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壊れた真空管OC3の替えが届きました

先日壊れてしまったビンテージレスリースピーカー用のOC3という真空管が到着しました。
二個セットでお安いかんじです。
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左の壊れてしまったやつは割と普通の見た目ですが、新しいのは謎のカバーつきです。
脚の数違うけど全部使ってない系ですね。たぶん。
試しに使ってみましたが音もいい感じです。
今まで通りの低音もでてくれますがより新しい(ものすごい古いけど)ぱりっとした感じになってよい感じかも。
二個有るしライブ用のもこれにしようかなあ。
壊れたやつは台座から抜けただけなのでものすごい頑張れば修理できるかもしれないです。
どうしようかなあ。
この後部屋からOC3の予備が1個でてきました(笑)。
昔も2個セットで買っていたのかもしれない。
すっかり忘れていました。

真空管もげました ( ノД`)シクシク…

真空管もげるの巻。
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早起きしてお昼からレコーディングの為のリハーサルです。
小野ヒロフミトリオのレコーディングが明後日から2日間あるのでなるべく本番の音でのシミュレーションみたいな。
というわけでビンテージレスリーを持ち込んで音を出したのですが、低音を出すとかすかにバリバリノイズが乗ります。
接触不良系ということで真空管の端子掃除するかーと作業に取りかかったところ、OC3という管のガラスと台座の樹脂の間で変なぐらつきがあって、これかなあと管をいじっていたらもげました(泣)。レコーディング前あるある。
オリジナルパーツだとしたら60年ものとかになるのでさすがに接着が弱くなっていたようです。これで電源供給が不可能になってしまったので、しょうがないから代わりにレスリー2103でリハーサルしてみました。
リハーサル自体はとてもよいかんじ。
レコーディングでなければわざわざやらなかったのだけど余計なことしたような。
とりあえず本番は家のレスリーのOC3を持って行って使うことにします。
色々ネットショップも探してはみたのですが、意外とこの手の真空管は珍しいみたいで、なんとか一つマニアックそうなところで在庫を見つけたので購入しました。
多分金曜日には着くはず。
今回買ったのはまた音が違うとかなりそうだけどどうなんでしょか。
リハーサルの後はそのままオルガンレンタル業務でパーティに機材をセッティングしてきました。
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素晴らしいメンバーのみなさんの演奏も聴けて楽しい時間でした。
ついでに自作ギターアンプも使っていただきました。
オルガンもギターアンプも自分の機材を人に使ってもらうと色々発見がありますね。
雨降ってたしトラブルはありましたがよき1日でした。
機材のレンタルもこのようにやっておりますので、オルガンを使いたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

森美術館でオルガンを弾いておりますよ。8月まで。

六本木森美術館のシアスターゲイツ展でオルガン弾いております。
宙づりの7台のレスリースピーカー。
すごい見た目です。
全部鳴っておりますが音量の色々な関係でそれほどは鳴らしてないですがとても広がりのあるサウンドですね。
展示内での展示物のひとつとしてのオルガンソロパフォーマンスです。
こういうことをインスタレーションというらしいですね。
今回は黒人文化と常滑の職人の作った物たちが並ぶスペースの中で黒人教会文化としてハモンドオルガンもおかれております。
インスタレーション とは、1970年代以降一般化した、絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法・ジャンルの一つ。 ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
毎週日曜日14~17時くらい。
私の残りの出番は6/30 7/21 8/18ですね。
これは土田君の演奏を見に行った時のものです
ご都合よろしければぜひ現代アートを見に行こうの気持ちでいらしてくださいませ。
ブラックカルチャー、黒人文化体験アトラクション的な意味でもおもしろいと思いますよ。
よろしくお願いいたします!

Nord C2D起動が怪しい問題

Nord C2D。
ここ12年程買い換えずに使っております。
多分1000回は優に超えて使っております(笑)。
音、機能、タッチどれもとても素晴らしいオルガンです。
さすがに音単体は現行のものの方がよいかもですが、色々電源やらレスリースピーカーやらでプロ仕様のレコーディングにも耐えられるクオリティです。
たまにある状態のそんなによくないビンテージよりだいぶ良い音だと思います。
ただそんなC2Dですが、このところ電源を入れた時にごくたまにバージョン表示の画面でフリーズしてしまうことがあってちょっと恐ろしいです。
実は2015年、2019年にもこの症状は起きていて、OS再インストールで対応してきました。それで症状は治まるみたいな。
今回も新しく変わった代理店のキョーリツコーポレーションさんに連絡をとってひとまずはOS再インストールはしてもらいましたが、EEP ROMなるメモリのエラーがあるらしく、まともに修理すると輸入元に送って1,2カ月かかるとのこと。基盤ごとの交換とかだとお金もかかりそうです。
とりあえずこれを使う仕事もたくさんあるので一旦これまでの処置で様子をみますけど、症状が再発、悪化するようならば修理か買い替えも検討せねばなりません。
デジタル楽器の難しいところでもありますね。件のメモリの寿命も10年くらいらしいですし。
他のところは全く不具合なく使える頑丈さもあるので、なんとか使い続けたいところですが、悩ましい今日この頃です。
ソフトウェアインストールしてみました。
とりあえず不具合なく使えております。
引き続き様子を見ようと思います。

森美術館シアスターゲイツ展でのハモンドオルガン演奏

日曜日は六本木の森美術館のシアスターゲイツさんのアフロ民芸展内でのオルガン演奏。
現代アート。
レスリースピーカー7台とハモンドB3。
オルガニストの土田君からのご紹介でございます。彼ができない日担当です。
というわけで展示の作品やコレクションの一部になってそこはかとなく?演奏してこようと思います。
とりあえず会場の雰囲気下見した感じだと割と曲でもないフリーな時間多めになるかもです。曲もいくつかやるつもりですけど。
フリーで演奏し続けるのは一番体力と頭を使う気がしますががんばります!
演奏というかオルガンの音が出ているのはは2 3 4時からの三回です。
展示は9/1までやっているようで、毎週日曜日はオルガンのパフォーマンスが入るみたいですね。
期間中何度か(6/16 30 7/21 8/18)担当させていただきます。
展示全体でどことなく普段と違う異文化の雰囲気を体験するのも楽しいと思いますのでぜひ足をお運び頂ければうれしいです。
よろしくお願いいたします!

ジャズギター研究会的な

ジャズギター研究会?
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先日のツアーの最終日は長野県の塩尻だったのですが、そのライブの主催者でもあり、ギター製作者でもある大和(おおわ)さんからすばらしい素材を託して頂きました。
運搬の時に割れてしまったギターのボディです。
というわけで特別B級品的な特価でございます。
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一年ほど前にこのギターめちゃくちゃかっこいいなあと思っていたのですが、なかなかご縁というものは不思議なものですね。
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というわけでなんとかこの背面部とサイドの大きな割れを修復せねばならないのですけど、素人で手に負えるものなのでしょうかね。それともちゃんと業者に頼むとかですかね。どなたかご存知の方いらっしゃったら教えて頂きたいところです。
それができたら塗装ある程度ちゃんとやってピックアップつけてそのほかパーツ集めてと夢は広がるのですが、第一歩がかなりのハードルです!

一年以上ぶりにギターの弦を交換してみました

低音弦の生音を弾いただけで4人くらいから「弦がしんでる」と言われたので弦を張り直してみました。
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たぶん一年以上ぶり。
なんかぷりぷりしてジャラジャラな音になりました。
よくききわけられるものだと感心します。
張って一週間くらいした現在ちょっと落ち着いてきていい音になっていると思います。
なるほどこれなら違いがわかります。
これからは半年に一回くらいは替えようかなあ。
いま弦高いけど。

ギターアンプ改造。簡易的にEQがある状態になって便利になった!

自作Fender Champの高域がぜんぜんでなくて悲しかった問題ですが、RC Boosterのコピー品?ぽいクリーンブースターを使うことにしました。
これだけでも高域と低域をかなりいい感じにいじれます。

日によってとか時間経過とかですこしEQいじりたくなる気持ちになるときに簡単に変えられるのが本当に便利です。
足りなかった高域がでます!
チャーリークリスチャンピックアップの音がしてくれる!

ついでにエフェクターのゲインを上げればだいぶ余裕の音量感でアンプからの音も強くできる(ちょっと張りがありすぎてなんかゲイン上げたなあという音なので音圧が足りない時にですね)

それに伴いエフェクター使う前提になったので、アンプのつまみを減らしてエフェクター用電源をパネル部分からとれるようにしたすっきりデザインにしてみました。
無駄な配線がない感じです。

というわけで以下そのショート動画と説明文です。

アンプ微修正。
つまみをいろいろつけてたけど、クリーンブースターをつけることでとりあえずVolumeと簡易的なMIdとデジタルリバーブの3つでよいかなと。
2つ穴があまったので一つはエフェクター使うし一応ジャックの入力抵抗を可変にしておきました。
まあ正直なくてもよいけど。
もう一つは9Vの直流電源を取り付けて動画のように簡単にエフェクターをつなげられるようにしてみました。
アンプの電源とも連動するので便利です。
これは個人的に大成功。
すっきりです。
EQとかの音づくりはクリーンブースターでいろいろできるのでようやくこのアンプである程度よいかなあという音が出来上がりました。 プリプリしたシングルトーンが出てくれるのはしあわせですな。 ほんとは中に回路仕込みたかったけど、また発振?してもなあというところだったのでやめときました。

イコライザーがほしいなあ。ギターアンプの改造のために。

地下実験室的な。
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自作真空管ギターアンプはFender Champが元になっているので、基本ボリュームしかつまみはないです。
とりあえずの基本的な音の方向はまあまあよいかなと。
ちなみにデジタルのリバーブは後でつけたのですが重宝してます。
それで別にちょっと高域のシングルコイル感が欲しいとか低域も欲しいところといらないところあるのかもなあなんて常々思っていたので、とりあえず夜なべして試しにプリアンプの基板仕込んでみました。高域と低域がいじれる回路です。
結果音は出てなんとかなったぽかったのですけど、強めに弾くとぷつっと急に音が出なくなるという謎の症状が発生。音が出なくなると今まで聞いたことのないそれほど大きくはないモーって言うノイズが出てアンプのつまみは一切きかなくなります。
ただ電源入れ直すとまた音は出るようになります。が、すぐに同じ症状にみまわれます。
実験は失敗だったようです。
かなしい。
そもそも原因はなんなのだろうか。
とりあえずこの方向で故障箇所探すのは一旦おいておいて、ギター用のお手ごろなイコライザで一度ちゃんと欲しい帯域を学ぶべきかとか、そもそもこの方向で音質の補正ができるのか調べるべきなのかもと思い始めました。
というわけでお手ごろなのは写真の2つかなあと思ったのですが、この用途でこういう機材について詳しい方いらっしゃったらぜひ教えて頂きたいです。
当然ながら音質の劣化はできるだけ避けたくて、ノイズが少なくて、実験とお勉強用なのでお値段もこのくらいならという感じなのですが、使ったことあるよ、とかおすすめあるよー、とかご相談の方教えてくださいませ。
あとこの不具合の症状の心当たりある方も教えて頂ければうれしいです。
よろしくお願いいたします。
どうやら回路の発振のようですね。
とりあえず容量小さ目のコンデンサを疑わしいところにつけてみましたが症状は改善されず。
とりあえず問題は放置することにしましたよ。

ハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のオルガンNord C2DのレスリーSlow Fast切り替えのスイッチがどこか断線気味で気にせず放置してたのですが、そろそろやばそうなので修理する事にしました。
断線してるからどことどこをつなぐのか調べてもわからない、わかりにくいからやりたくなかってのですけどしょうがない。
というわけで一度導通チェックしようとしても無反応で困ってたので友だちにちょっと教えてもらいながら取り組んでみました。
アドバイスをうけてから実際の作業は自宅にて。
結果はケーブルの途中の断線でした。全部切れ気味。
このスイッチはご覧のようにギターについてそうな3wayのスイッチなのですが、4接点が基本で例えば左から1 2 3 4とすると、1(4のときもあるけど)は必ずオンになっていて、だいたいグラウンドみたいなのに対応した線をつけるのですが、1(4)とのこりの3つのどれかひとつを繋げるという仕組みですね。それゆえ3way。
ただよく見てみると実は裏側も4接点がまた別に独立して存在していて、二つの3wayを同時に制御できる仕様みたいです。
そんなのしらんかったし、表裏の独立を確認するまで結構めんどくさいかもといろいろ頭を悩ませました。
今回は表裏どちらか側かだけですむという事がわかり、ひとつ悩みは解決しました。
さて、今回故障箇所がわからなかってので、3芯のケーブルとスイッチ部分を両方新しくそろえたのですが、新旧それぞれのスイッチの接点が鏡像になっていて、かつ新旧それぞれのケーブルは3接点のジャック(先っぽからTip Ring Sleeveらしい)のそれぞれに対応している線の種類が、古いのはT赤 R白 Sむき出し銅線(黒いカバーかけた)、新しいのはT白 R赤 Sむき出し銅線と今度は赤白がひっくり返っていて、さらにはこのスイッチは表裏どちら向きにもセットすることはできるけど、オルガン使い的には右にFastがきてほしくて、これらを総合して正しい配線を頭の中でやるのがあまりに難しかったので諦めて紙に書いて、さらにテスターで調べながらやることにしました。
手間増えまくり。
いつものようにトラブルも発生して2時間以上かけてしまいました。
ひっくり返りそうな要素が四つ(スイッチの表裏どちらの端子を使うか、新旧スイッチの鏡像、新旧ケーブルの赤白逆、スイッチ実装時の表裏)くらいあったときにもう混乱です。こういうのを頭の中だけで展開できるほど賢くないのがつらいところです。
知能テストで出てきそうな難問。
これ紙に書かずに完全に把握できる人まじで尊敬します。
ちなみに実際の運用上は固定の接点をSleeveからの線につけて、のこりの3つの接点のうち真ん中以外の二つを残り二つの線ととにかく配線して、実際に使ってみてslow fastが逆なら中身分解してスイッチ裏返して元に戻せば解決ということぽい。
上に書いた今回発生したトラブルは新しいスイッチの奥行きがたぶん大きすぎてケースにしまったときにちからわざで締めきることになったことです。また敗北を味わいました。
まあレバーがちょっと動きが悪いくらいなので問題ないことにします。
つかれてねむくて説明が長くなりすぎました。
すいません。
ところでTRSケーブルってTip Ring Sleeveの事だったんですね。
ちょっとかしこくなった気がする。

レスリースピーカー低音用のスピーカーケーブル

このところ機材のメンテナンスにいそしんでおります。
とりあえずレスリースピーカーの低音用のケーブルをいろいろ試しております。
家のレスリー122もライブ用の142も写真のやつがかなり良い感じなので、レスリー2103もこれでいってみようかなと。
というわけで注文が届くのを待っているところです。
あとはまた現場で人と合わせてですな。
というわけでライブで使ってみてもかなり良い感じなのでしばらくこれで行くことに決定しました。

レスリー2103mk2スピーカー交換142との比較レビュー的な

ツアー中にレスリー2103の低音用5インチスピーカーが音量に耐えかねてコーンの端の樹脂がビリビリとノイズを出すようになってしまったのでメーカーにスピーカーユニットを注文して交換しました。片方は異常なかったのですが、せっかくなので本日の配信ライブのついでに両方交換。
これまでついていたスピーカーユニット。左が修理したときにつけてもらったやつ。右が元のやつ。左はなぜかくすんでいてザラザラ。
そもそも今回だめになったスピーカーユニットは去年多分ホコリと秋の長雨の湿気でどこかがショートして修理してもらったときに交換してもらったもの。
くすんでるユニット。型番みたいな数字は薄いけど6H3なのかな。9N1という個体と種類は違いそうな。交換してもらってからは低音薄くなった気がするし、スピーカーのガスケットという縁の紙の層も剥がれていて音量が上がるとそこもビリついた音が鳴るし、今回音量あげたときにスピーカーのコーンの端についているゴムの部分もビリビリなるので流石に使い物にならなくなったわけです。
修理終わってからはなんか低音軽くなって悲しいなあと思ってましたが、パワーアンプの部品も交換してもらったこともあり、要エージングで様子見なのかなあとおもっておりました。
6H3?と書いてあるやつはなぜか表面がくすんでいてザラザラ。今回ダメになったやつです。
これは元々ついてたやつ。9N1と書いてある。
これは特に問題なく使えてました。とりあえず予備にしようかなと。
一方、元のは9N1と、これらは違う種類なのかな。
今回手に入れたスピーカーユニット(下)。きれい。なんか書いている数字が微妙に違うぽい。233という型番なのだろうか。
新しいスピーカーユニットとの比較。新しいものは233と書いてある。
また違う種類なのかな。なんだろ。
とりあえず新しいユニットにしてみたら調子はだいぶ良さそう。
低音十分でてるぽい。よかったよかった。
実際配信ライブはレスリー142を使ってしまったので、2103の新しい状態でのバンドでのきこえ方はまだテストできてないです。
ツアー中に2103はまた良さげな配線に換えてしまって、結構よいなあと思ってたところでしたが、結構この新しいスピーカーユニットで音が変わってしまってのでまた配線の吟味からやることになるかも。
2103と142が並んだ珍しい光景。2103の下のハコは折りたたみできるただの板でつくってあります。122と142の中間くらいの高さになったのかな。聴き比べするのも珍しいです。
せっかく142と2103を並べたので音出して比較してみました。
両方とも12時くらいのボリュームです。
結果意外なことに2103の方が上も下も音が大きくきこえました。低音も小型レスリーの方がでるのか(笑)。すごいな。
中域より上も2103はすごいちゃんとでるし、これも好きなやつに交換してしまった高域のドライバユニットのせいかもしれませんけど抜けも良さげです。
全体での太さと抜けの良さがちゃんとあります。
142の方はそれに比べて柔らかい深い感じの音ですね。特に低音が2103と比較して出ていないようにきこえますが、スピーカーユニットが15インチ、キャビネットもまあまあ大きいので50hzくらいの音量を感じさせないけど豊さを決定する帯域が実はよくでてそうですね。
ここばかりは2103ではどうにもできないかも。
それゆえか142は高域もかなり柔らかくきこえますね。そして全体の音の余裕がある感じ。
というわけでこっちも改造してあるけどビンテージの142の音の豊さってすごいなあと思う一方で、お世辞でもなく2103も負けてない良さがあって、スピーカーユニット交換して万全の今ならツアーでも142運びたいなあと思わなくても良さそうな希望が湧いてきました。
今月はこの両方のスピーカーのサウンドをもっと追い込みつつ可能性を探っていこうと思います。たのしみ!
そして誰か今回のこの5インチスピーカーユニットのあの謎の記号について教えて欲しいです。

レスリー2103mk2と142のスピーカー配線材かえたけど

アンプの低音用のスピーカーの配線材を換えてみました。
より低音がでる方向に。
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小型レスリー2103mk2もビンテージの大きめの142も両方。
割と今までは抜けはよいからアンサンブルでは全く困らないものの、若干倍音多めでなんか暖色系の音すぎるかなと思って使っておりましたが、換えたことによってひとりで弾いてるとよりハモンドオルガンらしい倍音の感じになって音色だけでしあわせだなあと思えたので早速昨日のライブで使ってみました。
昨日使ったのはビンテージの方ですな。142です。
わくわく。
というわけで実際ライブの本番で音をだしてみたのですがなんか音が潜ってしまいました。
あれれ。
音が抜けない。
ひとりで弾いていていい音色は必ずしもバンドアンサンブルでも良い音ではないのですなあ。
なんか何度もこういうことあった気がするけど。
毎度「今回こそは…!」と思ってる節はあります(笑)。
というわけでライブの休憩中に線を今までのに戻したらわりとうまくいったぽいです。
うまく音が機能したみたいな。
オルガン本体までビンテージだったらこういうことも無いのかもですけど、少なくとも現行の機種使ってるならちゃんとアンサンブルで機能する方に寄せていかないとなあと改めて思いました。
単体の音色については今回は妥協するかー。
まあ十分合格点ではあるし。
というわけで帰ってきて夜中にまたせっせと機材を家に運び込んで配線材を元に戻しました。
戻したといってもまあこれも改造済みでオリジナルとは違うやつですけど。
さらに余談ですがひとつ今回学びがあったのは、配線ははんだ付けよりも端子を介して留めた方が音色が良い、というか好みだったというところでしょうか。
端子のほうがぷりぷりしてます。
これは予想外でした。
こうやってちょっとずつ学んでいくのです。
これもまやかしかもしれんけど(笑)。

吉祥寺サムタイムのお店のコンセント

吉祥寺サムタイムでライブでした。
音づくりが難しいなあと思いながらファーストステージを終え、セカンドステージの途中で思い立って写真上部のコンセントから左下のコンセントに差し替えてみました。
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その瞬間から音がだいぶかわってかなりやりやすくなりました。
固すぎて困ってたのがある程度柔らかくなって音量も出しやすくなるみたいな。
というわけで電源使う系の皆様はこの左下の方のコンセントを使うことをおすすめします。
というごく数人にしか役に立たないであろう謎の周知的おしらせでした(笑)。

朝早くから千葉県富津のイオンに行きました

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久々に朝六時おきして千葉県の富津にあるイオンでの演奏中です。
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なんか多分一瞬電源がショートしたぽく、レスリー142のヒューズとびました(泣)。
多分スタッフで来てた子が慌てて電源部をショートさせたぽい。
全体的に慌てていたので、ほかのコンセントの扱いとかも危険でした。
このままだと最悪感電死とかなるので厳重注意しておきました。
ただあまり響いてはなさそうな。
予備に2103も出しましたが、なんとか替えのヒューズを見つけて無事142復帰です。
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会場はものすごい高い天井の吹き抜けで音がよくひびきますなあ。

レスリー2103mk2ビビり解消

レスリー2103mk2メンテナンス。
音量大きくするとさすがにこのスピーカー自体の限界がありまして、低音担当の5インチスピーカー×2でよくやってるなあというところです。
実際に音量大きくするといろんなものがびりびりなります。ドラムがいるくらいだと大丈夫かもですが、デュオだと気になります。
・スピーカーのコーン自体→これはどうしようもない。なんとか音量で調整かな。
・スピーカーの枠→うまく留めたり、間にクッションはさんだり。
・よくわからん金具、配線→日によって鳴ったり鳴らなかったり。角度的ななにかかな。
・下の自作のハコ→折りたたみにしたせいの建て付けの問題。スピーカーの置き方でなんとかなるかも。
・スピーカーの前のグリル的なもの→これもクッションなどで対応。
new!
・運搬しすぎてキャビネットの天板に遊びがでてしまい天板がびりびり鳴る
というわけでこのnew!をなんとかしてみました。
キャビネット自体は良くできていて、互い違いにうまいこと組み合わさっていて基本的に接着剤で留まっているのですが、後ろ側の天板のところは他の面と比べて自由度が高いため、動くようになってしまったぽいです。たまに運搬中に倒してしまったりするからか。
最初上からネジで無理やり留めてしまおうかと思いましたが、互い違いに組み合わさっていて、ネジ入れるところがちょうど組み合わさっている面と平行になりそう(説明難しい)ので、なやんでいましたが、内側から木をあてて、接着剤とネジでとりあえず留めてみました。
一番手前側にはL字金具もあててみました。
これで治まってくれるといいなあ。
このスピーカー、音自体は改造の甲斐もあってかなり良くて、温かいアコースティックな音がしてくれます。
階段運搬の現場では大変重宝している逸品なので、なんとか使い続けたいところです。
後日使ってみましたがビビりはきれいに消えてくれました。
もう一息内部配線かえてもいいのかもしれませんな。

だいぶ奏法とかも変わりそうなきがします

基礎練も大事なのですけど、人の演奏を生で見たり聴いたり、動画で色々気になって調べて研究していると日々発見があります。
というわけでメモがてら。

 

・右足(エクスプレッションペダル)の使い方かえてみた

基本の音量のところを前よりも上げて、敢えて音量を大きく変えずに弾いてみる。
レスリーのストップで聴くに耐えられる音色になるのだなあ。
ふしぎです。
あとリズムの出方が全然変わりますね。
ふしぎです。

結構オルガンって音量変えずにそのままで弾いてもサウンドするのだなあと。
まあいつでも動かせるスキルが身についた今だからこその対比なのかもしれませんけど。
しばらくはこの方向でいろいろためそうと思いました。

 

・ドローバーセッティング

わずかのセッティングの違いでフィットするジャンルというか雰囲気とか、間がもつ音になるんだなと改めて認識。
とくに左4つのドローバーのバランスがものすごい大事ですね。
自分の本当に好きな音は一般的なセッティングからほんの少しだけアレンジしなければならないのですね。

・ゴスペル的なハーモニー

うまくいく時といかない時の差についていろいろ考え中。
ドローバーセッティングもかなり影響を受けるのですね。自然にそういうアイデアが広がるようもっと細かなセッティングの追求をするところから始めてもよいかもしれません。

それに伴ってm7-5みたいな響きをもっとうまく積極的に、自由に扱えるように練習しようとおもっております。
あとサブドミナントマイナーみたいなサウンドもですね。
もう少し体系化できるとよいのですけど。
とりあえず動画とかいろいろ見続けてみようと思います。

 

・フレージング

どちらかといえば目立つところというよりは、つなぎの目立たない部分(これらを弾いている時間の方が長いかもだけど)で自分が満たしたい方向がすこし見えてきました。
ただのつなぎなのですが、相当頭を使うというか慣れるまでだいぶ訓練と準備がいるようなことを練習しております。

それによってつなぎのサウンドの時にものすごいよい感じにハーモニーもリズムもフィーリングも出せる気がするので、いわゆるみんなが想像する一般的なフレージングに戻った時(表現難しいけど)にその効果が何倍にもなるような印象を出せることが期待できてます。
あとはそのやり方をもっと精度をあげていくのみ。

自分がやりたい歌い方みたいなのが少しだけ見えてきてうれしいので、仕上げていきたいものです。
このやり方ならジャンルを問わず機能しそうだし、自分らしい表現でそれでいて満たされる感じに向かえそうです。

 

というちょっとしたメモです。
ただの自分向けだけどとりあえず備忘録がてら。

オルガンサミット的なライブをやりました

先日の町田Into The Blueでのオルガンの会は色々勉強にもなって楽しかったです。
他のオルガニストは大先輩の金子雄太さんと、20代の長田信慶くんです。
お越しくださった皆様ありがとうございました。
最近オルガンの動画とか音源とかもちょっとチェックしていて、そして生で他の人のオルガン演奏を聴いて色々お話もしたせいでしょうか、オルガンの微妙なドローバーセッティング(音色作り)の違いでそれによって引き出される音楽性がかなり変わるということに気がつきました。
初心者みたいなこと言っていてすみません(笑)。なにをいまさらです。
ちょっとだけなはずなのに、気づいたことが結構大きいぽいので自分の欲しいサウンドに合う微調整をしていこうと思います。
がんばろ。

車の積み方大改革 その2

雨が降ったり止んだり。
先日車の積み込みのレイアウトを変えて気合いの三人乗り仕様にしたのですけど、色々問題が発覚しました。
リアハッチあけたとこがレスリー大で埋まっているため基本後部座席の横のドアからの機材の出し入れ
・雨よけができない
・車道側の扉を開けるので危険
実用することで色々不便がわかることが多いです。
まあ簡単に予想できたことですが、そこはふれないでください。
というわけで新しい積みかたがこれ。

色々な車の出っ張りの関係上この順番で行くしかないみたいな。なんとか収まるものです。
この再編成を機に、後ろの使う席の左右を入れ替えて一人乗りで重心右側に偏り過ぎかも問題をバランス良くできたかな。
この積み方のデメリットとしてはレスリー大を出したいときにただキャスターで転がすだけでは後ろから出しにくいくらいでしょうか。ちょっと片側持ち上げながら動かさないとみたいな。
あと使わない荷物も一度全部出さないといけなさそうなところもです。
しかしこの状態になってからまだ三人乗りをしたことがないという実情。三人目の乗り心地は不明。
まあそもそものツアー時にシート再アレンジを毎回やりたくないという目的は達成されてると言えばされてるのでよいです。

車(タント)を常時3人乗り仕様にするために積み方大改革してみた

ツアーから帰ってくると毎回レスリー大を家から引っ張り出して、3人乗り仕様を2人乗り仕様にシートアレンジしてから収納というのが一連の流れです。
とてもたいへん。
今年は後何回かツアーに出る予定なのもありまして、なんとか3人乗り仕様のままいつものフルの機材を納められるように収納大改革をしてみました。
というわけで早速ツアー帰りにそのままホームセンターに寄って、木の板を適当にきってもらい、なんとかこの形になりました。
オルガンと足鍵盤を立てて収納するのでちょっといやなのですけど、後日クッションなどで対応していこうと思います。
15年ぶりくらいの大改革。
よいことです。