ひきつづき楽器発音機構いろいろ考え中

これまでの奏法に加えて、いろいろ追加中でございます。

こんにちは、にしかわです。

今回も(?)マニアックなお話でございます。

 

というわけでいろいろ日々研究しておりますが、

やはりどうも普通に弾くだけだと外で聴いたときになんか違う感じがあります。

単純に指が正確に動くかどうかというだけの話でもないようです。

とくに自分の目標としているであろう内容ですと、

どうもうまくいかないというのが現状です。

 

そこでこれまでいろいろ誤差を減らすべく試していたのですが、

この前家でピアノを弾いてそのあとオルガンを弾いてみて、

改めていろいろ発見がありました。

 

発音機構に関しては依然述べたとおりですので、

その現実どおりにイメージして発音するとわりといい感じになります。

まあその分考えることが増えて早いパッセージなどは

まだ処理能力不足といった感じになってしまいますが。

 

今回は逆に鍵盤から指が離れる時と、

音が消えていくポイントについていろいろ試しております。

ピアノの場合だと、鍵盤が上がるあるポイントで消音用のフェルトが

ゆっくり触れて行って音が消えるというかんじですね。

オルガンの場合は接点が離れたらその瞬間に音が消えます。

 

ピアノは振動している弦にフェルトが徐々に触れて行って

音が消えるのですが、低音ほど時間がかかるし、

高音は逆にすぐにミュートされるようです。

しかも鍵盤が戻る速さにも限界があるので、

よくよく聴いてみると感覚的に「音が切れたはず」と思ってから

自分が想像するよりも音は残っております(個人的な感想ですけど)。

抜きが早い人ほどそう感じるのではないのでしょうか。

というわけでここの部分の動きもできる限りイメージしていたいところです。

 

でもこの部分の音が残ってくれる方の「誤差」は無意識的に

音符が残ってくれる分、外ぎこえにはよくできているんだなあと思いました。

大抵演奏中はやることが多くてとくにピアノは音量や音色のコントロールは

大変だと思うので、忙しくなってしまうかもです。

でもこの部分である程度リズムなのかニュアンスなのかわかりませんが、

残しておくことで、無意識的に忙しくなりすぎないようにできているかもです。

それでも大変な時はそれどころでもないんですけど。

 

さてさて、ハモンドオルガンに関していえば、この点に限っては

わりと容赦ない仕様になっておりますので、

音を切ったところがほんとに切れたところです。

 

よくオルガンは「音を切るところが大事」と言われまして、

一つのフレーズを音符上のどこまで伸ばすかは

みなさん結構気にしているところだと思います。

が、この話はもっとミクロで、音符上のどこまで伸ばしたときに、

実際どれくらい音が残って切れるかというお話です。

いよいよマニアックですな。

 

個人的には音符を長さの方で表現することは、

経験的に好ましいと思っておりますので

(すべてのケースではないと思いますが)、

ここら辺を一音一音気を付けてやってみるのもよいかなと。

もちろんすごい大変なことですけど。

 

ここら辺の技術の習得はひょっとすると

トランペットのよくある「イーブン8th」という

はねない八分音符の吹き方とか、

そういうことまで通じるのかもしれません。

うーん。奥深いですなあ。

 

これをもう少し掘り下げて、

持続しにくい音、たとえばスネアドラムとか

そういうのにも応用できる一般的なところまで閃けると

すべてに通じてきそうな気がします。

行けるかどうかは謎です。

どうしたらよいものですかねえ。

 

とりあえずまずは自分のできる範囲でがんばります。

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