レコーディングしてきました。心のもちかたとか。

というわけでこんにちは、にしかわです。

レコーディングしてきました。

 

今回は普段からやっているトリオ編成のバンドです。

wrapticsというバンド名になりましたよ。

スタンダードジャズを中心に演奏しております。

もちろんスタンダード中心に録音してきました。

一発どり無修正でございます。

 

われわれライブミュージシャンはライブでの演奏は慣れたものですが、

それでもリハーサルの時の方が気楽で自由でよい音楽ができていたりします。

本番だと気合が入りすぎるというか欲深くなるというか。

 

これがレコーディングともなると、さらに慣れないもので、

毎回が初めてライブをやったときくらい、

何をやっているか自分でもわからなくなって、

気が付いたら曲が終わっていて、

なんてこともざらでございます。

というかそんなことばかりです。

一発どりならなおのことです。

 

そういう状況では力が入っていたりして、

とてもよい演奏であるとは言い切れないところなのですが、

本気の録音というのもそうそうないので、

なかなかこの状況に慣れるのも難しいところです。

 

今回のレコーディングでは、

もちろん最初3曲くらいは音環境の違いなどから、

同じような感じになってしまいましたが、

いろいろよく気を付けてみると

途中からすぐにいつも通りの感覚になれて、

かなり今の自然なそのままが録れた感触があります。

 

もちろん、まだまだ技術的に不足な部分はたくさんあるのですが、

よくある「なにもできずにおわってしまった」

という感じでもなく、

悔いなくよい仕上がりになっているものと信じております。

まだラフミックスも聴いてないけど。

 

この状態に持ってこれたのはバンドでよく練習していた

ということも大きいのですが、

個人的なことを思い返してみると、

ようやく自分のこれまでの練習が形になるような感じで

まとまってきたということが大きい気がします。

 

ここらへんの専門的なことになってきますと、

だれかに師事して習うこともできないことなので、

自分で日々研究して、

あーでもないこーでもない、

と繰り返しておりました。

 

最近になっていろいろ確信が持てるところが

ちょっとだけ出てきたので、

体の使い方とか、演奏中のコンセプト、

意識を置くところ、気を付けること、

実際の印象とやっているときとの感覚の誤差を減らすなど。

改めてレコーディングを通じて間違いでないと確信できたので、

とてもよい経験になったと思います。

もちろん精度はもっと上げねばなりませんが。

 

こういうことは単純に音楽の表面的な技術はさておき、

「もっと早いうちから教わっていれば・・・」

と本当に常々思いますが、

必要とあらばいろいろ伝えていきたいものですね。

もし知りたい方がいらっしゃったら習いにでもきてくださいな。

 

まあ当日の音録りは終わってしまったので、

あとはどういう音作りにするかとかをいろいろ工夫したいですね。

またご報告できればと思います。

 

ちなみに機材は諸事情から普段のライブのセット、

Nord C2DとLeslie2103の組み合わせでございます。

コンパクトなセットながら、音色はぱっと聴き

Hammond B3と区別がつかないくらいに設定したので、

さらにミックスでよい感じに追いこめられればと思っております。

できるとよいですな。

そこらへんも楽しみの一つでございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください