大学卒業してからは音楽の現場にて実地でいろいろ学んできたわけで。
それまでは自分で一から学ぶなんてことはほとんどなくて、誰かが親切に教えてくれてたきがする。
学習という行為については、そのような授業などから全体のシステムを把握して応用していくという点に関しては苦手ではなかったと思う。
ところが最近いろいろ機材の実験などしていて一つ改めて気づいたのだが、自分は 細かいことをなるべく全部試してみたいようだ。効率のよいやり方が得意だと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。システムを把握するためにあれこれ実験している感じだろうか。
ただなんとなく憶えているのは、大学時代サークルなどで学びはじめたときは、割と真っ先に全体を把握しようとしていたはず。まあまあそれでなんとかなった。
ところがしばらくして周りを見たりいろいろな音楽を聴くにつれて、把握しきれないというか理解できない部分が余りに多い。そこでいろいろ考えて試したりしはじめたかもしれない。
聞いても誰も腑に落ちる説明をしてくれないからだった。
そこからはいろいろ考えては試しの繰り返し。どのくらいのトピックについて考えたかとても数え切れないけど、そのほとんどどれもが部分的にはあってるけど全体としてはうまくいかなかったりするわけで。
そんなことをかれこれ20年ほど繰り返しているけど、幾多の失敗みたいなのを繰り返したおかげか、このところようやく真っ当な学習方法を身につけ始めた予感がある。
まああくまでも自分の中でだけかもしれないけど。
ジャンルを問わず、ここらへんのピントがたまたま最初からにぴたっと合ってる人は相当お得だなとおもう。
というわけでさらにがんばります。