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スピーカーも育つようです

楽器も使っていると音が変わってくるとはよく言われます。

 

普段使っているデジタルのオルガンでさえ、使い込んでいると音がまろやかになってみたりします。

 

いろいろあって、沼袋OJCのレスリースピーカーの音がよくならないかと、工夫しておりまして、結果低音用にリプレースで有名なeminenceというメーカーのスピーカーを装着してみました。

もともと着いていた古いやつよりもちゃんと低音が出たからです。

 

というわけで、しばらくこれを使っていたのですが、半月ぶりにその音を聴いてみたら更に鳴るようになってました。その間いろいろなプレイヤーに弾かれていたのですが、そのおかげのようです。

 

ライブハウスみたいなところだとうちにある時よりも大音量で鳴らせるのでさらにスピーカーも育つようです。ここまで鳴りが変わるとは思わなかったので、あたらしい発見です。

うちの他のスピーカーでも試したくなりました。

レスリー2103の下用にハコ作った

小型レスリー2103mk2は一人でも運べるのだけど、やはり大きい箱の鳴り方はしないわけです。

たまにステージの台の下が空洞のところだとこのスピーカーでもよい響きがするので、試しに下にハコを作ってみようとなりました。

 

これが

 

こんな筒状になって

こんな感じになります。

試作品なのですが、塗装も簡単にしてみました。材料の関係上、今回高さは45センチと低めです。

 

低音ハコの分だけ豊かになったかな。

足鍵盤の立ち上がりもちょっとHammondB3に近づけたような。

最も大きいハコでも試したくなりますね。

 

ちなみに密閉の箱が下について、下向きの音が全部そこにいくので、同じ高さのイスにおいたほうが広がりのある大きい音にはなります。ただ箱鳴りがあるこちらの方が、ぎゅっとした音になっています。変な帯域で音が膨らんだり、きこえなくなったりが起こりにくいかもですね。

 

レスリーらしく、下の方にスリット設けて少し音を逃がしたり、従来の開口部や、スピーカーの前にアクリルの板とか貼ってみた方が下とのバランスとれるかも。

 

この改造いろいろ楽しみが広がります。

低音がこれでよくなってくれたらツアーで2103しか持っていけない時でもよりよい音でできると思います。

レスリー2103mk2ドライバー交換

小型レスリースピーカーレスリー2103の音を何かの折につけてもう少しよくしようという計画です。

 

ビンテージレスリーのドライバ(高音用のスピーカーみたいなの)を好みのものに換えたときに余ったのがatlas PD5VH。これの大きさがちょうど2103に入りそうだったので試しにつけてみました。

もともとPDはビンテージレスリー用のリプレースとして評価が高いので、期待大です。ただもともとのドライバが12ΩにたいしてPDは16Ω。出力下がるのだろうか。

 

結果として、もともと音量も半分強で使ってたこともあるのか、音量はほぼ変わらず、むしろなぜか歪みのポイントは早まったような気がする。なぜだろう。

そして低音が増えた気もする。気のせいだろうか。

 

肝腎のドライバの音は圧倒的にPD5VHの方が好みだったので、とりあえずこのままで行こうと思います。

設計と違う抵抗なので気が引けるのですけど、まあよいとしましょう。