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レスリー122アンプ不調なおったかも

先日より不調だったライブ用のレスリー122アンプですが、ボリュームつまみがきかなくなって音量最大みたいなかんじだったのでよくよく観察してみるとボリュームポットの足についていたはんだが裏側にまわってシャーシにふれるかふれないか(たぶんふれてたぽい)という感じになっておりました。
図のマルのところです。
アンプのリフレッシュのときにやってしまったのかも。
とりあえず怪しいところを発見したので、ここのはんだを除去してみたのですが、ボリュームつまみの挙動は普通に戻ったぽいです。
原因はこれだったのかな。
回路図あまりちゃんとよめてないのですが、音声信号が乗っかってるところぽいのですが、これで大電流ながれてヒューズとんでしまったのかなあ。そんな高圧かかってるのだろうか。よくわからんです。
なんで音量最大になるのだろう。
謎はまだ残りますがしばらく様子をまた見ていくことにします。
とりあえずこれが原因ならしばらく使っていると温度とかではんだがとけてはずれてつまみの挙動が元に戻るのもなんか納得いくけど。
(追記:教えて頂いたところによると図の丸のところはバランス信号の二つの音声が来ているところで、ポットの抵抗値が下がるとそこで逆相の信号が混ざることで音量を調節しているらしい。
今回片側の足がシャーシにショートしていたことで、片側だけ0になってしまい、もう一方の信号は常に最大で送られていたのこと。それゆえ音量最大になったとのことです。厳密には片側だけの最大音量なのでバランス信号でもなくなっていて最大というわけでもないのですけど。なるほど、音量がかわらない理由としては納得できました。この状態でアンプに負荷がかかり続けたのかもしれません。まだゆだんはできない。)

機材メンテナンス強化月間 自作ギターアンプ編 Fender Champ

たまっている機材周りのメンテナンス的なものシリーズ。今週はそういう日々です。

自作ギターアンプの裏を半分塞ぐために板をつけてみたので、塗装をしました。むらできたけど裏だしまあいいや。ついでに中に入れたブレーシングの骨みたいなのもぬりました。
見た目に統一感でてなんだかんだ気に入ってます。
後必ずやらねばならないのは事故防止にアンプ部分のカバーですかね。アクリル板切るだけですが、まっすぐきれるかなあ。心配すぎます。

以上でこのアンプはほぼやれることはやったかなあと思います。
真空管ジャズギターアンプとしては結構いい音してると思いますが高域を気分でもう少し出せるようにしたいなあと思って配線材かえたりいろいろがんばっておりますが、あとやるなら抵抗とかコンデンサーの一部をあえて安っぽいのにかえるとかですかねえ。スピーカーもまだ探しますかねえ。
とりあえずここまできました。

このアンプだけなのかわかりませんが、高域の音の指向性が強すぎて、正面で頭の高さにスピーカーだと割とEQ的にいい感じなのですが、ちょっと角度変わると結構すぐ高域がなくなる気がします。
ギターアンプってそういうものなのでしょうか?
対策としてはサイドとかトップの板に穴かスリットを空けるというのを思いつきましたが、どうなんでしょう。
どなたか教えてください~。

今週はあとライブ用のイスのカバー貼り替えがのこっております。

それと比較用に写真下のギターアンプをつかってたら急に音圧下がって歪みやすくなったのでこれもみないといけなくなりました。
なんだろう。プッシュプル回路の片方がダメになったのかな。
原因不明。
仕事がふえた。

自作5W真空管ギターアンプをライブで使ってもらいました

先日のライブで年末にそれなりに完成した自作ギターアンプを素晴らしいギタリストのハル高内さんに使って頂きました。
真空管の5ワットながら普通に大きな音も出て、いい感じとのお褒めのお言葉もいただけてしあわせですなあ。
DSC_0123
演奏ではナチュラルの歪みがをタッチでコントロールしてて鳴らし方の勉強にもなりました。
ギタリストすごいなあ。
ライブの演奏自体ももちろんとても楽しくできました。
買ってくれる人がいるならがんばって作りますよー。
材料費と手間が結構かかるから、値段付けるとしたらとりあえず20万円くらいなんでしょうかね。
量産できれば安くなるかも。
これはまだ完成前の角削りっぱなしの画ですけど。
ざっくりとしたスペック的には
・5W真空管ギターアンプ
・デジタルリバーブつき
・音の調整のつまみ幾つか(トーンやハイミッドのブーストなど)
・12インチスピーカー
・ジャズライブで十分すぎる音量
・キャビネットの板も薄めで作ったので軽量
・12インチスピーカー搭載ながら450×350×255mmと見た目にもコンパクト
自分でも音は気に入っていているのですが、何人かギタリストにも試し弾きしていただいているのですが、素直な音とか、今回のように普通にいい音とおっしゃっていただけるので本当にうれしいです。
ほしい方はメールフォームにてお問い合わせください。
たまにメールが送信できないこともあるみたいなのですが、その時はコメント欄かライブ会場でお問い合わせください。

レスリー147ホーンドライバ調整

南与野ジャズマルに置かせてもらっているレスリー147のホーンドライバという高域担当のスピーカーユニット(写真上部の)がビビっていたので、トンカントンカン直してみました。
ドライバ内の円形の溝にほぼジャストサイズで取り付けられているコイルの位置を微調整するために本当にたたくのです。
ついでに先日予備で格安ジャンク品として買った同じホーンドライバを試しにつけてみたところ全く問題なく、むしろいい感じになってくれているのでこちらをつけることにしました。
いいかんじ。
この前日に試しにこの修理を試みた際にハンディの電動ドライバーが壊れてしまったので、新しいものを買ってみました。写真に写っているやつです。
今回はちょっとよさげなのを買ってみましたが、やはりしっかりとした機能で使いやすかったです。回転もはやいし。奮発してよかったです。

先日のレコーディングのミックスに参加してきました

越智巌トリオのレコーディングしたものをミックスしてきました。

低音の処理について「超低音の帯域のEQ増やしてみるのってできるのですか?」ときいてみたら採用していただけました。

知る人ぞ知る技だったみたいです。

違いの分かる男だと思います。

 

この低域の処理ですが、超低域のレベルの帯域をEQで、または電源ケーブルで増やすと低音の豊かさが全然違うなあと前から思っていたのです。ずぶって低音になります。

オルガンの最低音域よりもかなり低い帯域で、数値上は実音は変わらないはずなのに不思議な現象です。

 

ただイコライザでもちあげる際はデジタルのものを使うと位相がずれてスピーカーがぶるぶる変な振動をするとのこと。あのぶるぶるはスピーカーの低域の限界でとかではなかったようです。どうやら位相ずれ。

なのでアナログのイコライザを使うとのこと。多分すごいいいイコライザなのだろうなあ。

自作ギターアンプやっぱりハイ成分が足りない問題

だいぶノイズの問題も解決されてきたので、自作ギターアンプの音色面を強化していきたいと思っております。

 

ギタリストにも来てもらって色々試してもらったのですが、やはりハイがちょっと物足りない。

最初はJensen c12Kというかなり高域が柔らかいスピーカーを使っていたのでそのせいかなと思ってJensen p12rにかえてみたのですが、それでもハイが足りなかったです。

 

ということでこれまた原因を考えねばならないのですが、

簡単に思いつく限りですと

・自作のスピーカーキャビネット側の問題、ハコ鳴りとか

・そもそものFender Champの設計がそれほど高域がでにくい

・もともとChampは確か8インチのスピーカー用に設計されてるから12インチスピーカーとの相性がそれほどよくない

・そもそもEQもトーンもないのですが、音色に関わるところの抵抗値を変えてみる(特に負帰還の帰還量を変えるとか。いわゆるプレゼンスつまみの値。)

・はんだのつけ方がよくない(自覚は多少あります)

・アンプの中でどこかの線同士が近づきすぎて高域だけ逃げてる

・ネジなどの締め方の問題(基本緩いとなぜか緩い音になります)

まあどれも試したり検証したりするにはいろいろ手間がかかりそうですなあ。

 

ちゃんとキャビネットに組み込むデザインでアンプ作るときはプレゼンスつまみはつけても面白そうですからやってみたいかなあ。

 

とりあえず簡単な対処として、シンプルなイコライザがついたクリーンブースターを持っていたのでそれで調整みたいな。

ハイをちょっと上げて、ローを下げると結構いけます。

というわけでしばらくはこのスタイルで凌ごうかなあと。

ローを下げた方がハイが聴こえやすくなるって当たり前ですけど、ハイを上げるよりも望ましい聴こえ方になるのが面白いですね。勉強になります。

 

これらも近々やらねばです。

ギターアンプづくり ハムノイズの除去

というわけでギターアンプを作ってみまして音は出るには出たのですが、ハムノイズがかなり大きいです。

ブーンという交流50ヘルツ由来の音ですね。

GとかG#みたいな高さの音です。

 

悩んだ結果、フェイスブックの真空管アンプづくりのコミュニティにて質問したところ、アースのとりかたの問題とのことではないかというでした。

 

アースは回路図ではどこにつないでもよさそうに見えますが、

実際はアースというよりはマイナスのラインという認識の方がよいようで、

どこでも適当につなげていいわけでもないようです。

 

特に一番最初の電解コンデンサ(交流を直流にする場所)のマイナスラインはほかのマイナスラインと一緒にするとハムノイズが乗るということでした。

 

そのほかも線をねじったり、シャーシにしっかり這わせたり、

電源トランスとの位置関係に気を使ったりといろいろあるのですが、

なんとかほぼハムノイズが気にならないレベルにまでなりました。

かなり静かになったと思います。

 

特にハムバッカータイプのピックアップ搭載のギターならばほぼノイズは聴こえません。ハムバッカーってすごいのだなあと思いました。

 

一方で自分のメインギターのGodin 5th avenue kingpin iiにはシングルコイルのピックアップ(チャーリークリスチャンピックアップ)が載っているのですが、そのせいかやたらジーというノイズが大きい。というか大きすぎるのでこれは別の問題ぽいので処理してみることにしました。

つづく。

ギターアンプづくり途中経過報告 とりあえず箱はできました

ギターアンプつくろう企画ですが、最近忙しくてここ2週間ほど止まっておりますが、とりあえず微妙にすすんでおりまして、現状としてはこんな感じ。

わりときれいな感じで箱の部分はできました。

スピーカーもいい感じで留められてうれしいです。

ちなみにスピーカーはJensen c12K、高域が柔らかくていい感じです。

 

まあ未塗装で板も薄いから必要以上に箱が鳴っていてちょっと振動を抑えた方が使い勝手よくなりそうですが、そこらへんはおいおい調整しようと思います。これはこれで空気感あって悪くはないですけど。

 

写真で上に乗っかってるのはテスト用のレイニーのアンプヘッドですが、

とりあえずこれでなくて、アンプ部分も作り始めて一つのギターアンプとして形にしてみたいですね。

というわけで今月は頑張ってこのアンプ部分作ってみようかなあと思います。

現在の電源ケーブルのつなぎ方

まあ日々予算の範囲内でいろいろ実験しているわけですが、

最近手に入れたナノテック308という割とお高いケーブルを使いすぎると低音の重心がEQのBassより低い位置にいってくれるかわりに、現行モデルのオルガンとレスリースピーカーだと音の真ん中が弱くなってしまうという問題も発見されました。

メロディ弾いたり、コード弾いたときにちょっと弱いみたいな。

かといってここ数年メインのオヤイデのLi/50OFCというケーブル

(これはこれでよいのですけど、2スケア×2だとどうやら重心は重心はちょっと低くなってくれない、だが真ん中はいい感じ)

だけだとちょっとローミッドの癖が気になるというわけで、

ここで癖のないと思われるCANARE LP-3V35ACを投入してみようというわけです。

というわけでちょっと試したところのセッティングは以下の通りです。

 

・ライブ用NordC2DとLeslie2103mk2の組み合わせの場合

壁→カナレ→電源タップ→Li/50→NordC2D

→ナノテック308→Leslie2103

 

・自宅Hammond B3の場合

壁→Li/50→UPS(トランス的に使ってます)→ナノテック308→B3

 

自宅用のB3にはもともと電源タップも通したりしておりましたが、家庭用だと低音も強すぎるので、このくらいでも十分です。

ビンテージのオルガンだと中域の物足りなさは感じないからこれでよいくらいです。

しいて言うなら音の立ち上がりが若干速くなるとより好ましいくらいですかね。

 

ライブ用の機材は壁から電源タップまでを無味で音やせしなさそうなカナレにしてみたのですが、これでもまだ中域もう少し欲しいのでここもやっぱりLi/50にしてもよいかなあとも悩みどころです。

いま梅雨で湿度高いから音がちょっと判断しづらいということも悩みの一つです。

 

基本的には一本はナノテック308をどこかしらに入れないと、

低域の重心が下がってくれないから必ず必要です。

ただこれも壁からタップまでなのか、オルガンにつなぐべきなのか、これまで通りレスリーにつなぐのかまだ結論ははっきり出ておりません。

部屋のなり方にもよりますし。

 

とりあえずこの組み合わせでも割といい音にはなるよとだけしか言えませんね。

タップのコンセント部分の種類の組み合わせやケーブルの組み合わせでもう一息よい音色にまでもっていくべく研究してみます。

 

結構いい線まできてるはずです。

Hammond A100 Leslie142 電源周り強化とサウンドチェック

Hammond A100の電源のプラグを一般的なよい電源ケーブルが繋げられる3芯の受けのもの(ACインレットていうのかな)に付け替えて、ついでにLeslie142につなぐコネクタとかも酸化していたので磨きました。

 

A100の裏側下の電源ケーブルつなぐところ。改造済み。もとは普通のコンセントオスの形状。いわゆる延長コードみたいなのしかつなげられなかった。

 

というわけでこれで漸く気に入った電源ケーブルをオルガンにダイレクトにつなげられるようになったので、色々どのケーブルがよいかとか実験中の1コマです。いつの間にか動画とってもらってましたのでせっかくなのでアップしてみます。

 

電源ケーブルや改造したプラグの受けの部分も一瞬映ります。

ちなみにNord C2Dも映っておりますけど、そのまえにC2Dから142につなぐ変換器の電源部分にも同様のインレットをつける改造を施して、その動作チェックを行ったわけです。改造祭ですね。

A100の音も電源ケーブル周り強化でかなりちゃんと高い成分もでて、低音もとてもよくなりました。弾いていて楽しいですなあ。

最終的にどのようなケーブルの組み合わせで行くか悩みちゅう。

よい電源ケーブルを見つけました!低音がすばらしい!

こんな便利になった世の中ですが、ネットで手に入らないものもある。

 

というわけで友人からおすすめして借りてみたpower strada #309という電源ケーブルがあったのですが、家のオルガンの手前の電源タップに使ってみたところとても良かったので、即購入してみました。

 

よいケーブルたち

1メートルあたり8000円以上するという高級品なのですけど、その価値はあると思って即秋葉原にいって5メートルほど買ってきました。

 

ひとつは家のビンテージハモンドオルガン用。残りはライブのオルガンとレスリースピーカー用です。

 

この電源ケーブルに換えてみたところ、低音、ベースの音の重心が下がります。いわゆるイコライザのベースの帯域よりも低いところが出ている感じなので他のパートとも被らず、かつうるさくない、なのに低域の豊かさがすばらしいと言うことないです。

 

今までもそれなりによいケーブルを使っていたのですが、ケーブルを戻すと音は腰高になってしまいます。

これはもう後戻りしたくない。

お値段はそれなりに高いのですが、後悔はないですね。

 

というわけでまたメリットデメリットをまとめておきましょう。

 

 

・メリット

低音の重心が低くて音圧あるのにうるさくない

全体的な音も柔らかくてよい

ケーブルが太い(5.5スケア)割に柔らかくて取りまわしや収納もなんとかなる

 

・デメリット

お高い

太いので今までより取りまわしや収納が大変

作るのが少し疲れる

 

 

といったところでしょうか。

ただ音の良さがすばらしいのでデメリットには全然目を瞑れます。

 

今までだと金メッキのプラグを電源ケーブルと組み合わせるところもあったのですが、このケーブルの場合金メッキよりも純銅の方が個人的に好みでした。

柔らかみや艶も十分電源ケーブルにあるようなので、金メッキだとちょっとくどくなりすぎるみたいな。

 

ギターアンプにもつないでみましたが、やはり同じような音の傾向です。ただ、ギターの帯域的にはこのケーブルよりも元のケーブルの方があっていると思いました。ベースの帯域は必要ないですからね。

 

もう少し使いながらよりよい組み合わせなども考えてみたいと思います。

ひさびさに電源ケーブル環境を見直したくなるくらいのよいケーブルに出会いました。

VOX AGA 70修理途中報告

突然ヒューズが飛んで電源が入らなくなってしまったギターアンプVOX AGA70なのですが、とりあえず修理してみることにしました。

1日目はものすごいたくさんある回路図をダウンロードして眺めてみました。当然ちんぷんかんぷんです。

 

とりあえず分解できるだけしてみて、基板を外して眺めてみると電源部あたりで熱で焼けた跡が見られました。

再び買ってきたヒューズを入れて電源入れたらなんか小さいコンデンサーが破裂したぽいので、しょうがないから怪しそうなとこのパーツ類買って取り替えてみるということにしました。

 

日がだいぶかわって2日目。

その間にたまたま見つけた真空管アンプの回路の説明しているサイトでいろいろ勉強してみたり、車の修理とかも間にはさみつつ、とりあえずパーツも手に入れたので取りかかってみました。

 

とりあえず電源周りということで、ブリッジダイオードとICレギュレータと吹っ飛んだコンデンサをがんばって換えてみました。

なんのパーツかというと電源の交流を直流(音を増幅させるとかに使う)に直すところのものです。

 

とりあえず組み直したら、ヒューズは飛ばず電源は入りました。

ですが、スピーカーに全く信号が出力されてません。ノイズすらない状態。

途中のつなぎ間違えとかスピーカーの断線とかも確認したのですが、いまいちわからないです。

 

というところで一旦また日を改めることに。

ただ電源がはいったから進歩していると思います。

見慣れてきたせいか、だんだん回路図もちょっとずつわかるところもでてきたような。

 

またそのうち続きやります。

電源ケーブル タップまとめ

~電源ケーブル~
電源ケーブル自作 音質 プラグ ギターアンプ ニッケルメッキ 141
カナレ電源ケーブル 音質 39
プロケーブル信者 18

 

前回に引き続き、お問い合わせが多そうなトピックについて改めてまとめときます。できる限りみじかめに。

 

電源ケーブルやタップで楽器の音が変わることを発見してからいろいろ試してみました。

オーディオ業界ではケーブルも高いものは本当に高いし種類も豊富なのですが、それなりに組み合わせも試してみました。いつも通り総当たりの組み合わせです。

手間はかかるけど、一番確実みたいな。

 

・ケーブル

その結果一番気に入っているのはオヤイデのL/i50 OFCだっけかな。2000円/mくらいで高すぎず、ナチュラルで音もよいのでほぼこれでよいということになってます。

オルガン用でも他の用途でも万能みたいな。

ギターアンプには試しにBelden19364を使ったら良かったので、それにしてます。

 

カナレの電源ケーブルについてはここでは触れてないし、残念ながら試したことはありませんが、価格的にも2000円弱/mで近いし太さもオヤイデよりはちょっと細いくらいでしょうか。なんとなくカナレのシールドの音を知っているので、おそらく悪くはないとは思いますが、オヤイデのより飛び抜けてよいということもないだろうという予想もと放置してます。

機会があれば作ってみたいですけど。

 

・プラグ

プラグに関しても結果純銅が自分には好みでした。一番くせがなく、全帯域よい感じ。金メッキも同様で好きですが、特徴として粘りと艶がある感じでひさびさに使いたくなってます。作ろうかな。

 

銀メッキは音が細かったし、真鍮無メッキは中域に変なぺきょぺきょしたくせがあって聴き疲れする感じです。

ニッケルメッキはたぶんよくある市販のやつの銀色のプラグでしょうけど、これもそんな癖はないかもです。変じゃ無いくらいの範囲でちょっと高域がでるかも。ただオーディオ用のプラグではわざわざ探してという理由もなかったので手を出してません。

 

気になるのはリン青銅とかベリリウム銅とか。まあ純銅で問題ないし、わざわざ新しく買って試す程でもないかな。

誰か知ってたら教えてくださいませ。

 

・プロケーブル

いくつかうたい文句が気になってタップや電源ケーブルも買って試してみました。

もちろん普通のケーブルやタップよりは音が変わけど、電源プラグやタップについているコンセントが真鍮無メッキなので、自分の用途でもなかったかなと。

個人的にはコンセントのも純銅のやつにしてあって、電源まわりで楽器の音に変に色がつかないようにはなっていると思っております。

 

なのでよっぽどなにかないかぎり、電源周りはこのくらいにしておいて、演奏やセッティングで音をよくしていこうと思っております。

 

後は電源プラグ刺す向きで結構変わるから、気をつけましょう。

同じ場所で同じ楽器でも日によって音が違うのは電源プラグの向きによる影響は結構あると思います。

日本の家庭やお店のコンセントは2芯になっているのでわりといい加減になりがちですね。

16Ωスピーカー 8Ωとの違い リコーン 内部配線など

~スピーカー~
16Ωスピーカー 8Ω違い 159
Jensen p15ll 6
リコーン 3
内部配線 6

 

検索はこんな感じでした。

16Ωのスピーカーって今あまり無いみたいですね。現行品だと4とか8Ωがメインぽいですね。

割とニッチだからこそこちらまで辿り着いた人たちがいるのでしょうか。

 

とはいえ、自分の用途はハモンドオルガンにつなぐレスリースピーカーのスピーカーのための記事なので、他の用途の方には参考にならないかもです。ご了承くださいませ。

 

レスリースピーカーは中高域用のドライバーと低音用の15インチスピーカーの組み合わせが人気です。

ドライバーの方はJensen v21(12Ωかな)というのがやはりベストで、他のリプレースのものも試しましたが(他のはなぜか16Ω)結局メインにはならなかったです。

 

16Ωの15インチスピーカーの記事があった、元々レスリースピーカーについていたJensen p15llというスピーカー(音とてもよい)がへたって来てしまい、買い直すのも高い(海外の送料も高い)から国内に売っているものでなんとかならないか試した時期があったからです。

 

いろいろお金かけて買って試してみましたが、まず16Ωの選択肢が少なかった&その選択肢のスピーカーもちょっと低音でなかったというのもあり、8Ωも試してみました。

 

インピーダンスの説明も毎度読んでもよく分からなかったので、とりあえず買って実験みたいな。

 

結論からいうと8Ωのものも音的にそれほど問題無く使えたとは思いますが、ビンテージのレスリースピーカーに比べて低音が豊かでないとか、若干ソリッドだったりとか、中高の太さがもう少しほしかったかも。

 

これらの要素はスピーカーのキャラクターなのか、インピーダンスの問題かははっきり分かりませんでした。

とりあえず個性と言ってよいくらいの範囲での変化ではあるし、演奏にも使えるみたいな。

特に8Ωでもeminenceのkappa pro15はパワーもあって使えるとおもいました。

 

結局ビンテージのJensen p15llのリコーンに挑戦して、わりとうまくいったかもです。

ビンテージのスピーカーの太さすごいですね。

 

あ、ただ家用のレスリースピーカーには現行のリプレースの15インチ16ΩのWeber a200だったかな、を輸入して導入したのですが、これはレスリースピーカー用としてはすばらしいスピーカーだと思います。気に入ってます。送料とか考えたらビンテージ買ってもよいかなくらいですけど。

 

このスピーカー音には不満ないんですけど、最近枠(上の磁石のとこのカバーあたり)に変なびりつきが出始めたので、やむなくテープとかで押さえてますけど。

 

後は内部配線も例によっていろいろこだわりました。なんかレンジ広いやつとか、ビンテージ(ウエスタンエレクトリック)とかも試してみました。

 

レンジ広い線は最初いい音だなとか思うけど、しばらくすると聴き疲れします。

耳が疲れて弾き続けられない。

ハモンドオルガンとレスリースピーカーの組み合わせはあんなよい音なのに、意外とレンジは狭い音なのだなあという発見がありました。

レンジ広いと逆に密度低くなるところもあるのかもしれなくて中域の太さが足りないと思ってしまったり。線のキャラクターかもですけど。

 

ビンテージの線も試してみましたが、少なくとも自分の耳には良さはありませんでした。必要以上に真ん中に寄ってる感じで細かったり、中域にクセが出る印象。

電源プラグの真鍮になんか印象が似てるかも。

 

結局現行品だとベルデンの8460とか8470がちょうどバランスよくレスリースピーカーには良かったです。安いしすばらしいです。

ちなみに同じベルデンでも9497かな、ウミヘビみたいなのは中域がぺきょぺきょして嫌になる感じなので、個人的にはおすすめできません。

 

これでもいろいろ端折りましたが結局長くなってしまいました。

 

最近の改造、レスリー2103

前回どこまで行ったか忘れましたが、とりあえずレスリー2103の下に取り付けているハコを主に修正しました。ほかにもちょこちょこ。

 

・ハコの高さ

20センチほど切ってみました。

2103の高さとあわせて100センチちょうどくらい。

ビンテージレスリーとだいたい同じくらいの高さですかね。

ドラマーがスピーカーに隠れて見えなくなることはなくなったし、座ると耳の高さにあったホーンの位置が下がって耳元でうるさいということはなくなったかも。

 

・2103内部の吸音

どうしても低音に強くなりすぎるキーがあるので、とりあえず吸音材多めにつめてます。スピーカーの特性がそのままでてくれればよいのだけど、なかなかそうもいかない。

ちょっとはなだらかになったかもです。

吸音材つめると響きが減るのがなやみどころ。

 

・内部配線

ビンテージスピーカーでいろいろ試した結果、現行の線で一番良さそうなのがベルデン8460ぽかったので、それを2103に使ってみました。とりあえずホーンドライバのとこだけ。

 

基板への取り付けがちょっと手間でしたが、端子に無理やりはんだで留めて無駄無い情報の伝達を期待してみました。

音がどう変わったか憶えてないけど、現状結構いい音してると思います。

 

・11ピンケーブル

11ピンのうち、自分の使い方だと6ピン分しか使ってなかったぽいので、ビンテージ6ピンケーブルで11ピンケーブルを作りました。むりやり。

 

ここの線はほんといろいろ試したけど、これが一番あうかも。現行の高級でレンジが広い線とか聴き疲れするし。

意外にハモンドオルガンの音はもともとレンジ狭めのケーブルの音だから聴き疲れしないのかも。

 

このケーブルの欠点は固すぎて取り回ししにくいというところです。

改良方法を模索中。

 

・低音のスピーカー交換

もともとのがだいぶへたって目一杯出すとスピーカーのエッジがぶるぶるなるので交換してみました。

せっかくなので少ない選択肢ながらAmazonで探してDayton Audioというメーカーのものにしてみました。

 

今のところ特別不具合もないので、リプレースの選択肢としてはありかも。

他の安いやつとかも試してみたいけど、、、。

 

とまあいろいろやってます。

おかげでかなりよい音なのでいつも使ってるNord C2DとこのLeslie2103の組み合わせでの音も聴いてほしいです。

よろしくお願いいたします。

Bluetoothスピーカー

Bluetoothスピーカー買いました。メルカリで新品ぽいのがかなり安かったので。

 

もともと持ってたSONYのSRS-X2というのの音があまり好きでないまま、それでも四年はたまにつかっていたかなあ。

音質も音量も後一つみたいな。細かいとこまできこえないし、ボワボワした低音だし、指向性強めだし。

 

というわけで、今回はこちらです。

Earfunという中華っぽいメーカーの円筒形スピーカーです。

バスレフぽくないのと、無指向性というのがポイント。レスリースピーカーもそうかもですね。

 

届いて確認したところ音もだいぶよい感じで、音量も自分の用途なら十分ですかね。

時代の進歩を感じます。素晴らしい。

余ったSONYのは自分の家のパソコンのスピーカー代わりにするか手放すかどうかみたいな。

Leslie2103改造、バスレフ対策

下に大きなハコは相変わらずしいております。

まあとにかくLeslie2103の低音が音によってばらつきが大きいのでなんとかしようという企画のつづきの実験です。

今回もいろいろやってしまいました。

 

まずはまた大きな穴を空けました。

前に下向きに四角く切ったのは真ん中でその横に大きな丸い穴を2つ。

 

試しに前向きについている13センチウーハー×2を下向きにつけたらどうなるかという実験です。

 

音は悪くなかったけど、ゴム足の部分があるので、カバーをつけないとさすがに運搬時に危険なので元に戻しました。

 

穴を空けたのはスピーカーを取り付けてみるというのもあったのですが、とにかくバスレフ音がいやだったということで穴あけたら解決するかなという発想です。

 

実際の効果の程はどれくらいかはいまいちわかりません。というのも同時に吸音材をさらに詰めまくったからです。

 

その結果締まりのあるよい低音にになりました。低音も十分でてます。これまでが出すぎみたいな。

ベース音のてこぼこもほぼなくなりました。Eの音だけほんの少し持ち上がるので、定在波なのか、何かの固有振動数なのかもなあというくらいです。

効果てきめん。

もう少しつめこんでもよいかも。

 

しばらくこれでいってまた様子を見ますが、今回の変化はかなりいいと思います。

ノードのハーフムーンスイッチ修理

ライブ用のノードC2Dのハーフムーンスイッチが壊れたので、直しました。

スイッチの中心軸が折れてくにゃくにゃになりました。

 

パーツはそこらへんでうってるスイッチをお取り寄せ。

線を留めるだけなので割と簡単になおりました。

ハーフムーンスイッチ簡単に作れると思いました。

他のメーカー用のも行けそう。

レスリースピーカーの内部配線

レスリースピーカーの内部配線、もともとついているのがあれば、それでよいのですけど、今回の改造で微妙に長さが足りなくなってしまったので、いくつか試してみました。

 

・Belden 8460 8470

今のところの結論としてはオリジナルパーツが無いときの換えとしては、これで良さそうです。ミドルレンジに特有のくせがあり、それがビンテージハモンドサウンドを思わせます。細い8460はドライバに8470はウーハーでよいのではないでしょうか。

 

・Belden 9497

ウミヘビっぽいやつです。スピーカーケーブルとして巷の評価は高めですが、先ほどの8460の中域の癖が目一杯きつくなりました。へんな中域で満たされてすぐ耳が疲れますいまいち良さがわかりませんでした。

 

・Western Electricのケーブル

ビンテージケーブルとしては有名なWestern Electricの16AWGくらいの太さです。復刻版みたいなのの14AWGも試してみました。電源ケーブルとして使った時同様、ミドルレンジによりがちで、特に使いたいとも思えませんでした。アメリカンな線の特徴はミッドレンジなのでしょうか。個人的な色彩感だとこれらや9497はオレンジ色とか茶色ぽい色がつきすぎるかんじ。

 

・オヤイデ3398太さいろいろ

このケーブルを使ってみたらワイドレンジという表現の意味が理解できました。

上下ともに広がりを見せます。

レンジが広いと豊かで高級感がある音にきこえます。意識高そうとも言えます。

一方で、低音はともかく、高音はレンジが広い分太さに欠けたり、かなりの高音がきつくて、よくよく聴いていると聴き疲れしたりという側面もあります。

ハモンドオルガンの音をずっと聴けるのも、実はそこまでレンジは広すぎないところに秘密があるかもしれません。

まあ今回のスピーカー改造でビンテージドライバの高音が普通のよりちょっと足りない気がしたので、敢えてこの線でバランスとったりしてます。

リプレースのドライバは全体的にもともと高音成分が強いので、この線だと強くなりすぎるかも。

 

というわけで、他にもいろいろ線はあるのでしょうけど、割とこのあたりで十分網羅できているのではないかと思っております。

レスリー122ホーンドライバメンテ

レッスン室のレスリースピーカーのドライバ(高音用のスピーカーみたいなの)をビンテージのものに交換してみました。

Jensen v21です。

 

もともと家にあったのですが、ビビりがとれなかったり、高い成分が全然でなかったりで、リプレースのものをつけてしまっておりました。

 

先日ウーハーのリコーンをして、ちょっとスピーカーの仕組みを体感したので、いけると思って再びドライバの調整にチャレンジしてみました。

 

溝のおそうじから始まり、ビビりが出ないようにものすごい微調整を本当に何日にも渡って、なんとか使えるようになりました。

以前高音が出きらなかったのも、振動板を押さえつけすぎていたからかもしれません。

加減難しい。

ドライバを横からポコポコたたいたりしまくりました。その間音出し続けてるのでとにかくうるさいし。

 

とまあ無事交換はできたのですが、全体的に柔らかい高音で、やはりビンテージはいいものです。

 

それに伴い内部配線もかなりいろいろ吟味してみました。それはまたべつの話として、とりあえずレッスン室のオルガンがまたよい音になったと思うので満足です。