オルガンTIPSコーナー:ウル技クイズ

パルコは宮崎あおいの使い方を間違えている気がする。

そんなことをお正月のCMをみながらふと考えておりました。

こんにちは、にしかわです。

たまにはオルガンTIPSのコーナーも充実させようと思いまして

ほんの少し更新しております。

 

はてさてB-3のようなアナログのハモンドオルガンの音には

立ち上がりのときにクリックノイズという音が含まれています。

鍵盤を押し込んで接点(スイッチ)に触れると音がでる仕組みなのですが、

そのときにオルガンの音色以外の信号が一瞬入ってしまうのです。

 

まあ擬音でいうと「カサッ」みたいなスカスカした音色です。

これはノイズなわけで本来不要なものなのでしたが、

このノイズのおかげでオルガンの音にいい味がでるという

結果OKみたいなものになってしまいました。

 

現在ではこのノイズも音色の一部として認識されており、

デジタルのオルガンにも音色の一部としてわざわざ再現されているほどです。

実際このノイズを上手く利用した演奏はCDにもたくさんあります。

 

ちなみにハモンドオルガンはドローバーと呼ばれるレバーを引っ張って音色を作っていくのですが、

上記のクリックノイズはオルガンの音がちゃんとでるとき

つまりドローバーを引っ張った状態でのみでしか発生しません。

音の信号自体が来てないからまあ当然なのですが。

つまりクリックノイズのみを聴く事は通常できないことなのです。

 

さて今回のウラ技はなんと「クリックノイズのみを出せる!」

というその筋のマニアにはたまらないであろう技です。

す、すごい!すごい役に立たないよ!!

前フリが長かったばかりに皆さんが怒るのも無理はないと思います。

 

まあファミマガのウル技クイズだと序の口技くらいでしょうか。

別に無敵になれるわけでも面セレクトできるわけでも

ヒロインが脱ぐわけでもないので残念っちゃあ残念です。

 

というわけで簡単にやり方を説明いたしますと、

1.上鍵盤のドローバーを全部ひっこめる(音が出ない状態)

2.パーカッションのボタンをONにする

3.上鍵盤のどれかをとりあえず押さえっぱなしにする

4.上鍵盤の別の鍵盤をひいてみる

で出し放題。びっくり。

てか手順だけはウル技っぽいです。

 

とりあえずにしかわさんのハモンドXK-3で偶然発見しました。

他のデジタルオルガンでできるかはまだ不明です。

ハモンドB-3とかでもできるかも不明です。

 

とりあえず発見してみたので、

ためしにいろいろ「カサカサ」して遊んでみました。

 

結論としては

やっぱり「ノイズはノイズ」なんだなあ

ということがわかりました。

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