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配信ライブに参加してみました

先日は超豪華なスタジオを新しく自分で作ってしまったギタリスト中藤孝二くんの配信ライブに参加してみました。
YouTubeに動画として残っているのでよかったら聴いてみてください。

初めて見る曲が多かったですが気合で乗り切る感じもおたのしみください。

四谷メビウスでジャズファンクバンド!

四谷メビウス初出演でした。
石渡みなみ(sax)バンド。
ジャズとかファンクとかですな。
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五人編成で豪華!
今年一番音量だしております。
このアンプ小さいけど意外となんとかなるものですな。
あまり出し続けると音ですぎ警告ランプがすぐ光るから飛びそうでこわいけど。
満員御礼でありがたやです。
次回は1/28を予定しております。
ぜひ聴きにいらしてくださいませ!

レッスン動画いくつかあげましたのでよかったら見てね

最近教材にもなりそうな動画をいくつか撮ったのでこちらにも上げておきます。
ぜひご覧になってください。
レッスン受けてみたい方も大歓迎です。
メールフォームあるいはライブの場所で直接お気軽にお問い合わせください。


左手の強化を目標に、両手でのメジャースケールをどうやって普通に上手に弾けるかという動画です。
こういう基礎連をやると単純にクオリティあがります。

 



リクエスト頂いたのでお答えしてみました。
スイング感をどうやって身につけるかという話。


ジャズのジャムセッションが何やってるか分からなくて怖いかもしれませんが、ここら辺の流れを憶えておけばわりと安心です。
ぜひ参考にしてみてください。
それでも不安なら見学でもよいので来てくださいね。

ハルさんと楽しい飲み会

今週はいろいろがんばった気がするのであいにくの雨ですが打ち上げ的な。
飲み会はじまりました!
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というわけで尊敬する先輩ギタリストのハル高内さんです。
音楽の知識も演奏も本当に素晴らしいです。
今ご一緒していただいているのが本当にありがたいご縁です。
というわけでこういう場なのでいろいろ音楽のこととか突っ込んでお話を聞きました。
とても有意義な時間でしたなあ。
またご一緒に飲みたいものです。

佐々木昭雄さんの訃報

公式に発表がありましたのでこちらでもシェアしておきます。
先日オルガンプレイヤー、指導者としても大変人気のある佐々木昭雄さんが自宅で転んで頭を打ってそのまま意識が戻ることなく亡くなられたとのことです。
自分が今オルガンを弾いているのはこの方の影響です。
初めて佐々木先生がオルガンでジャズをやっているのを聴いた時にこんなにかっこいいものがあったのかと衝撃を受けました。
しばらくして大学生になってから直接レッスンを受けさせて頂いたので、自分のただ一人の音楽の師匠とも呼べる方でもあります。
いつ聴いても素晴らしいサウンドをされていました。
洗練されたテクニック、特にリズムの深い間は初めてお会いした25年前から既に完成されていたようにすら思われます。
近々この秋にお会いしに伺うというやりとりをご本人ともさせて頂いていて、久々に色々お話ができると楽しみにしておりましたが、突然の事故との事で本当に残念でなりません。
ご冥福をただただお祈りするのみです。
本当に素晴らしい音楽家でした。
ありがとうございました。

最近年齢のせいなのか身内も含めて訃報が多いですなあ。

マイケルがあそびにきた

ギタースクールのオーナーでもあり、ギタリストでもあるマイケルがオルガンほしい、やりたいというので遊びに来ました。
スクール用とかでなくて家で練習したいらしい(笑)。
念願のハモンドB3をさわれて大満足のようです。かわいい(笑)。
普通に楽器入れ替わったりしながらとりあえず遊んでみました。
そしてやっぱり普通にギターうまかった。オルガンもなぜかアメリカみある音してるし。
とても楽しかったです。
というわけでマイケルはやる気に満ちあふれているので、ビンテージハモンドオルガン(B3 A100とか)、レスリースピーカーとか手放そうとか出物あるよとかあればぜひご一報頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします!

朝早くから千葉県富津のイオンに行きました

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久々に朝六時おきして千葉県の富津にあるイオンでの演奏中です。
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なんか多分一瞬電源がショートしたぽく、レスリー142のヒューズとびました(泣)。
多分スタッフで来てた子が慌てて電源部をショートさせたぽい。
全体的に慌てていたので、ほかのコンセントの扱いとかも危険でした。
このままだと最悪感電死とかなるので厳重注意しておきました。
ただあまり響いてはなさそうな。
予備に2103も出しましたが、なんとか替えのヒューズを見つけて無事142復帰です。
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会場はものすごい高い天井の吹き抜けで音がよくひびきますなあ。

スタジオ作った人がいたから遊びに行ってみた

ギタリストの中藤孝二君が最近完成させたレコーディングスタジオに遊びに行ってまいりました。
ものすごいちゃんとした立派なスタジオで、うらやましいかぎりですなあ。
というか身の回りにしっかり音出しできるスタジオを持っている人が結構います。
すごすぎ。
ドラムの粕谷さんにも来て頂いて3人でセッションして録音してみたりして遊びました。
せっかくなのでビンテージレスリーを運び込んでみましたが、中藤君にもそのサウンドを気に入ってなによりです。
オルガンとレスリーのセット導入されたらさらに最高ですなあ。
というわけで新しくできたスタジオということもあり、いろいろな方にも知ってもらいたいとのことです。
ぜひお問い合わせしてみてください。
とりあえずバーベキューもできそうなスペースだったのでまずはそこから始めてみようと思います(笑)。

レスリー2103mk2ビビり解消

レスリー2103mk2メンテナンス。
音量大きくするとさすがにこのスピーカー自体の限界がありまして、低音担当の5インチスピーカー×2でよくやってるなあというところです。
実際に音量大きくするといろんなものがびりびりなります。ドラムがいるくらいだと大丈夫かもですが、デュオだと気になります。
・スピーカーのコーン自体→これはどうしようもない。なんとか音量で調整かな。
・スピーカーの枠→うまく留めたり、間にクッションはさんだり。
・よくわからん金具、配線→日によって鳴ったり鳴らなかったり。角度的ななにかかな。
・下の自作のハコ→折りたたみにしたせいの建て付けの問題。スピーカーの置き方でなんとかなるかも。
・スピーカーの前のグリル的なもの→これもクッションなどで対応。
new!
・運搬しすぎてキャビネットの天板に遊びがでてしまい天板がびりびり鳴る
というわけでこのnew!をなんとかしてみました。
キャビネット自体は良くできていて、互い違いにうまいこと組み合わさっていて基本的に接着剤で留まっているのですが、後ろ側の天板のところは他の面と比べて自由度が高いため、動くようになってしまったぽいです。たまに運搬中に倒してしまったりするからか。
最初上からネジで無理やり留めてしまおうかと思いましたが、互い違いに組み合わさっていて、ネジ入れるところがちょうど組み合わさっている面と平行になりそう(説明難しい)ので、なやんでいましたが、内側から木をあてて、接着剤とネジでとりあえず留めてみました。
一番手前側にはL字金具もあててみました。
これで治まってくれるといいなあ。
このスピーカー、音自体は改造の甲斐もあってかなり良くて、温かいアコースティックな音がしてくれます。
階段運搬の現場では大変重宝している逸品なので、なんとか使い続けたいところです。
後日使ってみましたがビビりはきれいに消えてくれました。
もう一息内部配線かえてもいいのかもしれませんな。

レッスン用アプリつくれるかな

レッスンの生徒さん向けに最初の基本の丸暗記しなきゃいけないコードのちょっとしたこと(コードの37音)をどうやったら憶えてもらえるか悩み続けてもう何年経つでしょうか。
指導者のカリスマ性の問題なのかもしれませんがそんなことを言っていてもしょうがない。
まあ大した量じゃないので、こうなったら意地でも憶えてもらいたいということでそれだけ表示するアプリ作ってしまえばいいのかと思いました。
今の世の中なんとかパソコンあれば作れるんじゃないかなあとも思えなくもないですけど、独りだとやる気が全く起きないので生徒さんでプログラムできる人に見てもらいながら着手することにしました。
監視されてたらなんかやる気もでるというものです。
打ち合わせ中に、当初のシンプルな「ただ問題とこたえを表示する」というものから、よくよく考えたらアプリ上で問題とこたえ自体を登録できるようにしたら広がりがあるなあなんて思ったので、その方向にしてみようと思いました。
てかそういうアプリなら世の中に既にあったんですけど、ここまで来たらせっかくなので作れるところまでがんばってみようと思いました。何事も経験です。補助つきならなんとかなるかも。
できなかったら既存のアプリを使えばいいのです。
というわけで地道な長い道のりが始まったのですけど、こういうこと始めたらなんかついでにChat GPTとかも初めて触ることになりまして、副産物として得られるものもあるのですね。
それすらやったこと無かったというくらいめんどくさがりですので、新しいことを始めるのはよいことです。
ちなみに現状プログラムの画面見てもなにがなんだかさっぱりわかりません(笑)。

オルガンサミット的なライブをやりました

先日の町田Into The Blueでのオルガンの会は色々勉強にもなって楽しかったです。
他のオルガニストは大先輩の金子雄太さんと、20代の長田信慶くんです。
お越しくださった皆様ありがとうございました。
最近オルガンの動画とか音源とかもちょっとチェックしていて、そして生で他の人のオルガン演奏を聴いて色々お話もしたせいでしょうか、オルガンの微妙なドローバーセッティング(音色作り)の違いでそれによって引き出される音楽性がかなり変わるということに気がつきました。
初心者みたいなこと言っていてすみません(笑)。なにをいまさらです。
ちょっとだけなはずなのに、気づいたことが結構大きいぽいので自分の欲しいサウンドに合う微調整をしていこうと思います。
がんばろ。

リーダーオルガントリオそろそろちゃんと活動しようかと

先日こちらのリーダートリオをやってきました。
王道のオルガントリオ。

自分の曲をやったり、スタンダードをやったり、スタンダードのアレンジのものをやったりしております。
ジャズはもちろん、ブルース的なもの、ファンクっぽいものも、ちょっとカントリーぽいのとかも、そのほかいろいろ自分が経験してきた音楽が反映されております。

そうなってくると意外と全部の範囲で満遍なくできるギタリストがいない(まあ自分の趣味の範囲を網羅という意味でもあるけど)ところでしたが、久保田さんがとても満遍なくいい感じなので、好みの時代が近いというのもあり、ようやく真面目に自分のオルガントリオを実現していけそうな気がしております。

自分もいろいろさらに練習してもう少し深めていかねばならないところです。

この日のライブはそういう意味でなかなかやりたかったことが漸く形になり始めたかなという感触を得ることができました。
苦節20年以上(笑)。

このトリオは次回11/4(土)@亀有Jazz38でございます。

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

車(タント)を常時3人乗り仕様にするために積み方大改革してみた

ツアーから帰ってくると毎回レスリー大を家から引っ張り出して、3人乗り仕様を2人乗り仕様にシートアレンジしてから収納というのが一連の流れです。
とてもたいへん。
今年は後何回かツアーに出る予定なのもありまして、なんとか3人乗り仕様のままいつものフルの機材を納められるように収納大改革をしてみました。
というわけで早速ツアー帰りにそのままホームセンターに寄って、木の板を適当にきってもらい、なんとかこの形になりました。
オルガンと足鍵盤を立てて収納するのでちょっといやなのですけど、後日クッションなどで対応していこうと思います。
15年ぶりくらいの大改革。
よいことです。

レスリー2103mk2内部配線つづき

昨日レスリー2103mk2を使ってみたところ、全体的には音質はかなり向上したものの換えたケーブルの中域の感じというか音の立ち上がりとかもちょっと違うなあということで、帰ってきて夜中にケーブルまた換えてみました。気になるととまらないです。
というわけでレスリー142の方でうまく行ったセッティングでございます。
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高域にはビンテージレスリーのケーブルを(緑と黒の古そうなの)、低域には現代のものを(色が一色ですが、手前のグレーぽく見えるやつ)使いました。
元の基板についている端子の都合などもありまして、そこら辺の加工にも多少手間取りましたが無事音はでてそうです。
というわけでこれで安心と期待を込めて本日のライブに臨めます。
本日7/20(木)は六本木オールオブミークラブで南雲麻美カルテットです。
ぜひさらによくなったオルガンの音を聴きにいらしてください。
今回の改良もかなりたのしみですなあ。
実際使ってみたら改めて分かりましたが、ホーンドライバはドライバ自体がモダンな高域が出るものなので中域以上が薄い感じになってました。
逆に低音は出すぎくらい出るようになってしまって、中域がほとんど抜けない感じになってしまったかも。
低音の太さはわりとよかったのですけど難しいところです。
とりあえずホーンのケーブルは一度改造したベルデンのものに戻して明日からのツアーに臨みたいと思います。
どうなるか楽しみです。

布川俊樹OJPトリオライブレコーディング

赤坂virtuosoで布川俊樹OJP Trioライブレコーディング@赤坂Virtuoso。
あいにくのお天気ですが早めに集まって準備するところから。
ライブレコーディングとどきどきしそうな場でしたが、普通にライブとして楽しくもできて、バンドとしてもお客さんの力もあっていいサウンドでお届けできたと思います。
こういう機会があると成長を感じられるというものです。
もちろん課題はまだまだたくさんありますので精進あるのみです。
その後割とちゃんとミックスしたものを聴かせて頂きましたが、当初のとって混ぜただけの音よりも混ざり方やグルーブまで違って聴こえてきて(もちろん良くなってという意味で)ミックスという作業の重要性を改めて感じたところでもあります。
いままでもなんとなくはわかってましたけどここまでとは。

札幌D-Bop Jazz Clubでライブやらせて頂きました Hammond XK-5 Leslie 3300

というわけで札幌でのメイン業務のD-Bop Jazz Clubでのライブでした。

現在のハモンド鈴木の最上位機種のXK-5と中型?レスリーの3300の組み合わせです。
現行のモデルながらこれがライブハウスにおいてあるならかなり設備としては十分ですね。

はじめましてのNateさんと駆け出しのころ東京でよくお世話になった宏樹くんとのトリオです。
二人とも素晴らしかったです。とても楽しくできました。
宏樹くんも前よりももっと進化していてうれしかったです。
東京より北海道の方が熱い人が多いかもとも思わされました。熱いのは大事なことですなあ。
いろんな話もしたし。

大学からの友達もライブに来てくれてなによりでした。
みんな活躍してますなあ。立派すぎる。
自分もがんばらねばですな。

とにかく聴きに来て下さったみなさまありがとうございました!

 

XK-5と3300の組み合わせですが、やはりビンテージと比べると太さが足りない感じがしましたね。総じてかなりいい音にまで持っていけるのですけど。
ローミッドあたりはむしろ十分すぎるくらいではありました。
シングルトーンの太さが欲しいところでしたが当日だけでは追い込みきれなかったかも。
個人的には鍵盤の抑えたときにドローバーと共に鳴る真空管回路の音圧だけみたいな低い音のノイズみたいなものがないのかもとも思いましたがどうなんでしょうかね。
ビンテージレスリーにしただけで解決する問題かもしれないし。

ついでにアンサンブルの話。ギターでコンピングしない人とか。

前の記事でアンサンブルが当たり前のようにうまく成立していると幸せという話がありましたが、昔から気になっているアンサンブルでこのところもいくつか気になることがありましてついでに書いておこうと思いました。

 

ライブでもセッションでもよく見かけるシーンですが、オルガンやピアノと共演しているギタリストが伴奏に回っている時にギタリストが完全にお休みしてなにも弾いていないのをよく見ます。
個人的にはギターも伴奏楽器でしかもギターでしかできないことがいっぱいあると思っているので、ジャズであってもどんどん最初からバンドサウンドづくりに参加していって欲しいといつも思います。

 

ところが実際はフロントに誰かいてオルガンとギターとかピアノとギターとかだと最初ギターが完全に様子をみて、しばらくしてからちょっと弾き始めたりとかをやる人をよく見ます。

オルガンソロになったときですら最初様子を見る人がいます。
多分そういう人はピアノソロでもそうなんだろうと思いますけど。

 

これって弾きすぎないとか、スペースを作ってとかそういう知的な意図をもってやっているように見えるのでしょうけど、実際一緒にやると遅れて変なタイミングで話に入ってくる感じでやりにくいことが多いです。
伴奏やアンサンブルが上手でない人がいてほしいときにいなくて、しかもへんなタイミングでやってくるから共演者としてはかなりやりにくいです。
想定していたあるべきものが最初にないし、それをフォローしようとしてがんばってたらもうどうでもよくなってから関係ない話がきて、いまさらそれ込みでソロやるのしんどいみたいな。

平たく言うとアンサンブルの速度が遅すぎといいますか。

 

伴奏とかアンサンブルが上手いなあと思うギタリストはそもそも抜けていてもそんなこと感じさせないですし、大体いてほしい時には最初から必ずいて、さらにリズムも音色も邪魔することなく、適切なアイデアや発見を与えて続けてくれます。

 

かならず親切にコンピング(伴奏)してくれという話でもないのでなんといっていいやらなのですけど、おそらくギタリストはセッションとかでピアノの伴奏をまたはピアノと同時に伴奏したときにピアニストに伴奏しないでくれと怒られたりする記憶があって警戒しているような背景もありそうなんですよね。

 

この問題はギターがジャズ界では立場が弱く、ピアノはメジャーな楽器という力関係も多分にあるでしょう。
さらに突っ込んで言うならピアニスト側のピアノ至上主義が強すぎる傲慢さが原因になっているケースも半数くらいはあるのではと思っています。いろいろな演奏を聴いている限り。

平たく言うとピアニスト全員が素晴らしいアンサンブルができるわけではないということです。
しかし、日頃一人でピアニストがバンドのコードを担当することが多いジャンルでもあるので(それはそれでかなり重要なポジションですが)、打楽器やベース以外との伴奏のコンビネーションを意識しなくても問題なく生きていける特殊な状況が原因の一つでもあります。

もちろんピアニスト側も伴奏の内容には誇りをもってやっているだろうというのは容易に想像がつくし、その内容もほかの楽器よりもハーモニー的に高度なことをやっているというのは異論もそれほどありません。

ただその弊害がコード楽器が複数いる時に無意識かもですが、ここでも自分がハーモニーを担当しきらねばと思い込んでしまいがちではというところが気になるところなのです。

 

コード楽器(たとえばギターとピアノ)が二人いるならもちろんギタリストはピアニストの高度なハーモニーやブロック奏法をやっている時とかにはぶつからないように細心の注意を払う必要がありますが、そういうシチュエーションでも必要なところに一発入れた方がよりよくなるケースなんていっぱいあります。
なのにギタリスト側もあきらめて最初からなにもやってない状態ってアンサンブル的にその人いる意味あるのみたいな気もします。

 

変な話サックスだって伴奏の時単音で伴奏に参加したって良いのです。それが音楽的にコミュニケーションがとれたよいものなら。

 

そんなわけで脳死で最初様子をみるタイプのギタリストというか音楽家になるよりも、伴奏であろうと最初から音楽に全力で向かってくれる音楽家がよいなあという話でした。
弾かないなら全力で弾かない。
弾くべき時はすぐに弾く。
ドラムもピアノもベースだって弾かない方がいいことがあれば弾くのやめるべきだし、もちろんオルガンだってそうです。
失敗しながらでもいろいろ間合いとか学んでいかんとです。
自分も含めて挑戦はしていかないと。
できるふりしてるのなんてすぐみんなにばれてしまってるはずなので。

 

前のブログで当たり前の適切なコミュニケーションという話を書きましたが、お伝えしたかったことはこういうことでもあります。

なんとなくうまく演奏できるようになってきた気がする。レッスンもしますよ。

なにを今さらという話ですが、このように芸の道は長いもので、20年ほどいろいろあれこれ工夫してきましたが、ここに来ていままで訓練してきたことがようやく統合されてきた感じがします。
なかなか自由なところもあってよい感じです。

 

とくにここ1年くらいの思っていたことが漸く馴染んできて、といっても演奏中かなり注意しながらですが、いろいろなことをリアルタイムで意識しながら実行することで共演者やお客さんのリアクションにとても良い手ごたえを感じております。
うーん。長い時間がかかりますな。

 

なかなか自分で反省してみたいなのの繰り返しなので正解なんてわからないまま試行錯誤せざるを得ないのですが、その試行錯誤もこのところ結構いいポイントを捉えられてるぽいです。

 

傍から読むとなんのこっちゃという文章ですが、まあ一つ一つの動作や思考は割とちゃんと説明できるくらいは考えてきたので全部何やってるのか自分では説明できるので、ほかの人もやろうと思えば同じことできるはずです。
ただ一つ一つの動作をちゃんとやって統合していくのにはそれなりに時間がかかるかもですけど。

 

ここら辺になってくると漸くフィジカル的な速さとか精確さをより追求する理由が出てくるので、時間を見つけてどんどんそこらへんも強化していこうというのが目下の課題です。

 

30代まではいろいろ試行錯誤の失敗の方向で頑張り続けることもいっぱいありました( ノД`)シクシク…。
ほんと始めたての時にもっと知っておきたかったことだらけです。
いまは多分大丈夫なはず。たぶん。
しかし今後もいろいろそういうひらめきはあるのだろうなあとも思います。

 

まあ自分のような専門家がいろいろ全力で失敗も含めていろいろやり続けたから今最短ルートで伝えられることもあるわけでして、ぜひ気になる方はレッスンも受けに来て下さい。
総合的な音楽のことでもあるのでこの際楽器だろうが歌だろうが問題ないです。

 

コメント欄にレッスンのお問い合わせも頂きますが、なにぶんコメントの新規投稿についてはこちらのメールの設定の問題などから月に一度くらいしか確認できないので、メールフォーム、あるいはフェイスブックやインスタグラムなどのSNS経由でご連絡いただいた方がお返事は早くなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

演奏はまたちょっと進化しました。うれしい。

先日亀有Jazz38でリーダーライブをやりました。

オルガン、ギター、ドラムといういわゆるオルガントリオの王道の編成です。

オルガンプレイヤーにとっては左手でベース弾きながらテーマもとったり、バンドをまとめたり、あらゆることをしなければいけないので負担は思ったよりおおきいです(笑)。

 

というわけでオルガントリオ自体は一生の課題としても取り組んでいるのですが、このところ個人的にいろいろ見えてきたことがありまして、演奏中にそれらをうまく統合できる時間がだいぶ増えてきました。

実際それはバンドサウンド全体にも反映されてきて、録音した音も聴き手の反応も明らかによくなっておりました。

ということでまだまだ慣れないのでかなり気をつかうことなのですが、完全にものにしていきたいところです。

 

具体的にどこといわれるとかなり説明が長くなってしまうのですが、表現の幅とか間のとり方とかリズムとかそれらの複合とかです。

レッスンとかでも同じこと言ってますけど、それらを曲を弾きながら同時にやるのはなかなか大変です。

まあ取り組み方はもちろんありますので、詳しく知りたい方はぜひレッスンにもいらしていただければと思っております。

 

というわけで今年はいろいろ開けてきたのでオルガントリオとしてのリーダーライブもそろそろ世の中に訴えていこうと思っておりますのでぜひ聴きにいらしてくださいませ。

次回はこちらです。

 

4/21(金)
亀有Jazz38
スタート19:00
チャージ4300(2drinkつき)
西川直人(org) 松尾由堂(gt) 関根豊明(dr)

宜しくお願いいたします。