。特に低音が2103と比較して出ていないようにきこえますが、スピーカーユニットが15インチ、キャビネットもまあまあ大きいので50hzくらいの音量を感じさせないけど豊さを決定する帯域が実はよくでてそうですね。
ここばかりは2103ではどうにもできないかも。
それゆえか142は高域もかなり柔らかくきこえますね。そして全体の音の余裕がある感じ。
というわけでこっちも改造してあるけどビンテージの142の音の豊さってすごいなあと思う一方で、お世辞でもなく2103も負けてない良さがあって、スピーカーユニット交換して万全の今ならツアーでも142運びたいなあと思わなくても良さそうな希望が湧いてきました。
今月はこの両方のスピーカーのサウンドをもっと追い込みつつ可能性を探っていこうと思います。たのしみ!
そして誰か今回のこの5インチスピーカーユニットのあの謎の記号について教えて欲しいです。

レスリー2103mk2と142のスピーカー配線材かえたけど

アンプの低音用のスピーカーの配線材を換えてみました。
より低音がでる方向に。
DSC_0337
小型レスリー2103mk2もビンテージの大きめの142も両方。
割と今までは抜けはよいからアンサンブルでは全く困らないものの、若干倍音多めでなんか暖色系の音すぎるかなと思って使っておりましたが、換えたことによってひとりで弾いてるとよりハモンドオルガンらしい倍音の感じになって音色だけでしあわせだなあと思えたので早速昨日のライブで使ってみました。
昨日使ったのはビンテージの方ですな。142です。
わくわく。
というわけで実際ライブの本番で音をだしてみたのですがなんか音が潜ってしまいました。
あれれ。
音が抜けない。
ひとりで弾いていていい音色は必ずしもバンドアンサンブルでも良い音ではないのですなあ。
なんか何度もこういうことあった気がするけど。
毎度「今回こそは…!」と思ってる節はあります(笑)。
というわけでライブの休憩中に線を今までのに戻したらわりとうまくいったぽいです。
うまく音が機能したみたいな。
オルガン本体までビンテージだったらこういうことも無いのかもですけど、少なくとも現行の機種使ってるならちゃんとアンサンブルで機能する方に寄せていかないとなあと改めて思いました。
単体の音色については今回は妥協するかー。
まあ十分合格点ではあるし。
というわけで帰ってきて夜中にまたせっせと機材を家に運び込んで配線材を元に戻しました。
戻したといってもまあこれも改造済みでオリジナルとは違うやつですけど。
さらに余談ですがひとつ今回学びがあったのは、配線ははんだ付けよりも端子を介して留めた方が音色が良い、というか好みだったというところでしょうか。
端子のほうがぷりぷりしてます。
これは予想外でした。
こうやってちょっとずつ学んでいくのです。
これもまやかしかもしれんけど(笑)。

レスリー2103mk2ビビり解消

レスリー2103mk2メンテナンス。
音量大きくするとさすがにこのスピーカー自体の限界がありまして、低音担当の5インチスピーカー×2でよくやってるなあというところです。
実際に音量大きくするといろんなものがびりびりなります。ドラムがいるくらいだと大丈夫かもですが、デュオだと気になります。
・スピーカーのコーン自体→これはどうしようもない。なんとか音量で調整かな。
・スピーカーの枠→うまく留めたり、間にクッションはさんだり。
・よくわからん金具、配線→日によって鳴ったり鳴らなかったり。角度的ななにかかな。
・下の自作のハコ→折りたたみにしたせいの建て付けの問題。スピーカーの置き方でなんとかなるかも。
・スピーカーの前のグリル的なもの→これもクッションなどで対応。
new!
・運搬しすぎてキャビネットの天板に遊びがでてしまい天板がびりびり鳴る
というわけでこのnew!をなんとかしてみました。
キャビネット自体は良くできていて、互い違いにうまいこと組み合わさっていて基本的に接着剤で留まっているのですが、後ろ側の天板のところは他の面と比べて自由度が高いため、動くようになってしまったぽいです。たまに運搬中に倒してしまったりするからか。
最初上からネジで無理やり留めてしまおうかと思いましたが、互い違いに組み合わさっていて、ネジ入れるところがちょうど組み合わさっている面と平行になりそう(説明難しい)ので、なやんでいましたが、内側から木をあてて、接着剤とネジでとりあえず留めてみました。
一番手前側にはL字金具もあててみました。
これで治まってくれるといいなあ。
このスピーカー、音自体は改造の甲斐もあってかなり良くて、温かいアコースティックな音がしてくれます。
階段運搬の現場では大変重宝している逸品なので、なんとか使い続けたいところです。
後日使ってみましたがビビりはきれいに消えてくれました。
もう一息内部配線かえてもいいのかもしれませんな。

ライブ用レスリー142内部配線交換してみた

南与野ジャズマルにおかせてもらってるレスリー147の音がちょっと軽めなので配線換えようかなあと思ってスピーカーケーブルを購入してみましたが、せっかくなのでその前にライブ用のレスリー142も配線換えてみようとおもってまずやってみました。
出来上がりはこんなかんじ。
このスピーカーはキャビネットの材質のせいかなにやってもかなりブライトなサウンドなのですが、試しに鳴らしてみたところこれでまたひとついい感じになった気がします。
今月はホールの仕事やライブでこのスピーカーを使用する予定が結構あるのでこのタイミングでやってみました。
なんか写真まんなか左奥のクロスオーバーのところが外しきらなくて、はんだ付けにかなり手惑いまして思ったより時間がかかりました。
というわけでライブ用のこの142も2103mk2もより良いサウンドになったところで使うのが楽しみでしょうがないです。わくわく。

レスリー2103mk2メンテナンスなど

メンテナンスデイその2。
レスリー2103mk2改良?。
去年アンプ部分と低音用のスピーカーがホコリと湿気でダメになってしまい、修理してもらったのですが、それからだいぶ音が変わってしまってました。
軽く固い音に。
しばらく使ってたらエイジングでなんとかなるかなと思いましたが、なんか根本が違いそうだったのである程度手を加えても良さそうなところをがんばってやってみました。
その1 電源のインレット交換
たまたま手元にあったので。写真では見にくいけど、金メッキのものにしてみました。
多少柔らかくなると信じてます。
その2 低音用スピーカーケーブル交換
ベルデン8460にしてちょっとビンテージ感増やそうという企画です。
何度かコネクタを経由する形なので、一番長いところだけ換えてみました。一応代替のコネクタをちゃんと買いにいってなんとか収めてみたみたいな。
スピーカーの端子片方大きさが大きかったので、大きい方はとりあえず半田付けで留めました。今度端子買ってつけなおそう。

その3 スピーカーを留めるネジ改良
そのまま木に直接ネジで留まっていたので緩んできたような気がしました。スピーカーもびびったり。
というわけで穴をあけなおしてカギ付きナットというものでちゃんと留まるようにしました。
とりあえず組み上げて、正常に音は出たようです。明後日のセッションで投入してみて実戦でどういう音になっているか楽しみです。
なんにしても例によってすごい時間がかかったです。買い物にもいったし5 6時間。
もう一つ別の今日頑張るか悩みちゅう。
後日の現場での使用での乾燥報告の記事は以下の通りです。
というわけでメンテナンスしたレスリー2103mk2を始めて実戦の場でつかってみました。
主な変更点は以下のとおり。
・電源インレットを金メッキのものに交換
・低音用の内部配線をビンテージ系サウンドを狙って交換
試しに音を出してみてあまりのかわりっぷりにびっくりしました。
全然ちがい過ぎてEQの設定が全くわからんみたいな(笑)。
しかも割とねらった方向にちゃんと調整できてました。
金メッキプラグのまろやかさと、低音のふくよかさみたいな。
さすがに5インチスピーカー×2なので15インチスピーカーの低音感にはかないませんが、トータルとしてかなりいい質感になりました。
ちゃんと高域側もいい感じです。
他のライブの現場でもどんどん試していきたいです。

足鍵盤の電源部分接触不良

メンテナンスデイ。Hammond XPK-200L。
足鍵盤の電源アダプターの差込むところが接触不良気味でした。ちょっと力加わると電源が入らなくなるみたいな。
最初はアダプター側の断線かと思いましたがどうやら受け側の問題らしい。
開けてみると結果2枚目写真の赤○のところが悪かったのですが、最初はその右下のところ(まあここもとれてたのですが、ただの足のところなので関係ないと言えば関係なかったもよう)をがんばってくっつけようとしたのですが、衝撃で銅泊がはがれてしまってたようでくっつかないので放置せざるをえませんでした。
ということで関係ないところをさわっていたので無駄に時間がかかってしまいました。
とりあえず無事復帰を確認しましてまたこれから現場投入となりますが、間違いなくライブやセッションの時に結構蹴られたりぶつかられるのが原因なのですよね。
見えにくい場所だし、みんな無意識にやってるから予防もしづらいという厄介な問題です。
ケーブルふんずけたりもですね。断線したときの手間とコストがとにかく大変なのよねえ。
ようやくこれからメンテナンスその2に移ろうと思います。
レスリー2103mk2の配線なんとかできるかなというやつです。あ、スピーカーのとこのネジ穴も改良しよかな。するとこれからホムセンいかねば。

ローターベルトも自分で作る時代

自作メンテナンスコーナー。
レスリースピーカーのローワーローターベルト×2。
ポリウレタン製のプーリーベルトというのが正しそう
上側のベルトがうまく行ったので下側も太いケーブル買って作りました。
ライターであぶって気をつけてくっつけるみたいな。
その際にクッションに溶けた材料がこぼれ落ちて焦がしました。後ほど縫おうと思います。
これはとりあえずライブ用のレスリー142に装着してみようと思います。
うまくいくとよいですな。

タントL350ドアノブ壊れた からの修理

ライブがんばって帰ってきて車にガソリン入れてさあ帰ろうと扉開けたらドアノブがこわれました( ノД`)シクシク…。
かなしすぎる。
とりあえずドアノブはよく売ってるものらしいので買ってみるとします。
なんかとっての手応えがなくなったので、プラスチックの部分が折れてしまったのかもですが、新品のドアノブ買えば直るのでしょうかね。とりあえず注文してみるか。
裏側からみた図。右側の白と緑の境目で折れてしまっているもよう。本来ならドアノブを持ち上げるとノブの回転が右上の金具みたいなところに回転の力を加えてドアを開ける仕組みっぽい。
Facebookに上げたものだけど動画だとわかりやすい。
まあ15年くらい経ってるから良くもった方ですかね。
写真は駐車場でとりあえず内ばりはがして確認したの図。
出られるけど外からはあけられないので、自分の駐車場で左側の壁に寄せてドア閉めたら終了します。
おそろしい。
そんなこんなで数日たってから。
というわけで先日車のドアノブが壊れた問題ですが、無事修理がおわりました。
Facebookの動画はこちらです。
今回は手早いもので、うちばりはがす前の修理開始から完了までちょうど30分。我ながらうまく行ったと思います。すごい。
途中この作業の最難関の茶色いプラスチックから金属の棒を全力で抜くという手順がありましたが、苦戦したものの先曲がりラジオペンチを奥の方に突っ込んでうまく挟んで取りました。
よかったよかった。
修理費用は部品代のみ。2000円ちょっとです。めんどうだけど、これですむなら助かるというものですなあ。

レスリーのプーリーベルト(ひも)自作してみました

色々思うところありまして、レスリースピーカーの輪っかになっているヒモを自作してみました。
モーターからローターに回転を伝えるためのベルト的なものです。プーリーベルトというのかな。
もちろんアメリカのパーツサイトとかには売ってるのだけど、一つ2000円以上するっぽいし、送料も数千円かかるし、届くまでに時間かかるしいろいろ困ったものなのです。
というわけで材料調達して作ってみました。
長い線を切ってくっつける作業。
今回色で選んだので素材はちょっと細いけど、とりあえず問題なく動いてくれてますね。
太さを優先するとオレンジ色とかになってしまうからちょっと見栄えがイマイチかもなのです。
接合部はもちろん、ひも自体の耐久性もこれから使いながら確認ですね。
今回低音用のローターのこのヒモのテンションの調節方法も新しく学べて楽しかったです。
しかもテンションもかけ過ぎても回りにくいことも知りました。
程よいところがあるのだなあ。
後日いまいちな動きとノイズだったので改めてベルトを探したら黒い3㎜の直径のものがちゃんと売っていたので再注文。
新しく届いたものはサイズ的にもベストで、なんか素材も元のがプラスチックぽくって癖がつきやすく滑りやすそうな触感だったのに対し、新しいものは柔らか素材で癖もつかない滑りにくそうと全然品質に差がありました。
こっちならうまくいきそう。
ということで新しく付け直したところばっちりの動作になりました。
低音部用の太いのもつくってしまおうかなあ。

レスリー122アンプ不調なおったかも

先日より不調だったライブ用のレスリー122アンプですが、ボリュームつまみがきかなくなって音量最大みたいなかんじだったのでよくよく観察してみるとボリュームポットの足についていたはんだが裏側にまわってシャーシにふれるかふれないか(たぶんふれてたぽい)という感じになっておりました。
図のマルのところです。
アンプのリフレッシュのときにやってしまったのかも。
とりあえず怪しいところを発見したので、ここのはんだを除去してみたのですが、ボリュームつまみの挙動は普通に戻ったぽいです。
原因はこれだったのかな。
回路図あまりちゃんとよめてないのですが、音声信号が乗っかってるところぽいのですが、これで大電流ながれてヒューズとんでしまったのかなあ。そんな高圧かかってるのだろうか。よくわからんです。
なんで音量最大になるのだろう。
謎はまだ残りますがしばらく様子をまた見ていくことにします。
とりあえずこれが原因ならしばらく使っていると温度とかではんだがとけてはずれてつまみの挙動が元に戻るのもなんか納得いくけど。
(追記:教えて頂いたところによると図の丸のところはバランス信号の二つの音声が来ているところで、ポットの抵抗値が下がるとそこで逆相の信号が混ざることで音量を調節しているらしい。
今回片側の足がシャーシにショートしていたことで、片側だけ0になってしまい、もう一方の信号は常に最大で送られていたのこと。それゆえ音量最大になったとのことです。厳密には片側だけの最大音量なのでバランス信号でもなくなっていて最大というわけでもないのですけど。なるほど、音量がかわらない理由としては納得できました。この状態でアンプに負荷がかかり続けたのかもしれません。まだゆだんはできない。)

買ったもの。今後の活躍に期待してます。

これはかってよかったものというか必要に応じてみたいなものです。
電子パーツの多機能テスターです。
DSC_0192
個人的には修理の際に主にコンデンサの容量を確認する用途になるのですが、抵抗はもちろん、いろんな電子パーツを測定できるようです。
使い方は最初よくわからなかったけど、適当に穴にパーツの脚を挿してスタートを押すと自動で結果を出してくれるようです。いちいち数値の桁数をあわせてなどが必要ないのは便利かも。
これで壊れなければいいですね。3000円位とお手頃です。充電式なのもめんどくさがりの自分に向いているかもです。
レスリースピーカーのブロックコンデンサがお高いので、そのメンテナンス対策などに使えるとよいですなあ。
レスリー122アンプも調子おかしい気がするので、一応のチェックにもつかえそう。
DSC_0193
なんかちょっと気になったので世の中の電圧をいろいろ測ってみようと思ってこれもついでに購入してみました。なにかがわかるかもしれない。演奏するお店での電圧降下っぷりと音との関係とか。

ライブ用のレスリー142音が出なくなる

最近機材が本番前に壊れる呪いにかかっております。
といっても今回のは自分のミスなのですけど。
しかし疑問は残ります。
先日のライブでレスリー142を使ってリハーサルしていたのですが、突然音がでなくなるトラブルが起きました。
とりあえず急遽先日修理したレスリー2103で代用したのでライブは乗り切れました。
その際によくよく見てみると慌ててセッティングしたせいでオルガンに120Vでレスリーの変換器に100Vと昇圧トランスを間違って機器につないでいたことに気づきました。
オルガン本体(Nord C2D)の方は無事だったのですが、レスリー142の方は後でわかったことなのですが、見えにくかったけどヒューズが切れていました。
というわけで持ち帰って簡単に調べてみましたが、アンプのパーツの故障はなさそうだったので、改めてヒューズを交換してハモンドA100につないで無事動作を確認できましたし、その後電源を入れてしばらく放置していても特に異常はみられませんでした。
これでとりあえず直ったのかと思っているのですが、ちょっと心配です。
故障の原因はアンプの回路に大電流が流れてヒューズが切れたのですけど、
・昇圧トランスのつなぎまちがえで100Vでレスリー142を使ったため(これで故障は考えにくいとのこと)
・オルガンNord C2Dを120Vで使ったため(実は220Vとかでも普通に使えるらしい)
・先日アンプ部分のコンデンサなど付け替えた時にパーツ付け間違えた(後日もう一度チェックしようとは思います。)
・そのほかの原因、単純にヒューズが不良品だったとか
ここ10年くらいトラブルなく使っていたため、ちょっと原因がわからないのですよね。100Vでレスリー動かしてしまったことはこれまで何度かあるけれど、ヒューズきれたことはないし。
どなたか詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。
後日家の122キャビネットにこのアンプを移し替えてHammond B3につないでしばらく様子を見ているのですが、ボリュームつまみが全く効かず多分最大音量のままになっているという不具合が発生しておりました。
最大音量だからちょっと歪もかかるし、これでアンプに負荷がかかりすぎたりとかしたのでしょうか。
なんだこれ?なぞです。しばらくするとつまみきくようになるみたいです。温度とか関係あるのでしょうか?
とりあえずボリュームポットの交換をしたいところですが、今のところ忙しいので後回しにします。またそのうち報告します。

故障の秋2 レスリースピーカーがFastのままになってしもた。

家のレスリースピーカーがfastのままになってしまった。
ブロックコンデンサかなあ。
真空管とかでないことをいのります。
とりあえず明日パーツ買いにいってみるかー。
というわけでかってきました。ブロックコンデンサ。
レスリー122早いまま戻らない件、無事ブロックコンデンサ交換して直りました。
すぐ手には入ってよかったけど、これ一つで7000円以上、円安の影響もあるだろうから数年に一度でも何台もレスリー持ってたら結構な出費ですなあ。
他のパーツだってあるのに。
ちょっと怖いけどこのコンデンサ分解して、この足の部分だけいかして残り普通のコンデンサ組み合わせて使えないかなあと思案中。
まずこのがわを切るのが大変そうですけど。
んで直ったなあと思ってしばらく弾いていたのですが急に音が歪む。
おかしいなあと思ってみてみたらレスリー122のパワー管の6550の一つがやたらオレンジ色に光ってます。
壊れる直前のやつぽいです。
やばそう。
というわけでたまたま予備を一個もっていたので交換してなんとか今度こそ落ち着きました。
この真空管も値上がりして、そもそもペアで買わねばならないし15000円くらいなんだよなあ。出費がかさみます。
これは先日オルガン点けっぱなしで外出して8時間くらい放置してしまったことが原因かもしれないです。
帰ってきてなんかやたら部屋があったかくて、機械のにおいがするからすぐ気が付きました。
やってしまった。
まあそもそも寿命だったのかもしれませんけど。

電源タップ受注しました。電源コンサルタントです。

先日打合せして、その時に頼まれていた電源タップを製作しました。
今回はベース用ということで打ち合わせの結果太めのケーブルを使ってみました。
いろいろな場所で使うとのことで、長めの3メートルにしております。まとめると結構なボリュームですな。
音のテストとしてギターアンプでも使ってみましたが、ストレートな音でありながら太さもいい感じにでて、普段使っているタップとも少し傾向は違いますが、これはギターアンプにも良さそうです。
自分用にも作りたくなってきました(笑)。
今回、線が太すぎてどうやってもコンセント部にダイレクトにさせなかったのですが、プラスとマイナスの線には音が悪くなりそうな棒端子は使わず、圧着のコネクタで銅の単線につなぎ換えてコンセント部に差し込むようにしました。
音の若干の柔らかさはこの単線のおかげかもしれない。わからんけど。
下処理もちょっとやったり、絶縁も丁寧にやったので時間が掛かりましたが、その分いい音になったぽいです。
線の色が黒いので見た目は黒々しておりますが、まあこれはこれでよいかもです。
このタップほんとにおすすめですよー。

故障の秋

食欲の秋、芸術の秋、秋もいろいろありますが、今年は故障の秋です。
先日も家のギターアンプ壊れたし(音量半分になって歪む)、ライブ用のエクスプレッションペダルきかなくなるなど。
というわけで今回はパーティの演奏に向かい会場についてからちょっと小さめの音量でサウンドチェックしてたら急に音がでなくなって焦げ臭い臭いがしました。
どうやらレスリー2103mk2が壊れてしまったようです。
本番まで後少しで、その時点ではどこの故障かわからなかったけど、おそらくアンプ部分がダメになったのかなと判断して、車からもう一つのビンテージレスリーを出してつないだところ、なんとか音も出てくれて、ギリギリ本番にも間に合いました。
PAもなにもないところだったのでおそろしいことでした。
というわけでなるべく今月はビンテージレスリーで凌がなければならなくなりましたが、その間に修理に出すしかないですね。
というわけで写真は無駄にたくさん機材を運ぶことになった図です。
先日はエクスプレッションペダルが急に動かなくなったりしましたが、このところ長年使ってきたせいか機材が要修理になってしまいます。
比較的ここ数年は故障も無かったのですが、なかなか替えのきかない楽器なのでいざというときは本当におそろしいです。
終わってから帰ってきて深夜にアンプ内部ののほこりを掃除してたらなぜか音が出るようになりました。
直ったとおもって安心していたらなんか低音が出ない気がする。
ついでにアンプの排熱部分がやたらと熱い。
これはおかしいということで修理に出してみたところ、低音用のステレオのスピーカーが一個焼き切れていたとのことでした。
それにともなってパワーアンプのICも一つ交換していただきました。
無事になおって使えておりますが、やはりパーツを新しくしたせいか、音が全然違いますね。パキパキになっております。
なんだかアタックのパーカッションの音が固い。しばらくつかって馴染ませましょうかねえ。
故障の原因はほこり+長雨での湿気かなあとは思っておりますが、真相は謎です。

機材メンテナンス強化月間 自作ギターアンプ編 Fender Champ

たまっている機材周りのメンテナンス的なものシリーズ。今週はそういう日々です。

自作ギターアンプの裏を半分塞ぐために板をつけてみたので、塗装をしました。むらできたけど裏だしまあいいや。ついでに中に入れたブレーシングの骨みたいなのもぬりました。
見た目に統一感でてなんだかんだ気に入ってます。
後必ずやらねばならないのは事故防止にアンプ部分のカバーですかね。アクリル板切るだけですが、まっすぐきれるかなあ。心配すぎます。

以上でこのアンプはほぼやれることはやったかなあと思います。
真空管ジャズギターアンプとしては結構いい音してると思いますが高域を気分でもう少し出せるようにしたいなあと思って配線材かえたりいろいろがんばっておりますが、あとやるなら抵抗とかコンデンサーの一部をあえて安っぽいのにかえるとかですかねえ。スピーカーもまだ探しますかねえ。
とりあえずここまできました。

このアンプだけなのかわかりませんが、高域の音の指向性が強すぎて、正面で頭の高さにスピーカーだと割とEQ的にいい感じなのですが、ちょっと角度変わると結構すぐ高域がなくなる気がします。
ギターアンプってそういうものなのでしょうか?
対策としてはサイドとかトップの板に穴かスリットを空けるというのを思いつきましたが、どうなんでしょう。
どなたか教えてください~。

今週はあとライブ用のイスのカバー貼り替えがのこっております。

それと比較用に写真下のギターアンプをつかってたら急に音圧下がって歪みやすくなったのでこれもみないといけなくなりました。
なんだろう。プッシュプル回路の片方がダメになったのかな。
原因不明。
仕事がふえた。

自作ギターアンプちょっと修理

自作ギターアンプのパワー管をつんつんするとなぜかバリバリ音が鳴ったり、キュイーンってノイズがでたりします。ノイズ音が消える角度があるらしくうまく行くと静かになるのですが、ギターを弾いて音を出してる時でもたまにそのノイズだらけの状態に突然なります。
最初はパワー管の問題かと思ったのですが別の管に交換しても同じ症状だったので、真空管のソケットを換えてみました。
ついでに写真ではわかりにくいですが、真空管が下向きについているので上向きに押さえるバネみたいなのもつけてみました。日本で売ってるとこ知らなかったので、なんとか中国から取り寄せてみました。思ったよりだいぶ早く届きました。そして安い。多分問題無さそう。
これで完全に直ってくれてたらよいですなあ。
しばらく様子見ないとわからんけど。
大した作業でもなかったからそれほど時間は掛からずにすみました。真空管ソケットの取り付け(いろんなもの支えながらネジにいろんなもの何重に引っ掛けつつそれらが外れないように細心の注意を払いながらボルトで留める。何回か失敗。)と、真空管ソケットの端子の細かい穴に線をいい感じに張りながら引っかける(スペース無さ過ぎてペンチうまく回らずこれまたもっと多数回失敗。)の結果3回ほど発狂する程度で済みました(笑)。
はんだごて出したことだし次はライブ用のビンテージレスリー122アンプもメンテナンスしようとおもっております。

11ピンケーブルとNord C2Dの11ピンプラグ交換しました

去年に国内でも11ピンのプラグが手に入るということを教えていただいて、これは便利ということで、手持ちの11ピンのプラグの調子があまりよくなかったので、そう取りかえしてみました。

 

たしか以前の記事にも書いたような気がしますが。

それでしばらく使っていたのですが、なぜかここのところ音、特に低音がよくないなあとか、お客さんに音が伝わりきってないなあとか、いろいろ悩まされておりました。

コロナで演奏も半分以下になったので、感覚が鈍ったか下手になったのかなあと悲しくもなっておりました。

というところでいろいろ悩んだところ予備の11ピンケーブルを使ってみたところ、全然楽器の音がよくなったので、というか元に戻っただけなのかもですが、11ピンプラグ周りを全部専門パーツショップから買って取り付けることにしました。

重労働ですけどしょうがない。

 

というわけで取り寄せたアメリカのAmphenolというとこのプラグです。ビンテージハモンドのプラグもそうなのかな。少なくともHammond B3の電源のプラグ部分は同社の製品でした。

 

Nord C2Dのネジを外して11ピンプラグ(手前のケーブルついているところ)にアクセスできるようにしました。

楽器の中身はかなりシンプルになっていて完璧な基盤の配置です。すごい技術ですなあ。

というわけで取り付けてみました。

サイズがちょっと違ったので外側から金具をつける羽目になりました。ちょっと見た目がよくないです。

パーツ交換あるあるの不測の事態です。

しょうがないのでなんとなく上から黒く塗ってみました。

遠目からはカモフラージュされたと思います。

いいかんじ!

 

家のLeslie122でちゃんと動作チェックしてみましたが、うまく音も、レスリーのコントロールもうまく動作していると思います。

しかしこのプラグに換えたのもありますけど、やはり普段ライブで使っているLeslie142より122の方がキャビネットが大きいだけあって、低音がかなり豊かに響いてくれています。

あとはライブ会場で鳴らしてみて、動作もですが、音がいい感じに響いてくれるかです。

多分改善されていると思います!

 

date:5/7(土)

place:Bon Courage(後楽園)

start: 19:30~ charge:¥3630 1drink付

members:西川直人(org) 三木俊雄(ts) 柵木雄斗(dr)

 

このリーダーライブで使う予定なので、ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

よろしくお願いいたします!

レスリー147ホーンドライバ調整

南与野ジャズマルに置かせてもらっているレスリー147のホーンドライバという高域担当のスピーカーユニット(写真上部の)がビビっていたので、トンカントンカン直してみました。
ドライバ内の円形の溝にほぼジャストサイズで取り付けられているコイルの位置を微調整するために本当にたたくのです。
ついでに先日予備で格安ジャンク品として買った同じホーンドライバを試しにつけてみたところ全く問題なく、むしろいい感じになってくれているのでこちらをつけることにしました。
いいかんじ。
この前日に試しにこの修理を試みた際にハンディの電動ドライバーが壊れてしまったので、新しいものを買ってみました。写真に写っているやつです。
今回はちょっとよさげなのを買ってみましたが、やはりしっかりとした機能で使いやすかったです。回転もはやいし。奮発してよかったです。