なるべくならギターの配線はやり直したくないのですが、しょうがないのでやることにしました。
フルアコの配線はとにかく大変なのですよ。
しかも内部配線に単線のビンテージ線をつかってしまっているものだから、うっかりすると折れます。
そうなるとやり直しです( ノД`)シクシク…。
いろいろ事前にこのジーというノイズや、扇風機などに近づけたときに拾うブーというハムノイズについてよく観察してみました。
するといくつか改善点が見つかりました。
・ボリュームポットのシャフトに触れるとジーというノイズが大きくなる
→ボリュームポットの本体部分にアースが落ちてない(初歩的ミスです)
・チャーリークリスチャンピックアップの真ん中の金属部分(一直線になってる)部分に触れるとジーというノイズが大きくなる。
→この部分にもアースが落ちていなかった(普通落とさなくてもよさそうにも見えるけど)
・ブーというハムノイズが大きい
→内部配線のプラスマイナスがあまり捩られていない(もっと捩れば磁界が打ち消しあってノイズがへるのでは)
というあまりレベルの高くない問題が発見されました。
お恥ずかしい限りですが、意外とアンプづくりで学んだ経験と知識で気づくことができたので成長したともいえます。
というわけで大変でしたが上の問題に対してそれぞれ対策をしてみたところ、まだそれぞれノイズは聴こえるものの、だいぶ我慢できるレベルにまで落ち着いた模様です。
ひとまずこれで良しとしましょう。
そのまえに配線を銅箔テープで巻いて外来ノイズをシャットアウトしようと試してみたのですが、ギターの信号のハイ成分がなくなってつまらなくなった気がしたのでこれはやめてみました。
結構な長さを銅箔テープで巻いたので、それが低容量コンデンサとして働いてハイの成分だけダイレクトにアースに落ちてしまってたのかなあなんて思っております。
あとははんだのやり方があまり上手じゃない気がしてきたので、そこらへんももう一度頑張ったらそこでのハイ落ちもふせげるのかなあなんて思いました。
またやるのかと思うと気が重いですが、いい音のためならやるかなあ。
その際はコンデンサもかえてしまおうかななんて思っております。
なんかいわゆるあの丸っこいコンデンサがどうも柔らかめの音にしている気もしてきましたので。
まだ真実はわかりませんけど。