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ネクストステージ!たぶん。 リーダーライブでした。

リーダーライブやってきました。
@蕨アワデライト
ハモンドB3があるお店ですな。

というわけで初組み合わせながら楽しく終了。
ライブやっている時もうすうす予感しておりましたが、このところまた楽器の弾き方で気づくところがあり、それを試して当日に臨んでみましたが、やはりものすごいいいアンサンブルになりました。

録音を確認してそれをさらに確信。
年始にそれに気づいてからとてもよいグルーブです。
どしどしこれでやっていきたいと思います。

レッスンでも伝えられそうなことなので、
ぜひ習いに来てください。
お気軽にお問い合わせください。

というわけで次回リーダーライブは4/19(金)@亀有Jazz38です!
ぜひ聴きにいらしてくださいませ。
日付は前回のものです。お気を付けください。
というわけでどうぞよろしくお願いいたします。

 

物理のかべ

ここのところまた基礎練から始まっていろいろ練習する時間がとれてとてもよいでございます。
どうしても基礎的な動きとか全キー同じようなものを練習したくなってしまうのですけど、フレーズとかでも鍵盤楽器はものによっては根性ではどうにもできないキーってあるのだなあと思い始めました。
練習しまくればなんとかなるのだろうか。
手の構造的になのか、微妙に高さや奥行き的な位置がちょっとでも動くとなぜか速く弾けないぽいですね。
ギターも左手の位置動かしながら速く弾くの途端に難しくなるからなあ。
ぱっと見そんな影響なさそうなのにこのちょっとの動きがだいぶ大きいようです。
そのために運指って改めて大事ですし、逆に運指に合わせた内容にせざるを得ないところはあるのでしょうね。
多分世の中的にはそんなの常識なのでしょうけど、そこは気合いでなんとかなるかもとは思ってたからちょっと考えを改めるかもしれないです(笑)。

YouTubeにまた動画をあげましたよー

レッスン用の動画を作りましたよ。
レッスン用といってもそれなりに一般の人が見てもおもしろげなお話もしていることもありますのでぜひご覧になってください。

チャンネル登録もぜひよろしくお願いいたします。
レッスンもやっておりますので、ぜひ習いに来てくださいね。
詳しくはレッスンのページをご覧ください。

ものすごい使い勝手の良いフレーズの解説をしております。
自社独自開発。
自分も本当によく応用して使っております。

興味津々。
ライブのお客さんからよくある質問に答えてみました。
ベースを弾きながらアドリブもコードも弾くというのはみんなびっくりしてくれます。
オルガンプレイヤーがベースを弾きながらほかのパートも担当している時に頭がどうなっているのかを解説しております。

音楽家の身体の使い方を説明してます。
腕の振り方をどのようにやるか。
一つの動作を深めることで世の他のことにも応用できますね。
呼吸についてもついでにお話ししておりますよ。

レッスン動画いくつかあげましたのでよかったら見てね

最近教材にもなりそうな動画をいくつか撮ったのでこちらにも上げておきます。
ぜひご覧になってください。
レッスン受けてみたい方も大歓迎です。
メールフォームあるいはライブの場所で直接お気軽にお問い合わせください。


左手の強化を目標に、両手でのメジャースケールをどうやって普通に上手に弾けるかという動画です。
こういう基礎連をやると単純にクオリティあがります。

 



リクエスト頂いたのでお答えしてみました。
スイング感をどうやって身につけるかという話。


ジャズのジャムセッションが何やってるか分からなくて怖いかもしれませんが、ここら辺の流れを憶えておけばわりと安心です。
ぜひ参考にしてみてください。
それでも不安なら見学でもよいので来てくださいね。

だいぶ奏法とかも変わりそうなきがします

基礎練も大事なのですけど、人の演奏を生で見たり聴いたり、動画で色々気になって調べて研究していると日々発見があります。
というわけでメモがてら。

 

・右足(エクスプレッションペダル)の使い方かえてみた

基本の音量のところを前よりも上げて、敢えて音量を大きく変えずに弾いてみる。
レスリーのストップで聴くに耐えられる音色になるのだなあ。
ふしぎです。
あとリズムの出方が全然変わりますね。
ふしぎです。

結構オルガンって音量変えずにそのままで弾いてもサウンドするのだなあと。
まあいつでも動かせるスキルが身についた今だからこその対比なのかもしれませんけど。
しばらくはこの方向でいろいろためそうと思いました。

 

・ドローバーセッティング

わずかのセッティングの違いでフィットするジャンルというか雰囲気とか、間がもつ音になるんだなと改めて認識。
とくに左4つのドローバーのバランスがものすごい大事ですね。
自分の本当に好きな音は一般的なセッティングからほんの少しだけアレンジしなければならないのですね。

・ゴスペル的なハーモニー

うまくいく時といかない時の差についていろいろ考え中。
ドローバーセッティングもかなり影響を受けるのですね。自然にそういうアイデアが広がるようもっと細かなセッティングの追求をするところから始めてもよいかもしれません。

それに伴ってm7-5みたいな響きをもっとうまく積極的に、自由に扱えるように練習しようとおもっております。
あとサブドミナントマイナーみたいなサウンドもですね。
もう少し体系化できるとよいのですけど。
とりあえず動画とかいろいろ見続けてみようと思います。

 

・フレージング

どちらかといえば目立つところというよりは、つなぎの目立たない部分(これらを弾いている時間の方が長いかもだけど)で自分が満たしたい方向がすこし見えてきました。
ただのつなぎなのですが、相当頭を使うというか慣れるまでだいぶ訓練と準備がいるようなことを練習しております。

それによってつなぎのサウンドの時にものすごいよい感じにハーモニーもリズムもフィーリングも出せる気がするので、いわゆるみんなが想像する一般的なフレージングに戻った時(表現難しいけど)にその効果が何倍にもなるような印象を出せることが期待できてます。
あとはそのやり方をもっと精度をあげていくのみ。

自分がやりたい歌い方みたいなのが少しだけ見えてきてうれしいので、仕上げていきたいものです。
このやり方ならジャンルを問わず機能しそうだし、自分らしい表現でそれでいて満たされる感じに向かえそうです。

 

というちょっとしたメモです。
ただの自分向けだけどとりあえず備忘録がてら。

レッスン用アプリつくれるかな

レッスンの生徒さん向けに最初の基本の丸暗記しなきゃいけないコードのちょっとしたこと(コードの37音)をどうやったら憶えてもらえるか悩み続けてもう何年経つでしょうか。
指導者のカリスマ性の問題なのかもしれませんがそんなことを言っていてもしょうがない。
まあ大した量じゃないので、こうなったら意地でも憶えてもらいたいということでそれだけ表示するアプリ作ってしまえばいいのかと思いました。
今の世の中なんとかパソコンあれば作れるんじゃないかなあとも思えなくもないですけど、独りだとやる気が全く起きないので生徒さんでプログラムできる人に見てもらいながら着手することにしました。
監視されてたらなんかやる気もでるというものです。
打ち合わせ中に、当初のシンプルな「ただ問題とこたえを表示する」というものから、よくよく考えたらアプリ上で問題とこたえ自体を登録できるようにしたら広がりがあるなあなんて思ったので、その方向にしてみようと思いました。
てかそういうアプリなら世の中に既にあったんですけど、ここまで来たらせっかくなので作れるところまでがんばってみようと思いました。何事も経験です。補助つきならなんとかなるかも。
できなかったら既存のアプリを使えばいいのです。
というわけで地道な長い道のりが始まったのですけど、こういうこと始めたらなんかついでにChat GPTとかも初めて触ることになりまして、副産物として得られるものもあるのですね。
それすらやったこと無かったというくらいめんどくさがりですので、新しいことを始めるのはよいことです。
ちなみに現状プログラムの画面見てもなにがなんだかさっぱりわかりません(笑)。

ついでにアンサンブルの話。ギターでコンピングしない人とか。

前の記事でアンサンブルが当たり前のようにうまく成立していると幸せという話がありましたが、昔から気になっているアンサンブルでこのところもいくつか気になることがありましてついでに書いておこうと思いました。

 

ライブでもセッションでもよく見かけるシーンですが、オルガンやピアノと共演しているギタリストが伴奏に回っている時にギタリストが完全にお休みしてなにも弾いていないのをよく見ます。
個人的にはギターも伴奏楽器でしかもギターでしかできないことがいっぱいあると思っているので、ジャズであってもどんどん最初からバンドサウンドづくりに参加していって欲しいといつも思います。

 

ところが実際はフロントに誰かいてオルガンとギターとかピアノとギターとかだと最初ギターが完全に様子をみて、しばらくしてからちょっと弾き始めたりとかをやる人をよく見ます。

オルガンソロになったときですら最初様子を見る人がいます。
多分そういう人はピアノソロでもそうなんだろうと思いますけど。

 

これって弾きすぎないとか、スペースを作ってとかそういう知的な意図をもってやっているように見えるのでしょうけど、実際一緒にやると遅れて変なタイミングで話に入ってくる感じでやりにくいことが多いです。
伴奏やアンサンブルが上手でない人がいてほしいときにいなくて、しかもへんなタイミングでやってくるから共演者としてはかなりやりにくいです。
想定していたあるべきものが最初にないし、それをフォローしようとしてがんばってたらもうどうでもよくなってから関係ない話がきて、いまさらそれ込みでソロやるのしんどいみたいな。

平たく言うとアンサンブルの速度が遅すぎといいますか。

 

伴奏とかアンサンブルが上手いなあと思うギタリストはそもそも抜けていてもそんなこと感じさせないですし、大体いてほしい時には最初から必ずいて、さらにリズムも音色も邪魔することなく、適切なアイデアや発見を与えて続けてくれます。

 

かならず親切にコンピング(伴奏)してくれという話でもないのでなんといっていいやらなのですけど、おそらくギタリストはセッションとかでピアノの伴奏をまたはピアノと同時に伴奏したときにピアニストに伴奏しないでくれと怒られたりする記憶があって警戒しているような背景もありそうなんですよね。

 

この問題はギターがジャズ界では立場が弱く、ピアノはメジャーな楽器という力関係も多分にあるでしょう。
さらに突っ込んで言うならピアニスト側のピアノ至上主義が強すぎる傲慢さが原因になっているケースも半数くらいはあるのではと思っています。いろいろな演奏を聴いている限り。

平たく言うとピアニスト全員が素晴らしいアンサンブルができるわけではないということです。
しかし、日頃一人でピアニストがバンドのコードを担当することが多いジャンルでもあるので(それはそれでかなり重要なポジションですが)、打楽器やベース以外との伴奏のコンビネーションを意識しなくても問題なく生きていける特殊な状況が原因の一つでもあります。

もちろんピアニスト側も伴奏の内容には誇りをもってやっているだろうというのは容易に想像がつくし、その内容もほかの楽器よりもハーモニー的に高度なことをやっているというのは異論もそれほどありません。

ただその弊害がコード楽器が複数いる時に無意識かもですが、ここでも自分がハーモニーを担当しきらねばと思い込んでしまいがちではというところが気になるところなのです。

 

コード楽器(たとえばギターとピアノ)が二人いるならもちろんギタリストはピアニストの高度なハーモニーやブロック奏法をやっている時とかにはぶつからないように細心の注意を払う必要がありますが、そういうシチュエーションでも必要なところに一発入れた方がよりよくなるケースなんていっぱいあります。
なのにギタリスト側もあきらめて最初からなにもやってない状態ってアンサンブル的にその人いる意味あるのみたいな気もします。

 

変な話サックスだって伴奏の時単音で伴奏に参加したって良いのです。それが音楽的にコミュニケーションがとれたよいものなら。

 

そんなわけで脳死で最初様子をみるタイプのギタリストというか音楽家になるよりも、伴奏であろうと最初から音楽に全力で向かってくれる音楽家がよいなあという話でした。
弾かないなら全力で弾かない。
弾くべき時はすぐに弾く。
ドラムもピアノもベースだって弾かない方がいいことがあれば弾くのやめるべきだし、もちろんオルガンだってそうです。
失敗しながらでもいろいろ間合いとか学んでいかんとです。
自分も含めて挑戦はしていかないと。
できるふりしてるのなんてすぐみんなにばれてしまってるはずなので。

 

前のブログで当たり前の適切なコミュニケーションという話を書きましたが、お伝えしたかったことはこういうことでもあります。

音楽的にあたりまえだけどあたりまえでないかなしみ

先日の久保田浩之カルテット(三木俊雄さん 長谷川ガクくん)の演奏がやった側も聴いた側もみんな納得でほんとにとてもよかったです。という感想の記事。
昨日のライブはメンバーみんな素晴らしくてとてもよかったなあ。しみじみ。
やるべきことが当たり前にできているという前提は文字どおり当たり前なのですが、それが意外と当たり前ではないのかもしれません。
なんか難しそうなこと言ってみました(笑)。
自分自身もちょっとずつできることが増えていっております。たぶん。訓練あるのみ。
という内容でしたが、変な話やる前から絶対上手くいくのはわかってました(笑)。

自分のブログなのでもう少し厳密に補足しておくと、ここでいうところの当たり前とは

・周りの音がちゃんと聴こえて、人として適切に気の利いたコミュニケーションがとれる、適切なタイミングで普通に適切な判断
・全員がドラマー含めて新しい曲でも譜面よんで当たり前のようにテーマのメロディとハーモニーが鳴りながら演奏している
・このテンポでやるよというときの最低限の訓練は習得済みかつそこの重要度は共有できている
くらいでしょうか。おおざっぱには。

プロフェッショナルの音楽家としては実に当たり前のことだと思います。お前ら何年やってるんだ(笑)、といわれてもしょうがないくらいにも見えなくもないです。

しかし、現実にはこれが全体で成立してないなんてことは悲しいけれど本当に多いです。
表面的にうまい人はいっぱいいますけど、なかなかここの条件を満たす人って皆さんが想像するより少ない気がします。
とりあえず自分もまだ至らぬところは多いもののここらへんはさすがにかなり昔から意識はしておりますので、さすがにこういうことが共有できるメンバーだけで演奏できるとまあ普通にそこまで行けるよなあなんて感想です。
とても良い音楽ができて幸せだったのですけど、もっとこういうことを共有したいですなあ。
すごい人はこの上にさらにもっと強力ななにかがあるわけで。

なんとなくうまく演奏できるようになってきた気がする。レッスンもしますよ。

なにを今さらという話ですが、このように芸の道は長いもので、20年ほどいろいろあれこれ工夫してきましたが、ここに来ていままで訓練してきたことがようやく統合されてきた感じがします。
なかなか自由なところもあってよい感じです。

 

とくにここ1年くらいの思っていたことが漸く馴染んできて、といっても演奏中かなり注意しながらですが、いろいろなことをリアルタイムで意識しながら実行することで共演者やお客さんのリアクションにとても良い手ごたえを感じております。
うーん。長い時間がかかりますな。

 

なかなか自分で反省してみたいなのの繰り返しなので正解なんてわからないまま試行錯誤せざるを得ないのですが、その試行錯誤もこのところ結構いいポイントを捉えられてるぽいです。

 

傍から読むとなんのこっちゃという文章ですが、まあ一つ一つの動作や思考は割とちゃんと説明できるくらいは考えてきたので全部何やってるのか自分では説明できるので、ほかの人もやろうと思えば同じことできるはずです。
ただ一つ一つの動作をちゃんとやって統合していくのにはそれなりに時間がかかるかもですけど。

 

ここら辺になってくると漸くフィジカル的な速さとか精確さをより追求する理由が出てくるので、時間を見つけてどんどんそこらへんも強化していこうというのが目下の課題です。

 

30代まではいろいろ試行錯誤の失敗の方向で頑張り続けることもいっぱいありました( ノД`)シクシク…。
ほんと始めたての時にもっと知っておきたかったことだらけです。
いまは多分大丈夫なはず。たぶん。
しかし今後もいろいろそういうひらめきはあるのだろうなあとも思います。

 

まあ自分のような専門家がいろいろ全力で失敗も含めていろいろやり続けたから今最短ルートで伝えられることもあるわけでして、ぜひ気になる方はレッスンも受けに来て下さい。
総合的な音楽のことでもあるのでこの際楽器だろうが歌だろうが問題ないです。

 

コメント欄にレッスンのお問い合わせも頂きますが、なにぶんコメントの新規投稿についてはこちらのメールの設定の問題などから月に一度くらいしか確認できないので、メールフォーム、あるいはフェイスブックやインスタグラムなどのSNS経由でご連絡いただいた方がお返事は早くなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

元日早々動画をあげました。オルタードスケールのおぼえかた。

とりあえず思い立ったので久々にYoutubeの動画を上げました。

その勢いでチャンネル登録者が地味に200人を超えました。

役に立ってたらよいですなあ。

 

なかなか世の中のみなさまがオルタードスケールを憶えるのが難しい、なんかここらへんのハードルの高さみたいなのがジャズ学習の難しさにつながっているような気がします。

 

実際分解して考えればそれほど難しくないのですが、難しいキーの時に分からなくなるからすべてを諦めているだけのような気がします。そういう時に分解して考えればこれほど見掛け倒しで難しくないこともないのではないでしょうか。

 

逆に言えばたくさんの人が躓いているので、じぶんだけこのやり方をやれば人よりもだいぶ先に行けるともいえます。ほんの少し分解して考えるだけ。

 

というわけでその第一歩としてだれでもオルタードスケールが全キーで導き出せる簡単な方法に気づいたので動画で説明しております。

メロディックマイナースケールから導くのも実はだいぶ簡単ですが、今回はもう1ステップ省さらに省略できそうです。

ごらんください。3分以下と手短です。

さらに気が短い人向けに30秒以下の結論だけのショート動画もためしに作りました。こちらです。

 

レッスンの生徒さんも大歓迎です。

詳しい情報はレッスンのページをご覧になってこちらまでメールを頂ければ必ずお返事します。

お返事がすぐない場合は何らかの原因で届いてない可能性があるのでその時はコメントなどでご連絡いただければ幸いです。

 

 

リズムと音色についていろいろ研究しております

たまには音楽のことも書きましょう。

ちゃんと日々研究しております。

 

以前にも書いたかもしれませんが、リズムと音色はやっぱり大事というはなしです。

ここら辺は音符的な意味でのフレージングやハーモニーと違って数値化しにくいものなのでなんともみんな実はそれほどちゃんと深めていないところのような気がします。

雰囲気とかもそういうことなのですが、譜面にかけるものより実はこちらの領域の方が音楽的には遥かに情報量が大きそうな印象です。

 

採譜したフレーズを弾いてもいまいちサウンドしないというのは実は音色とリズムがちゃんとできてないからということが理由ぽいです。

逆に言えばここら辺がちゃんとしていれば普段弾いていることで十分よいサウンドが得られるということです。

 

文章にしづらいのですが、概略として簡単にまとめてしまうとリズムとは「どこにアクセントをつけるか」ということが結構本質に近いのかなあなんてことがちょっと見えてきました。

アクセントといってもこれも音量、音程いろいろな情報を含んだ音色を伴った話にもなるのですが。

ここらへんをちゃんと意識するといわゆるグルーブするとかグルーブのポケットを作ることとかも管理できそうなところです。

踊る動作とも密接にかかわっていると思います。

 

メトロノームや打ち込みのドラムで練習していると、リズムというより一定のパルスに対して練習することになるので、一生懸命練習すればするほどアクセントをつけるとかから遠くなっていくのだなあと思うし、よく固いリズムや、つんのめった8分音符を弾いてしまうのってこういうことが原因なのだなあとも発見することができました。

 

音色もタッチとそのニュアンスがかなり重要で同じ音符に見えるものでもタッチ、触れ方でリズムが固くて合わないとか、逆に簡単にバンドに混じるとかが起こります。

ここら辺を演奏中にどれくらいどこでその音色のメリハリをつけるかが少なくとも自分がよいと思う音楽には大事な要素だということです。

そんなわけで言い方難しいけどタッチとしては抜いておいた方がよい時間もいっぱいあるわけです。

 

うーん、すごい概念的な話になってしまってますが、こういうことはなかなかちゃんと説明すると大変なので、知りたかったらぜひレッスン受けに来てくださいませ。

ここら辺さえしっかりしていれば多くの人は普通にセッションして楽しむくらいなら今の持っている技術でほぼほぼ音楽的には十分になるはずです。

細かい理論のことも学びたかったら説明できますけど、どちらかというと優れたミュージシャンはここら辺の理解度が深いのだなあと常々思わさせられますのでご興味あればぜひメールにでもお問い合わせください。

生徒さんが覚醒する瞬間

バンド形式でのグループレッスンでバンドのアンサンブルについていろいろ教えております。

教え始めてもう結構年月は長いです。

いろんな楽器の方がいます。

サックス、ピアノ、ベース、ドラムがメインですね。

 

サックスの方が70台半ばの方で、ジャズは聴くだけくらいからサックス初めて、このレッスンにもしばらくしてくるようになって続けてくれております。

その方の成長のしかたが非常に興味深いです。

 

最初は譜面を見ながらやるものの人と合わせるときに人の音を全く聴けなくて一拍とか一小節とか普通にずれるという状態を繰り返していて、何度やってもできなくて、その状態がずーと続いておりました。メロディがそれだとさすがにどうにもできなくて見ている側としてはどうにも困るわけです。

 

しかし、ある時急にそれができるようになってずれても戻ってこられるようになってました。

ベースを聴いていたら分かるようになってきたとのこと。

(一応いろいろこういうアドバイスはしてきてます)

 

あるとき譜面ばかり見て周りの人とコンタクトとれない状態だったので、最初から最後まで譜面を見ずにやってもらいました。

それからしばらくして周りの人と急に普通にコンタクトとれるようになってきました。

 

それでもメロディからのアプローチとしてのエンディングの出し方がどうしても変だったのですが、これも今回急に全てが自然になってなにもおかしなことがなくなりました。

 

もちろんアドバイスしていた内容を実行してくれているだけなのですが、お話を聞いているとアドバイスをちゃんと自分の言葉で説明できるようになったのだなあと思いました。

これが理解するということで、しかもここに達すると急にそれにまつわることがすべてできるようになるから、そとで見ていると急にうまくなったように見えます。

 

もちろんその方が根気強くがんばったのが一番ですが、うまくなる瞬間とか本当に理解ができた瞬間というのは、外から見ているとこのように急激に伸びるものなのだなあと面白いです。

急に自転車に乗れるみたいな感じですかね。

このままどこまで伸びていくのか楽しみでなりません。

それがあまり年齢にかかわらず訪れるというのも非常に興味深いです。

 

自分もそのような急激な成長をしたいとおもいながら日々試行錯誤しておりますのではやくそういう瞬間が訪れてくれないかなあと願っております。

とりあえずジャズやるのに最低限必要な基礎力とは

基礎力は本当に大事です。自分ももっと伸ばさねば。

さてオルガンやピアノのレッスンを主にやっておりますが、楽器専門の技などももちろんありますが、レッスンやっていて思うのは楽器によらない共通する音楽的な基礎力はもっと身につけてもらいたい。

 

もちろん基礎力は天井なんてないのですが、ここではざっくり持っているとほぼほぼなんとかなるという基礎力ってどのくらいということをまとめておこうと思います。

コードのところがたくさんあってちょっと大変かもですね。

まあよくやるキーについては少なくともできるようにしておきたいところです。

 

<ジャズとかやるのに最低限ほしい基礎力>

 

リズム

・曲を聴いて4分音符で手が叩ける(ちゃんと合う)

・これから弾こうとしているテンポで手が叩ける

・メトロノーム鳴らしながら4,8, 16分音符、1拍3連,2拍3連がすぐできる(手を叩くのでよい)

・メトロノームに合わせてそれなりにずれずに演奏できる

・できれば2,4拍のみにメトロノームを聴いて曲を演奏する

 

スケール

・メジャースケール(ドレミファソラシド)がどのキーでもすぐにまちがえず弾ける

・メロディックマイナースケールがすぐ弾ける(メジャースケールのミを♭させるだけだから憶える必要もないかも)

・ディミニッシュスケール3種類をすぐに弾ける

・ホールトーンスケール2種類をすぐに弾ける

・ペンタトニックスケールがどのキーでもすぐに弾ける

・ブルーノートスケール(ペンタトニックが弾ければ一個足すだけ)がどのキーでもすぐに弾ける

 

コード(どのキーでも)

・メジャーコード(ドミソみたいの)がすぐに弾ける

・マイナーコード(ド♭ミソみたいの)がすぐに弾ける

・ドミナント7thがすぐに弾ける

・メジャー7thがすぐに弾ける

・マイナー7thがすぐに弾ける

・ディミニッシュコードがすぐに弾ける

・7 m7 M7 などのコード表記を見てすぐにコードの37音(C7ならミ♭シ)がすぐに弾ける

・コードの単純な転回形(ドミソ→ミソド ソドミみたいな)のがすぐに弾ける

 

くらいでしょうかね。

実際は結構セッションに慣れた人でもこの中の半分もできない人も少なくないでしょう。

なのでこれだけを「すぐに思い出して(ここ大事)」できるような基礎力があればかなり優秀なのかもしれません。

ただ、これがこのジャズ的なジャンルの音楽をいろいろな状況で対応するための最低限だとは思います。

あらゆる場面で必要になるスキル達だと思います。

 

ここから先はより複雑になるかもですが、あとは組み合わせとより細分化くらいでほぼ対応できると思います。

 

それと並行して曲を憶えたり、フレーズをコピーしたり、楽器の操作を憶えたり、音を聴く訓練をしたり、いろいろな練習があります。

ただ基礎力に関してはこのくらいあればという大体の目安なので分かりやすくリスト化してみました。目標は立てやすいかもですね。

みなさんはどれくらいできるでしょかね。そんなに素早くなくてもよいので、すぐに実行できたり思い出せることが大事だと思います。

 

まあこればっかりじゃ頭がつかれるので楽しく弾く時間もまた大事ですけど。

レッスン:耳のトレーニング

割と最近改めて気づきましたが、世の中ベースというか低音部の音程にそれほど関心が向けられてないことが多いみたいです。

自分はもともとハーモニーもベース音も普通の人より好きだったから気づかなかったのですが、どうもそうらしい。

 

ついでにレッスンで耳のトレーニングもやりたいとは常々思っているのですが、音を聴くということの定義が人によって様々なので、音を聴くということを言ってもそれぞれの人のレベルで聴いてはいるのですが、それでは演奏上不十分なこともあるわけです。

特に鍵盤楽器は楽譜の音符の要素が強いのでどうしても忘れられがちなスキルです。

 

ここら辺をどうやって鍛えていくとよいかなあと思いましたが、その人が知っている曲をメロディとベースだけでよいので、違うキーで練習してもらうというのが今のところよいなあと思っております。

移調ってやつですね。

 

知っている曲だから音程感はなんとなくわかるけど、いいかげんんに弾くとその曲に聴こえない。というわけで頭の中で先回りして聴こえている音をちゃんと探して弾かねばなりません。

そして譜面がないから耳を頼りにやるしかないです。

「その曲がその曲に聴こえるか」

これを元のキーでそのように指示してやってもらってもどうしてもそうはならないもので、移調していると結構ちゃんと自分の音を聴くようになっていると思います。

 

移調は割と難しいのでみんな最初は時間はかかりますが、今のところやってもらうとメロディはちゃんと見つけられると思います。

メロディとベースだけで十分に曲に聴こえるので、あとはベースの音程さえちゃんと聴こえて来れば低音への関心も高まるというものです。

 

というわけでこんな感じのこともレッスンでやっております。

やることはほかにもたくさんありますが、ゆっくり時間とってやるようにしておりますので、興味のある方はレッスンも受けにきてください。

オンラインレッスンやっております

久々にオンラインレッスンをやってみました。

Zoomを使っております。

久々に使ってみて思ったのですが、前より音質よくなってませんかね?気のせいでしょうか。

このクオリティならオンラインレッスン増やしてもいいなあと思ってしまいました。

 

ちなみに現在のセッティングは

スマホ(AQUOS sense3)にヘッドホンのゼンハイザーHD598を接続するだけです。これで内蔵マイクもばっちり機能しております。

今回導入したこのヘッドホンの音がいいだけなのかもしれませんけど、これだけでもだいぶ快適です。

向こうには内蔵マイクででもいい感じに声と楽器の音が伝わっていることを願っております。

 

最近USBコンデンサマイクのFIFINE K690も買ってしまったので、

うまくこれを生かせるような置き方を考えてやってみようとも思っております。

よりいい感じの音になってくれればよいです。次回挑戦してみようと思います。

 

というわけで、結構いい感じの環境でリモートオンラインレッスンもできるので、もしよかったらぜひレッスンのお問い合わせもしてください。おまちしております。

もちろん対面で来られる方は対面でいらしてほしいです。

ひさびさにレッスン動画あげました

ひさびさのレッスン動画投稿です。

改めて基礎は大事ということで、今回は目に見えにくいところですが、本当に差が付くところなのでこういう練習はどのレベルの人もやってほしいものです。

自分ももっと精度上げていきたいです。

 

 

 

 

オルガンとかピアノもちゃんと弾いてます

長く続く自粛という名のよくわからない状況ですが、楽器の練習はちゃんとやっております。

 

というわけでオルガンもいろいろ練習しておりますが、左手のベースの弾き方をずーっといろいろ試しておりまして、皆さまに聴いてもらったときにつたわるのかわからないくらいの変化かもですが、ちょっと進歩したかもしれません。

 

特に8ビートとか16ビートとかでの細かい音のニュアンスとかなのですが、それで仕上がりが違うので、なるべく意識を切らさずニュアンス入れようとがんばっております。

エレキベースとかのニュアンスとかもかっこいいですからね。

 

そんなわけで年々一つの音への気をつけるポイントが増えていって大変になっていくのですが、そっちの方が楽しいのでしょうがないですね。

これで速く弾くとかよりハードルが高くなるというものですが、当たり前にできるように日々訓練です。

YouTube動画もあげてます

というわけでYouTubeチャンネルやっております。

詳しくはリンクをたどってくださいませ。

 

今のところメインのコンテンツは

・レッスン用動画

・マイナスワン動画

の2つでしょうか。チャンネルには ライブの映像も上げておりますが、それは今は逆におまけみたいになってしまってますけど。

 

・レッスン用動画

主にレッスンで説明していることの復習用です。

難しくない話がほとんどですが、大事な基礎、基本だったり。

これだけでわりとなんとかなるようにと設計しております。

 

・マイナスワン動画

主にオルガンやピアノで一緒にセッションする実戦的な練習用動画。

アドリブや伴奏はもちろん、イントロやエンディング、時として掛け合いもあるので、ぜひやりながらいろいろ学んでほしいです。

 

というわけで練習、学習メインになってしまってますけど、ぜひ有効活用してみてください。

レッスン受けてみたいという方はこちらのサイトのメールフォームにお問い合わせくださいませ。

 

なお、動画で取り上げてほしいトピックやマイナスワン用の曲などあればこちらでも、メールフォームでもYouTubeでもどこでもよいのでぜひご意見くださいませ。

MUSUPやってます

というわけで先月からスタートしたMUSUPプログラムですが、順調にやっております。

参加者の方は今の状況が落ち着いてセッションに参加して実感がわくところとは思いますが、着実に練習に取り組める状況になっているという成果は間違いなくでてます。

 

触れてる時間が倍以上になっているはずなのでよいと思います。

詳しい内容は前の記事かメニューから入ってみてくださいませ。

他の方からのご参加もお待ちしております。

よろしくお願いいたします。