暖冬ですが、いよいよ寒くなってくるとアレなんでちゃんと新しい車のエアコンから温風がでてほしいわけです。
なんか暖まりきらないエアコンの風、そしてエンジンの暖気に異様に時間がかかるので、サーモスタットをとりあえず交換してみました。
サーモスタットというのは冷却水の温度の変化で弁の開閉をコントロールして、ラジエーターに流れる量を調節して適正な温度を保つぽい弁とバネでできた装置です。
サーモをスタットするんでしょう。きっと。
というわけで車のエンジン部にアクセスしてみました。
ここら辺はほかのサイトにも書いてある通りネジとプラスチックのリベットを外すだけですね。
前席の下なのでちょっとめんどいみたいな。
まあしょうがない。
ほいほいとねじなどを外してエンジンを見えるようにしてっと、正八角形のサーモキャップのところですね。
気合いで蓋をあけてみたり、ボルトを外してみたり。
この蓋、サーモキャップも1000円しなかったのでついでに交換しました。蓋の開け方は力を込めて手で頑張って回しきるだけです。
サーモスタットは写真にも写っているこの下のボルトを外すのみですが固着していて途中ソケットの方ががダメになって心がおれかけました。
ちょうどボルト外す専用のソケットを持っていたので、それで外してみればなんとかなりました。
準備大事ですね。
ちなみにメガネレンチは角度がつけられるものじゃないとほかの場所にあたってつかえないのでご注意ください。
サーモスタットはドライバーとかで引っ張り上げて新しいのを装着するのみです。
この車種は気にしなくて良いらしいけど、一応向きを元のとそろえてみました。
さて、この作業を完了させるには冷却水のエア抜きと呼ばれる作業が必要なのですが、とりあえず見よう見まねでやっております。
ボンネットの真ん中のホースを外して、冷却水を補充しながら写真のサーモスタットのとこの横に出ているエア抜きボルトを緩めて冷却水が出てくるまで待つのみ。
この車種の場合右側リアシート下の横のパネルからリアヒーター用のエア抜きポイントにアクセスしてそこもエア抜きせねばならないらしいのですが、荷物たくさん載ってるしこの程度の継ぎ足しなら大丈夫という話だったのでとりあえずここはスルーしてしまいました。
今のところ特に問題は生じてないので大丈夫ぽいです。
キャップを外すときもそうでしたがこの時あらかじめに吸水用にペーパーを敷き詰めておきました。
この時地味に30センチくらいのピンセットが役に立ちました。
とりあえず試運転してみたところ温風が熱風に近いくらいになりました。
エンジンのオーバークールもなくなりました。
やはりサーモスタットの弁が劣化で開きっぱなしだったぽいですね。
↑交換したやつ
間から向こうが見えているということは常温で弁が開きっぱなしということでパーツがダメになってたんですね。
というわけで後は様子見で冷却水を翌日足してみたり、ひとまずなんとかなってよかったです。
業者に頼むと1日車預けて10000円は行くと言われている作業ですが、パーツ代2500円くらいだけですんでよかったよかったみたいな。
いろいろ工具かっちゃったけど。