「オルガンとか機材とか」カテゴリーアーカイブ

亀有Jazz38さんにビンテージハモンドオルガンが入りました

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、この度亀有Jazz38さんにビンテージハモンドオルガンとレスリースピーカーのセットが入りました。
先日マスターからオルガンが欲しいとのお話があり、スペース、予算なども含め具体的にいろいろつめていったところ、ビンテージのオルガンが導入できそうと言うことで、方々探し回りましてなんとかこの度無事導入する事ができました。
Hammond A102とLeslie147ですな。
苦労の甲斐がありましてこれでめでたく東京都内にハモンドオルガンがおいてある貴重なお店が増えました。よかった。
というわけでその流れで土日のブッキングなどをたくさん頼んで頂いたので、来月からいろいろやっていきたいと思います。
アンプ作ったり、電源コンサルタントやったり、ハモンドオルガンの仲介までやったりとだんだん謎の方向に広がっておりますが、演奏家としてもがんばっておりますのでぜひお店の新しいスタートと共に応援しに来てくださればうれしい限りです。
10/3(日)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ライブ 西川直人(org) 渡部良介(gt) 小前賢吾(dr)
10/16(土)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ライブ 八城邦義(dr) 岩谷耕資郎(gt) 西川直人(org)
10/23(土)
亀有Jazz38
スタート 17:00
チャージ 2500円+2オーダー
ジャムセッション 西川直人(org) 杉山慧(gt) 小沼奏絵(dr)
ぜひ聴きに、ご参加しにいらしてくださいませ。
よろしくお願いいたします!

自作ギターアンプにコンセントをつけよう

自作ギターアンプに取りつけようと思いましてこの手のパーツを何種類か買ってみました。
ギターアンプのアンプ部分からコンセント一個出てるとエフェクターつなぐときに便利だからです。
あまりそういうギターアンプみないのでふしぎです。
あるときっと便利なのに。

これが唯一金属部分が銀色の、いわゆる音が固くなるやつでなくて真鍮製。それでいてちゃんとシャーシに簡単に固定できる仕様。
ほかのを妥協しつつ買って帰ってきてから改めてネットで探したらみつかりました。
これでそれなりの電源はアンプ部分で確保できそう!

どうせシャーシ改造するならアンプ部分をキャビネットに組み込むことを見据えてシャーシから買い直して作り直すつもりです。
たいへんだけどなんとなくやり方はわかりました。
一度の経験っておおきいですなあ。

 

そしてなぜかギターアンプの音がよくなった気がする。

弾きこんできて馴染んだかな。

電源タップの受注と納品

ギタリストからケーブルつきの電源ボックスを受注したので仕入れに来ました。
秋葉原です。
こうやって書くと業者っぽくて楽しいですなあ。
というわけで無事納品的な。
ギタリスト的には金メッキプラグよりも純銅の方が好まれる傾向があるかも。機材や出したい音にもよりますけどね。
うまいこと役に立ってくれるとよいですなあ。

ビンテージHammond B3用の電源アダプター作ってみました

写真のような物体を作ってみました。

分かりにくいですけど、変換プラグです。

2pの普通のコンセントのメスを楽器用などでよく見る台形ぽいかたちの3pプラグのメスに対応したACインレットに変換します。

 

ビンテージのHammond B3に好きな電源ケーブルを使いたいのですが、自分の好きなケーブルは大体その台形のような3pプラグの仕様になっております。

一方Hammond B3からはいわゆるよく見る2pのコンセント(オス)がぴょこっと出ているだけで、なぜかそこに安そうないわゆる普通の延長コードで壁コンセントなどにつながっているのが普通です。

そこそんなんでいいんだみたいなレベルです。

それはさておき話を戻すと3pプラグメスと2pオスのサイズが違うのでとにかくダイレクトにはつなげないのです。

 

 

一応この手の変換プラグは売っているのですが、プラグの材質が銀色のよく見るやつで、大体経験上音が細くなったり固くなったりするので、やはりある程度のものを自分で作るしかありません。

 

というわけで作ったのが写真のものです。

2pメスは選択肢がほぼなかったのですが、真鍮の電極になっていたものがあったのでそれで妥協しました。

ACインレットに関しては純銅の電極になっております。

間のケーブルもそれなりのものです。

 

我が家のHammond B3に関しては以前のブログでも紹介した通り、改造してB3本体に3pメスに対応したACインレットにしてしまいこの変換ケーブルは要らない仕様になりましたが、外でB3を使ってライブやレコーディングをする時にはこの変換ケーブルが役立ちます。

これで自分の好きな電源ケーブルにつなぐことができます。

 

というわけで今年はレコーディングもぼちぼちあるのでどんどん使っていきたいと思います。

まだ音試せてないけど。

自作ギターアンプやっぱりハイ成分が足りない問題

だいぶノイズの問題も解決されてきたので、自作ギターアンプの音色面を強化していきたいと思っております。

 

ギタリストにも来てもらって色々試してもらったのですが、やはりハイがちょっと物足りない。

最初はJensen c12Kというかなり高域が柔らかいスピーカーを使っていたのでそのせいかなと思ってJensen p12rにかえてみたのですが、それでもハイが足りなかったです。

 

ということでこれまた原因を考えねばならないのですが、

簡単に思いつく限りですと

・自作のスピーカーキャビネット側の問題、ハコ鳴りとか

・そもそものFender Champの設計がそれほど高域がでにくい

・もともとChampは確か8インチのスピーカー用に設計されてるから12インチスピーカーとの相性がそれほどよくない

・そもそもEQもトーンもないのですが、音色に関わるところの抵抗値を変えてみる(特に負帰還の帰還量を変えるとか。いわゆるプレゼンスつまみの値。)

・はんだのつけ方がよくない(自覚は多少あります)

・アンプの中でどこかの線同士が近づきすぎて高域だけ逃げてる

・ネジなどの締め方の問題(基本緩いとなぜか緩い音になります)

まあどれも試したり検証したりするにはいろいろ手間がかかりそうですなあ。

 

ちゃんとキャビネットに組み込むデザインでアンプ作るときはプレゼンスつまみはつけても面白そうですからやってみたいかなあ。

 

とりあえず簡単な対処として、シンプルなイコライザがついたクリーンブースターを持っていたのでそれで調整みたいな。

ハイをちょっと上げて、ローを下げると結構いけます。

というわけでしばらくはこのスタイルで凌ごうかなあと。

ローを下げた方がハイが聴こえやすくなるって当たり前ですけど、ハイを上げるよりも望ましい聴こえ方になるのが面白いですね。勉強になります。

 

これらも近々やらねばです。

ギターのノイズ除去してみました

なるべくならギターの配線はやり直したくないのですが、しょうがないのでやることにしました。

フルアコの配線はとにかく大変なのですよ。

しかも内部配線に単線のビンテージ線をつかってしまっているものだから、うっかりすると折れます。

そうなるとやり直しです( ノД`)シクシク…。

 

いろいろ事前にこのジーというノイズや、扇風機などに近づけたときに拾うブーというハムノイズについてよく観察してみました。

するといくつか改善点が見つかりました。

 

・ボリュームポットのシャフトに触れるとジーというノイズが大きくなる

→ボリュームポットの本体部分にアースが落ちてない(初歩的ミスです)

・チャーリークリスチャンピックアップの真ん中の金属部分(一直線になってる)部分に触れるとジーというノイズが大きくなる。

→この部分にもアースが落ちていなかった(普通落とさなくてもよさそうにも見えるけど)

・ブーというハムノイズが大きい

→内部配線のプラスマイナスがあまり捩られていない(もっと捩れば磁界が打ち消しあってノイズがへるのでは)

 

というあまりレベルの高くない問題が発見されました。

お恥ずかしい限りですが、意外とアンプづくりで学んだ経験と知識で気づくことができたので成長したともいえます。

 

というわけで大変でしたが上の問題に対してそれぞれ対策をしてみたところ、まだそれぞれノイズは聴こえるものの、だいぶ我慢できるレベルにまで落ち着いた模様です。

ひとまずこれで良しとしましょう。

 

そのまえに配線を銅箔テープで巻いて外来ノイズをシャットアウトしようと試してみたのですが、ギターの信号のハイ成分がなくなってつまらなくなった気がしたのでこれはやめてみました。

結構な長さを銅箔テープで巻いたので、それが低容量コンデンサとして働いてハイの成分だけダイレクトにアースに落ちてしまってたのかなあなんて思っております。

 

あとははんだのやり方があまり上手じゃない気がしてきたので、そこらへんももう一度頑張ったらそこでのハイ落ちもふせげるのかなあなんて思いました。

またやるのかと思うと気が重いですが、いい音のためならやるかなあ。

その際はコンデンサもかえてしまおうかななんて思っております。

なんかいわゆるあの丸っこいコンデンサがどうも柔らかめの音にしている気もしてきましたので。

まだ真実はわかりませんけど。

ギターアンプづくり ハムノイズの除去

というわけでギターアンプを作ってみまして音は出るには出たのですが、ハムノイズがかなり大きいです。

ブーンという交流50ヘルツ由来の音ですね。

GとかG#みたいな高さの音です。

 

悩んだ結果、フェイスブックの真空管アンプづくりのコミュニティにて質問したところ、アースのとりかたの問題とのことではないかというでした。

 

アースは回路図ではどこにつないでもよさそうに見えますが、

実際はアースというよりはマイナスのラインという認識の方がよいようで、

どこでも適当につなげていいわけでもないようです。

 

特に一番最初の電解コンデンサ(交流を直流にする場所)のマイナスラインはほかのマイナスラインと一緒にするとハムノイズが乗るということでした。

 

そのほかも線をねじったり、シャーシにしっかり這わせたり、

電源トランスとの位置関係に気を使ったりといろいろあるのですが、

なんとかほぼハムノイズが気にならないレベルにまでなりました。

かなり静かになったと思います。

 

特にハムバッカータイプのピックアップ搭載のギターならばほぼノイズは聴こえません。ハムバッカーってすごいのだなあと思いました。

 

一方で自分のメインギターのGodin 5th avenue kingpin iiにはシングルコイルのピックアップ(チャーリークリスチャンピックアップ)が載っているのですが、そのせいかやたらジーというノイズが大きい。というか大きすぎるのでこれは別の問題ぽいので処理してみることにしました。

つづく。

電源ケーブル見直し 真鍮プラグを久々に使う気になりました

電源ケーブル関係も微妙に改良しております。

というわけでシステムの電源タップ前の壁との間の初段のケーブルにcanare lp-3v35acを使っているのですが、そのケーブルちょっと味気ないところもありますが、逆に癖もないので使い続けようとは思っております。いまのところ。

 

 

ただ問題はこのケーブルにふさわしいプラグが見つからなかったのです。

純銅だとちょっとドンシャリになるし、金メッキだとまろやかすぎる。

というわけであれこれ頭を悩ませてみたところ、久々に真鍮プラグを採用してみようと思いました。

 

というわけで

真鍮プラグオス→ケーブル→純銅プラグメス

にしてみたところこれが結構よいです。

昔は真鍮の音が嫌いだったのですが、昔の嫌いだったポイントは全くなくなっておりました。

ちょうど金メッキと純銅の間のようなバランスのよさです。

不思議です。耳が成長したのでしょうか。

 

とりあえず家のHammond B3のUPS(トランスがわりにつかってます)の前に挿して、相変わらずUPSからオルガンへは純銅プラグのナノテック308でつないでおります。

これでかなりちょうどよい高域にもなってビンテージハモンドオルガンらしいよい響きながら、ナノテック308のよいところも出せているような質感です。

 

ただ自分のオルガンの場合UPSから先に関してはACインレット(コンセントみたいなの)をつくったからこういうことができるのですが、普通だったらできないのでよそでどう対応するべきかは考えものです。どうしよう。

 

あとはこのcanareの電源ケーブルをもちろん外用のオルガンNordC2Dのセットにも初段として運用したいのですけど、まだそちらに関してはオルガンとレスリーにどのケーブルとプラグをあてがうかは決まっておりません。

どうしようかなあ。

真鍮プラグもう2個くらい買い足そうかなあというところです。

ギターアンプづくり 音を出してみました

ギターアンプづくり進みまして、音が無事でました!

そんなわけで動画にとってみました。

こんなかんじ。

 

ちょっと画質とか微妙かもしれませんが、

スピーカーとアンプの音は結構いい感じだと思います。

 

問題はハムノイズがひどくてボリュームを上げるととんでもないことになるのでこれは要対策です。

 

どうやら配線やらアースの仕方がかなり大事とのことです。

作ってみて初めて分かるいろいろな実践的知識ですね。

というわけで道のりは結構長いですが、改良がんばります。

ギターアンプづくり とりあえず配線して大体完成させてみた

ギターアンプづくりあと一息ということで、今度は配線をやります。

回路図見ながら間違いがないようにやっていきます。

何回も見てるとちょっと回路図もわかってきます。不思議なものです。でもちょっとだけです。

 

コンデンサや抵抗はなるべくひとまとめにしてみました。

 

真空管の配線もやってみると端子の意味がわかってきますなあ。

 

配線が上手でないのですが、とりあえず初めてなのでこんなもんです。

だいぶ端折りましたが大体完成!

この間にもものすごい手間と苦労がありました。

ブログにしてしまえば一瞬です。

 

というわけでアンプとスピーカーの組み合わせ。

リバーブを添えてみました。

なかなかよい見た目です。

ここまででも長い道のりでした。

というわけで肝心の音出しは次回にしましょう。

ギターアンプづくり キャビネット塗装とアンプ部製作

地道に進んでいる夏休みの自由研究および工作のギターアンプづくりです。Fender Champの回路をもとに真空管ギターアンプを作ろう企画です。

 

なんてことはないのですがとりあえずハコの部分を塗装します。

やすり掛けと塗装の繰り返しです。

ちょっと塗りムラができてしまいました。

やりなおすかも。

 

続いてアンプ部の製作です。

アルミのケースに下書きをして必要な穴を開けます。

下書きも穴あけも大変ですなあ。

 

下から見た様子。なんとか収まりました。

上から見た様子。それっぽいですね。

とりあえずここまで来たらあとは配線です。

配線は配線でとにかく大変なのですけど。

 

 

 

 

 

ギターアンプづくり途中経過報告 とりあえず箱はできました

ギターアンプつくろう企画ですが、最近忙しくてここ2週間ほど止まっておりますが、とりあえず微妙にすすんでおりまして、現状としてはこんな感じ。

わりときれいな感じで箱の部分はできました。

スピーカーもいい感じで留められてうれしいです。

ちなみにスピーカーはJensen c12K、高域が柔らかくていい感じです。

 

まあ未塗装で板も薄いから必要以上に箱が鳴っていてちょっと振動を抑えた方が使い勝手よくなりそうですが、そこらへんはおいおい調整しようと思います。これはこれで空気感あって悪くはないですけど。

 

写真で上に乗っかってるのはテスト用のレイニーのアンプヘッドですが、

とりあえずこれでなくて、アンプ部分も作り始めて一つのギターアンプとして形にしてみたいですね。

というわけで今月は頑張ってこのアンプ部分作ってみようかなあと思います。

USBコンデンサマイクの音質はどうなんでしょ。FIFINE K690。

というわけでいろいろありましたが、無事?androidスマホにマイクをつなげられたので今度は簡単に音質をチェックしてみましょう。

今回は動画はないけれどもそのうち比較動画上げてもよいかもですね。

とりあえず文章だけで簡単に説明しましょう。

 

FIFINE K690はマイクの拾い方のモードが4種類ありまして、いろいろ豪華なのですが、まあ音質のレベルという意味ではそこまで変わらないので、スマホの内蔵マイクとの比較ですね。あとは機能とかかな。

 

・音質

肝心の音質ですがさすがにK690の方が音がよいと言えると思います。特に低音。ちゃんと低音を拾ってくれます。

内蔵マイクも低音を拾ってくれてますが、やはり腰高です。まああの小ささからすればかなり優秀といえますけど。

中高音はK690の方がはっきり取れますけど、内蔵マイクもまろやかでダメではないのです。

トータルではK690がやはり優秀ですが、音源としてのレコーディングとかしない限りスマホ内蔵マイクの音でもよいときはありそう。というか優秀だと思います。低音をどれだけ大事にとりたいかによるかもですね。

 

・音量

K690はマイク本体のつまみで入力音量を決められます。小さすぎても困りものですが、大きすぎると音が割れてひどいことになるので手間かけてちゃんとバランスとる必要があります。

一方で内臓マイクはなんかコンプレッサーでもかかるのか、あまり音量の大小気にしなくてもとってくれますね。というか入力いじれないし。そういう意味ではお手軽で便利ですね。

 

・入力音のモニター

K690はマイク本体にヘッドホン出力がついていてマイクの取れている音とスマホから出てくる音両方を聴けます。便利です。音量のつまみもあります。これで入力音が割れてないかも確かめられるし、自分の声とかもちゃんとマイク経由で聞こえるので非常に便利です。

スマホの場合ヘッドホンを指していても内臓マイクはつかえるのですけど、内蔵マイクの音はヘッドホンで聞こえないので入力のモニターはできないからそこを割り切って使えるとよいですね。

 

・ノイズ

録音的な意味でのサーというようなノイズというよりは、意図しない音(鍵盤のカタカタ音とかスイッチのカチという音、外の音など)がK690だと実際より大きく聴こえてしまいます。この手の大きさのコンデンサーマイクはどれもそうなのですけど、なぜかこういう雑音がすごい近くに聴こえてしまいますね。

楽器のスピーカーに近づけてしまうのならよいのかもしれませんけど、自分の用途だとしゃべり声と楽器の音をとりつつ鍵盤のカチカチのノイズやオルガン本体のモーターの振動音は避けたいから、そういう意味だとマイクの置き場所は結構シビアになりますね。要試行錯誤の実験です。

内蔵マイクだと対して気にしなくてもそこまで雑音は気にならない、というか聴感上の大きさとあまり変わらないから違和感はないかもです。

 

まとめとしては、特に低音をちゃんととりたい楽器(ベース、オルガンなど)の場合は特にK690のようなマイクを使った方が楽器の録れ音としては絶対良いですが、ちょっとしたお気軽に弾いてみましたしゃべってみましたくらいならスマホ内蔵マイクも優秀なんだなあと思いました。

もちろんトータルの音質と機能では絶対K690なのですが、どこまで録音としてこだわるかによりますね。

結構学べることも多いので色々このマイクは使っていこうと思います!

スマホとUSBマイクで音質にこだわってみるのも面白そうですしね。

USBマイクFIFINE K690買ってみました。アンドロイドスマホでつかえるかな。AQUOS Sense3

時代も進化しており、気が付けばオーディオインターフェースいらずでつなげるUSBマイクもいろいろ出ております。

コロナでのテレワークとかの影響なのですかね?

 

今まではどうやってもうまく自分のスマホに外付けのマイクをつけられなかった、というかつけても音質がびちゃびちゃの変な音になって失敗し続けておりました。悲しい歴史です。

ですが最近録音機材のZoom am7というAndroidのスマホにも対応したモデルがiPhoneバージョンに遅れること一体何年後か分かりませんが出ていることを知り、とうとう時が満ちたとて何度目かわかりませんが、めげずにandroidスマホで外付けマイクを使えるか実験してみようと思いました。

PCにつなげよっていう話もありますが、スマホで気軽にやることに割と重要性をかんじておりますので、そこはなんとかしたいところなのです。

PC経由だと多分めんどくさくて全然機材使わなくなるだけだろうという予想です。

 

そこでいろいろ探してみたのですが、

・音はまあまあよい

・機能もわりとしっかりしている

・レビューもよさげ

・お値ごろ感あり

ここら辺を中心に、ただ今回もあまりみんながやっていない(調べても全然記事がない。みんなPCでつかってるのばかり)androidスマホでUSBマイクを使えるかというリスクある実験なので、傷を最小限に抑えるためにメルカリで購入してみたのがこちら、

FIFINEというメーカーのK690というマイクです。

手持ちのスマホはAQUOS sense3です。

 

とりあえずつないでみたところマイクのランプは光った!

いけるぽい。

録音アプリや動画でとってみる。さあどうだ?

お、内臓マイクと違う音っぽいぞ。

これは成功か?

びちゃびちゃしてリミッターが変にかかったような音に。低音もきこえたりきこえなかったりを繰り返す。

はい。今回も人柱決定でした( ノД`)シクシク…。

今までの外付けマイクと同じ傾向の音ですよ。

 

というわけでまだ時代が自分に追い付いていなかったかなあと思いつつ、あきらめきれず後日生徒さんのスマホで試したところ、問題なくいい感じに動作してました。

なんだそれ。

ちなみにHuawei P20liteかなんかです。

ここまできたら引けないのでP20liteを格安で手に入れてサブ機として運用してみることにしました。

力技ですな。

音質についてはまた別の記事で書きましょう。

 

ちなみにAQUOS Sense3の音が変な問題は以前の記事に書いたこともあるのですが、サードパーティ製のランチャーアプリを一度でもインストールするとそのあと初期化しないかぎり内臓マイクですらびちゃびちゃになります。ランチャーのアンインストールごときでは治ってくれません。

これもう仕様ってかバグの類だとおもうのですけどね。

 

外付けマイクがびちゃびちゃになるのはAQUOSだけでなく、その前に使っていたZenfoneでも起こっていたので基本androidスマホって色々ダメなところあるんだなあと思っておりましたが、Huaweiなら大丈夫なようですね。機種によるのかもしれませんが皆さんもUSBマイクとスマホで色々やりたいなあなんてことがありましたら、一度自分のスマホでちゃんとマイクが正常に機能するか調べる方がよいですね。

こんど機種変するときは十分ここら辺も試してからやろうと思います。

 

ちなみにHuaweiの方でも不思議な現象があって、最初は問題なく使えていたのですが、何回か抜き差ししていたらマイクが起動しなくなりました。

最初断線かなにかかと思ったのですが、どうやらそうでもないらしい。

いろいろ調べてみた結果、設定から行けるUSB接続の項目を「給電する」かなんかを選ばないと動かないことが分かりました。わかって一安心ですが、なぜそれが毎回起こるわけでもないのかは謎です。皆様もお気を付けください。

 

なかなかandroidスマホとUSBマイクでなんかやろうとしている人がいなかったのでこの記事がどなたかの役に立ててたらうれしい限りです。

 

2021/7/12追記

Huaweiのスマホにつなごうと思ったら今回はどうにもマイクの電源が入らなくなってしまいました。

マイクの電源が壊れていないことは確認したので、スマホとの相性のようです。

ただいま復旧方法を模索中。

ヘッドホンリケーブル。ゼンハイザーHD598

というわけで久々に昔かったヘッドホン、ゼンハイザーHD598で音楽を聴いてみました。

定価でも20000円ちょっとくらいでありながら非常によい音です。まろやかです。付け心地もとても快適。

あまり文句のないとてもおすすめのヘッドホンです。

 

この純正のケーブルがなんか接触があまりよくないので、ネットでケーブルのみ探してみたところ、別メーカーながらちゃんとこのヘッドホン用のケーブルが売っておりました。

さすが人気機種はちがいますな。

 

早速注文して問題なく使えたのですが、純正ケーブルに比べて音がちょっと固くなってしまったので、しょうがないからプラグだけかって断線部分をカットして作り直すことにしました。

 

写真はないのですけど、いわゆる3.5ミリのステレオプラグを手に入れて頑張ってはんだ付けしてみました。

電源や楽器用のシールドより細かいので作業は難しかったですけどなんとかできました。

次回があればもう少しうまくやりましょう。

音も元の純正ケーブルの方が好みだったので作り直してよかったです。

 

現在の電源ケーブルのつなぎ方

まあ日々予算の範囲内でいろいろ実験しているわけですが、

最近手に入れたナノテック308という割とお高いケーブルを使いすぎると低音の重心がEQのBassより低い位置にいってくれるかわりに、現行モデルのオルガンとレスリースピーカーだと音の真ん中が弱くなってしまうという問題も発見されました。

メロディ弾いたり、コード弾いたときにちょっと弱いみたいな。

かといってここ数年メインのオヤイデのLi/50OFCというケーブル

(これはこれでよいのですけど、2スケア×2だとどうやら重心は重心はちょっと低くなってくれない、だが真ん中はいい感じ)

だけだとちょっとローミッドの癖が気になるというわけで、

ここで癖のないと思われるCANARE LP-3V35ACを投入してみようというわけです。

というわけでちょっと試したところのセッティングは以下の通りです。

 

・ライブ用NordC2DとLeslie2103mk2の組み合わせの場合

壁→カナレ→電源タップ→Li/50→NordC2D

→ナノテック308→Leslie2103

 

・自宅Hammond B3の場合

壁→Li/50→UPS(トランス的に使ってます)→ナノテック308→B3

 

自宅用のB3にはもともと電源タップも通したりしておりましたが、家庭用だと低音も強すぎるので、このくらいでも十分です。

ビンテージのオルガンだと中域の物足りなさは感じないからこれでよいくらいです。

しいて言うなら音の立ち上がりが若干速くなるとより好ましいくらいですかね。

 

ライブ用の機材は壁から電源タップまでを無味で音やせしなさそうなカナレにしてみたのですが、これでもまだ中域もう少し欲しいのでここもやっぱりLi/50にしてもよいかなあとも悩みどころです。

いま梅雨で湿度高いから音がちょっと判断しづらいということも悩みの一つです。

 

基本的には一本はナノテック308をどこかしらに入れないと、

低域の重心が下がってくれないから必ず必要です。

ただこれも壁からタップまでなのか、オルガンにつなぐべきなのか、これまで通りレスリーにつなぐのかまだ結論ははっきり出ておりません。

部屋のなり方にもよりますし。

 

とりあえずこの組み合わせでも割といい音にはなるよとだけしか言えませんね。

タップのコンセント部分の種類の組み合わせやケーブルの組み合わせでもう一息よい音色にまでもっていくべく研究してみます。

 

結構いい線まできてるはずです。

CANARE LP-3V35AC 電源ケーブル作ってみました。音質とか。

以前からなぜか電源ケーブルのCANARE LP-3V35ACについて検索しているとこのページにたどり着く人がいたようなのですが、

今回ひょっとしたらつかえるかもなと思ってとうとうこのケーブルで電源ケーブルを作ってみてしまいました。

もともとカナレは楽器用のシールドでよく知っていたのですが、

音の印象としては味付けなしでちょっと細い、ニュアンスがでにくいかなあと自分向きではないなあとおもっておりまして、

電源ケーブルもきっとそんな音なのだろうなあとおもっておりました。

 

まあ結論から言うと電源ケーブルとしても同様の傾向で、

味付けが特になく、ニュアンスも淡泊な感じでなんかモニター的であると言えなくもないのですが、ニュアンスがなさ過ぎてこれ単体では面白みにかけるという印象を持ってしまいます。

 

カナレの電源ケーブルは太さが2スケアのものと3.5スケアのものがあって(他もあるかもですが詳しくはないです)、

オルガンで使用する場合には低音はある程度しっかり低くなってほしいので今回は3.5スケアのものにしております。

 

ケーブルとしてはまあまあ柔らかさもありますが、ナノテック308のほうが柔らかいですね。

ちなみにカナレの電源ケーブルは手触りも作りもよい感じです。

というわけで次の記事で現在の電源ケーブルのつなぎ方について書こうと思います。

このケーブルをうまく使おうという実験です。

よい電源ケーブルを見つけました!低音がすばらしい!

こんな便利になった世の中ですが、ネットで手に入らないものもある。

 

というわけで友人からおすすめして借りてみたpower strada #309という電源ケーブルがあったのですが、家のオルガンの手前の電源タップに使ってみたところとても良かったので、即購入してみました。

 

よいケーブルたち

1メートルあたり8000円以上するという高級品なのですけど、その価値はあると思って即秋葉原にいって5メートルほど買ってきました。

 

ひとつは家のビンテージハモンドオルガン用。残りはライブのオルガンとレスリースピーカー用です。

 

この電源ケーブルに換えてみたところ、低音、ベースの音の重心が下がります。いわゆるイコライザのベースの帯域よりも低いところが出ている感じなので他のパートとも被らず、かつうるさくない、なのに低域の豊かさがすばらしいと言うことないです。

 

今までもそれなりによいケーブルを使っていたのですが、ケーブルを戻すと音は腰高になってしまいます。

これはもう後戻りしたくない。

お値段はそれなりに高いのですが、後悔はないですね。

 

というわけでまたメリットデメリットをまとめておきましょう。

 

 

・メリット

低音の重心が低くて音圧あるのにうるさくない

全体的な音も柔らかくてよい

ケーブルが太い(5.5スケア)割に柔らかくて取りまわしや収納もなんとかなる

 

・デメリット

お高い

太いので今までより取りまわしや収納が大変

作るのが少し疲れる

 

 

といったところでしょうか。

ただ音の良さがすばらしいのでデメリットには全然目を瞑れます。

 

今までだと金メッキのプラグを電源ケーブルと組み合わせるところもあったのですが、このケーブルの場合金メッキよりも純銅の方が個人的に好みでした。

柔らかみや艶も十分電源ケーブルにあるようなので、金メッキだとちょっとくどくなりすぎるみたいな。

 

ギターアンプにもつないでみましたが、やはり同じような音の傾向です。ただ、ギターの帯域的にはこのケーブルよりも元のケーブルの方があっていると思いました。ベースの帯域は必要ないですからね。

 

もう少し使いながらよりよい組み合わせなども考えてみたいと思います。

ひさびさに電源ケーブル環境を見直したくなるくらいのよいケーブルに出会いました。

飛行機にキーボードをソフトケースに入れて運搬

というわけで先日ツアーに行って参りましたが、その際にどうしても飛行機で動かねばならなく、楽器の輸送に頭を悩ませました。

結局飛行機で一段の鍵盤だけソフトケースに入れて運びましたが、運搬の方法には悩んでいらっしゃる方も多いと思いますので、方法をいくつか書いておこうと思います。

 

 

1 飛行機で運ぶ

 

今回は最低限の機材ということでソフトケースに一段鍵盤と小物を入れて背負っての運搬です。

 

ソフトケースで飛行機に預けられるかという疑問の答えはどこのサイトにも書いてなかったのですが、いわゆる格安航空でないところならば航空会社にあるギター用のケース(事前予約するべき)に入れて運搬して頂くことが可能でした。

 

当日の手続きも割と簡単でした。ANAやソラシドは大丈夫だったので、JALも多分大丈夫だと思います。

 

追加料金もありませんでした。

日本国内だから扱いは丁寧のようで、特に問題はなかったと思います。

ありがたいです。

 

・メリット

運搬料金かからない

お手軽

梱包しなくてよい

 

・デメリット

自分の負担込みで運べる限界がある(重さも大きさも)

 

 

2 ヤマト便

 

ヤマト便で送る方法もあるようです。

これは今回試しませんでしたが、オルガンフルセットをダンボールなどで梱包しつつ、送るという方法です。

 

九州までだとオルガンフルセットで片道10000円はみておいた方が良さそう。

ただでかいレスリースピーカーは無理ぽいので、2101のような小型スピーカーまでが限界ですかね。

 

・メリット

それなりのフルセットが送れる

 

・デメリット

梱包や送る手続きが大変

お金がかかる

受け取り先での移動手段の確保が大変

 

 

3 人に借りる

 

現地の方で機材を借りる。簡単なキーボードならなんとかなるかもですが、オルガン一式となると限られると思います。

借りたらやはりお礼はしたいものですね。

 

・メリット

移動が便利

フルセットのオルガンでできるかも

 

・デメリット

そんな人いるかわからない

いてもスケジュールあわないかも

謝礼はそれなりにかかるかも

人の楽器は音がまた違う

何日か借りるときは移動手段がいる

 

 

 

などなどでしょうか。

今回は飛行機で一段鍵盤を運ぶという選択でしたが、よい音楽を届けるという目標ならばなんとか自分のフルセットをおくりたいですね。

予算がちゃんとでるとありがたいですなあ。

 

まあソフトケースで飛行機で運搬できるという事実がわかったので、これは大きいです。