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Leslie147も同様にスピーカーケーブル変えてみた

南与野ジャズマルに置かせてもらっているレスリー147の音が少し腰高な感じがするので先日グループレッスンの際にササっとスピーカーケーブルを交換してみました。

セッションの時に実際に音に出して聞いてみたところ、だいぶ改善されてました。
かなりいい音。低音も改善されてます。
やはりこのスピーカーケーブルの組み合わせはどのアンプにもよさそうな気がします。
122でも147でも2103とかでも。

ようやく147も使える音になったとおもいました。
うれしい。

自作真空管ギターアンプをちょっとメンテナンス

このところ我が家の自作真空管ギターアンプが歪みがちということでパワー管(6V6)がおかしいのかなと思って注文してみましたが解決せず。
プリ管(12AX7)もついでに交換してみたところこちらがへたっていただけのようでした。パワー管無駄に買ってしまった。まあこれは安いものですけど。
ただプリ管のところの接触が悪いのかなんか音が出なかったりするし、バリバリやばい音はするのでなんでかなあとよくよくみてみたらプリ管のソケットの足が隣同士でくっついているところがありました。
おそろしい。
とりあえず物理的に離して無事解決しました。
しかしこういうのを目視でチェックするにしても老眼鏡+ライト照らして、とせねばならなくなったのですけど、目の衰えはどうしようも無いですね。 その分道具駆使してがんばります。
レスリー2103も最近不必要に歪みがちなのでそろそろ交換の時期なのかもしれません。
今度ライブで試そうかな。

Hammond B3出張メンテナンス

生徒さんのおうちのハモンドB3とレスリー122をメンテナンスしにいきました。
後期型です。
レスリーslowにならなくなってしまったのを直すのがメインの業務でしたが、後期型特有の硬めの音をうちにある初期型の感じに近づけたいということで、そちらの作業もやってみました。
長年の研究によるスピーカーケーブル選びとその交換です。
オリジナルパーツじゃないといかんという話もありますけど、個人的にはいい音になれば特に問題ないかと思っております。一応パーツ残しておいてあるし。
ちゃんと豊かなハモンドオルガンの音がするものを選んでおります。
ただスピーカーケーブルの交換の元のところがなぜかソケットでなくて半田付けという珍しい仕様だったので少し大変でした。まあ無事終わったからよいけど。
あとは本体のドローバーの断線があったので直しました。その他おそうじと微調整。
一つトーンホイールの線が断線しているのですけど、それを直すにはパーツもなかったし、大変そうだったので今回はあきらめました。
やったことないから一度やってみたいのだけど。
まあ演奏にそこまで支障はないのであとまわしです。
あとはトーンジェネレーターの駆動がベルトでつながっている、うちとは違う方式だったのですけど、そのモーター部からカラカラノイズが出ていたのが気になるくらいですかねえ。分解して掃除したらなおりそうだけどこれもやったことないです。やったことないことだらけ。
とりあえず当初の業務はうまくいったのでよかったと思います。
セッティング追い込んだりメンテナンスすると本当にいい音になるからたのしいですねえ。

エクスプレッションペダルをジャック化でメンテしやすくする!

ライブ用のオルガンのエクスプレッションペダルが断線気味でした。
ずっと使ってると断線してしまう作りなのですよね。しかたがないのですけど。
というわけでこの度実用的な改造をしてみました。
断線はある程度はしかたないものとして、簡単に線を交換できるようにという感じです。
ジャックを介してステレオのケーブルでオルガン本体とつなぐ仕様です。秋葉原でジャックたけ調達しました。
線も微妙な長さなので自作しましたけど、ステレオケーブルは半田付けが狭い場所でがんばる感じで大変でした。慣れない作業。
ケーブルはこれからは1mの買ってもよいかなあ。自作と値段ほとんど変わらないし。
まあこの仕様のエクスプレッションペダルは鈴木楽器から新しくでているのですけど、買い直すなら自分で安上がりにやってしまおうということで無事本番でも問題なく動作してなによりです。
レスリーのハーフムーンスイッチにも同様の処置をしたいのですけど、あちらはスペースがないからその都度線を買ってきてやるしかないですかねえ。できるならやりたいけど。
後日ジャックの部分が壁にふれるからかショートしているような挙動をしめすので、穴の位置をいろいろかえてみましたという記事を追加で書きました。以下の通り。
エクスプレッションペダルのジャック化バージョン3です。
テープで見えなくしてるけど(このあともう少しカットして目立たなくしました)、左下の穴だとたぶん壁と干渉してどこかショートしてしまうぽくて不具合がでました。ボリューム0になってしまう。
というわけでバージョン2として少し右上に穴を移動させて無事エクスプレッションペダルは機能したのですけど、今度は足鍵盤と接続する金具と干渉してしまうことが判明。現場の運用ではじめて気づくあるあるです。かなしい。
というわけでさらに穴の位置を移動させてバージョン3になりました。
これならいけるはず!
毎回このような不注意の上に新しい便利が成り立っております。

ギターの弦をエリクサーにしてみました

手持ちのフルアコに今までトーマスティックのラウンド弦を張っていたのですが、弦がさすがに半年以上張っていた、さらに低音がもう少し欲しいなあとおもったのでとりあえず違うメーカーの弦を試してみることにしました。

試しにエリクサーの弦。有名どころのコーティング弦です。
手汗が全くないタイプなのでこの弦を使う必要が全然ないのですけど、低音の量これくらいかなあと勘で採用してみました。

全体的には悪くはないという感じですが、高域の出方にはこだわりたいのですけど、コーティング弦のせいか高い音の成分はいまいちかもですね。
しばらくしたらまた別のを求めてはりかえようかなというところです。

家のHammond B3というかレスリーの真空管が変なので交換

昨年末から家のオルガンの音が変になってました。
歪むし、もあもあするし、パワーはないみたいな。
というわけで試しにレスリースピーカーの方のパワー管とプリ管を換えてみたらだいぶ改善されたと思います。いい感じ。
それぞれ7年ぶりくらいに交換した感じですかね。
これぐらい保つなら許容範囲内ですかね。
パワー管また買うのちょっとためらわれるくらいのお値段になってしまったのですけど、それでもコロナ中よりは少し値段は下がったかもですね。
とりあえずプリ管はヤフオクで予備を買っておきました。松下のやつ。届いたら試す予定。
オルガン本体の真空管もそろそろ替えるべきか悩みちゅうです。
ヤフオクから届いたのでせっかくなので付け替えてみました。
松下の12AU7です。国産。
いろいろ試してきた経験から個人的にはよい選択かと思っております。
ほとんど未使用とのことで、クリーンなサウンドでもありますが、どこか中域の何かがちょっと出過ぎてるような。悪くはないのですけどもう少し変なふとみがとれてもよいかなあと言う印象です。
しばらく使ってたらなじむのでしょうかね。

エブリイDA64Wに7インチの/新しいディスプレイオーディオつけました

最近忙しくて全然時間とれないのに微妙にものが壊れまくるので合間を見つけて修理とかメンテナンスとか交換とか。
ライブで使おうと思ったらビンテージレスリーのノイズがバリバリとひどい。
→本番前に端子全部磨いて無事ノイズなくなる。
コートのボタンとれる。
→演奏の間の時間にお裁縫セットでがんばってつける。
車のディスプレイオーディオが画面だけ映らなくなる。
→しかたなく割と新しいモデルのものを購入。設置。new!
ということで車移動での不便さが解消されました。
これまでのバックカメラを使ったからかなんかバックに入れても後ろのモニターができませんでしたが、いろいろ調べてがんばってたら無事バックモニターも見えるようになりました。
とりあえず現状復帰的な。
ちなみにものはATOTOのA5なんとかというやつです。
2dinの幅で7インチのもので、DA64Wだとパネルと干渉するという話もありましたが、特に問題もなく設置できました。
もう少し手前に来させるのは大変そうですけど。
今回はいろいろ理由あってダッシュボードの上にはみ出すやつをやめて、ダッシュボードにめりこむ形になりました。ボタンの操作はちょっとやりづらくなりましたけど、その分少しすっきりした見た目になったかもです。収納へったけど。
今のものはAndroidタブレットの車版みたいな感じのやつです。
旧来の謎のOSのやつよりYouTubeみたりとかいろいろできそうですけど、結局Android Autoでスマホと連動できれば他の機能はそれほどいらないかもですね。
なんとなく待機画面みたいなのがかっこよくなったり、画質も少しよくなった気がします。
というわけで合間時間にいろいろがんばりました。
ドラレコも換えようか悩みちゅう。

Nord Organ 3 10数年ぶりに新しい2段のオルガンがでてた!

オルガン仲間の土田くんから教えて頂きました。
とうとう新しいやつがでたぽいです。
Nord Organ 3。
ほしい。
サイズ感はそのままに機能も音もよくなってそうだから買い換えたらきっと幸せになれるのだろうなあ。
だけど円安とここのところの値上げで手がでにくそうな。
電車移動用の一段鍵盤も欲しいし、ツアー用や階段の現場でも使えるスピーカーへの持ち込みセットの見直しもしたいしなあ。
全部買い換えたらえらいことになりそうですよ。
でもいろいろほしいなあ。

大晦日でした

大晦日でも絶賛作業しております。
とりあえず部屋の片付けを多少と、ピアノの調律もなんとか済ませて、オルガンでYouTube用の動画もそれなりにいくつか撮ってみました。
動画撮ったら顔が丸くなってました(泣)。
体重あまり変わってないはずなのに(😣)。
老化ですかねえ。
スケジュールとブログの更新とチラシ作りは元日にまわすことにしましょう。
新年早々がんばる予定。
本年は一人ツアーも含めてツアーも多く、各地のいろいろな方にもお世話になりまして、また日頃からお付き合い頂くみなさまにもいつも良くしていただいて感謝でございます。
ここのところようやく自分の音楽も少しまとまってきたような感じもあり、みなさんと楽しい時間を過ごせる機会が増えているような気がしてうれしい限りです。
2024年もおかげさまで楽しく充実した一年になりました。
みなさまありがとうございます。
引き続き2025年もどうぞよろしくお願いいたします!

亀有のレスリースピーカーをメンテしましたよ

亀有Jack&Suzieのレスリースピーカーのホーンドライバ(高域用のスピーカーみたいの)がビンテージのものだったのですが、どんどんビリついてバズ音が鳴って困っていました。
↓もともとついていたJensenV21
というわけでオルガニストの土田くんの手持ちのドライバをかわりに導入してみましたが、バッチリよいサウンドです。
↓JensenV21の後の時代のRolaというメーカーのものなのかな。
さすが良いものをお持ちです。
というわけで無事お買い上げも成立して、Jack&Suzieのオルガンもさらにいい音になりました。クリーンで張りのある高音です。
というわけでお店の出演者やセッション参加者のみなさまへのお知らせでした。

ジミースミストリビュート的なライブになりました

豪華五人編成でのライブで、今回はオルガンフィーチャーということで新百合ヶ丘のホールでのコンサートでした。
ジミースミスの楽曲をたくさんおとどけしましたよ。

これまでの企画一のファンキーなライブだったようです(笑)。
おかげさまで100人を超えるたくさんの方に聴いていただけて、メンバーのCDも満遍なくたくさん売れてとてもよいライブだったのだと思います。
ありがとうございました。

セッティング時の様子。

レスリースピーカーの傷が目立ったので茶色い色付きの蜜ろうワックスを塗ったら多少質感はよくなって見た目もいいかんじです。
乾ききってなくて服にすこしつくけど。

レスリースピーカーの低音について

レスリースピーカーというか、ハモンドオルガンの音の音作りについての研究的な。最近少しわかったことというか改めて確認できたこと。

なるべくビンテージハモンドオルガンの深いながらもうるさくない豊かな低音をどうやって出すかというところが課題になります。

中高音部は大きなキャビネットをつかわなくともそれなりに似せることはできますけど、どうしても低音ばかりはそうもいかないわけです。
大きなキャビネットに15インチのスピーカーがあって初めて深くてよい低音が得られます。うるさくないのだけどちゃんとズブっと聴こえるのがハモンドオルガンの低音の特徴だと思います。

というわけでなるべくこれに近づけたくていろいろ試行錯誤して電源やスピーカーケーブルも換えたりしておりました。
いまは割とそれなりによい音にはなったと思いますが、ちゃんとデータとしては取れてないから再現性はあまりないかなあとおもっておりました。地道な耳でのチューニングしかないみたいな。

先日オルガン機材を聴き比べる会で土田くんといろいろやり取りをしていたらビンテージレスリーの周波数を測定した(すごい!)とのことで、その表を見てみたところ、ざっくりの記憶ですが100Hzあたりが少し下がっていて、60ちょいHzあたりがすこし上がっているのを確認しました。

これはなかなか驚くべき発見です。
数値的にはわずかに見えるかもですが、聴感上はかなりちがうかも。

いわゆるそこらへんについている3バンドのイコライザーのBassって多分100Hzあたりで、ここを持ち上げるとわかりやすく低音が上がった感じがするのですけど、他のパートにものすごく被ってマスクするし全然好ましくないのです。
他の楽器のロー成分もそこにあるので低音が渋滞してえらいことになります。なんていうかジャンクな低音の出し方みたいな。

一方で60Hzあたりは3バンドEQではいじれないところで、ここら辺以下を持ち上げると低音が大きくなった感じはないけど深い音がします。上げすぎても変なのですけど。

簡単に説明するとこんなところですが、これが豊かで深いながらもうるさくない低音を作る方法なのだなあと思いました。

なので3バンドならEQのBassは下げるべきで、低音全体を持ち上げるためにかなり太い電源ケーブルをつかうというのはかなり合理的なのだなあと思いました。
そして自分のセッティングはそうなってました。
なるほどこれはすごいことです。伝わらないかもだけど。

少なくともオルガン用にはEQは低音用に60あたりと100あたり、もう少し厳選した数値でもよいと思いますけど、少なくとも二つ用意できると好ましいのだなあと思いました。
それができない環境なら太い電源ケーブル使ってEQのBassを下げるみたいな。どのケーブル使うかにもよりそうですけどねえ。

プロのオルガン機材を聴き比べる会やりました!

午前二時。
ようやく帰宅しました。
改めましてプロ仕様の改造されたオルガンの音を楽しむ会無事楽しく終了しました。
これです(笑)。
来てくださったみなさまありがとうごさいました。
少しは興味ある方に向けて書いておきますと、当日の流れは
・開幕のあいさつ
・とりあえず自分たちの機材でデュオで一曲
・西川機材の説明。NordC2D改 Leslie2103mk2改 Leslie142改たちの改造ポイント。いかにプロ仕様であるかについて
・土田くんの機材の説明。Hammond SKX pro改 Voltex315改 Tornado115改
ここらへんは楽しく質疑応答しながらでした。
・休憩がてら機材触ってもよいタイム
・ジャムセッション いろいろな組み合わせでやりました
という流れです。
割と予定通りの感じで進めたかも。
いろいろな機材の音の言えない秘密や、今後のひょっとしたらみたいな噂話も聴ける地味に貴重な内容だったと思います(笑)。
実際の音の品評会ですが、自分の機材はよく聴くからなんとも言いづらいけど、ちゃんと設定追い込んでるから比較しても負けず劣らずよい音でしたとしか言えません(笑)。
今回の企画の発端の欲求でもある土田くんのオルガンとスピーカーも実際弾かせてもらったのですが、さすがに追い込んでいるだけあってものすごいいい音です。これがお店においてあるなら手ぶらで行きたいみたいな。
SKXproのタッチも弾きやすくて音もよかったし、スピーカーの鳴り方もどちらもすごいよかったです。土田くんのスピーカーは142より1,2回り小ぶりでどちらも40キロ弱と聞くと重そうですが、それならなんとか階段もひとりでいけます(笑)。これはかなりプロ仕様としては重要です。スピーカーの箱鳴りをいかに再現するかがカギみたいですね。
ビンテージハモンドオルガンとの聴き比べも後半のセッションでやってみました。
聴いた感じだとかなりいける感じでしたよ。
ここらへんは実際に聴いてもらわないとなんともですよねえ。
とにかく生で大きな音で聴かないとわからないことだらけでどれもすごいよかったなあ。
これは打ち上げです(笑)。
セッション中はぼくはただ楽しんで弾いてるだけでしたが、土田くんは演奏しながらスピーカーのパラメーターをパソコンにつないでリアルタイムで他の楽器とのバランスを比較しつつさらに追い込んでました(笑)。気合いがすごすぎる(笑)。最終的にはだいぶまた別のいい音になってました。
とりあえずそんな感じの楽しい会でした。

スマホ(Oppo Reno 11A)でUSBコンデンサマイク(Fifineの)がつかえた!!ついでにスマホレビュー。

とうとう昔やりたかったことが…。
機材的なお話です。
最近スマホを買い換えたのはご報告したと思うのですが、それで自分のYouTube用の動画撮ったりしております。
ちなみにoppo reno11aという中間くらいのスペックのやつです。
四年ぶりくらいにAQUOSsense3から買い換えたので、さすがにこのクラスのものでも普通に機能は進化していてよいですね。
というわけで世であまりふれられてなさそうなところも少しご紹介します。四年以上?前のスマホとの比較なのですけど、古いやつだしスペックもそんなにいいものではなかったので、参考になるかは不明です(笑)。
・写真
もともとスマホの写真はそんなに悪くはなかったと思います。
今回も普通にちゃんとした写真がとれてると思います。スマホとしては十分なのでよいです。
写真編集のアプリにAI消しゴムというのがついていて、これがかなり便利です。背景のいらないのを消したりが、今までのアプリよりもうまくできます。プロフィール写真とかのいらないもの消しやすくなったかもです。
・動画
そんなに画質はよくなさそうです。ふつうかな。まあ問題ないですけど。
YouTubeの動画撮影には自撮り用の画面を使っているのですが、こちらの方がなぜか滑らかに映って好みだし、前のスマホより画角も広くてありがたいです。
ただ自撮りの動画は明るさなのかなんなのかが変なタイミングで補正がかかって、全体の明るさが変なタイミングで変わるのが難点です。
これをオフにできたらよいのですけど今の所やり方はなさそうな気がしています。ちょっと残念ポイントです。
・マイク音質
前のよりとてもよい気がしてます。動画とか録音とかの音がよくなったと思います。前のが悪すぎたかもだけど。
こういうのはきっとiPhoneとかのがよいのでしょうねえ。そういうところがうらやましいです。
・外付けUSBマイクを認識してくれる!
これが今回一番の感動ポイントです。
USBコンデンサーマイクを買っていたのですけど、前のスマホだと謎のノイズが入るだけで最悪の音質だったのが、今回はちゃんとよい音で録れます!
録音も動画もどちらもちゃんといい感じに機能してくれてます。
Androidには多分10年以上?くらいこの機能を願っていたのですけどとうとう普通にマイクを認識してくれるスマホに出会えました。しあわせです。技術の進歩なのでしょうかね。
というわけで来月あたりからYouTubeの動画の音もいい感じになってくれそうです。
うれしい!
これができるならばスマホを使ってもっといろいろおもしろいことができそうです。夢が広がります。
とりあえずちゃんとコンデンサーマイク使いこなせるような設定の方法を学ばねばというところです。
という個人的にはずっと気になって挑戦していつつも諦めていたことができるようになってしあわせというお話でした。

意外と予約の反応はいい謎の楽器ショー企画

この秋のごく一部のマニアの同志に向けた楽器ショーです(笑)。
個人的にFacebook上でよくみかけるオルガニストの土田くんがせっせと改造しているオルガンやスピーカーの音が気になったので、彼の家にでも行ってお茶でも飲みながら音を聴く会とかやろうと言っていたのですが、せっかくなのでどこかのお店でやらせてもらおうということで、少し遠いかもですが京急弘明寺駅近くの音景オルガンルームで10/19(土)14:00~やらせていただくことになりました。
業界初のなぞ企画です。
需要はぼく以外にあるのかはわかりませんが(笑)、お店常設のハモンドB3と土田くんとぼくのライブ用の機材を並べつつ改造の話なども交えつつプロ用のオルガン機材のクオリティを見てもらおうかと思っております。
長年の研究によって、スピーカーユニットはもちろん、端子、内部配線、その他色々な改造を施された機材はどれくらいの音がするのか、ぜひその耳で確かめに来てください。
改造して単体で良い音でも演奏になると全然印象が変わるものなので、後半はジャムセッションにしてアンサンブルでの音も聴けるようにと思っております。
なのでオルガニストはもちろん、他の楽器の方のご参加も大歓迎です。聴くだけでもよいし、他の楽器の方も改造を見ていろいろおもしろいこともあると思いますよ。
我々の情熱を世に発信するときが来ました!
というわけでぜひ聴きに、見に、参加しにいらしてくださいませ。
ご予約はぼくか土田くんかお店にで大丈夫ですが、お店のサイトが現在頻繁に「ロボットですか?」みたいな謎のページに飛ばされるという残念な状況(笑)になっておりまして、対策中とのことです。ご了承くださいませ。
よろしくお願いいたします!

Leslie 2103mk 微妙に改良 低音のびりびりノイズなくなった

ひさびさにちょっと改造というか改良。
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レスリー2103mk3 という小型のレスリーを色々改造してまして、最終的には下に折り畳みの台をつけて使っております。
高さと見栄えも変わりますし、何より音もだいぶかわります。良い方向に。
台車一つでフルセット移動できるし、階段のお店でもひとりで運べて非常に重宝しているのですけど、簡単分解&組み立てで作っているのでどうしても板同士の接合部がぴったりしないし、そもそも床も平らなところばかりでないということで、調子が悪いと特定の低音に対してビリビリとノイズがのりがちで困っておりました。
この度ノイズの発生源を特定できまして、そこに緩衝材を仕込んでみました。
ちょうつがいで留まっているとこの間でございます。
緩衝材を挟み込んでうまいこときつめに固定みたいな。
これにて低音のびりつきは無くなりましたので、今週の越智巌トリオツアーに安心して持っていけます。
ぜひ改良されたこのよきサウンドを聴いてくださいませ。
セッティングもだいぶかえたかもなので、よりよい低音をお届けできそうです。
ついでにこんな過去記事がでてきました。
ちょうど五年前位にこのレスリー2103の下のハコを製作し始めたぽいです。プロトタイプ(笑)。
今は少し高さが減ったり中にブレーシングしたり、ノイズおさえたりと改良が加えられてよりいい感じになっております。
昔の写真よく見たら電源もだいぶかわってますな。
懐かしい。

ギター急に音が出なくなった

セッションでギターの音が急に出なくなって断線したかなと思い、先ほど家でパーツを外して中身の通電をチェックしてみたところ異常なしでした。とりあえず元に戻して音が出ることを確認して一安心です。

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なにが原因だったのかは謎ですがまた症状出ることがあれば気をつけて観察してみようと思います。
フルアコのポットやジャックを外すと構造上元に戻すのは割と大変なのですが、この作業自体は今までパーツ交換何度もやりすぎて割とストレスなくスムーズにできるようになってます(笑)。

とりあえず家で再テストしようとしてたらヘッドをぶつけたときに同じ症状が出ました。
配線の接触不良のようです。
ビンテージの単線つかってるからかなあ。
とりあえず配線動かしたら衝撃与えても大丈夫な状態にはなったのですけど、配線し直すかは一旦保留にしようと思います。
ノイズが大きめなのの原因がこれなら直した方がよいよなあ。

ハーフムーンスイッチまた断線したのでなおしました

このところは演奏の仕事もしつつレッスンしたり、動画とったり編集したり、いろいろなバンド用の譜面をいろいろさらったりとなんだかあわただしい日々を過ごしております。
ついでにメルカリでいろいろいらないものを出品してみたのですけど、今回は割とすぐに買い手がついてくれてその梱包発送とかもがんばっております(笑)。
そんな中またライブ用のオルガンのレスリー切り替えのハーフムーンスイッチが断線気味になりました。
よりによってこのタイミングで。
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断線箇所はおそらく例によってプラグの根元です。ここの弱さは何とかならないものでしょうかね。
スイッチのところにジャックつけてというのも考えられますけど、スペースが足りなさそうではあるのですよね。むりっぽい。
ふつうに新しい線買ってきて半田付けするしかないかというところです。
とりあえずこの後明日のライブの曲の準備が完了したら直してみようかなあ。体力的に余裕があれば。
その後、修理もして無事配線もうまくいきました。
よかったよかった。

壊れた真空管OC3の替えが届きました

先日壊れてしまったビンテージレスリースピーカー用のOC3という真空管が到着しました。
二個セットでお安いかんじです。
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左の壊れてしまったやつは割と普通の見た目ですが、新しいのは謎のカバーつきです。
脚の数違うけど全部使ってない系ですね。たぶん。
試しに使ってみましたが音もいい感じです。
今まで通りの低音もでてくれますがより新しい(ものすごい古いけど)ぱりっとした感じになってよい感じかも。
二個有るしライブ用のもこれにしようかなあ。
壊れたやつは台座から抜けただけなのでものすごい頑張れば修理できるかもしれないです。
どうしようかなあ。
この後部屋からOC3の予備が1個でてきました(笑)。
昔も2個セットで買っていたのかもしれない。
すっかり忘れていました。

真空管もげました ( ノД`)シクシク…

真空管もげるの巻。
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早起きしてお昼からレコーディングの為のリハーサルです。
小野ヒロフミトリオのレコーディングが明後日から2日間あるのでなるべく本番の音でのシミュレーションみたいな。
というわけでビンテージレスリーを持ち込んで音を出したのですが、低音を出すとかすかにバリバリノイズが乗ります。
接触不良系ということで真空管の端子掃除するかーと作業に取りかかったところ、OC3という管のガラスと台座の樹脂の間で変なぐらつきがあって、これかなあと管をいじっていたらもげました(泣)。レコーディング前あるある。
オリジナルパーツだとしたら60年ものとかになるのでさすがに接着が弱くなっていたようです。これで電源供給が不可能になってしまったので、しょうがないから代わりにレスリー2103でリハーサルしてみました。
リハーサル自体はとてもよいかんじ。
レコーディングでなければわざわざやらなかったのだけど余計なことしたような。
とりあえず本番は家のレスリーのOC3を持って行って使うことにします。
色々ネットショップも探してはみたのですが、意外とこの手の真空管は珍しいみたいで、なんとか一つマニアックそうなところで在庫を見つけたので購入しました。
多分金曜日には着くはず。
今回買ったのはまた音が違うとかなりそうだけどどうなんでしょか。
リハーサルの後はそのままオルガンレンタル業務でパーティに機材をセッティングしてきました。
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素晴らしいメンバーのみなさんの演奏も聴けて楽しい時間でした。
ついでに自作ギターアンプも使っていただきました。
オルガンもギターアンプも自分の機材を人に使ってもらうと色々発見がありますね。
雨降ってたしトラブルはありましたがよき1日でした。
機材のレンタルもこのようにやっておりますので、オルガンを使いたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

森美術館でオルガンを弾いておりますよ。8月まで。

六本木森美術館のシアスターゲイツ展でオルガン弾いております。
宙づりの7台のレスリースピーカー。
すごい見た目です。
全部鳴っておりますが音量の色々な関係でそれほどは鳴らしてないですがとても広がりのあるサウンドですね。
展示内での展示物のひとつとしてのオルガンソロパフォーマンスです。
こういうことをインスタレーションというらしいですね。
今回は黒人文化と常滑の職人の作った物たちが並ぶスペースの中で黒人教会文化としてハモンドオルガンもおかれております。
インスタレーション とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
毎週日曜日14~17時くらい。
私の残りの出番は6/30 7/21 8/18ですね。
これは土田君の演奏を見に行った時のものです
ご都合よろしければぜひ現代アートを見に行こうの気持ちでいらしてくださいませ。
ブラックカルチャー、黒人文化体験アトラクション的な意味でもおもしろいと思いますよ。
よろしくお願いいたします!

Nord C2D起動が怪しい問題

Nord C2D。
ここ12年程買い換えずに使っております。
多分1000回は優に超えて使っております(笑)。
音、機能、タッチどれもとても素晴らしいオルガンです。
さすがに音単体は現行のものの方がよいかもですが、色々電源やらレスリースピーカーやらでプロ仕様のレコーディングにも耐えられるクオリティです。
たまにある状態のそんなによくないビンテージよりだいぶ良い音だと思います。
ただそんなC2Dですが、このところ電源を入れた時にごくたまにバージョン表示の画面でフリーズしてしまうことがあってちょっと恐ろしいです。
実は2015年、2019年にもこの症状は起きていて、OS再インストールで対応してきました。それで症状は治まるみたいな。
今回も新しく変わった代理店のキョーリツコーポレーションさんに連絡をとってひとまずはOS再インストールはしてもらいましたが、EEP ROMなるメモリのエラーがあるらしく、まともに修理すると輸入元に送って1,2カ月かかるとのこと。基盤ごとの交換とかだとお金もかかりそうです。
とりあえずこれを使う仕事もたくさんあるので一旦これまでの処置で様子をみますけど、症状が再発、悪化するようならば修理か買い替えも検討せねばなりません。
デジタル楽器の難しいところでもありますね。件のメモリの寿命も10年くらいらしいですし。
他のところは全く不具合なく使える頑丈さもあるので、なんとか使い続けたいところですが、悩ましい今日この頃です。
ソフトウェアインストールしてみました。
とりあえず不具合なく使えております。
引き続き様子を見ようと思います。

P90ピックアップのスペーサーがようやく手に入りました。

前々から誰か3Dプリンターで作ってくれないかなあと思ってたらとうとうメルカリに出品されてました。
p90ドッグイヤータイプのスペーサー。
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微妙にセミオーダーできてありがたかったです。
自分のセッティングだとリアのスペーサーが分厚過ぎてフロントのをリアに装着したのに加えて、チャーリークリスチャン的ピックアップのの裏の磁石部分?が幅広すぎて普通のスペーサーだと嵌まらなかったというのもあります。
純正品削りたくないし。
しかも結構前に通販で買おうと思ったら在庫切れだったし、割と高いしとまあ適当に木のブロックでごまかしてましたけどとうとう導入完了しました。
内側ちょっと削って無理やりはめました。
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多少歪んで見えるけど全体的には見た目が少しよくなったかも。
厚めに頼んだこともあって思ったよりもピックアップが弦に近づいてしまって、スペーサーを削らないと高さ調整できなさそうです。
今後微調整するかも。
とりあえず近くなった分ピックアップの音は強くなった感じですが、これはこれでいい音だし、ノイズもともと結構あるからありなのかなあともおもいました。
とりあえずよかったです。

森美術館シアスターゲイツ展でのハモンドオルガン演奏

日曜日は六本木の森美術館のシアスターゲイツさんのアフロ民芸展内でのオルガン演奏。
現代アート。
レスリースピーカー7台とハモンドB3。
オルガニストの土田君からのご紹介でございます。彼ができない日担当です。
というわけで展示の作品やコレクションの一部になってそこはかとなく?演奏してこようと思います。
とりあえず会場の雰囲気下見した感じだと割と曲でもないフリーな時間多めになるかもです。曲もいくつかやるつもりですけど。
フリーで演奏し続けるのは一番体力と頭を使う気がしますががんばります!
演奏というかオルガンの音が出ているのはは2 3 4時からの三回です。
展示は9/1までやっているようで、毎週日曜日はオルガンのパフォーマンスが入るみたいですね。
期間中何度か(6/16 30 7/21 8/18)担当させていただきます。
展示全体でどことなく普段と違う異文化の雰囲気を体験するのも楽しいと思いますのでぜひ足をお運び頂ければうれしいです。
よろしくお願いいたします!

ジャズギター研究会的な

ジャズギター研究会?
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先日のツアーの最終日は長野県の塩尻だったのですが、そのライブの主催者でもあり、ギター製作者でもある大和(おおわ)さんからすばらしい素材を託して頂きました。
運搬の時に割れてしまったギターのボディです。
というわけで特別B級品的な特価でございます。
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一年ほど前にこのギターめちゃくちゃかっこいいなあと思っていたのですが、なかなかご縁というものは不思議なものですね。
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というわけでなんとかこの背面部とサイドの大きな割れを修復せねばならないのですけど、素人で手に負えるものなのでしょうかね。それともちゃんと業者に頼むとかですかね。どなたかご存知の方いらっしゃったら教えて頂きたいところです。
それができたら塗装ある程度ちゃんとやってピックアップつけてそのほかパーツ集めてと夢は広がるのですが、第一歩がかなりのハードルです!

一年以上ぶりにギターの弦を交換してみました

低音弦の生音を弾いただけで4人くらいから「弦がしんでる」と言われたので弦を張り直してみました。
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たぶん一年以上ぶり。
なんかぷりぷりしてジャラジャラな音になりました。
よくききわけられるものだと感心します。
張って一週間くらいした現在ちょっと落ち着いてきていい音になっていると思います。
なるほどこれなら違いがわかります。
これからは半年に一回くらいは替えようかなあ。
いま弦高いけど。

ギターアンプ改造。簡易的にEQがある状態になって便利になった!

自作Fender Champの高域がぜんぜんでなくて悲しかった問題ですが、RC Boosterのコピー品?ぽいクリーンブースターを使うことにしました。
これだけでも高域と低域をかなりいい感じにいじれます。

日によってとか時間経過とかですこしEQいじりたくなる気持ちになるときに簡単に変えられるのが本当に便利です。
足りなかった高域がでます!
チャーリークリスチャンピックアップの音がしてくれる!

ついでにエフェクターのゲインを上げればだいぶ余裕の音量感でアンプからの音も強くできる(ちょっと張りがありすぎてなんかゲイン上げたなあという音なので音圧が足りない時にですね)

それに伴いエフェクター使う前提になったので、アンプのつまみを減らしてエフェクター用電源をパネル部分からとれるようにしたすっきりデザインにしてみました。
無駄な配線がない感じです。

というわけで以下そのショート動画と説明文です。

アンプ微修正。
つまみをいろいろつけてたけど、クリーンブースターをつけることでとりあえずVolumeと簡易的なMIdとデジタルリバーブの3つでよいかなと。
2つ穴があまったので一つはエフェクター使うし一応ジャックの入力抵抗を可変にしておきました。
まあ正直なくてもよいけど。
もう一つは9Vの直流電源を取り付けて動画のように簡単にエフェクターをつなげられるようにしてみました。
アンプの電源とも連動するので便利です。
これは個人的に大成功。
すっきりです。
EQとかの音づくりはクリーンブースターでいろいろできるのでようやくこのアンプである程度よいかなあという音が出来上がりました。 プリプリしたシングルトーンが出てくれるのはしあわせですな。 ほんとは中に回路仕込みたかったけど、また発振?してもなあというところだったのでやめときました。

イコライザーがほしいなあ。ギターアンプの改造のために。

地下実験室的な。
DSC_0438
自作真空管ギターアンプはFender Champが元になっているので、基本ボリュームしかつまみはないです。
とりあえずの基本的な音の方向はまあまあよいかなと。
ちなみにデジタルのリバーブは後でつけたのですが重宝してます。
それで別にちょっと高域のシングルコイル感が欲しいとか低域も欲しいところといらないところあるのかもなあなんて常々思っていたので、とりあえず夜なべして試しにプリアンプの基板仕込んでみました。高域と低域がいじれる回路です。
結果音は出てなんとかなったぽかったのですけど、強めに弾くとぷつっと急に音が出なくなるという謎の症状が発生。音が出なくなると今まで聞いたことのないそれほど大きくはないモーって言うノイズが出てアンプのつまみは一切きかなくなります。
ただ電源入れ直すとまた音は出るようになります。が、すぐに同じ症状にみまわれます。
実験は失敗だったようです。
かなしい。
そもそも原因はなんなのだろうか。
とりあえずこの方向で故障箇所探すのは一旦おいておいて、ギター用のお手ごろなイコライザで一度ちゃんと欲しい帯域を学ぶべきかとか、そもそもこの方向で音質の補正ができるのか調べるべきなのかもと思い始めました。
というわけでお手ごろなのは写真の2つかなあと思ったのですが、この用途でこういう機材について詳しい方いらっしゃったらぜひ教えて頂きたいです。
当然ながら音質の劣化はできるだけ避けたくて、ノイズが少なくて、実験とお勉強用なのでお値段もこのくらいならという感じなのですが、使ったことあるよ、とかおすすめあるよー、とかご相談の方教えてくださいませ。
あとこの不具合の症状の心当たりある方も教えて頂ければうれしいです。
よろしくお願いいたします。
どうやら回路の発振のようですね。
とりあえず容量小さ目のコンデンサを疑わしいところにつけてみましたが症状は改善されず。
とりあえず問題は放置することにしましたよ。

ハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のオルガンNord C2DのレスリーSlow Fast切り替えのスイッチがどこか断線気味で気にせず放置してたのですが、そろそろやばそうなので修理する事にしました。
断線してるからどことどこをつなぐのか調べてもわからない、わかりにくいからやりたくなかってのですけどしょうがない。
というわけで一度導通チェックしようとしても無反応で困ってたので友だちにちょっと教えてもらいながら取り組んでみました。
アドバイスをうけてから実際の作業は自宅にて。
結果はケーブルの途中の断線でした。全部切れ気味。
このスイッチはご覧のようにギターについてそうな3wayのスイッチなのですが、4接点が基本で例えば左から1 2 3 4とすると、1(4のときもあるけど)は必ずオンになっていて、だいたいグラウンドみたいなのに対応した線をつけるのですが、1(4)とのこりの3つのどれかひとつを繋げるという仕組みですね。それゆえ3way。
ただよく見てみると実は裏側も4接点がまた別に独立して存在していて、二つの3wayを同時に制御できる仕様みたいです。
そんなのしらんかったし、表裏の独立を確認するまで結構めんどくさいかもといろいろ頭を悩ませました。
今回は表裏どちらか側かだけですむという事がわかり、ひとつ悩みは解決しました。
さて、今回故障箇所がわからなかってので、3芯のケーブルとスイッチ部分を両方新しくそろえたのですが、新旧それぞれのスイッチの接点が鏡像になっていて、かつ新旧それぞれのケーブルは3接点のジャック(先っぽからTip Ring Sleeveらしい)のそれぞれに対応している線の種類が、古いのはT赤 R白 Sむき出し銅線(黒いカバーかけた)、新しいのはT白 R赤 Sむき出し銅線と今度は赤白がひっくり返っていて、さらにはこのスイッチは表裏どちら向きにもセットすることはできるけど、オルガン使い的には右にFastがきてほしくて、これらを総合して正しい配線を頭の中でやるのがあまりに難しかったので諦めて紙に書いて、さらにテスターで調べながらやることにしました。
手間増えまくり。
いつものようにトラブルも発生して2時間以上かけてしまいました。
ひっくり返りそうな要素が四つ(スイッチの表裏どちらの端子を使うか、新旧スイッチの鏡像、新旧ケーブルの赤白逆、スイッチ実装時の表裏)くらいあったときにもう混乱です。こういうのを頭の中だけで展開できるほど賢くないのがつらいところです。
知能テストで出てきそうな難問。
これ紙に書かずに完全に把握できる人まじで尊敬します。
ちなみに実際の運用上は固定の接点をSleeveからの線につけて、のこりの3つの接点のうち真ん中以外の二つを残り二つの線ととにかく配線して、実際に使ってみてslow fastが逆なら中身分解してスイッチ裏返して元に戻せば解決ということぽい。
上に書いた今回発生したトラブルは新しいスイッチの奥行きがたぶん大きすぎてケースにしまったときにちからわざで締めきることになったことです。また敗北を味わいました。
まあレバーがちょっと動きが悪いくらいなので問題ないことにします。
つかれてねむくて説明が長くなりすぎました。
すいません。
ところでTRSケーブルってTip Ring Sleeveの事だったんですね。
ちょっとかしこくなった気がする。

レスリースピーカー低音用のスピーカーケーブル

このところ機材のメンテナンスにいそしんでおります。
とりあえずレスリースピーカーの低音用のケーブルをいろいろ試しております。
家のレスリー122もライブ用の142も写真のやつがかなり良い感じなので、レスリー2103もこれでいってみようかなと。
というわけで注文が届くのを待っているところです。
あとはまた現場で人と合わせてですな。
というわけでライブで使ってみてもかなり良い感じなのでしばらくこれで行くことに決定しました。

レスリー2103mk2スピーカー交換142との比較レビュー的な

ツアー中にレスリー2103の低音用5インチスピーカーが音量に耐えかねてコーンの端の樹脂がビリビリとノイズを出すようになってしまったのでメーカーにスピーカーユニットを注文して交換しました。片方は異常なかったのですが、せっかくなので本日の配信ライブのついでに両方交換。
これまでついていたスピーカーユニット。左が修理したときにつけてもらったやつ。右が元のやつ。左はなぜかくすんでいてザラザラ。
そもそも今回だめになったスピーカーユニットは去年多分ホコリと秋の長雨の湿気でどこかがショートして修理してもらったときに交換してもらったもの。
くすんでるユニット。型番みたいな数字は薄いけど6H3なのかな。9N1という個体と種類は違いそうな。交換してもらってからは低音薄くなった気がするし、スピーカーのガスケットという縁の紙の層も剥がれていて音量が上がるとそこもビリついた音が鳴るし、今回音量あげたときにスピーカーのコーンの端についているゴムの部分もビリビリなるので流石に使い物にならなくなったわけです。
修理終わってからはなんか低音軽くなって悲しいなあと思ってましたが、パワーアンプの部品も交換してもらったこともあり、要エージングで様子見なのかなあとおもっておりました。
6H3?と書いてあるやつはなぜか表面がくすんでいてザラザラ。今回ダメになったやつです。
これは元々ついてたやつ。9N1と書いてある。
これは特に問題なく使えてました。とりあえず予備にしようかなと。
一方、元のは9N1と、これらは違う種類なのかな。
今回手に入れたスピーカーユニット(下)。きれい。なんか書いている数字が微妙に違うぽい。233という型番なのだろうか。
新しいスピーカーユニットとの比較。新しいものは233と書いてある。
また違う種類なのかな。なんだろ。
とりあえず新しいユニットにしてみたら調子はだいぶ良さそう。
低音十分でてるぽい。よかったよかった。
実際配信ライブはレスリー142を使ってしまったので、2103の新しい状態でのバンドでのきこえ方はまだテストできてないです。
ツアー中に2103はまた良さげな配線に換えてしまって、結構よいなあと思ってたところでしたが、結構この新しいスピーカーユニットで音が変わってしまってのでまた配線の吟味からやることになるかも。
2103と142が並んだ珍しい光景。2103の下のハコは折りたたみできるただの板でつくってあります。122と142の中間くらいの高さになったのかな。聴き比べするのも珍しいです。
せっかく142と2103を並べたので音出して比較してみました。
両方とも12時くらいのボリュームです。
結果意外なことに2103の方が上も下も音が大きくきこえました。低音も小型レスリーの方がでるのか(笑)。すごいな。
中域より上も2103はすごいちゃんとでるし、これも好きなやつに交換してしまった高域のドライバユニットのせいかもしれませんけど抜けも良さげです。
全体での太さと抜けの良さがちゃんとあります。
142の方はそれに比べて柔らかい深い感じの音ですね。特に低音が2103と比較して出ていないようにきこえますが、スピーカーユニットが15インチ、キャビネットもまあまあ大きいので50hzくらいの音量を感じさせないけど豊さを決定する帯域が実はよくでてそうですね。
ここばかりは2103ではどうにもできないかも。
それゆえか142は高域もかなり柔らかくきこえますね。そして全体の音の余裕がある感じ。
というわけでこっちも改造してあるけどビンテージの142の音の豊さってすごいなあと思う一方で、お世辞でもなく2103も負けてない良さがあって、スピーカーユニット交換して万全の今ならツアーでも142運びたいなあと思わなくても良さそうな希望が湧いてきました。
今月はこの両方のスピーカーのサウンドをもっと追い込みつつ可能性を探っていこうと思います。たのしみ!
そして誰か今回のこの5インチスピーカーユニットのあの謎の記号について教えて欲しいです。

レスリー2103mk2と142のスピーカー配線材かえたけど

アンプの低音用のスピーカーの配線材を換えてみました。
より低音がでる方向に。
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小型レスリー2103mk2もビンテージの大きめの142も両方。
割と今までは抜けはよいからアンサンブルでは全く困らないものの、若干倍音多めでなんか暖色系の音すぎるかなと思って使っておりましたが、換えたことによってひとりで弾いてるとよりハモンドオルガンらしい倍音の感じになって音色だけでしあわせだなあと思えたので早速昨日のライブで使ってみました。
昨日使ったのはビンテージの方ですな。142です。
わくわく。
というわけで実際ライブの本番で音をだしてみたのですがなんか音が潜ってしまいました。
あれれ。
音が抜けない。
ひとりで弾いていていい音色は必ずしもバンドアンサンブルでも良い音ではないのですなあ。
なんか何度もこういうことあった気がするけど。
毎度「今回こそは…!」と思ってる節はあります(笑)。
というわけでライブの休憩中に線を今までのに戻したらわりとうまくいったぽいです。
うまく音が機能したみたいな。
オルガン本体までビンテージだったらこういうことも無いのかもですけど、少なくとも現行の機種使ってるならちゃんとアンサンブルで機能する方に寄せていかないとなあと改めて思いました。
単体の音色については今回は妥協するかー。
まあ十分合格点ではあるし。
というわけで帰ってきて夜中にまたせっせと機材を家に運び込んで配線材を元に戻しました。
戻したといってもまあこれも改造済みでオリジナルとは違うやつですけど。
さらに余談ですがひとつ今回学びがあったのは、配線ははんだ付けよりも端子を介して留めた方が音色が良い、というか好みだったというところでしょうか。
端子のほうがぷりぷりしてます。
これは予想外でした。
こうやってちょっとずつ学んでいくのです。
これもまやかしかもしれんけど(笑)。

吉祥寺サムタイムのお店のコンセント

吉祥寺サムタイムでライブでした。
音づくりが難しいなあと思いながらファーストステージを終え、セカンドステージの途中で思い立って写真上部のコンセントから左下のコンセントに差し替えてみました。
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その瞬間から音がだいぶかわってかなりやりやすくなりました。
固すぎて困ってたのがある程度柔らかくなって音量も出しやすくなるみたいな。
というわけで電源使う系の皆様はこの左下の方のコンセントを使うことをおすすめします。
というごく数人にしか役に立たないであろう謎の周知的おしらせでした(笑)。

朝早くから千葉県富津のイオンに行きました

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久々に朝六時おきして千葉県の富津にあるイオンでの演奏中です。
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なんか多分一瞬電源がショートしたぽく、レスリー142のヒューズとびました(泣)。
多分スタッフで来てた子が慌てて電源部をショートさせたぽい。
全体的に慌てていたので、ほかのコンセントの扱いとかも危険でした。
このままだと最悪感電死とかなるので厳重注意しておきました。
ただあまり響いてはなさそうな。
予備に2103も出しましたが、なんとか替えのヒューズを見つけて無事142復帰です。
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会場はものすごい高い天井の吹き抜けで音がよくひびきますなあ。

レスリー2103mk2ビビり解消

レスリー2103mk2メンテナンス。
音量大きくするとさすがにこのスピーカー自体の限界がありまして、低音担当の5インチスピーカー×2でよくやってるなあというところです。
実際に音量大きくするといろんなものがびりびりなります。ドラムがいるくらいだと大丈夫かもですが、デュオだと気になります。
・スピーカーのコーン自体→これはどうしようもない。なんとか音量で調整かな。
・スピーカーの枠→うまく留めたり、間にクッションはさんだり。
・よくわからん金具、配線→日によって鳴ったり鳴らなかったり。角度的ななにかかな。
・下の自作のハコ→折りたたみにしたせいの建て付けの問題。スピーカーの置き方でなんとかなるかも。
・スピーカーの前のグリル的なもの→これもクッションなどで対応。
new!
・運搬しすぎてキャビネットの天板に遊びがでてしまい天板がびりびり鳴る
というわけでこのnew!をなんとかしてみました。
キャビネット自体は良くできていて、互い違いにうまいこと組み合わさっていて基本的に接着剤で留まっているのですが、後ろ側の天板のところは他の面と比べて自由度が高いため、動くようになってしまったぽいです。たまに運搬中に倒してしまったりするからか。
最初上からネジで無理やり留めてしまおうかと思いましたが、互い違いに組み合わさっていて、ネジ入れるところがちょうど組み合わさっている面と平行になりそう(説明難しい)ので、なやんでいましたが、内側から木をあてて、接着剤とネジでとりあえず留めてみました。
一番手前側にはL字金具もあててみました。
これで治まってくれるといいなあ。
このスピーカー、音自体は改造の甲斐もあってかなり良くて、温かいアコースティックな音がしてくれます。
階段運搬の現場では大変重宝している逸品なので、なんとか使い続けたいところです。
後日使ってみましたがビビりはきれいに消えてくれました。
もう一息内部配線かえてもいいのかもしれませんな。

だいぶ奏法とかも変わりそうなきがします

基礎練も大事なのですけど、人の演奏を生で見たり聴いたり、動画で色々気になって調べて研究していると日々発見があります。
というわけでメモがてら。

 

・右足(エクスプレッションペダル)の使い方かえてみた

基本の音量のところを前よりも上げて、敢えて音量を大きく変えずに弾いてみる。
レスリーのストップで聴くに耐えられる音色になるのだなあ。
ふしぎです。
あとリズムの出方が全然変わりますね。
ふしぎです。

結構オルガンって音量変えずにそのままで弾いてもサウンドするのだなあと。
まあいつでも動かせるスキルが身についた今だからこその対比なのかもしれませんけど。
しばらくはこの方向でいろいろためそうと思いました。

 

・ドローバーセッティング

わずかのセッティングの違いでフィットするジャンルというか雰囲気とか、間がもつ音になるんだなと改めて認識。
とくに左4つのドローバーのバランスがものすごい大事ですね。
自分の本当に好きな音は一般的なセッティングからほんの少しだけアレンジしなければならないのですね。

・ゴスペル的なハーモニー

うまくいく時といかない時の差についていろいろ考え中。
ドローバーセッティングもかなり影響を受けるのですね。自然にそういうアイデアが広がるようもっと細かなセッティングの追求をするところから始めてもよいかもしれません。

それに伴ってm7-5みたいな響きをもっとうまく積極的に、自由に扱えるように練習しようとおもっております。
あとサブドミナントマイナーみたいなサウンドもですね。
もう少し体系化できるとよいのですけど。
とりあえず動画とかいろいろ見続けてみようと思います。

 

・フレージング

どちらかといえば目立つところというよりは、つなぎの目立たない部分(これらを弾いている時間の方が長いかもだけど)で自分が満たしたい方向がすこし見えてきました。
ただのつなぎなのですが、相当頭を使うというか慣れるまでだいぶ訓練と準備がいるようなことを練習しております。

それによってつなぎのサウンドの時にものすごいよい感じにハーモニーもリズムもフィーリングも出せる気がするので、いわゆるみんなが想像する一般的なフレージングに戻った時(表現難しいけど)にその効果が何倍にもなるような印象を出せることが期待できてます。
あとはそのやり方をもっと精度をあげていくのみ。

自分がやりたい歌い方みたいなのが少しだけ見えてきてうれしいので、仕上げていきたいものです。
このやり方ならジャンルを問わず機能しそうだし、自分らしい表現でそれでいて満たされる感じに向かえそうです。

 

というちょっとしたメモです。
ただの自分向けだけどとりあえず備忘録がてら。

オルガンサミット的なライブをやりました

先日の町田Into The Blueでのオルガンの会は色々勉強にもなって楽しかったです。
他のオルガニストは大先輩の金子雄太さんと、20代の長田信慶くんです。
お越しくださった皆様ありがとうございました。
最近オルガンの動画とか音源とかもちょっとチェックしていて、そして生で他の人のオルガン演奏を聴いて色々お話もしたせいでしょうか、オルガンの微妙なドローバーセッティング(音色作り)の違いでそれによって引き出される音楽性がかなり変わるということに気がつきました。
初心者みたいなこと言っていてすみません(笑)。なにをいまさらです。
ちょっとだけなはずなのに、気づいたことが結構大きいぽいので自分の欲しいサウンドに合う微調整をしていこうと思います。
がんばろ。

車の積み方大改革 その2

雨が降ったり止んだり。
先日車の積み込みのレイアウトを変えて気合いの三人乗り仕様にしたのですけど、色々問題が発覚しました。
リアハッチあけたとこがレスリー大で埋まっているため基本後部座席の横のドアからの機材の出し入れ
・雨よけができない
・車道側の扉を開けるので危険
実用することで色々不便がわかることが多いです。
まあ簡単に予想できたことですが、そこはふれないでください。
というわけで新しい積みかたがこれ。

色々な車の出っ張りの関係上この順番で行くしかないみたいな。なんとか収まるものです。
この再編成を機に、後ろの使う席の左右を入れ替えて一人乗りで重心右側に偏り過ぎかも問題をバランス良くできたかな。
この積み方のデメリットとしてはレスリー大を出したいときにただキャスターで転がすだけでは後ろから出しにくいくらいでしょうか。ちょっと片側持ち上げながら動かさないとみたいな。
あと使わない荷物も一度全部出さないといけなさそうなところもです。
しかしこの状態になってからまだ三人乗りをしたことがないという実情。三人目の乗り心地は不明。
まあそもそものツアー時にシート再アレンジを毎回やりたくないという目的は達成されてると言えばされてるのでよいです。

車(タント)を常時3人乗り仕様にするために積み方大改革してみた

ツアーから帰ってくると毎回レスリー大を家から引っ張り出して、3人乗り仕様を2人乗り仕様にシートアレンジしてから収納というのが一連の流れです。
とてもたいへん。
今年は後何回かツアーに出る予定なのもありまして、なんとか3人乗り仕様のままいつものフルの機材を納められるように収納大改革をしてみました。
というわけで早速ツアー帰りにそのままホームセンターに寄って、木の板を適当にきってもらい、なんとかこの形になりました。
オルガンと足鍵盤を立てて収納するのでちょっといやなのですけど、後日クッションなどで対応していこうと思います。
15年ぶりくらいの大改革。
よいことです。

レスリー2103mk2内部配線つづき

昨日レスリー2103mk2を使ってみたところ、全体的には音質はかなり向上したものの換えたケーブルの中域の感じというか音の立ち上がりとかもちょっと違うなあということで、帰ってきて夜中にケーブルまた換えてみました。気になるととまらないです。
というわけでレスリー142の方でうまく行ったセッティングでございます。
DSC_0292
高域にはビンテージレスリーのケーブルを(緑と黒の古そうなの)、低域には現代のものを(色が一色ですが、手前のグレーぽく見えるやつ)使いました。
元の基板についている端子の都合などもありまして、そこら辺の加工にも多少手間取りましたが無事音はでてそうです。
というわけでこれで安心と期待を込めて本日のライブに臨めます。
本日7/20(木)は六本木オールオブミークラブで南雲麻美カルテットです。
ぜひさらによくなったオルガンの音を聴きにいらしてください。
今回の改良もかなりたのしみですなあ。
実際使ってみたら改めて分かりましたが、ホーンドライバはドライバ自体がモダンな高域が出るものなので中域以上が薄い感じになってました。
逆に低音は出すぎくらい出るようになってしまって、中域がほとんど抜けない感じになってしまったかも。
低音の太さはわりとよかったのですけど難しいところです。
とりあえずホーンのケーブルは一度改造したベルデンのものに戻して明日からのツアーに臨みたいと思います。
どうなるか楽しみです。

ライブ用Nord C2Dのソフトケース新調しました

最近いろいろ部屋の模様替えから始まりいろいろ買い物がふえております。
ちょうどそんなときにライブ用のNord C2Dという二段のオルガンのソフトケース(ケースはハモンド製)の取っ手がもげかかってしまったので新しいものを探して購入してみました。
なかなか特殊なサイズなので探すのに苦労しましたが、スペックをみて行けそうだったのでヤマハ製のケースを導入してみました。
ギリギリきれいに入ってくれて問題なかったです。強いて言えば取っ手が短いから肩からかけるためのストラップをつける必要があるくらいでしょうか。
元のケースの半分以下の値段なのでそこが一番の決め手でございます。
とりあえず使えそうでなによりです。

レスリー142配線材かえてみたその2

今日は今日とて立派なホールで演奏でございます。
南雲麻美カルテット@北千住東京芸術センター天空劇場。
というわけで本日もレスリー142を使っております。
お昼に急いでこしらえた配線材を試してます。
アンプからクロスオーバーは最初に換えたやつ、
クロスオーバーからホーンドライバまではビンテージのもとの線、
低音用はわりとモダンな音の線。
この組み合わせがこのスピーカーにはベストな気がします。
ちょっとずつ現場で試してさらに修正していくかんじです。
よい音ですなあ。
ひとまずこれで落ち着きそうです。

ライブ用レスリー142内部配線交換してみた

南与野ジャズマルにおかせてもらってるレスリー147の音がちょっと軽めなので配線換えようかなあと思ってスピーカーケーブルを購入してみましたが、せっかくなのでその前にライブ用のレスリー142も配線換えてみようとおもってまずやってみました。
出来上がりはこんなかんじ。
このスピーカーはキャビネットの材質のせいかなにやってもかなりブライトなサウンドなのですが、試しに鳴らしてみたところこれでまたひとついい感じになった気がします。
今月はホールの仕事やライブでこのスピーカーを使用する予定が結構あるのでこのタイミングでやってみました。
なんか写真まんなか左奥のクロスオーバーのところが外しきらなくて、はんだ付けにかなり手惑いまして思ったより時間がかかりました。
というわけでライブ用のこの142も2103mk2もより良いサウンドになったところで使うのが楽しみでしょうがないです。わくわく。

足鍵盤の電源部分接触不良

メンテナンスデイ。Hammond XPK-200L。
足鍵盤の電源アダプターの差込むところが接触不良気味でした。ちょっと力加わると電源が入らなくなるみたいな。
最初はアダプター側の断線かと思いましたがどうやら受け側の問題らしい。
開けてみると結果2枚目写真の赤○のところが悪かったのですが、最初はその右下のところ(まあここもとれてたのですが、ただの足のところなので関係ないと言えば関係なかったもよう)をがんばってくっつけようとしたのですが、衝撃で銅泊がはがれてしまってたようでくっつかないので放置せざるをえませんでした。
ということで関係ないところをさわっていたので無駄に時間がかかってしまいました。
とりあえず無事復帰を確認しましてまたこれから現場投入となりますが、間違いなくライブやセッションの時に結構蹴られたりぶつかられるのが原因なのですよね。
見えにくい場所だし、みんな無意識にやってるから予防もしづらいという厄介な問題です。
ケーブルふんずけたりもですね。断線したときの手間とコストがとにかく大変なのよねえ。
ようやくこれからメンテナンスその2に移ろうと思います。
レスリー2103mk2の配線なんとかできるかなというやつです。あ、スピーカーのとこのネジ穴も改良しよかな。するとこれからホムセンいかねば。

ローターベルトも自分で作る時代

自作メンテナンスコーナー。
レスリースピーカーのローワーローターベルト×2。
ポリウレタン製のプーリーベルトというのが正しそう
上側のベルトがうまく行ったので下側も太いケーブル買って作りました。
ライターであぶって気をつけてくっつけるみたいな。
その際にクッションに溶けた材料がこぼれ落ちて焦がしました。後ほど縫おうと思います。
これはとりあえずライブ用のレスリー142に装着してみようと思います。
うまくいくとよいですな。

いろいろあってエレキベースを買う

昔からエレベのぶにゅぶにゅした音色が気になっておりまして、最近いろいろあってからのメルカリで眺めてたらアイバニーズのジャズベースっぽいのが安そうだったので衝動的に購入してみました。
6500円送料込み。たぶんお買い得。
今月はちょっとした買い物が多めです。
機材はこれくらいですが、あとは身の回りのものとかオルガンとかギターのメンテナンスとかですかね。
これらもちょこちょこあげていければと思っております。
少し触ってみましたが楽器はいい感じです。
実機で学ぶベースサウンドはオルガンベースにも役にたつのです。
まあまずはエレキベースのサウンドを楽しむところからですね。
そしてぶにゅぶにゅする方法を編み出すのが目標。どうやるのだろうか。

プチ改造

レスリー2103の電源の差し込み口が高いので、普段使っている電源ケーブルがかなり重たいために自重で根元に結構負担がかかってしまってます。
というわけでこの度一工夫して負担軽減ライフハックみたいなのを施してみました。
結束バンド。
バンドを通すために木に細長い穴をあけるという地味な作業。
とりあえずコードのプラグ部分の負担は減ったと思います。

札幌D-Bop Jazz Clubでライブやらせて頂きました Hammond XK-5 Leslie 3300

というわけで札幌でのメイン業務のD-Bop Jazz Clubでのライブでした。

現在のハモンド鈴木の最上位機種のXK-5と中型?レスリーの3300の組み合わせです。
現行のモデルながらこれがライブハウスにおいてあるならかなり設備としては十分ですね。

はじめましてのNateさんと駆け出しのころ東京でよくお世話になった宏樹くんとのトリオです。
二人とも素晴らしかったです。とても楽しくできました。
宏樹くんも前よりももっと進化していてうれしかったです。
東京より北海道の方が熱い人が多いかもとも思わされました。熱いのは大事なことですなあ。
いろんな話もしたし。

大学からの友達もライブに来てくれてなによりでした。
みんな活躍してますなあ。立派すぎる。
自分もがんばらねばですな。

とにかく聴きに来て下さったみなさまありがとうございました!

 

XK-5と3300の組み合わせですが、やはりビンテージと比べると太さが足りない感じがしましたね。総じてかなりいい音にまで持っていけるのですけど。
ローミッドあたりはむしろ十分すぎるくらいではありました。
シングルトーンの太さが欲しいところでしたが当日だけでは追い込みきれなかったかも。
個人的には鍵盤の抑えたときにドローバーと共に鳴る真空管回路の音圧だけみたいな低い音のノイズみたいなものがないのかもとも思いましたがどうなんでしょうかね。
ビンテージレスリーにしただけで解決する問題かもしれないし。

室蘭教会のパイプオルガンでのジャズコンサート

室蘭教会でのパイプオルガンジャズコンサート無事に終わりました。
初日はソロ。二日目はサックスとのデュオでしたが、おかげさまで満員のお客様にきいていただきとても感謝しております。
しかもみんないいお客さんでした。やさしい。
初めてパイプオルガンをちゃんと触りまして、自分の普段の演奏での自由が制限されることもいろいろありましたが、その分新しい学びが多かったです。
最終的には気の持ちようかもしれません。

今回はジャズになじみのないお客さんも多そうだったこともあり、またジャズになじみのないパイプオルガンでのしかもソロの演奏ということで、選曲もなじみが多そうなものをメインにして、ジャズのフォーマットってどんなものかから説明し、一曲一曲ちょっと解説しつつお送りしました。
そのおかげでしょうか、初日も二日目もお客さんへのアンケートの評判も上々でありがたい限りでした。
やっている時はこういう状況なので普段のライブよりもお客さんの手ごたえもそんなになく、普通には不安になるところでしたが、こういう状況でも丁寧にやっていると思いのほか皆さんが楽しんで頂いているものということを忘れず最後までやり通せたことも個人的には良かったと思います。
なんとか今の自分の力を投じて形になってくれてほっと一安心です。
そういえば初日の夜は室蘭名物の焼き鳥(という名の豚串もあるタレメインで食べるものらしい)も頂いたのですが、めちゃくちゃおいしかったです。

久々に北海道に行きました

仕事で北海道に行くのは15年ぶりくらいでしょうか。
二回目。
前回はオルガンを運ばねばならなかったので大洗まで車で行ってフェリー経由で苫小牧にたどり着き、そこからまた車だったような。

今回は室蘭の教会でのパイプオルガンコンサート2Daysがメインで、せっかくなので札幌まで行ってみようということで札幌のオルガンが置いてあるライブハウスでライブをブッキングしてみました。

とりあえず飛行機で前乗りで室蘭に入り、教会のパイプオルガンに慣れるべく練習させてもらいました。

これまでパイプオルガンの経験がないので、今回に向けて埼玉にある教会のパイプオルガンを弾かせてもらっておりましたが、これはこれでまた勝手がかなり違うものです。個体差。

前日入りできたおかげで、このオルガンの使い方も大分わかってきました。当日入りだったら危険極まりなかったですね。
ボリュームもかえられず、ストップ(音色のセッティングのレバー)も想像していたよりも変化が大きすぎて想定の使い方ができないなど。
一日で修正でそれなりにいい方向に持って行けたのはよかったというものです。

その日はおいしい海産物を頂いてからの登別温泉。
室蘭からとても近いのですね。

温泉の写真はないのですが、かわりに温泉街にあった北海道名物セイコーマートです。
温泉も宿もとても素敵なところでした。

とはいえコンサートがメインコンテンツなのでそこに向けて油断はしてられないというものです。

レスリーのプーリーベルト(ひも)自作してみました

色々思うところありまして、レスリースピーカーの輪っかになっているヒモを自作してみました。
モーターからローターに回転を伝えるためのベルト的なものです。プーリーベルトというのかな。
もちろんアメリカのパーツサイトとかには売ってるのだけど、一つ2000円以上するっぽいし、送料も数千円かかるし、届くまでに時間かかるしいろいろ困ったものなのです。
というわけで材料調達して作ってみました。
長い線を切ってくっつける作業。
今回色で選んだので素材はちょっと細いけど、とりあえず問題なく動いてくれてますね。
太さを優先するとオレンジ色とかになってしまうからちょっと見栄えがイマイチかもなのです。
接合部はもちろん、ひも自体の耐久性もこれから使いながら確認ですね。
今回低音用のローターのこのヒモのテンションの調節方法も新しく学べて楽しかったです。
しかもテンションもかけ過ぎても回りにくいことも知りました。
程よいところがあるのだなあ。
後日いまいちな動きとノイズだったので改めてベルトを探したら黒い3㎜の直径のものがちゃんと売っていたので再注文。
新しく届いたものはサイズ的にもベストで、なんか素材も元のがプラスチックぽくって癖がつきやすく滑りやすそうな触感だったのに対し、新しいものは柔らか素材で癖もつかない滑りにくそうと全然品質に差がありました。
こっちならうまくいきそう。
ということで新しく付け直したところばっちりの動作になりました。
低音部用の太いのもつくってしまおうかなあ。

パイプオルガンのライブがあるので練習してみました

今月は北海道の室蘭でパイプオルガンでジャズなどを弾くお話を頂いておりまして、東京近郊にて似たようなタイプの教会のパイプオルガンを触らせて頂きました。
いろいろな方のご親切に感謝です。

こういう楽器をちゃんと触るのは初めてということで、まずは色々な操作とかタッチとかをよく確認するところから始めてみました。
木製の独特のタッチの鍵盤ですが、なんか生っぽくてよいです。ハモンドオルガンでやっていることで基本的にうまく行きそうです。
立ち上がりに独特のアクションがあるから試しにゆっくり触れたら倍音?みたいなのから発音されました。ハモンドオルガンの多列接点ってこれ再現したのかな。だとしたらよく再現したなあ。
半音階弾いていると半音ごとに対応するパイプは左右に振れているので、なんかレスリーslowみたいだし。やっぱりこういうのが元になっているのだろうか。
音色も柔らかいものから豪華なものまでありまして、実際にどのように演奏中に切り替えるかもいろいろ試して面白かったです。
足鍵盤は自分が想像してたよりもだいぶ弾きやすかったです。普通のスニーカーみたいなのですが、家で靴下で弾いているのとそんなに変わらない印象。家のオルガンの足鍵盤もこのタッチにしたいなあ。
謎なのは上鍵盤を弾くと必ず下鍵盤の同じところも同時に動いてしまう仕様?。いろいろ操作したけど解除できなかったです。まあいいか。(後日上鍵盤全体を引っ張るとその機能がかかることを教えて頂きました。完全にただのカラクリ仕掛けです(笑)。)
エクスプレッションペダルはないのでまた違うところを意識せねばです。主に左手の使い方ですな。
後はこのオルガンは昔の調律の一つでミーントーンというものらしくて、キーを選ぶぽいです。
こういうのは教会あるあるなんだろうなあとも思いました。
とりあえず生のオルガンの響きはやっぱりいいものですなあ。
貴重な経験です。
以上初心者的感想でした(笑)。

なんとなくうまく演奏できるようになってきた気がする。レッスンもしますよ。

なにを今さらという話ですが、このように芸の道は長いもので、20年ほどいろいろあれこれ工夫してきましたが、ここに来ていままで訓練してきたことがようやく統合されてきた感じがします。
なかなか自由なところもあってよい感じです。

 

とくにここ1年くらいの思っていたことが漸く馴染んできて、といっても演奏中かなり注意しながらですが、いろいろなことをリアルタイムで意識しながら実行することで共演者やお客さんのリアクションにとても良い手ごたえを感じております。
うーん。長い時間がかかりますな。

 

なかなか自分で反省してみたいなのの繰り返しなので正解なんてわからないまま試行錯誤せざるを得ないのですが、その試行錯誤もこのところ結構いいポイントを捉えられてるぽいです。

 

傍から読むとなんのこっちゃという文章ですが、まあ一つ一つの動作や思考は割とちゃんと説明できるくらいは考えてきたので全部何やってるのか自分では説明できるので、ほかの人もやろうと思えば同じことできるはずです。
ただ一つ一つの動作をちゃんとやって統合していくのにはそれなりに時間がかかるかもですけど。

 

ここら辺になってくると漸くフィジカル的な速さとか精確さをより追求する理由が出てくるので、時間を見つけてどんどんそこらへんも強化していこうというのが目下の課題です。

 

30代まではいろいろ試行錯誤の失敗の方向で頑張り続けることもいっぱいありました( ノД`)シクシク…。
ほんと始めたての時にもっと知っておきたかったことだらけです。
いまは多分大丈夫なはず。たぶん。
しかし今後もいろいろそういうひらめきはあるのだろうなあとも思います。

 

まあ自分のような専門家がいろいろ全力で失敗も含めていろいろやり続けたから今最短ルートで伝えられることもあるわけでして、ぜひ気になる方はレッスンも受けに来て下さい。
総合的な音楽のことでもあるのでこの際楽器だろうが歌だろうが問題ないです。

 

コメント欄にレッスンのお問い合わせも頂きますが、なにぶんコメントの新規投稿についてはこちらのメールの設定の問題などから月に一度くらいしか確認できないので、メールフォーム、あるいはフェイスブックやインスタグラムなどのSNS経由でご連絡いただいた方がお返事は早くなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

リバーブつまみ換えました つかいやすくなった

先日自作ギターアンプのリバーブつまみを換えてみました。ひさびさのちょっとした修正。
BカーブのものからAカーブのものにしました。抵抗値の変化の仕方だけが違うわけです。
今までは敏感すぎて結構最初のほんの少しの幅でしか使えなかったのが、割と広い範囲でコントロールしやすくなりました。
そもそもほんの少しだけつまみまわしていた今までだと、なぜか電源落としてしばらくして付け直すとつまみ回してないのになぜかすごいリバーブがかかった状態で起動するという謎仕様だったのです。
とりあえず使いやすくなりましたが、このデジタルリバーブはなんかディレイぽいんだなあと思いました。
まあとりあえず演奏上は気にならないからよいか。

実はたくさんあるネットで手に入らないもの

ネットショッピングでなんでも簡単に手に入る世の中ですが、なぜかこのタイプは無かったので買ってきました。
50kΩのAカーブのポット。
自作ギターアンプのリバーブの分量決めるつまみですね。
通常はBカーブの方の取り付けをおすすめされるのですけど、こちらだとつまみの序盤で急にかかりすぎて困るわけです。そういう違いです。リバーブあるある。
というわけで後ほど取り付けです。
概ねこのようにパーツ入手にしたってネットなどで簡単に手にはいるようになりましたが、どうしても平均的に売れるものが検索の上位に来るシステムです。
本当に個人のニーズにぴったり合うものは歩いて探しに行かないのはたぶん変わらないのでしょう。
今は便利に平均化されたされたものに相当埋め尽くされてしまったので、これからはもう少し個人それぞれの嗜好にカスタマイズされるスタイルが好まれそうな時代が来そうな気がしております。
音楽にしたって同じだと思います。
たとえばオルガン、ギター、ドラムのトリオはオルガンジャズの中ではかなり完成度の高い王道の編成ではありますが、特に日本ではまだまだ認知度は低いかもしれません。
しかしハモンドオルガンのサウンドは言葉では言い表せない魅力があります。ぜひまず足を運んで生で聴いて体験していただければと思っております。
というわけでYouTubeやストリーミング再生だけでなく、ライブにもぜひ来て下さいませ。

2月になりました

昨日は朝から急遽前日頼まれたビッグバンドのリハトラ(代役)をやりました。
いきなりその場で譜面もらって初めて曲を知るというなかなかスパルタンな状況でしたが、何回かやってるとちょっとずつできるようになってくる気がします(笑)。
なかなか普段体験できない豪華なサウンドで、とてもよい経験になりました。たのしい。
そのあとは一月から鋭意取り組んでおります歌もののレコーディング案件で、新曲一曲とアレンジ変更で一曲ピアノで取り直ししました。
新しい方はいろいろ模索しながらとりあえずいろいろ素材集めみたいな方向で。
レコーディングの方も自分の担当はもちろん他の作業も順調に進んでいて、あまりばたつかない今月中にいい感じでまとめられそうな予感です。がんぱります。
今月は自分の個人練習もいろいろやりたいですなあ。いろんな楽器の。

真冬ですが屋外のライブでした

先日のもよう。
3日前に急遽決まりましたライブで、王子のタゲンというとても素敵でおいしいレストランのテラスで演奏してきました。
惜しくも亡くなってしまった歳が一つ上のピアニスト、田村和大さんのお父さんのお店です。
そのご縁でライブを昔から不定期でやっていたという経緯があります。
近所で同じ北区でジャズを盛り上げてくれる貴重な場です。
メンバー集めは急ぎで苦労しましたが、三木俊雄(ts)さん 久保田浩之(gt)さんという素晴らしいお二人とご一緒にスタンダードを演奏してきました。
この日は思ったよりも暖かくて演奏にはそれほど困らなかったのは幸いでした。
初の組み合わせでしたが、すごいよい感じにできたとおもいます。さすがのメンバーでした。
お客さんも寒い中よく立ち止まって聴いてくださりました。
何気に機材の運搬の関係で自作ギターアンプを使ってもらっておりますが、久保田さんには一聴してめちゃくちゃ音がいいと言ってもらえました。うれしい!
ギタリストからかなり評判のよいアンプです。
5Wでも十分すぎる音圧でもあります。
通常、ジャズライブだとお店のピアノやドラムを使うことがあって、楽器のコンディションがよくない、特にピアノの調律が毎回されているわけでもないという現実はあるのですが、
今回の編成だとみんな持ち込みで、各人プロクオリティの音色で臨めているので、そういう意味でよき演奏にもつながっているのでしょうね。
自分もノードのオルガンはいつものとしても、ビンテージのレスリー142を持ち込んでいるのでやはりいい音ですね。
階段とかなければいつも持っていきたいところですね。
オルガントリオとかだと機材全部持ち込みだからどこでやっても音はかなりよいというのは売りですな。
ドラム入れてもよいし、もちろん今回みたいにサックス入れてもよいし。
ちなみにその時のもよう。
ヴォーカルのなみへい氏のiPhoneによる撮影。
高架下ゆえ電車の騒音はかなりありますけど、それでも演奏はかなり良い音でとれていると思います。
iPhoneのこういうところはすごいと思いますなあ。

仕事始めはレコーディングのプロジェクトから!

仕事はじめでレコーディングしました。
オルガンとピアノ一曲ずつです。

今回は諸事情で先に音を作って歌を入れていくスタイルです。
オルガンはA100と142のセットです。やっぱりビンテージはいい音です。
オルガンもピアノもいい音でとってもらえたと思います。
今回は演奏はもちろんですが、共同というかプロデュース補佐みたいな役割もありましてとりあえず全体像を想像しながらがんばっております。考えるところちゃんと考えてとやりがいのある現場ですね。たのしいです。
今年はこんな感じでより多くの録音物にも携わりたいものですなあ。

レスリー122アンプ不調なおったかも

先日より不調だったライブ用のレスリー122アンプですが、ボリュームつまみがきかなくなって音量最大みたいなかんじだったのでよくよく観察してみるとボリュームポットの足についていたはんだが裏側にまわってシャーシにふれるかふれないか(たぶんふれてたぽい)という感じになっておりました。
図のマルのところです。
アンプのリフレッシュのときにやってしまったのかも。
とりあえず怪しいところを発見したので、ここのはんだを除去してみたのですが、ボリュームつまみの挙動は普通に戻ったぽいです。
原因はこれだったのかな。
回路図あまりちゃんとよめてないのですが、音声信号が乗っかってるところぽいのですが、これで大電流ながれてヒューズとんでしまったのかなあ。そんな高圧かかってるのだろうか。よくわからんです。
なんで音量最大になるのだろう。
謎はまだ残りますがしばらく様子をまた見ていくことにします。
とりあえずこれが原因ならしばらく使っていると温度とかではんだがとけてはずれてつまみの挙動が元に戻るのもなんか納得いくけど。
(追記:教えて頂いたところによると図の丸のところはバランス信号の二つの音声が来ているところで、ポットの抵抗値が下がるとそこで逆相の信号が混ざることで音量を調節しているらしい。
今回片側の足がシャーシにショートしていたことで、片側だけ0になってしまい、もう一方の信号は常に最大で送られていたのこと。それゆえ音量最大になったとのことです。厳密には片側だけの最大音量なのでバランス信号でもなくなっていて最大というわけでもないのですけど。なるほど、音量がかわらない理由としては納得できました。この状態でアンプに負荷がかかり続けたのかもしれません。まだゆだんはできない。)

買ったもの。今後の活躍に期待してます。

これはかってよかったものというか必要に応じてみたいなものです。
電子パーツの多機能テスターです。
DSC_0192
個人的には修理の際に主にコンデンサの容量を確認する用途になるのですが、抵抗はもちろん、いろんな電子パーツを測定できるようです。
使い方は最初よくわからなかったけど、適当に穴にパーツの脚を挿してスタートを押すと自動で結果を出してくれるようです。いちいち数値の桁数をあわせてなどが必要ないのは便利かも。
これで壊れなければいいですね。3000円位とお手頃です。充電式なのもめんどくさがりの自分に向いているかもです。
レスリースピーカーのブロックコンデンサがお高いので、そのメンテナンス対策などに使えるとよいですなあ。
レスリー122アンプも調子おかしい気がするので、一応のチェックにもつかえそう。
DSC_0193
なんかちょっと気になったので世の中の電圧をいろいろ測ってみようと思ってこれもついでに購入してみました。なにかがわかるかもしれない。演奏するお店での電圧降下っぷりと音との関係とか。

ライブ用のレスリー142音が出なくなる

最近機材が本番前に壊れる呪いにかかっております。
といっても今回のは自分のミスなのですけど。
しかし疑問は残ります。
先日のライブでレスリー142を使ってリハーサルしていたのですが、突然音がでなくなるトラブルが起きました。
とりあえず急遽先日修理したレスリー2103で代用したのでライブは乗り切れました。
その際によくよく見てみると慌ててセッティングしたせいでオルガンに120Vでレスリーの変換器に100Vと昇圧トランスを間違って機器につないでいたことに気づきました。
オルガン本体(Nord C2D)の方は無事だったのですが、レスリー142の方は後でわかったことなのですが、見えにくかったけどヒューズが切れていました。
というわけで持ち帰って簡単に調べてみましたが、アンプのパーツの故障はなさそうだったので、改めてヒューズを交換してハモンドA100につないで無事動作を確認できましたし、その後電源を入れてしばらく放置していても特に異常はみられませんでした。
これでとりあえず直ったのかと思っているのですが、ちょっと心配です。
故障の原因はアンプの回路に大電流が流れてヒューズが切れたのですけど、
・昇圧トランスのつなぎまちがえで100Vでレスリー142を使ったため(これで故障は考えにくいとのこと)
・オルガンNord C2Dを120Vで使ったため(実は220Vとかでも普通に使えるらしい)
・先日アンプ部分のコンデンサなど付け替えた時にパーツ付け間違えた(後日もう一度チェックしようとは思います。)
・そのほかの原因、単純にヒューズが不良品だったとか
ここ10年くらいトラブルなく使っていたため、ちょっと原因がわからないのですよね。100Vでレスリー動かしてしまったことはこれまで何度かあるけれど、ヒューズきれたことはないし。
どなたか詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。
後日家の122キャビネットにこのアンプを移し替えてHammond B3につないでしばらく様子を見ているのですが、ボリュームつまみが全く効かず多分最大音量のままになっているという不具合が発生しておりました。
最大音量だからちょっと歪もかかるし、これでアンプに負荷がかかりすぎたりとかしたのでしょうか。
なんだこれ?なぞです。しばらくするとつまみきくようになるみたいです。温度とか関係あるのでしょうか?
とりあえずボリュームポットの交換をしたいところですが、今のところ忙しいので後回しにします。またそのうち報告します。

故障の秋2 レスリースピーカーがFastのままになってしもた。

家のレスリースピーカーがfastのままになってしまった。
ブロックコンデンサかなあ。
真空管とかでないことをいのります。
とりあえず明日パーツ買いにいってみるかー。
というわけでかってきました。ブロックコンデンサ。
レスリー122早いまま戻らない件、無事ブロックコンデンサ交換して直りました。
すぐ手には入ってよかったけど、これ一つで7000円以上、円安の影響もあるだろうから数年に一度でも何台もレスリー持ってたら結構な出費ですなあ。
他のパーツだってあるのに。
ちょっと怖いけどこのコンデンサ分解して、この足の部分だけいかして残り普通のコンデンサ組み合わせて使えないかなあと思案中。
まずこのがわを切るのが大変そうですけど。
んで直ったなあと思ってしばらく弾いていたのですが急に音が歪む。
おかしいなあと思ってみてみたらレスリー122のパワー管の6550の一つがやたらオレンジ色に光ってます。
壊れる直前のやつぽいです。
やばそう。
というわけでたまたま予備を一個もっていたので交換してなんとか今度こそ落ち着きました。
この真空管も値上がりして、そもそもペアで買わねばならないし15000円くらいなんだよなあ。出費がかさみます。
これは先日オルガン点けっぱなしで外出して8時間くらい放置してしまったことが原因かもしれないです。
帰ってきてなんかやたら部屋があったかくて、機械のにおいがするからすぐ気が付きました。
やってしまった。
まあそもそも寿命だったのかもしれませんけど。

電源タップ受注しました。電源コンサルタントです。

先日打合せして、その時に頼まれていた電源タップを製作しました。
今回はベース用ということで打ち合わせの結果太めのケーブルを使ってみました。
いろいろな場所で使うとのことで、長めの3メートルにしております。まとめると結構なボリュームですな。
音のテストとしてギターアンプでも使ってみましたが、ストレートな音でありながら太さもいい感じにでて、普段使っているタップとも少し傾向は違いますが、これはギターアンプにも良さそうです。
自分用にも作りたくなってきました(笑)。
今回、線が太すぎてどうやってもコンセント部にダイレクトにさせなかったのですが、プラスとマイナスの線には音が悪くなりそうな棒端子は使わず、圧着のコネクタで銅の単線につなぎ換えてコンセント部に差し込むようにしました。
音の若干の柔らかさはこの単線のおかげかもしれない。わからんけど。
下処理もちょっとやったり、絶縁も丁寧にやったので時間が掛かりましたが、その分いい音になったぽいです。
線の色が黒いので見た目は黒々しておりますが、まあこれはこれでよいかもです。
このタップほんとにおすすめですよー。

自作ギターアンプ結構現場でつかっております

先日の長野県の古民家でのライブで、無事自作真空管ギターアンプは機能を果たしてくれました。自分が弾いたわけではないですよ。
前よりもしまった音になったかな。
つまみも10時くらいでも十分すぎるくらい抜ける音でした。真空管だからなのでしょうか?よくわからないですけど、5Wでも侮れないものですな。
このあと赤坂でのライブや国分寺でのライブでもギタリストに弾いていただきました。
おかげさまで音色は好評でございます。
5Wにも関わらず音量は十分ですが、強いタッチに対してはナチュラル歪が結構早めに出てしまうようで、そこらへんはこのアンプの仕様のようですね。そういうものらしいです。
パワー管の入力で歪むのかなあとは思っております。
きっとここに余裕があればもう少し歪ませずにも済みそうですけど、そいうなるとプッシュプル回路とかにしないといけないんだろうなあ。

故障の秋

食欲の秋、芸術の秋、秋もいろいろありますが、今年は故障の秋です。
先日も家のギターアンプ壊れたし(音量半分になって歪む)、ライブ用のエクスプレッションペダルきかなくなるなど。
というわけで今回はパーティの演奏に向かい会場についてからちょっと小さめの音量でサウンドチェックしてたら急に音がでなくなって焦げ臭い臭いがしました。
どうやらレスリー2103mk2が壊れてしまったようです。
本番まで後少しで、その時点ではどこの故障かわからなかったけど、おそらくアンプ部分がダメになったのかなと判断して、車からもう一つのビンテージレスリーを出してつないだところ、なんとか音も出てくれて、ギリギリ本番にも間に合いました。
PAもなにもないところだったのでおそろしいことでした。
というわけでなるべく今月はビンテージレスリーで凌がなければならなくなりましたが、その間に修理に出すしかないですね。
というわけで写真は無駄にたくさん機材を運ぶことになった図です。
先日はエクスプレッションペダルが急に動かなくなったりしましたが、このところ長年使ってきたせいか機材が要修理になってしまいます。
比較的ここ数年は故障も無かったのですが、なかなか替えのきかない楽器なのでいざというときは本当におそろしいです。
終わってから帰ってきて深夜にアンプ内部ののほこりを掃除してたらなぜか音が出るようになりました。
直ったとおもって安心していたらなんか低音が出ない気がする。
ついでにアンプの排熱部分がやたらと熱い。
これはおかしいということで修理に出してみたところ、低音用のステレオのスピーカーが一個焼き切れていたとのことでした。
それにともなってパワーアンプのICも一つ交換していただきました。
無事になおって使えておりますが、やはりパーツを新しくしたせいか、音が全然違いますね。パキパキになっております。
なんだかアタックのパーカッションの音が固い。しばらくつかって馴染ませましょうかねえ。
故障の原因はほこり+長雨での湿気かなあとは思っておりますが、真相は謎です。

自作ギターアンプのキャビネットを追い込む必要がでてきました。Fender Champ

自作ギターアンプの改良を目指してとりあえずほかのいろいろなキャビネットで鳴らしてみました。
勉強会的な。


それで改めて判明したのですが、自作キャビネットは構造の問題なのかなんなのかで音が散っているのを確認しました。
他のキャビネット優秀でした。
なるほどこれで以前アドバイス頂いたときのことがちゃんと確認できました。
逆にアンプ部分の出来はなかなか良い感じだということも判明しました。たぶん。

というわけでとりあえず箱の音響的クオリティをなんとか上げるべくただいま工夫中です。
もっと重たい材で作り直せばよいのかもしれませんが、とりあえず現状からやれることはいろいろ実験しておこうと思います。
だめなら1から造り直すかもしれない…。

というわけでいろいろやるために木を切ったりして塗装して乾燥待ちみたいな。
これでうまくいったらだいぶいい音になってくれるはず。なってほしいなあ。

オルガンレンタル本番編。とちょっと食レポ。

というわけでオルガン貸し出ししてきました。本番でございます。


写真は本番前の練習のときですがホールの響きがとてもよいですなあ。
本番の演奏も皆さん素晴らしくてとても勉強になりました。

 


今日は演奏するわけではないので本番前に近所にラーメンを食べにいってみました。
結構おいしかったです。 年月を経て最近は大盛くらいでもある程度満足できるようになったようです。

機材メンテナンス強化月間 自作ギターアンプ編 Fender Champ

たまっている機材周りのメンテナンス的なものシリーズ。今週はそういう日々です。

自作ギターアンプの裏を半分塞ぐために板をつけてみたので、塗装をしました。むらできたけど裏だしまあいいや。ついでに中に入れたブレーシングの骨みたいなのもぬりました。
見た目に統一感でてなんだかんだ気に入ってます。
後必ずやらねばならないのは事故防止にアンプ部分のカバーですかね。アクリル板切るだけですが、まっすぐきれるかなあ。心配すぎます。

以上でこのアンプはほぼやれることはやったかなあと思います。
真空管ジャズギターアンプとしては結構いい音してると思いますが高域を気分でもう少し出せるようにしたいなあと思って配線材かえたりいろいろがんばっておりますが、あとやるなら抵抗とかコンデンサーの一部をあえて安っぽいのにかえるとかですかねえ。スピーカーもまだ探しますかねえ。
とりあえずここまできました。

このアンプだけなのかわかりませんが、高域の音の指向性が強すぎて、正面で頭の高さにスピーカーだと割とEQ的にいい感じなのですが、ちょっと角度変わると結構すぐ高域がなくなる気がします。
ギターアンプってそういうものなのでしょうか?
対策としてはサイドとかトップの板に穴かスリットを空けるというのを思いつきましたが、どうなんでしょう。
どなたか教えてください~。

今週はあとライブ用のイスのカバー貼り替えがのこっております。

それと比較用に写真下のギターアンプをつかってたら急に音圧下がって歪みやすくなったのでこれもみないといけなくなりました。
なんだろう。プッシュプル回路の片方がダメになったのかな。
原因不明。
仕事がふえた。

Charlie Christian PU補修

マイギターのピックアップの弦による出力がバラバラなのでやむなく2弦のところの金属をゴリゴリ無理やり削ったら樹脂のところまで派手に削ってしまって悲しいことになっておりました。

原始的な構造なので弦一つ一つを調整できないのでちからわざです。

というわけでパテで埋めて何段階かにわけてヤスリで地道に全体を均して塗装してみました。

金属のバーの間の細かい部分だったので均し方がいまいちですが、とりあえず当初よりだいぶ恥ずかしくなくなりました。よかった。

 

ヤスリも240くらいからはじめて1500まで紙ヤスリで、そこからは車のキズ消しとつや出しのコンパウンドで順番にやると素人でもまあまあきれいになるものだなあ。うまく行ったところは新品以上?の輝き。

 

ちなみに逆に音が弱い一弦のところは小さい磁石をはり付けることによってピックアップを近づけた状態にしております。

いろいろ試行錯誤してバランスもとれてとりあえずよかったよかった。

ライブ用122アンプをメンテナンスしてみよう

ライブ用のレスリー122アンプです。147アンプから122にモディファイしてもらったのですが、どうもサウンドが腰高で、キャビネットのせいかと思ってもう一つもっている142キャビネットにこの122アンプをつけてみたのですが、やっぱり腰高サウンド。中域もなんかぺきょぺきょしたくせがあるし。
ということでアンプの部品を良さげなものに換えてみることにしました。コンデンサと抵抗です。なんかモディファイの際に取り付けられてるコンデンサと抵抗(下のやつら)がみる限りあまり良い音がしないかもと思いました。
パーツショップに売っているいわゆるリフレッシュキットみたいなものですが、どうせならそれよりも換えられるものめいっぱい良いものにしてみようとて、自分でパーツ調べて買ってきて取り組みました。
在庫の関係で全部はやりきれてないですが、なんかはんだづけがうまくなったのか割とてきぱきできました。成長かもしれません。
0.0047μF 1600vのオレンジドロップのコンデンサが欲しいのだけど、日本でそんなもの使う人がいないようで取り寄せは海外になってしまいそう。
どなたか国内で売ってるの知っている方がいらっしゃったら教えてください~。

自作ギターアンプちょっと修理

自作ギターアンプのパワー管をつんつんするとなぜかバリバリ音が鳴ったり、キュイーンってノイズがでたりします。ノイズ音が消える角度があるらしくうまく行くと静かになるのですが、ギターを弾いて音を出してる時でもたまにそのノイズだらけの状態に突然なります。
最初はパワー管の問題かと思ったのですが別の管に交換しても同じ症状だったので、真空管のソケットを換えてみました。
ついでに写真ではわかりにくいですが、真空管が下向きについているので上向きに押さえるバネみたいなのもつけてみました。日本で売ってるとこ知らなかったので、なんとか中国から取り寄せてみました。思ったよりだいぶ早く届きました。そして安い。多分問題無さそう。
これで完全に直ってくれてたらよいですなあ。
しばらく様子見ないとわからんけど。
大した作業でもなかったからそれほど時間は掛からずにすみました。真空管ソケットの取り付け(いろんなもの支えながらネジにいろんなもの何重に引っ掛けつつそれらが外れないように細心の注意を払いながらボルトで留める。何回か失敗。)と、真空管ソケットの端子の細かい穴に線をいい感じに張りながら引っかける(スペース無さ過ぎてペンチうまく回らずこれまたもっと多数回失敗。)の結果3回ほど発狂する程度で済みました(笑)。
はんだごて出したことだし次はライブ用のビンテージレスリー122アンプもメンテナンスしようとおもっております。

自作ギターアンプもう少しセッティング追い込むの巻

とりあえずもう一息ギターアンプの音をよくするべくいろいろ実験やってみました。

なんとなくアコギを参考にしてキャビネットの鳴りをコントロールしてみたり、スピーカーケーブルかえてみたり、いろんなところのコンデンサかえて比較してみたり。
・キャビネット鳴りのコントロール
ハコの響きがすこしおさえられてちょっとよくなったかも。やり過ぎると響きがなくなってもったいないかな。
・スピーカーケーブル
ビンテージ的な音のものとそれよりもう少しレンジが広そうなもの。基本ビンテージ的な音でよいけど、状況によってはレンジが広いやつの方が高域がのびてよいかも。ワンタッチ抜き差しでできるようにしときます。
・コンデンサ
いろいろかえてみましたが、元のが一番バランスよいかなあと思いました。結構どこのコンデンサかえてもこれで音色の傾向がかなり変わりますね。変わる要素多過ぎです。
というわけで結果大したことはやってないけど、また一歩進化したので実践投入せねばですな。
後日ジャムセッションに持っていって試した結果
・音量は定格5Wながらドラムが入っていても十分使えるぽい
ひずみすぎるということもなかったです。
・セッションの時のような音量だとキャビネットが支え切れてない感もある。ちょっと滲むみたいな。軽量化のため材が薄いのとかも原因がありそう。
後ろもちょっとふさいだりしてみようか検討中。
・高域成分が個人的にはもう少し欲しい。
聴いている人や弾いてくれた人いわく十分よい音とのことですが、高域がもう少し出てくれるといろいろ音作りの幅的には有難いけど、EQをつけるとゲインが下がってしまうのでそうもいかないわけです。
色々な動画を見る限りもともとこの回路自体それほどハイ成分は出なさそうなので仕様なのかな。
それだとあきらめてもよいかもしれない。
というわけでここからの追い込みは結構大変かもしれないなあ。

ライブ用オルガンの音色の調子が悪いかもしれない

なんか1か月位前に楽器(手持ちのライブ用オルガンセット)改造してからまた音がいい感じに戻ってよかったなあと思っていたけど、ここのところなんか音がぬけないとか、楽器の音に違和感があるのです。

楽器とかケーブルの調子悪くなってるのかなとか、耳の感じ方が変わったのかなとか、なんか最近人が街にさらに増えてきていて電気を街中で使いまくってるのに、発電がギリギリなのかなエアコンも使ってるし。とか考えております。ライブ用に安定化電源導入するべきかとかも。

あれこれ考えていたら、これ日本の梅雨の湿度の影響が大きいのかもなあとも思えてきました。まともにこんなこと感じるの3年ぶりとかになるはずだし。

そう思ってしまえば梅雨明けまでこういうもんだと思いながらがんばって対処する気にもなります。

数年前に遅ればせながら、たまに自分の気分が上がらないのが気圧(?)などの天気にもかなり影響をうけるのだなあと気づいてから、原因不明ゆえの不安みたいなのはなくなるみたいなもので。
楽器の音の原因は湿度であってほしいですなあ。

11ピンケーブルとNord C2Dの11ピンプラグ交換しました

去年に国内でも11ピンのプラグが手に入るということを教えていただいて、これは便利ということで、手持ちの11ピンのプラグの調子があまりよくなかったので、そう取りかえしてみました。

 

たしか以前の記事にも書いたような気がしますが。

それでしばらく使っていたのですが、なぜかここのところ音、特に低音がよくないなあとか、お客さんに音が伝わりきってないなあとか、いろいろ悩まされておりました。

コロナで演奏も半分以下になったので、感覚が鈍ったか下手になったのかなあと悲しくもなっておりました。

というところでいろいろ悩んだところ予備の11ピンケーブルを使ってみたところ、全然楽器の音がよくなったので、というか元に戻っただけなのかもですが、11ピンプラグ周りを全部専門パーツショップから買って取り付けることにしました。

重労働ですけどしょうがない。

 

というわけで取り寄せたアメリカのAmphenolというとこのプラグです。ビンテージハモンドのプラグもそうなのかな。少なくともHammond B3の電源のプラグ部分は同社の製品でした。

 

Nord C2Dのネジを外して11ピンプラグ(手前のケーブルついているところ)にアクセスできるようにしました。

楽器の中身はかなりシンプルになっていて完璧な基盤の配置です。すごい技術ですなあ。

というわけで取り付けてみました。

サイズがちょっと違ったので外側から金具をつける羽目になりました。ちょっと見た目がよくないです。

パーツ交換あるあるの不測の事態です。

しょうがないのでなんとなく上から黒く塗ってみました。

遠目からはカモフラージュされたと思います。

いいかんじ!

 

家のLeslie122でちゃんと動作チェックしてみましたが、うまく音も、レスリーのコントロールもうまく動作していると思います。

しかしこのプラグに換えたのもありますけど、やはり普段ライブで使っているLeslie142より122の方がキャビネットが大きいだけあって、低音がかなり豊かに響いてくれています。

あとはライブ会場で鳴らしてみて、動作もですが、音がいい感じに響いてくれるかです。

多分改善されていると思います!

 

date:5/7(土)

place:Bon Courage(後楽園)

start: 19:30~ charge:¥3630 1drink付

members:西川直人(org) 三木俊雄(ts) 柵木雄斗(dr)

 

このリーダーライブで使う予定なので、ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

よろしくお願いいたします!

自作5W真空管ギターアンプをライブで使ってもらいました

先日のライブで年末にそれなりに完成した自作ギターアンプを素晴らしいギタリストのハル高内さんに使って頂きました。
真空管の5ワットながら普通に大きな音も出て、いい感じとのお褒めのお言葉もいただけてしあわせですなあ。
DSC_0123
演奏ではナチュラルの歪みがをタッチでコントロールしてて鳴らし方の勉強にもなりました。
ギタリストすごいなあ。
ライブの演奏自体ももちろんとても楽しくできました。
買ってくれる人がいるならがんばって作りますよー。
材料費と手間が結構かかるから、値段付けるとしたらとりあえず20万円くらいなんでしょうかね。
量産できれば安くなるかも。
これはまだ完成前の角削りっぱなしの画ですけど。
ざっくりとしたスペック的には
・5W真空管ギターアンプ
・デジタルリバーブつき
・音の調整のつまみ幾つか(トーンやハイミッドのブーストなど)
・12インチスピーカー
・ジャズライブで十分すぎる音量
・キャビネットの板も薄めで作ったので軽量
・12インチスピーカー搭載ながら450×350×255mmと見た目にもコンパクト
自分でも音は気に入っていているのですが、何人かギタリストにも試し弾きしていただいているのですが、素直な音とか、今回のように普通にいい音とおっしゃっていただけるので本当にうれしいです。
ほしい方はメールフォームにてお問い合わせください。
たまにメールが送信できないこともあるみたいなのですが、その時はコメント欄かライブ会場でお問い合わせください。

レスリー147ホーンドライバ調整

南与野ジャズマルに置かせてもらっているレスリー147のホーンドライバという高域担当のスピーカーユニット(写真上部の)がビビっていたので、トンカントンカン直してみました。
ドライバ内の円形の溝にほぼジャストサイズで取り付けられているコイルの位置を微調整するために本当にたたくのです。
ついでに先日予備で格安ジャンク品として買った同じホーンドライバを試しにつけてみたところ全く問題なく、むしろいい感じになってくれているのでこちらをつけることにしました。
いいかんじ。
この前日に試しにこの修理を試みた際にハンディの電動ドライバーが壊れてしまったので、新しいものを買ってみました。写真に写っているやつです。
今回はちょっとよさげなのを買ってみましたが、やはりしっかりとした機能で使いやすかったです。回転もはやいし。奮発してよかったです。

Nord C2Dの11ピン端子も直してみました

使いすぎたせいかNord C2Dの11ピンの接触が悪くなっている気がしたので、交換してみました。楽器の中身は初めて見たのですが意外とシンプルで、ものすごいよくできてました。

 

先日オルガンの専用の11ピンケーブルの端子も付け替えたところだったのですが、端子をいろいろ新しい、しかも別メーカーのものが手に入ったので、それにつけかえてみました。

なんか結構音が変わってしまった気がする。

抜けは良くなったかもしれないけど、低域は前の方が好みだったかも。

前のは使い込んでだんだんハイが出なくなってただけかもしれない。

 

使ってるうちに少し馴染む感じもあるし、もう少し様子をみてみます。

ギターアンプ製作:とりあえず年内にできた!とりあえずだけど。

とりあえず年内にできた!音の動画もあるよ。

形になってくれて本当にうれしい。

 

5W真空管アンプ、12インチスピーカーでデジタルリバーブつき。
割と重たくないです。
音量もかなりでます。

 

斜め前から見た図。取っ手もちゃんとついてます。角はもう少し塗りなおすかとおもって塗ったらそのあと汚くなってしまった。

下にも同様の市販の12インチのギターアンプがあるのですが、それよりも全体的に一回り小さいです。たった一回りですが、意外と印象が違ってかなりコンパクトに見えるものです。

スイッチやつまみが見えます。つまみの説明書きはこの後白いマジックを買ってきて手書きで書いてみましたが、黒地に白でなんだかデスノートみたいな雰囲気になってしもた。まあいいか。

 

通常のGainに加えて

High-Mid Gain(名前てきとう、厳密には違うかもだけど音は結構抜けるようになる)、

Tone(入力抵抗を可変にしてみた、効果結構ある)、

NFB(負帰還量、つまみ0にすると音がでないよ、これはこれで全体のカラーが変わる、滑らかで音小さ目からギチギチした音で音大き目まで)

とデジタルリバーブ(結構音いいかも)がついております。

5Wでゲインを落としたくなかった中(ここ大事!)では十分な機能です。

 

後ろから見えるアンプ部分。

むき出しでかっこいい部分もあります。

スピーカーとアンプ部の距離、アンプ内部の配置とかなりギリギリになってしまいましたが、我ながらよくがんばりました。

このままでもよいけどスイッチOFFでもコンセントの端子のとこは通電してるから危ないのでなんとか対策しておこうと思います。ほかの回路のところも危ないですよね。

 

というわけで肝心の動画ですが、とりあえずやっつけながらとったものを上げましたので気になる方はご覧ください。

そのうちもう少しちゃんとした動画を上げたいものですけどとりあえずとりあえず。

個人的には音かなり気に入ってます。スピーカーもEminence Red White and Bluesってのに換えてみましたが、このアンプと自分のギターにとっては良かったと思います。

なぜかアップした動画が自分のYoutubeから消えていたのでFacebookに残っていた動画のリンクを貼っておきます。

これでみられるかな。

 

ギターアンプ製作:アンプ部をつくりました

2021年の内に終わらせたいので配線もがんばりました。真空管のピンの位置を間違えたりいろいろ苦労してたら10時間以上経ってしまいましたが、なんとか一晩でできたかも。
シャーシの穴あけとか真空管のソケットとかトランスを設置するところまではやっていたおかげかな。
しかしなおしている際にコンデンサの脚を追ってしまったので追加で購入してみました。
あとはデジタルリバーブ導入できるかなというところです。がんばります。
その前に音でるかテストしないとですけど。

 

アンプ作り直したのはよいけど出力が低くて変な歪み方するのであれこれテストしてみました。
漸く判明した原因は出力トランスの赤線を短くきってしまってつなぎなおしたところが漏電してたことのようです。
感電して確認できました。気をつけようと思います。
(この後また出力低下の症状再発、赤い線がほかの微弱電流の信号線に並行して近いと起こるようなので、赤い線のルートを変えたところ解決。原因は保留中。)
今回はレスリースピーカーのアンプにならってなるべくダイレクトな配線をにしてみましたが、そのせいか初号機より音の輪郭がはっきりしていて好ましいかも。
不具合の原因不明だったのでパーツたくさん買ってきてしまいましたが無駄になってしまった。かなしい。
せめてラグ板というパーツの場所動かしてもすこしメンテナンス性をあげようかと思います。
ほかにもスピーカーにのっけたアンプの振動ってかなりスピーカーにまたノイズとしてのるから振動対策もしないとです。
あとは音づくりのためのつまみ類を具体的に追い込もうと思います。
リバーブもつくらんとなあ。

 

年内にいろいろ終わらせたくてここのところ仕事の合間に夜中から日が昇っても作業してます。
ということで今回は
・真空管の振動低減のための防振ワッシャーつけてみた(やりなおしまくり)
・リバーブユニットの製作、テストと実装(やりなおしまくり)
・トーンとハイ&ミッドゲインのテストと実装(やりなおしまくり)
・配線間違いのチェック、やりなおし
・100V AC電源のコンセント取り付け(あとすこしで完了、たぶんうまくいくはず)
アンプ部は97パーセントくらいは終わったかも。あとキャビネットの塗装と補強とかですかねえ。

奥の白いのがリバーブユニットの入れ物です。デジタルリバーブなので省スペース!

真ん中の黒っぽい円柱がコンセントで外側からACDCアダプターでDC9Vを供給しております。

 

ちなみにハイ&ミッドゲイン用にコンデンサ(黄色いの)をつなぐのですけど、このつまみのゲイン上げなくてもここのコンデンサの種類によってアンプの音色が180度かわるの謎ですね。なに選ぶかはまだ悩みそう。
本日は別にレスリースピーカーのトレブルドライバのビビりと、フルアコギターの弦アースがちぎれてたの直しました。両方ともなかなかの大変な作業でした。

先日のレコーディングのミックスに参加してきました

越智巌トリオのレコーディングしたものをミックスしてきました。

低音の処理について「超低音の帯域のEQ増やしてみるのってできるのですか?」ときいてみたら採用していただけました。

知る人ぞ知る技だったみたいです。

違いの分かる男だと思います。

 

この低域の処理ですが、超低域のレベルの帯域をEQで、または電源ケーブルで増やすと低音の豊かさが全然違うなあと前から思っていたのです。ずぶって低音になります。

オルガンの最低音域よりもかなり低い帯域で、数値上は実音は変わらないはずなのに不思議な現象です。

 

ただイコライザでもちあげる際はデジタルのものを使うと位相がずれてスピーカーがぶるぶる変な振動をするとのこと。あのぶるぶるはスピーカーの低域の限界でとかではなかったようです。どうやら位相ずれ。

なのでアナログのイコライザを使うとのこと。多分すごいいいイコライザなのだろうなあ。

ギターアンプ製作:網を張ってみた 上面一部切り取って面取りしてみた

相変わらず地道に続いているギターアンプ製作です。

今回は2日分の工程をお届けします。

わかりにくいかもですがアンプのキャビネットに黒い網を張ってみました。まあまあ上手にできたかもです。
今後ハコだけでもやることは
・角の面取りと再塗装
・アンプ部取り付けように上の板をコの時に切る
・ゴム足つける
・取ってをつける
・内側から補強(不要かも)
・裏の板つけるか考える
盛りだくさんです。
アンプ部はまたそれで間違えて大きくあけてしまった穴をうまく塞いだり、リバーブユニットとりつけたり、アンプ自体の組み直しをしておりましてもう少し時間かかりそう。
ゲインが減らない範囲で音調整もできる仕様にしております。
スピーカーユニットもちゃんと選ばねばです。
というわけでこれはこれで地道にがんばります。

からの、
とりあえずとってとゴム足つけて角を少し面取り中。地道に進んでおります。見た目がちょっとよくなってきました。
これはこれで引き続きがんばるぞ。

 

上面に切り込みをいれました。アンプ部分のつまみなどが見える場所になります。

ルーター借りてちゃんとやるつもりが、なんか出すの大変そうだったのでのこぎりとやすりで頑張ってみました。

その割にはなんかきれいな切り口です。

というわけでそろそろアンプ部の製作にとりかかるわけです。

つづく。

 

ギターアンプ改造 つまみをつけてみよう

家で実験できるようになったので実験しはじめました。
これでアンプのサウンドをいろいろつくれるかもです。

とりあえず今のところ

Gain(全体の音量)

Hi Mid Gain (中高域の音量)

Tone (高域のカット)

NFB (負帰還の量を調節して音量や全体の周波数の山の形やサウンドのカラーを決める)

をつけることにしてみました。

 

つまみのききは結構それなりに効果はあります。

特にNFBが結構おもしろいです。

これらなら回路自体のゲインをほとんど損なわずに音質の調整ができそうというわけです。

普通のイコライザだとゲインが下がるのでもう一度真空管で増幅せねばならないのです。なのでなるべく省エネ。

 

あとはデジタルリバーブのユニットを買ってきたのでこれも内蔵させられたらなあと思っております。

 

ここら辺をきめて、キャビネットにアンプ部分を埋め込めるよういろいろ工作をがんばりたいところであります。

 

自作Champアンプちょっと改造 NFBやめてみました

最近良い鳴りになってきた自作Champアンプとスピーカーキャビネットです。

スピーカーユニットもJensen P12Rという選択は結構よかったみたいです。

 

ジャムセッションに持ち込みましたが、5Wながらドラム入りの編成でもボリューム5,6くらいで十分対応できるっぽいです。

これはこのままキャビネットにアンプを組み込む気にさせてくれますな。

12インチスピーカーのおかげかもです。

ただ真空管アンプなのでニュアンスのコントロールが鍵なので力みすぎないように気を付けねばです。反応が良すぎてコントロール力が問われますな。演奏的な反省点は多いです。

 

さらにNFB(ネガティブフィードバック)と言って回路内に音をきれいにするようにスピーカーのところに流れる信号を増幅部に戻すという手法がきれいな音を求めるオーディオアンプなどで使われておりまして、このChampアンプの回路図にも一応導入されておりましたが、やめてもよいかもということでそこの回路を切ってみました。抵抗一個抜くだけ。

 

もともと可変抵抗つけてこのNFB量を調整して遊ぼうかなと思っておりましたが、NFB無しでも全然いい感じなのでこれは廃止でよいと思いました。

シンプルな方がよいです。

 

というわけで、あとはボリュームのところに並列にコンデンサと可変抵抗を直列につないでトーンみたいにできればなあと思っているくらいです。

これならアンプのゲイン下げずに簡易的なEQとかトーンみたいに使えそうです。

 

細かい調整はアンプの前段にプリアンプとかブースターみたいなのをつなぐからそれでよいかなあ。

なによりこの音の良さで真空管アンプなのに総重量がかなり軽くなりそうで楽しみです。

結構ニーズあるんじゃないかなあなんて思っております。

ギターピックアップの高さ調整してみました

けずりました。

2弦の下のところですな。バータイプなので一つ一つ高さが変えられないのです。

ホビールーターで目分量でゴリゴリやるのみです。

必要なのは技術よりも勇気です。

 

これでもまだ2弦の音が若干でかいけど、だいぶよくなりました。
なんかサウンドもチャーリークリスチャンピックアップの音がちゃんとするようになったのは不思議ですなあ。
一つの弦の音量で全体の印象もかわるものなのかな。

真空管ギターアンプが安く手に入りました

下のギターアンプです。上は自作のやつ。

 

南与野ジャズマルにおいてあるこのKen Jordinというメーカーのこのアンプの音が気に入ってしまったので導入してみました。出したい音がでるみたいな。

最近メルカリでスピーカーユニットがいくつか売れたので、これもメルカリで購入。フルチューブアンプなのに20000円以下の驚きの安さだったのです。だいぶおつりがきました。

というわけで今自作のアンプとも比較しながら音づくりして学んでいるところですが、どちらも良い音ですなあ。個性はもちろんちょっと違いますけど。

自作アンプはアンプ自体のゲインを下げずにもう少し音づくりの可能性が増えるつまみをつけてからキャビネットに組み込もうかなあと思っております。

うまく機能するのかわからないけど、可変抵抗を使ったブライトスイッチみたいなのとか、プレゼンスとか、ネガティブフィードバック量の調整とか(戻ってくるところの最初の抵抗値です)。

本当はデジタルでよいからリバーブも組み込みたいけど、それは難しいのだろうなあ。
簡単リバーブ回路組み込める知識のある方いらっしゃればぜひ教えて頂きたいです。

今のところしょうがないからエフェクターつける前提でコンセント穴は作ろうかと思っております。
そろそろやりますかねえ。

亀有Jazz38さんにビンテージハモンドオルガンが入りました

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、この度亀有Jazz38さんにビンテージハモンドオルガンとレスリースピーカーのセットが入りました。
先日マスターからオルガンが欲しいとのお話があり、スペース、予算なども含め具体的にいろいろつめていったところ、ビンテージのオルガンが導入できそうと言うことで、方々探し回りましてなんとかこの度無事導入する事ができました。
Hammond A102とLeslie147ですな。
苦労の甲斐がありましてこれでめでたく東京都内にハモンドオルガンがおいてある貴重なお店が増えました。よかった。
というわけでその流れで土日のブッキングなどをたくさん頼んで頂いたので、来月からいろいろやっていきたいと思います。
アンプ作ったり、電源コンサルタントやったり、ハモンドオルガンの仲介までやったりとだんだん謎の方向に広がっておりますが、演奏家としてもがんばっておりますのでぜひお店の新しいスタートと共に応援しに来てくださればうれしい限りです。
10/3(日)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ライブ 西川直人(org) 渡部良介(gt) 小前賢吾(dr)
10/16(土)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ライブ 八城邦義(dr) 岩谷耕資郎(gt) 西川直人(org)
10/23(土)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ジャムセッション 西川直人(org) 杉山慧(gt) 小沼奏絵(dr)
ぜひ聴きに、ご参加しにいらしてくださいませ。
よろしくお願いいたします!

自作ギターアンプにコンセントをつけよう

自作ギターアンプに取りつけようと思いましてこの手のパーツを何種類か買ってみました。
ギターアンプのアンプ部分からコンセント一個出てるとエフェクターつなぐときに便利だからです。
あまりそういうギターアンプみないのでふしぎです。
あるときっと便利なのに。

これが唯一金属部分が銀色の、いわゆる音が固くなるやつでなくて真鍮製。それでいてちゃんとシャーシに簡単に固定できる仕様。
ほかのを妥協しつつ買って帰ってきてから改めてネットで探したらみつかりました。
これでそれなりの電源はアンプ部分で確保できそう!

どうせシャーシ改造するならアンプ部分をキャビネットに組み込むことを見据えてシャーシから買い直して作り直すつもりです。
たいへんだけどなんとなくやり方はわかりました。
一度の経験っておおきいですなあ。

 

そしてなぜかギターアンプの音がよくなった気がする。

弾きこんできて馴染んだかな。

電源タップの受注と納品

ギタリストからケーブルつきの電源ボックスを受注したので仕入れに来ました。
秋葉原です。
こうやって書くと業者っぽくて楽しいですなあ。
というわけで無事納品的な。
ギタリスト的には金メッキプラグよりも純銅の方が好まれる傾向があるかも。機材や出したい音にもよりますけどね。
うまいこと役に立ってくれるとよいですなあ。

ビンテージHammond B3用の電源アダプター作ってみました

写真のような物体を作ってみました。

分かりにくいですけど、変換プラグです。

2pの普通のコンセントのメスを楽器用などでよく見る台形ぽいかたちの3pプラグのメスに対応したACインレットに変換します。

 

ビンテージのHammond B3に好きな電源ケーブルを使いたいのですが、自分の好きなケーブルは大体その台形のような3pプラグの仕様になっております。

一方Hammond B3からはいわゆるよく見る2pのコンセント(オス)がぴょこっと出ているだけで、なぜかそこに安そうないわゆる普通の延長コードで壁コンセントなどにつながっているのが普通です。

そこそんなんでいいんだみたいなレベルです。

それはさておき話を戻すと3pプラグメスと2pオスのサイズが違うのでとにかくダイレクトにはつなげないのです。

 

 

一応この手の変換プラグは売っているのですが、プラグの材質が銀色のよく見るやつで、大体経験上音が細くなったり固くなったりするので、やはりある程度のものを自分で作るしかありません。

 

というわけで作ったのが写真のものです。

2pメスは選択肢がほぼなかったのですが、真鍮の電極になっていたものがあったのでそれで妥協しました。

ACインレットに関しては純銅の電極になっております。

間のケーブルもそれなりのものです。

 

我が家のHammond B3に関しては以前のブログでも紹介した通り、改造してB3本体に3pメスに対応したACインレットにしてしまいこの変換ケーブルは要らない仕様になりましたが、外でB3を使ってライブやレコーディングをする時にはこの変換ケーブルが役立ちます。

これで自分の好きな電源ケーブルにつなぐことができます。

 

というわけで今年はレコーディングもぼちぼちあるのでどんどん使っていきたいと思います。

まだ音試せてないけど。

自作ギターアンプやっぱりハイ成分が足りない問題

だいぶノイズの問題も解決されてきたので、自作ギターアンプの音色面を強化していきたいと思っております。

 

ギタリストにも来てもらって色々試してもらったのですが、やはりハイがちょっと物足りない。

最初はJensen c12Kというかなり高域が柔らかいスピーカーを使っていたのでそのせいかなと思ってJensen p12rにかえてみたのですが、それでもハイが足りなかったです。

 

ということでこれまた原因を考えねばならないのですが、

簡単に思いつく限りですと

・自作のスピーカーキャビネット側の問題、ハコ鳴りとか

・そもそものFender Champの設計がそれほど高域がでにくい

・もともとChampは確か8インチのスピーカー用に設計されてるから12インチスピーカーとの相性がそれほどよくない

・そもそもEQもトーンもないのですが、音色に関わるところの抵抗値を変えてみる(特に負帰還の帰還量を変えるとか。いわゆるプレゼンスつまみの値。)

・はんだのつけ方がよくない(自覚は多少あります)

・アンプの中でどこかの線同士が近づきすぎて高域だけ逃げてる

・ネジなどの締め方の問題(基本緩いとなぜか緩い音になります)

まあどれも試したり検証したりするにはいろいろ手間がかかりそうですなあ。

 

ちゃんとキャビネットに組み込むデザインでアンプ作るときはプレゼンスつまみはつけても面白そうですからやってみたいかなあ。

 

とりあえず簡単な対処として、シンプルなイコライザがついたクリーンブースターを持っていたのでそれで調整みたいな。

ハイをちょっと上げて、ローを下げると結構いけます。

というわけでしばらくはこのスタイルで凌ごうかなあと。

ローを下げた方がハイが聴こえやすくなるって当たり前ですけど、ハイを上げるよりも望ましい聴こえ方になるのが面白いですね。勉強になります。

 

これらも近々やらねばです。

ギターのノイズ除去してみました

なるべくならギターの配線はやり直したくないのですが、しょうがないのでやることにしました。

フルアコの配線はとにかく大変なのですよ。

しかも内部配線に単線のビンテージ線をつかってしまっているものだから、うっかりすると折れます。

そうなるとやり直しです( ノД`)シクシク…。

 

いろいろ事前にこのジーというノイズや、扇風機などに近づけたときに拾うブーというハムノイズについてよく観察してみました。

するといくつか改善点が見つかりました。

 

・ボリュームポットのシャフトに触れるとジーというノイズが大きくなる

→ボリュームポットの本体部分にアースが落ちてない(初歩的ミスです)

・チャーリークリスチャンピックアップの真ん中の金属部分(一直線になってる)部分に触れるとジーというノイズが大きくなる。

→この部分にもアースが落ちていなかった(普通落とさなくてもよさそうにも見えるけど)

・ブーというハムノイズが大きい

→内部配線のプラスマイナスがあまり捩られていない(もっと捩れば磁界が打ち消しあってノイズがへるのでは)

 

というあまりレベルの高くない問題が発見されました。

お恥ずかしい限りですが、意外とアンプづくりで学んだ経験と知識で気づくことができたので成長したともいえます。

 

というわけで大変でしたが上の問題に対してそれぞれ対策をしてみたところ、まだそれぞれノイズは聴こえるものの、だいぶ我慢できるレベルにまで落ち着いた模様です。

ひとまずこれで良しとしましょう。

 

そのまえに配線を銅箔テープで巻いて外来ノイズをシャットアウトしようと試してみたのですが、ギターの信号のハイ成分がなくなってつまらなくなった気がしたのでこれはやめてみました。

結構な長さを銅箔テープで巻いたので、それが低容量コンデンサとして働いてハイの成分だけダイレクトにアースに落ちてしまってたのかなあなんて思っております。

 

あとははんだのやり方があまり上手じゃない気がしてきたので、そこらへんももう一度頑張ったらそこでのハイ落ちもふせげるのかなあなんて思いました。

またやるのかと思うと気が重いですが、いい音のためならやるかなあ。

その際はコンデンサもかえてしまおうかななんて思っております。

なんかいわゆるあの丸っこいコンデンサがどうも柔らかめの音にしている気もしてきましたので。

まだ真実はわかりませんけど。

ギターアンプづくり ハムノイズの除去

というわけでギターアンプを作ってみまして音は出るには出たのですが、ハムノイズがかなり大きいです。

ブーンという交流50ヘルツ由来の音ですね。

GとかG#みたいな高さの音です。

 

悩んだ結果、フェイスブックの真空管アンプづくりのコミュニティにて質問したところ、アースのとりかたの問題とのことではないかというでした。

 

アースは回路図ではどこにつないでもよさそうに見えますが、

実際はアースというよりはマイナスのラインという認識の方がよいようで、

どこでも適当につなげていいわけでもないようです。

 

特に一番最初の電解コンデンサ(交流を直流にする場所)のマイナスラインはほかのマイナスラインと一緒にするとハムノイズが乗るということでした。

 

そのほかも線をねじったり、シャーシにしっかり這わせたり、

電源トランスとの位置関係に気を使ったりといろいろあるのですが、

なんとかほぼハムノイズが気にならないレベルにまでなりました。

かなり静かになったと思います。

 

特にハムバッカータイプのピックアップ搭載のギターならばほぼノイズは聴こえません。ハムバッカーってすごいのだなあと思いました。

 

一方で自分のメインギターのGodin 5th avenue kingpin iiにはシングルコイルのピックアップ(チャーリークリスチャンピックアップ)が載っているのですが、そのせいかやたらジーというノイズが大きい。というか大きすぎるのでこれは別の問題ぽいので処理してみることにしました。

つづく。

電源ケーブル見直し 真鍮プラグを久々に使う気になりました

電源ケーブル関係も微妙に改良しております。

というわけでシステムの電源タップ前の壁との間の初段のケーブルにcanare lp-3v35acを使っているのですが、そのケーブルちょっと味気ないところもありますが、逆に癖もないので使い続けようとは思っております。いまのところ。

 

 

ただ問題はこのケーブルにふさわしいプラグが見つからなかったのです。

純銅だとちょっとドンシャリになるし、金メッキだとまろやかすぎる。

というわけであれこれ頭を悩ませてみたところ、久々に真鍮プラグを採用してみようと思いました。

 

というわけで

真鍮プラグオス→ケーブル→純銅プラグメス

にしてみたところこれが結構よいです。

昔は真鍮の音が嫌いだったのですが、昔の嫌いだったポイントは全くなくなっておりました。

ちょうど金メッキと純銅の間のようなバランスのよさです。

不思議です。耳が成長したのでしょうか。

 

とりあえず家のHammond B3のUPS(トランスがわりにつかってます)の前に挿して、相変わらずUPSからオルガンへは純銅プラグのナノテック308でつないでおります。

これでかなりちょうどよい高域にもなってビンテージハモンドオルガンらしいよい響きながら、ナノテック308のよいところも出せているような質感です。

 

ただ自分のオルガンの場合UPSから先に関してはACインレット(コンセントみたいなの)をつくったからこういうことができるのですが、普通だったらできないのでよそでどう対応するべきかは考えものです。どうしよう。

 

あとはこのcanareの電源ケーブルをもちろん外用のオルガンNordC2Dのセットにも初段として運用したいのですけど、まだそちらに関してはオルガンとレスリーにどのケーブルとプラグをあてがうかは決まっておりません。

どうしようかなあ。

真鍮プラグもう2個くらい買い足そうかなあというところです。

ギターアンプづくり 音を出してみました

ギターアンプづくり進みまして、音が無事でました!

そんなわけで動画にとってみました。

こんなかんじ。

 

ちょっと画質とか微妙かもしれませんが、

スピーカーとアンプの音は結構いい感じだと思います。

 

問題はハムノイズがひどくてボリュームを上げるととんでもないことになるのでこれは要対策です。

 

どうやら配線やらアースの仕方がかなり大事とのことです。

作ってみて初めて分かるいろいろな実践的知識ですね。

というわけで道のりは結構長いですが、改良がんばります。

ギターアンプづくり とりあえず配線して大体完成させてみた

ギターアンプづくりあと一息ということで、今度は配線をやります。

回路図見ながら間違いがないようにやっていきます。

何回も見てるとちょっと回路図もわかってきます。不思議なものです。でもちょっとだけです。

 

コンデンサや抵抗はなるべくひとまとめにしてみました。

 

真空管の配線もやってみると端子の意味がわかってきますなあ。

 

配線が上手でないのですが、とりあえず初めてなのでこんなもんです。

だいぶ端折りましたが大体完成!

この間にもものすごい手間と苦労がありました。

ブログにしてしまえば一瞬です。

 

というわけでアンプとスピーカーの組み合わせ。

リバーブを添えてみました。

なかなかよい見た目です。

ここまででも長い道のりでした。

というわけで肝心の音出しは次回にしましょう。

ギターアンプづくり キャビネット塗装とアンプ部製作

地道に進んでいる夏休みの自由研究および工作のギターアンプづくりです。Fender Champの回路をもとに真空管ギターアンプを作ろう企画です。

 

なんてことはないのですがとりあえずハコの部分を塗装します。

やすり掛けと塗装の繰り返しです。

ちょっと塗りムラができてしまいました。

やりなおすかも。

 

続いてアンプ部の製作です。

アルミのケースに下書きをして必要な穴を開けます。

下書きも穴あけも大変ですなあ。

 

下から見た様子。なんとか収まりました。

上から見た様子。それっぽいですね。

とりあえずここまで来たらあとは配線です。

配線は配線でとにかく大変なのですけど。

 

 

 

 

 

ギターアンプづくり途中経過報告 とりあえず箱はできました

ギターアンプつくろう企画ですが、最近忙しくてここ2週間ほど止まっておりますが、とりあえず微妙にすすんでおりまして、現状としてはこんな感じ。

わりときれいな感じで箱の部分はできました。

スピーカーもいい感じで留められてうれしいです。

ちなみにスピーカーはJensen c12K、高域が柔らかくていい感じです。

 

まあ未塗装で板も薄いから必要以上に箱が鳴っていてちょっと振動を抑えた方が使い勝手よくなりそうですが、そこらへんはおいおい調整しようと思います。これはこれで空気感あって悪くはないですけど。

 

写真で上に乗っかってるのはテスト用のレイニーのアンプヘッドですが、

とりあえずこれでなくて、アンプ部分も作り始めて一つのギターアンプとして形にしてみたいですね。

というわけで今月は頑張ってこのアンプ部分作ってみようかなあと思います。

USBコンデンサマイクの音質はどうなんでしょ。FIFINE K690。

というわけでいろいろありましたが、無事?androidスマホにマイクをつなげられたので今度は簡単に音質をチェックしてみましょう。

今回は動画はないけれどもそのうち比較動画上げてもよいかもですね。

とりあえず文章だけで簡単に説明しましょう。

 

FIFINE K690はマイクの拾い方のモードが4種類ありまして、いろいろ豪華なのですが、まあ音質のレベルという意味ではそこまで変わらないので、スマホの内蔵マイクとの比較ですね。あとは機能とかかな。

 

・音質

肝心の音質ですがさすがにK690の方が音がよいと言えると思います。特に低音。ちゃんと低音を拾ってくれます。

内蔵マイクも低音を拾ってくれてますが、やはり腰高です。まああの小ささからすればかなり優秀といえますけど。

中高音はK690の方がはっきり取れますけど、内蔵マイクもまろやかでダメではないのです。

トータルではK690がやはり優秀ですが、音源としてのレコーディングとかしない限りスマホ内蔵マイクの音でもよいときはありそう。というか優秀だと思います。低音をどれだけ大事にとりたいかによるかもですね。

 

・音量

K690はマイク本体のつまみで入力音量を決められます。小さすぎても困りものですが、大きすぎると音が割れてひどいことになるので手間かけてちゃんとバランスとる必要があります。

一方で内臓マイクはなんかコンプレッサーでもかかるのか、あまり音量の大小気にしなくてもとってくれますね。というか入力いじれないし。そういう意味ではお手軽で便利ですね。

 

・入力音のモニター

K690はマイク本体にヘッドホン出力がついていてマイクの取れている音とスマホから出てくる音両方を聴けます。便利です。音量のつまみもあります。これで入力音が割れてないかも確かめられるし、自分の声とかもちゃんとマイク経由で聞こえるので非常に便利です。

スマホの場合ヘッドホンを指していても内臓マイクはつかえるのですけど、内蔵マイクの音はヘッドホンで聞こえないので入力のモニターはできないからそこを割り切って使えるとよいですね。

 

・ノイズ

録音的な意味でのサーというようなノイズというよりは、意図しない音(鍵盤のカタカタ音とかスイッチのカチという音、外の音など)がK690だと実際より大きく聴こえてしまいます。この手の大きさのコンデンサーマイクはどれもそうなのですけど、なぜかこういう雑音がすごい近くに聴こえてしまいますね。

楽器のスピーカーに近づけてしまうのならよいのかもしれませんけど、自分の用途だとしゃべり声と楽器の音をとりつつ鍵盤のカチカチのノイズやオルガン本体のモーターの振動音は避けたいから、そういう意味だとマイクの置き場所は結構シビアになりますね。要試行錯誤の実験です。

内蔵マイクだと対して気にしなくてもそこまで雑音は気にならない、というか聴感上の大きさとあまり変わらないから違和感はないかもです。

 

まとめとしては、特に低音をちゃんととりたい楽器(ベース、オルガンなど)の場合は特にK690のようなマイクを使った方が楽器の録れ音としては絶対良いですが、ちょっとしたお気軽に弾いてみましたしゃべってみましたくらいならスマホ内蔵マイクも優秀なんだなあと思いました。

もちろんトータルの音質と機能では絶対K690なのですが、どこまで録音としてこだわるかによりますね。

結構学べることも多いので色々このマイクは使っていこうと思います!

スマホとUSBマイクで音質にこだわってみるのも面白そうですしね。

USBマイクFIFINE K690買ってみました。アンドロイドスマホでつかえるかな。AQUOS Sense3

時代も進化しており、気が付けばオーディオインターフェースいらずでつなげるUSBマイクもいろいろ出ております。

コロナでのテレワークとかの影響なのですかね?

 

今まではどうやってもうまく自分のスマホに外付けのマイクをつけられなかった、というかつけても音質がびちゃびちゃの変な音になって失敗し続けておりました。悲しい歴史です。

ですが最近録音機材のZoom am7というAndroidのスマホにも対応したモデルがiPhoneバージョンに遅れること一体何年後か分かりませんが出ていることを知り、とうとう時が満ちたとて何度目かわかりませんが、めげずにandroidスマホで外付けマイクを使えるか実験してみようと思いました。

PCにつなげよっていう話もありますが、スマホで気軽にやることに割と重要性をかんじておりますので、そこはなんとかしたいところなのです。

PC経由だと多分めんどくさくて全然機材使わなくなるだけだろうという予想です。

 

そこでいろいろ探してみたのですが、

・音はまあまあよい

・機能もわりとしっかりしている

・レビューもよさげ

・お値ごろ感あり

ここら辺を中心に、ただ今回もあまりみんながやっていない(調べても全然記事がない。みんなPCでつかってるのばかり)androidスマホでUSBマイクを使えるかというリスクある実験なので、傷を最小限に抑えるためにメルカリで購入してみたのがこちら、

FIFINEというメーカーのK690というマイクです。

手持ちのスマホはAQUOS sense3です。

 

とりあえずつないでみたところマイクのランプは光った!

いけるぽい。

録音アプリや動画でとってみる。さあどうだ?

お、内臓マイクと違う音っぽいぞ。

これは成功か?

びちゃびちゃしてリミッターが変にかかったような音に。低音もきこえたりきこえなかったりを繰り返す。

はい。今回も人柱決定でした( ノД`)シクシク…。

今までの外付けマイクと同じ傾向の音ですよ。

 

というわけでまだ時代が自分に追い付いていなかったかなあと思いつつ、あきらめきれず後日生徒さんのスマホで試したところ、問題なくいい感じに動作してました。

なんだそれ。

ちなみにHuawei P20liteかなんかです。

ここまできたら引けないのでP20liteを格安で手に入れてサブ機として運用してみることにしました。

力技ですな。

音質についてはまた別の記事で書きましょう。

 

ちなみにAQUOS Sense3の音が変な問題は以前の記事に書いたこともあるのですが、サードパーティ製のランチャーアプリを一度でもインストールするとそのあと初期化しないかぎり内臓マイクですらびちゃびちゃになります。ランチャーのアンインストールごときでは治ってくれません。

これもう仕様ってかバグの類だとおもうのですけどね。

 

外付けマイクがびちゃびちゃになるのはAQUOSだけでなく、その前に使っていたZenfoneでも起こっていたので基本androidスマホって色々ダメなところあるんだなあと思っておりましたが、Huaweiなら大丈夫なようですね。機種によるのかもしれませんが皆さんもUSBマイクとスマホで色々やりたいなあなんてことがありましたら、一度自分のスマホでちゃんとマイクが正常に機能するか調べる方がよいですね。

こんど機種変するときは十分ここら辺も試してからやろうと思います。

 

ちなみにHuaweiの方でも不思議な現象があって、最初は問題なく使えていたのですが、何回か抜き差ししていたらマイクが起動しなくなりました。

最初断線かなにかかと思ったのですが、どうやらそうでもないらしい。

いろいろ調べてみた結果、設定から行けるUSB接続の項目を「給電する」かなんかを選ばないと動かないことが分かりました。わかって一安心ですが、なぜそれが毎回起こるわけでもないのかは謎です。皆様もお気を付けください。

 

なかなかandroidスマホとUSBマイクでなんかやろうとしている人がいなかったのでこの記事がどなたかの役に立ててたらうれしい限りです。

 

2021/7/12追記

Huaweiのスマホにつなごうと思ったら今回はどうにもマイクの電源が入らなくなってしまいました。

マイクの電源が壊れていないことは確認したので、スマホとの相性のようです。

ただいま復旧方法を模索中。