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Leslie147も同様にスピーカーケーブル変えてみた

南与野ジャズマルに置かせてもらっているレスリー147の音が少し腰高な感じがするので先日グループレッスンの際にササっとスピーカーケーブルを交換してみました。

セッションの時に実際に音に出して聞いてみたところ、だいぶ改善されてました。
かなりいい音。低音も改善されてます。
やはりこのスピーカーケーブルの組み合わせはどのアンプにもよさそうな気がします。
122でも147でも2103とかでも。

ようやく147も使える音になったとおもいました。
うれしい。

Hammond B3出張メンテナンス

生徒さんのおうちのハモンドB3とレスリー122をメンテナンスしにいきました。
後期型です。
レスリーslowにならなくなってしまったのを直すのがメインの業務でしたが、後期型特有の硬めの音をうちにある初期型の感じに近づけたいということで、そちらの作業もやってみました。
長年の研究によるスピーカーケーブル選びとその交換です。
オリジナルパーツじゃないといかんという話もありますけど、個人的にはいい音になれば特に問題ないかと思っております。一応パーツ残しておいてあるし。
ちゃんと豊かなハモンドオルガンの音がするものを選んでおります。
ただスピーカーケーブルの交換の元のところがなぜかソケットでなくて半田付けという珍しい仕様だったので少し大変でした。まあ無事終わったからよいけど。
あとは本体のドローバーの断線があったので直しました。その他おそうじと微調整。
一つトーンホイールの線が断線しているのですけど、それを直すにはパーツもなかったし、大変そうだったので今回はあきらめました。
やったことないから一度やってみたいのだけど。
まあ演奏にそこまで支障はないのであとまわしです。
あとはトーンジェネレーターの駆動がベルトでつながっている、うちとは違う方式だったのですけど、そのモーター部からカラカラノイズが出ていたのが気になるくらいですかねえ。分解して掃除したらなおりそうだけどこれもやったことないです。やったことないことだらけ。
とりあえず当初の業務はうまくいったのでよかったと思います。
セッティング追い込んだりメンテナンスすると本当にいい音になるからたのしいですねえ。

家のHammond B3というかレスリーの真空管が変なので交換

昨年末から家のオルガンの音が変になってました。
歪むし、もあもあするし、パワーはないみたいな。
というわけで試しにレスリースピーカーの方のパワー管とプリ管を換えてみたらだいぶ改善されたと思います。いい感じ。
それぞれ7年ぶりくらいに交換した感じですかね。
これぐらい保つなら許容範囲内ですかね。
パワー管また買うのちょっとためらわれるくらいのお値段になってしまったのですけど、それでもコロナ中よりは少し値段は下がったかもですね。
とりあえずプリ管はヤフオクで予備を買っておきました。松下のやつ。届いたら試す予定。
オルガン本体の真空管もそろそろ替えるべきか悩みちゅうです。
ヤフオクから届いたのでせっかくなので付け替えてみました。
松下の12AU7です。国産。
いろいろ試してきた経験から個人的にはよい選択かと思っております。
ほとんど未使用とのことで、クリーンなサウンドでもありますが、どこか中域の何かがちょっと出過ぎてるような。悪くはないのですけどもう少し変なふとみがとれてもよいかなあと言う印象です。
しばらく使ってたらなじむのでしょうかね。

エブリイDA64Wに7インチの/新しいディスプレイオーディオつけました

最近忙しくて全然時間とれないのに微妙にものが壊れまくるので合間を見つけて修理とかメンテナンスとか交換とか。
ライブで使おうと思ったらビンテージレスリーのノイズがバリバリとひどい。
→本番前に端子全部磨いて無事ノイズなくなる。
コートのボタンとれる。
→演奏の間の時間にお裁縫セットでがんばってつける。
車のディスプレイオーディオが画面だけ映らなくなる。
→しかたなく割と新しいモデルのものを購入。設置。new!
ということで車移動での不便さが解消されました。
これまでのバックカメラを使ったからかなんかバックに入れても後ろのモニターができませんでしたが、いろいろ調べてがんばってたら無事バックモニターも見えるようになりました。
とりあえず現状復帰的な。
ちなみにものはATOTOのA5なんとかというやつです。
2dinの幅で7インチのもので、DA64Wだとパネルと干渉するという話もありましたが、特に問題もなく設置できました。
もう少し手前に来させるのは大変そうですけど。
今回はいろいろ理由あってダッシュボードの上にはみ出すやつをやめて、ダッシュボードにめりこむ形になりました。ボタンの操作はちょっとやりづらくなりましたけど、その分少しすっきりした見た目になったかもです。収納へったけど。
今のものはAndroidタブレットの車版みたいな感じのやつです。
旧来の謎のOSのやつよりYouTubeみたりとかいろいろできそうですけど、結局Android Autoでスマホと連動できれば他の機能はそれほどいらないかもですね。
なんとなく待機画面みたいなのがかっこよくなったり、画質も少しよくなった気がします。
というわけで合間時間にいろいろがんばりました。
ドラレコも換えようか悩みちゅう。

亀有のレスリースピーカーをメンテしましたよ

亀有Jack&Suzieのレスリースピーカーのホーンドライバ(高域用のスピーカーみたいの)がビンテージのものだったのですが、どんどんビリついてバズ音が鳴って困っていました。
↓もともとついていたJensenV21
というわけでオルガニストの土田くんの手持ちのドライバをかわりに導入してみましたが、バッチリよいサウンドです。
↓JensenV21の後の時代のRolaというメーカーのものなのかな。
さすが良いものをお持ちです。
というわけで無事お買い上げも成立して、Jack&Suzieのオルガンもさらにいい音になりました。クリーンで張りのある高音です。
というわけでお店の出演者やセッション参加者のみなさまへのお知らせでした。

ジミースミストリビュート的なライブになりました

豪華五人編成でのライブで、今回はオルガンフィーチャーということで新百合ヶ丘のホールでのコンサートでした。
ジミースミスの楽曲をたくさんおとどけしましたよ。

これまでの企画一のファンキーなライブだったようです(笑)。
おかげさまで100人を超えるたくさんの方に聴いていただけて、メンバーのCDも満遍なくたくさん売れてとてもよいライブだったのだと思います。
ありがとうございました。

セッティング時の様子。

レスリースピーカーの傷が目立ったので茶色い色付きの蜜ろうワックスを塗ったら多少質感はよくなって見た目もいいかんじです。
乾ききってなくて服にすこしつくけど。

レスリースピーカーの低音について

レスリースピーカーというか、ハモンドオルガンの音の音作りについての研究的な。最近少しわかったことというか改めて確認できたこと。

なるべくビンテージハモンドオルガンの深いながらもうるさくない豊かな低音をどうやって出すかというところが課題になります。

中高音部は大きなキャビネットをつかわなくともそれなりに似せることはできますけど、どうしても低音ばかりはそうもいかないわけです。
大きなキャビネットに15インチのスピーカーがあって初めて深くてよい低音が得られます。うるさくないのだけどちゃんとズブっと聴こえるのがハモンドオルガンの低音の特徴だと思います。

というわけでなるべくこれに近づけたくていろいろ試行錯誤して電源やスピーカーケーブルも換えたりしておりました。
いまは割とそれなりによい音にはなったと思いますが、ちゃんとデータとしては取れてないから再現性はあまりないかなあとおもっておりました。地道な耳でのチューニングしかないみたいな。

先日オルガン機材を聴き比べる会で土田くんといろいろやり取りをしていたらビンテージレスリーの周波数を測定した(すごい!)とのことで、その表を見てみたところ、ざっくりの記憶ですが100Hzあたりが少し下がっていて、60ちょいHzあたりがすこし上がっているのを確認しました。

これはなかなか驚くべき発見です。
数値的にはわずかに見えるかもですが、聴感上はかなりちがうかも。

いわゆるそこらへんについている3バンドのイコライザーのBassって多分100Hzあたりで、ここを持ち上げるとわかりやすく低音が上がった感じがするのですけど、他のパートにものすごく被ってマスクするし全然好ましくないのです。
他の楽器のロー成分もそこにあるので低音が渋滞してえらいことになります。なんていうかジャンクな低音の出し方みたいな。

一方で60Hzあたりは3バンドEQではいじれないところで、ここら辺以下を持ち上げると低音が大きくなった感じはないけど深い音がします。上げすぎても変なのですけど。

簡単に説明するとこんなところですが、これが豊かで深いながらもうるさくない低音を作る方法なのだなあと思いました。

なので3バンドならEQのBassは下げるべきで、低音全体を持ち上げるためにかなり太い電源ケーブルをつかうというのはかなり合理的なのだなあと思いました。
そして自分のセッティングはそうなってました。
なるほどこれはすごいことです。伝わらないかもだけど。

少なくともオルガン用にはEQは低音用に60あたりと100あたり、もう少し厳選した数値でもよいと思いますけど、少なくとも二つ用意できると好ましいのだなあと思いました。
それができない環境なら太い電源ケーブル使ってEQのBassを下げるみたいな。どのケーブル使うかにもよりそうですけどねえ。

電源タップみなおし中

だいたい電源タップやケーブルもこれで十分というものが自分の中で見つかっており、それを「売ります」コーナーにも載せてあるのですが、また最近発見があったので見つめ直しております。

 

世間でも評判の良い、なPanasonicの壁コンセントがあるのですが、これをうまく使うことも大事だなと。

特に楽器によっては例えばギターアンプだとこちらの方がよいかもというわけです。今までのよりマイルドなところもあって。

 

オルガン用としてもオルガン本体は今までのでよいけど、レスリースピーカーの電源がまた独立しているケースだとそれはPanasonicにしたほうがバランスがいいという発見がありました。

 

ということで、自分の電源タップには両方うまく使い分けられるように戻しておきました。実は前のセッティングだったりしますけど。

この前作ったギターアンプ用の電源タップも改良していい感じです。

 

時間が経つとまた印象が変わったりするのか新しい発見がありますね。