2月のスケジュールを更新いたしました。
こんにちは、にしかわです。
ツアーも行くし非常に忙しい毎日になりそうですが、
ありがたいものですね。
さてさて、このところのオルガンの練習としては、
ハモンドオルガンの「キークリックをいい感じで鳴らす」
がテーマになっております。
キークリックというのは発音や離鍵時の「かさっ」
というなんともいえないよいノイズです。
日ごろ殆ど気づかないような音ですが、
ハモンドオルガンの音色の構成上こっそり重要な音です。
不思議と録音物でもアーティストによっては
このキークリックがよく聴こえる人とそうでない人がおります。
個人的にはとても好きな音なので、
自分の演奏にも積極的に取り入れていきたいとことでございます。
さて、一方でハモンドオルガンには「パーカッション」という
音の立ち上がりに「こつん」というアタックをつける機能があります。
単音弾きのときの立ち上がりに重要な機能ですが、
これはキークリックとの両立がなかなか難しいのです。
というわけでこのところいろいろ研究をしてみたところ、
いろいろ改めて分かったのでまとめておこうと思います。
タッチと音の立ち上がりの関係とか
・力を抜いて弾くと立ち上がりがとてもよい
→パーカッションが良く鳴る、ぬける
・次の音との間をくっつけずに(ノンレガートで)かつ
極力つなげるとパーカッションの音量がちょっと下がる
→キークリックも聴こえてくる
・均一な音符が連続するほどキークリックがよく聴こえる
→8分音符の引き方をあまり跳ねない方が聴こえる
というような感じでございます。
というわけで
「力を抜きつつ音をぎりぎりまで残して均一に」
というのをものすごいシビアなタイミングに音符を入れることで
いい感じの音になるようです。
すんごい難しいです。
ですが、これができればシンプルなフレーズでも
十分に聴こえさせる内容になると思います。
個人的にはできるととても満足な仕上がりです。
ということでがんばろうとおもいます。
一定のテンポで正確にやるというのは基本なのですが、
いろいろニュアンスも含めながらやると思うようにできなくて
つらいですが日々ちょっとずつ修正ですな。
ところで我が家のピアノの調律を久々に行いました。
やはり正しいピッチのハーモニーや音色って
それだけでステキですね。
ピアノの弾き方はまた違うのでまたいろいろ研究中です。
オルガンと共通する身体の使い方もあるので、
うまく共存できるように工夫しております。
おもしろいです。
ピアノはピアノで思わぬシチュエーションで音をほめてもらえたりで
非常に嬉しい限りですね。
去年一年でまたいろいろ上達したとおもっておりますが、
またことしももっと進歩していきたいものですね。
もちろんオルガンもですけど。