なぞの時間感覚

というわけですごしやすい日々が続きまして、

しかも毎日日が長くなるものだから、

毎年この時期がずっと続けばよいのにとおもうばかりです。

こんにちは、にしかわです。

 

さてさて、引き続きベースを弾きながらいろいろやることを考えております。

右手だけでなにかをやるのはそれなりにできます。

左手だけでベースを弾くのもなんとかなります。

でも合わせるとよく分からないことがおこります。

ふしぎですね。

 

普通の人なら逆に普通にできるのかもしれませんが、

どうも自分の弾き方はわりと個性的であるようで、

同時にやると不思議なことがよく起こります。

 

というわけで文明の利器メトロノームさんとともにいろいろやってみました。

前々からふしぎなのは、

「正確なテンポが出されているのに、思い切って入ってみると

なんかテンポがちがう」

という現象がよくあります。

 

これはよほど特殊能力がある人以外は殆ど経験があるかもしれません。

片手ずつだとなんとかなるのにどうなっているのかよくわかりません。

もちろんテンポに合わせに行けば普通にはできるのですが、

それでは実践では何の意味もなさそうです。

 

というわけで本日も実験しながら

あまりにうまくいかないもんで

「自分はなんかの感覚がそもそもおかしいんじゃないだろうか」

と悩んでおりました。

 

新しい弾き方とそのバランス感覚のコントロールにいろいろ苦労しておりましたが、

本日なんとなく解決できたのは、

ただ一点にものすごい気をつけることででした。

その一点というのは、

「メロディのフレーズの出だしのタイミング」

でした。

思ったよりもずっとずっとひきつけるというかなんというか。

 

このポイントさえうまいこといけば、

あとは同じように弾いていてもちゃんとリズムの収まりもよいです。

インテンポでちゃんとあっているけど、

よい感じにぐにゃぐにゃしてます。

といっても、毎度毎度ものすごい集中せねばなりませんけど。

一概にテンポ感の問題ということでもなさそうでした。

 

アドリブの後半部分で盛り上がってきても同じようにあせらずいけると、

全体を通してうまいこといけそうな予感ですね。

えらい神経削れて行きそうですが。

 

しかし、最初の一点だけのちょっとの差で全体にここまで影響してくるとは

なかなかに想像が付きませんでした。

一応以前から気をつけていたことなのですが、

新奏法に伴って最近おろそかになってきたので、

再確認できてよかったです。

忘れないためにも書いております。

 

さらに恐ろしいのがフレーズの間に右手でコンピングするときも

同じことに気をつけなければならないということでした。

がんばります。

 

そして以前からそうでしたが、

ここに気をつけると速いフレーズが自動的に弾けなくなるという

不思議現象がおこるのですが、

まあでも少ない音でも密度があがるからよいはずです。

個人的に。

わりと弾きすぎることの方が起こりがちな気がするし。

 

余談ではありますが、昨日ジャックディジョネットトリオを見てきたのですが、

4ビートの曲のドラムのアプローチにもそんなところを感じました。

そのせいかえらいポケットが大きいグルーヴでした。

上ものは何弾いても大丈夫みたいな。

常にその状態にしたいものですな。

きっと一つ一つものすごい集中してポイントをおさえているのかもしれませんね。

 

というわけでしばらくまたそんな感じでがんばろうと思います。

ちょっとずつ進歩でございます。

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