そこに「i」なんてない気がしました

節電したらかぜをひいたっぽいです。

こんにちはにしかわです。

からだがとにかくだるくて気持ちわるい。

 

さて別に節約をしているわけではないのですが

電話があまり好きじゃないせいでしょうか、

今月も携帯電話の請求料金が無事3000円を切っておりました。

 

一応明細を確認してせっかくなので同封のチラシを眺めていたら

「iのあるメール大賞」なるコーナーがありました。

どうやら心温まるメールを審査員が選ぶコーナーのようです。

第9回のグランプリ作品が載っておりました。

応募者は平野桃子さんというかたのようです。

以下本文より転載

 

受信メール

Subject 無題

今日修学旅行で東京に来た。

首都高から偶然お前のビルが目に入ってきた。

ここでお前が働いているのかと思うと感動した。

がんばって。

 

/転載ここまで

 

いやあココロ温まるメールですね。

・・・・。

・・・・。

 

というかココロ温まる以前に

送信者とおそらく受信者であるこの女性の人間関係がさっぱりわかりません。

 

とりあえずこういうときはお約束ですが

名探偵にしかわの推理であらゆる可能性を模索してみることにします。

 

1.父(母) → 娘

 

静岡に一家を構える平野さん一家の大黒柱のお父さんが

大学入学(おそらく英文学科)とともに上京してさらにそのまま会社(おそらく旅行代理店)でOLをやっている娘(23)の職場をたまたま上京したときに見つけ、その晩か家に帰ってから送ったであろうメール。

あんな小さかった娘が・・・・しみじみ的な。

旅行代理店の別の支店の看板を見ただけで場所が違った可能性も否めませんが。

 

ただしそれだとお父さんが「修学旅行で東京に来た」だとなんか変なので、

お父さんの職業はおそらく高校の教師、

あるいは「首都高から」の文からバスの運転手かバスガイド、

バスの乗務員なら「修学旅行で」というより「仕事で」と言うのが普通の気がするのでそれでも可能性は低いのですが。

 

高校の教師だと毎年修学旅行で東京に来ている可能性が大きいので

娘が新卒で入社した1年目の23歳のころのできごとなのでしょう。

またあまり遠いとバスより新幹線や飛行機を使うと思うので

まあまあ東京に近い静岡あたりが妥当かと思われます。

 

ともあれ文面が結構上から目線で親から娘、

特に父からではないかと推理したケースです。

多感な時期をちょっとすぎたあたりの娘にそんな強く出られる父親がいるのか

というご意見もあるかもしれませんが、

やはりそこは地方の家庭ならばそれくらいは問題なくクリアーしてくれるものと思います。

まあ一応母親が送信者という可能性も残しておくべきかと。

 

 

2.彼氏 → 彼女

 

高校3年、高校最後の修学旅行先の東京で一足先に就職した1つ年上の彼女(吹奏楽部の先輩、付き合って3年弱、現在遠距離恋愛)に送ったメール。

 

文面がやっぱりちょっと上からなのでよっぽど付き合いが長くないと

今日日の彼氏がそんな文章を送れるとはおもえませんが、

「感動した」の一文からもそれほど感動が伝わってこないので

高校生が作った文章と考えればそう考えられなくも無いです。

でも絵文字もなにもなかったのですからなんともいえませんけど。

 

まあ吹奏楽部ともなると男女比的にはどうしても男が少なくなるだろうから

きっと彼氏は部活でもてているのでしょう。

遠距離にもなったうえ部活では憧れの先輩の3年生ということもあって

うっかり別の子に乗り換えつつある可能性も考えねばなりません。

それゆえのなんとなくおざなりなメール。

悲しいけどこれがリアルです。

 

 

3.受信者 = ビルのオーナー

 

一番過激な推理です。

この際送信者が誰とか関係ないです。

注目すべき箇所は 「お前のビル」 ただそれだけ。

 

これが本当に「『お前』の所有するビル」なのです。

FXで一山あてたのか、遺産で手に入ったのか、

あるいは起業したら1年経たずに自社ビルが建ったのか、

一応所有しているビルで働いているみたいなのですけど、

ともかくビルのオーナーになっております。

 

例によって送信者は誰か知ったこっちゃないけど、

確実に言えるのは

「受信者であるはずの平野さんとは絶対に仲良くしておいたほうが良い」

ということでしょうか。

かなしいけどこれもまたリアルです。

そして真っ先にこれが思いついた人はいろいろな意味でアレかもしれないので

いろいろアレしたほうがいいとおもいます。アレ。

 

 

というわけでいろいろ推理してみましたがどれもしっくりきません。

どういう経緯でこのメールが「iのあるメール大賞のグランプリ」に選ばれたかなぞです。

大賞に選ばれるにはきっと何がしかのポップな要素があるはずなのに

状況がすんなり絵として浮かばない。

仮に<推理の1>が正解だったとしてもバックグラウンドの想像がめんどすぎます。

でもにしかわさん的には<3>を推したい。なんとなく。

 

ともあれにしかわさんの推理力ではどうやら手に負えないようなので

どなたかなにかよいご意見ありましたらぜひ教えてください。

よろしくお願いいたします。

そして今週末の宣伝もせっかくなのでしようと思います。

ぜひきてくださいまし。

よろしくお願いいたします。

 

date:3/26(土)

place:Nardis(柏)

start: 20:30~ charge:¥2500

members:西川直人(org) 長谷川ガク(ds) DUO

毎月最終土曜日に恒例のオルガンライブなのですが、

第三弾はオルガンとドラムのデュオをやります。

新しい曲も持っていきたいなあ。

CDがこのころにはそろそろできあがっている予定です。

date:3/27(日)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 18:00~ charge:¥1500

members:Jam Session 西川直人(org) 福森康(ds)

恒例オルガンジャズ倶楽部のジャムセッションです。

ピアノ(あります)やベース(持ってきて)やうた(機材あります)

もどしどし参加してくださいませ。

ジャズ以外もやれるはずです。

やりたい曲は譜面を持ってきてくれるとよいです。

「そこに「i」なんてない気がしました」への7件のフィードバック

  1. 考えてみました。

    タイトルが無いところから、送信者は男性。そして高校生男子。たぶん北海道在住。修学旅行で成田空港に着いて高速バスで都内へ移動中に中学時代の親友にあてたメール。
    この親友は中学時代、か又は小学校の時に両親(又は父親)を不慮の事故で亡くし、親戚に預けられて育てられ、(親戚の負担を配慮して)高校進学を断念し、東京に就職したんだと推察いたしました。
    自分は高校生活を満喫しているのに、かつての親友は身寄りもない大都会で頑張っている(たぶん働きながら夜学に通っているのかも)
    「お前のビル」というのは、「お前が働いているビル」と言いたかったんだと思います。

    涙が出ました。

    1. >ひまわりさま
      新説をありがとうございます。
      なんか壮絶に重たい話になってきましたね。
      iはどこへいってしまったのやら。
      そして投稿者の女性もどこへいってしまったのやら。
      なぞは深まるばかりですね。

  2. まぁ普通に考えれば父と娘なんでしょうけど、
    確かにいろいろなパターンを考えたくなりますね。

    私個人的にもを推したいなぁ。

    そこを無理やり考えて。
    送信者は平野さんの地元の友人。
    やはりここは先生と考えるバージョンで。
    対する平野さんはこのビルを所有する会社の社長と結婚していて、しかもその会社の社員。いわゆる玉の輿的な。
    なので友人はちょっと嫌味ったらしく「お前のビル」とか「感動した」とか言ってる訳です。
    で、最後の「がんばって。」ですが、
    「せいぜい捨てられないようにがんばれよ」とかなんかそんな感じの、友人ならではの冷めた励ましとしてみたらいかがでしょうか。
    素敵な発想が思いつかなくてすみません。
    でも考えていたら和みました。
    ありがとう平野さん、そしてにしかわさん。みたいな。

    1. >fumiさま
      ひとそれぞれいろいろな解釈ですね。
      とりあえず元の文がやはり曖昧なのは否めないのでしょか。
      それよりも自分の日記含めこのコメント欄全般の解釈と
      書いた本人の考えていることのほうがだんだん興味深くなるから不思議です。

  3. ずっと気になっていたので、調べてみましたら、わかりましたので、ご報告致します。

    にしかわさんのがどうやら正解のようです。

    栃木出身の20代の女性が仕事の残業中に小学校の先生をしているお父さんからもらったメールで、この娘さんの働いている会社は首都高のそばにある大きいビルでロゴと社名が高速からよく見えるそうです。
    お父さんが近くを通ったのを感じてがぜん残業を頑張ったとか。

    ご明察、恐れ入りました。

    とってもスッキリしましたww

    1. >ひまわりさま
      よくしらべられましたね。
      ありがとうございます。
      そういうことだったんですね。
      ぼくもすっきりできました。
      よかったよかった。

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