ピアノの音の聴こえ方

何も仕事がないときはなるべく人に会いたいものです。

こんにちは、にしかわです。

すぐに一人で家に居たがるので気を付けたいとは思っております。

 

と言っても酒を飲む習慣もないし、

知らない人と話すのもめんどくさいし、

友達は忙しそう、

なんて障害がさっそく立ちはだかっております。

 

そこで、われわれ音楽家の選択肢としては

・ライブを見に行く

・セッションに参加しに行く

などがあります。

まあ趣味と仕事がほぼ一致しているありがたみですね。

まあなんにしても人に会って、

生でなにか体験すれば家では得られないなにかがあるものです。

 

さて、このところ関心深い内容としては、

セッションに行ってピアノを弾いて、

バンドの中でのピアノの生音の聴こえ方に客観性を持たせる、

ということがあります。

 

ピアノを家で練習で弾いていたり、

ドラムレスで弾いていたりする時にはあまり気にならないのですが、

わりとがっちゃがっちゃした状況だと、

どうも自分の音が遠くに聴こえてしまいます。

 

オルガンの場合はスピーカー経由だし、

音量のつまみもあるし、

いろいろライブ録音を自分でとって反省しているので、

大まか想像ができているはずなので問題ないです。

 

ピアノの場合、アップライトピアノは家にあるし、

目の前で弦がなるのもありますので、

わりと想像しやすいのですが、

グランドピアノに関しては弦は物理的に遠いし、

蓋をあけても音は反射して主に右側に飛んでいくだろうし、

譜面台は倒してもとりあえず自分への遮蔽物だし、

なかなか想像と出音を一致させるのが難しいです。

とくに電気楽器や、ドラムと一緒の時など。

 

そんなわけで自分ではあまり聴こえないなあと思っていても、

あとで人に聞くと「ちゃんと聴こえていた」ということがあったりで、

不思議なのですが、いまいち演奏中は信じきれません。

おかげさまでだいたい力が入ってよろしくないことになるというものです。

 

ジャムセッションだと、大体自分がほしいと思っているより、

大きな音、というかうるさい音が鳴らされていることが多いので、

(まあ伴奏が上手というのはプロでもとても難しいことなので、

別にそこに文句があるわけではないです。)

その状態でいかに体をコントロールしつつ、

音をイメージ通りに外に伝えるかというよい訓練になるので、

なかなかやりがいがあるというものです。

 

というわけでなるべく空いている日はジャムセッションに行って

ピアノ、特にグランドピアノを弾いてイメージとの誤差を減らしたいものです。

 

この前録ったセッションのプレイバックは個人的にまあまあよかったので、

この調子でもっといろいろ経験せねばなりませんね。

がんばります。

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