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配信ライブに参加してみました

先日は超豪華なスタジオを新しく自分で作ってしまったギタリスト中藤孝二くんの配信ライブに参加してみました。
YouTubeに動画として残っているのでよかったら聴いてみてください。

初めて見る曲が多かったですが気合で乗り切る感じもおたのしみください。

四谷メビウスでジャズファンクバンド!

四谷メビウス初出演でした。
石渡みなみ(sax)バンド。
ジャズとかファンクとかですな。
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五人編成で豪華!
今年一番音量だしております。
このアンプ小さいけど意外となんとかなるものですな。
あまり出し続けると音ですぎ警告ランプがすぐ光るから飛びそうでこわいけど。
満員御礼でありがたやです。
次回は1/28を予定しております。
ぜひ聴きにいらしてくださいませ!

ハルさんと楽しい飲み会

今週はいろいろがんばった気がするのであいにくの雨ですが打ち上げ的な。
飲み会はじまりました!
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というわけで尊敬する先輩ギタリストのハル高内さんです。
音楽の知識も演奏も本当に素晴らしいです。
今ご一緒していただいているのが本当にありがたいご縁です。
というわけでこういう場なのでいろいろ音楽のこととか突っ込んでお話を聞きました。
とても有意義な時間でしたなあ。
またご一緒に飲みたいものです。

マイケルがあそびにきた

ギタースクールのオーナーでもあり、ギタリストでもあるマイケルがオルガンほしい、やりたいというので遊びに来ました。
スクール用とかでなくて家で練習したいらしい(笑)。
念願のハモンドB3をさわれて大満足のようです。かわいい(笑)。
普通に楽器入れ替わったりしながらとりあえず遊んでみました。
そしてやっぱり普通にギターうまかった。オルガンもなぜかアメリカみある音してるし。
とても楽しかったです。
というわけでマイケルはやる気に満ちあふれているので、ビンテージハモンドオルガン(B3 A100とか)、レスリースピーカーとか手放そうとか出物あるよとかあればぜひご一報頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします!

リーダーオルガントリオそろそろちゃんと活動しようかと

先日こちらのリーダートリオをやってきました。
王道のオルガントリオ。

自分の曲をやったり、スタンダードをやったり、スタンダードのアレンジのものをやったりしております。
ジャズはもちろん、ブルース的なもの、ファンクっぽいものも、ちょっとカントリーぽいのとかも、そのほかいろいろ自分が経験してきた音楽が反映されております。

そうなってくると意外と全部の範囲で満遍なくできるギタリストがいない(まあ自分の趣味の範囲を網羅という意味でもあるけど)ところでしたが、久保田さんがとても満遍なくいい感じなので、好みの時代が近いというのもあり、ようやく真面目に自分のオルガントリオを実現していけそうな気がしております。

自分もいろいろさらに練習してもう少し深めていかねばならないところです。

この日のライブはそういう意味でなかなかやりたかったことが漸く形になり始めたかなという感触を得ることができました。
苦節20年以上(笑)。

このトリオは次回11/4(土)@亀有Jazz38でございます。

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

長野にライブに行ったついでにギター工房も見学しました

布川俊樹OJPトリオの演奏で長野県は塩尻に行ってまいりました。
Bar On The Road。

今回の車は自分の車でなく軽ながらほんの少し大きな車だったのでレスリー142を運ぶことができました。うれしい。
演奏もいい感じに楽しくできました。
バンドとしても進化していて何よりだとおもいます。

翌日に今回ライブの開催に尽力してくださったギター製作をしている大和(おおわ)さんの工房におじゃましました。

そしてなんとそこには…

ものすごい自分好みのフルアコのギターがありました。
すてきです。
大きさも17インチでちょっと大きめ、塗装はバイオリンの塗装と同じだそうです。
音もよく鳴ります。
ボディの色、デザイン、サイズ感としては言うことないくらい好みです。
ピックアップがフローティングなのでボディに穴を開けることになっても取り付けられるのなら理想的ですね。

がんばって働いてこのギターを買えるようになりたいものですなあ。

ついでにアンサンブルの話。ギターでコンピングしない人とか。

前の記事でアンサンブルが当たり前のようにうまく成立していると幸せという話がありましたが、昔から気になっているアンサンブルでこのところもいくつか気になることがありましてついでに書いておこうと思いました。

 

ライブでもセッションでもよく見かけるシーンですが、オルガンやピアノと共演しているギタリストが伴奏に回っている時にギタリストが完全にお休みしてなにも弾いていないのをよく見ます。
個人的にはギターも伴奏楽器でしかもギターでしかできないことがいっぱいあると思っているので、ジャズであってもどんどん最初からバンドサウンドづくりに参加していって欲しいといつも思います。

 

ところが実際はフロントに誰かいてオルガンとギターとかピアノとギターとかだと最初ギターが完全に様子をみて、しばらくしてからちょっと弾き始めたりとかをやる人をよく見ます。

オルガンソロになったときですら最初様子を見る人がいます。
多分そういう人はピアノソロでもそうなんだろうと思いますけど。

 

これって弾きすぎないとか、スペースを作ってとかそういう知的な意図をもってやっているように見えるのでしょうけど、実際一緒にやると遅れて変なタイミングで話に入ってくる感じでやりにくいことが多いです。
伴奏やアンサンブルが上手でない人がいてほしいときにいなくて、しかもへんなタイミングでやってくるから共演者としてはかなりやりにくいです。
想定していたあるべきものが最初にないし、それをフォローしようとしてがんばってたらもうどうでもよくなってから関係ない話がきて、いまさらそれ込みでソロやるのしんどいみたいな。

平たく言うとアンサンブルの速度が遅すぎといいますか。

 

伴奏とかアンサンブルが上手いなあと思うギタリストはそもそも抜けていてもそんなこと感じさせないですし、大体いてほしい時には最初から必ずいて、さらにリズムも音色も邪魔することなく、適切なアイデアや発見を与えて続けてくれます。

 

かならず親切にコンピング(伴奏)してくれという話でもないのでなんといっていいやらなのですけど、おそらくギタリストはセッションとかでピアノの伴奏をまたはピアノと同時に伴奏したときにピアニストに伴奏しないでくれと怒られたりする記憶があって警戒しているような背景もありそうなんですよね。

 

この問題はギターがジャズ界では立場が弱く、ピアノはメジャーな楽器という力関係も多分にあるでしょう。
さらに突っ込んで言うならピアニスト側のピアノ至上主義が強すぎる傲慢さが原因になっているケースも半数くらいはあるのではと思っています。いろいろな演奏を聴いている限り。

平たく言うとピアニスト全員が素晴らしいアンサンブルができるわけではないということです。
しかし、日頃一人でピアニストがバンドのコードを担当することが多いジャンルでもあるので(それはそれでかなり重要なポジションですが)、打楽器やベース以外との伴奏のコンビネーションを意識しなくても問題なく生きていける特殊な状況が原因の一つでもあります。

もちろんピアニスト側も伴奏の内容には誇りをもってやっているだろうというのは容易に想像がつくし、その内容もほかの楽器よりもハーモニー的に高度なことをやっているというのは異論もそれほどありません。

ただその弊害がコード楽器が複数いる時に無意識かもですが、ここでも自分がハーモニーを担当しきらねばと思い込んでしまいがちではというところが気になるところなのです。

 

コード楽器(たとえばギターとピアノ)が二人いるならもちろんギタリストはピアニストの高度なハーモニーやブロック奏法をやっている時とかにはぶつからないように細心の注意を払う必要がありますが、そういうシチュエーションでも必要なところに一発入れた方がよりよくなるケースなんていっぱいあります。
なのにギタリスト側もあきらめて最初からなにもやってない状態ってアンサンブル的にその人いる意味あるのみたいな気もします。

 

変な話サックスだって伴奏の時単音で伴奏に参加したって良いのです。それが音楽的にコミュニケーションがとれたよいものなら。

 

そんなわけで脳死で最初様子をみるタイプのギタリストというか音楽家になるよりも、伴奏であろうと最初から音楽に全力で向かってくれる音楽家がよいなあという話でした。
弾かないなら全力で弾かない。
弾くべき時はすぐに弾く。
ドラムもピアノもベースだって弾かない方がいいことがあれば弾くのやめるべきだし、もちろんオルガンだってそうです。
失敗しながらでもいろいろ間合いとか学んでいかんとです。
自分も含めて挑戦はしていかないと。
できるふりしてるのなんてすぐみんなにばれてしまってるはずなので。

 

前のブログで当たり前の適切なコミュニケーションという話を書きましたが、お伝えしたかったことはこういうことでもあります。

なんとなくうまく演奏できるようになってきた気がする。レッスンもしますよ。

なにを今さらという話ですが、このように芸の道は長いもので、20年ほどいろいろあれこれ工夫してきましたが、ここに来ていままで訓練してきたことがようやく統合されてきた感じがします。
なかなか自由なところもあってよい感じです。

 

とくにここ1年くらいの思っていたことが漸く馴染んできて、といっても演奏中かなり注意しながらですが、いろいろなことをリアルタイムで意識しながら実行することで共演者やお客さんのリアクションにとても良い手ごたえを感じております。
うーん。長い時間がかかりますな。

 

なかなか自分で反省してみたいなのの繰り返しなので正解なんてわからないまま試行錯誤せざるを得ないのですが、その試行錯誤もこのところ結構いいポイントを捉えられてるぽいです。

 

傍から読むとなんのこっちゃという文章ですが、まあ一つ一つの動作や思考は割とちゃんと説明できるくらいは考えてきたので全部何やってるのか自分では説明できるので、ほかの人もやろうと思えば同じことできるはずです。
ただ一つ一つの動作をちゃんとやって統合していくのにはそれなりに時間がかかるかもですけど。

 

ここら辺になってくると漸くフィジカル的な速さとか精確さをより追求する理由が出てくるので、時間を見つけてどんどんそこらへんも強化していこうというのが目下の課題です。

 

30代まではいろいろ試行錯誤の失敗の方向で頑張り続けることもいっぱいありました( ノД`)シクシク…。
ほんと始めたての時にもっと知っておきたかったことだらけです。
いまは多分大丈夫なはず。たぶん。
しかし今後もいろいろそういうひらめきはあるのだろうなあとも思います。

 

まあ自分のような専門家がいろいろ全力で失敗も含めていろいろやり続けたから今最短ルートで伝えられることもあるわけでして、ぜひ気になる方はレッスンも受けに来て下さい。
総合的な音楽のことでもあるのでこの際楽器だろうが歌だろうが問題ないです。

 

コメント欄にレッスンのお問い合わせも頂きますが、なにぶんコメントの新規投稿についてはこちらのメールの設定の問題などから月に一度くらいしか確認できないので、メールフォーム、あるいはフェイスブックやインスタグラムなどのSNS経由でご連絡いただいた方がお返事は早くなりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

リバーブつまみ換えました つかいやすくなった

先日自作ギターアンプのリバーブつまみを換えてみました。ひさびさのちょっとした修正。
BカーブのものからAカーブのものにしました。抵抗値の変化の仕方だけが違うわけです。
今までは敏感すぎて結構最初のほんの少しの幅でしか使えなかったのが、割と広い範囲でコントロールしやすくなりました。
そもそもほんの少しだけつまみまわしていた今までだと、なぜか電源落としてしばらくして付け直すとつまみ回してないのになぜかすごいリバーブがかかった状態で起動するという謎仕様だったのです。
とりあえず使いやすくなりましたが、このデジタルリバーブはなんかディレイぽいんだなあと思いました。
まあとりあえず演奏上は気にならないからよいか。

実はたくさんあるネットで手に入らないもの

ネットショッピングでなんでも簡単に手に入る世の中ですが、なぜかこのタイプは無かったので買ってきました。
50kΩのAカーブのポット。
自作ギターアンプのリバーブの分量決めるつまみですね。
通常はBカーブの方の取り付けをおすすめされるのですけど、こちらだとつまみの序盤で急にかかりすぎて困るわけです。そういう違いです。リバーブあるある。
というわけで後ほど取り付けです。
概ねこのようにパーツ入手にしたってネットなどで簡単に手にはいるようになりましたが、どうしても平均的に売れるものが検索の上位に来るシステムです。
本当に個人のニーズにぴったり合うものは歩いて探しに行かないのはたぶん変わらないのでしょう。
今は便利に平均化されたされたものに相当埋め尽くされてしまったので、これからはもう少し個人それぞれの嗜好にカスタマイズされるスタイルが好まれそうな時代が来そうな気がしております。
音楽にしたって同じだと思います。
たとえばオルガン、ギター、ドラムのトリオはオルガンジャズの中ではかなり完成度の高い王道の編成ではありますが、特に日本ではまだまだ認知度は低いかもしれません。
しかしハモンドオルガンのサウンドは言葉では言い表せない魅力があります。ぜひまず足を運んで生で聴いて体験していただければと思っております。
というわけでYouTubeやストリーミング再生だけでなく、ライブにもぜひ来て下さいませ。

亀有Jazz38のセッションやってますよー

前回は初めてのセッション参加ギタリストが二人ほどきてくださって、セッションデビューということでいい感じにやってくださいましたが、今回もまた参加してくださってお仲間も連れてきてくださって楽しくできました。

 

というわけで次回もまた亀有でセッション開催することになりましたので、ぜひご参加しに来てください。

初めてのお店やジャムセッション参加は勇気がいりますけど、人といっしょにやるととても楽しいのでぜひぜひ奮ってご参加いただければと思います。

それでも行きたいけどまだ不安という方はコメントで質問でもしてみてください。

 

というわけで次回はこちら。
オルガンやピアノ、ギター、ドラム、ベースはもちろん、歌の方のご参加ももちろん大歓迎です!
4/7(金)
亀有Jazz38
スタート19:00
チャージ3500円(2drinkつき)
ジャムセッション
西川直人(orgとか) 小暮哲也(gt) 小沼奏絵(dr)
楽しいメンバーでお送りしておりますのでどうぞご参加ください!

真冬ですが屋外のライブでした

先日のもよう。
3日前に急遽決まりましたライブで、王子のタゲンというとても素敵でおいしいレストランのテラスで演奏してきました。
惜しくも亡くなってしまった歳が一つ上のピアニスト、田村和大さんのお父さんのお店です。
そのご縁でライブを昔から不定期でやっていたという経緯があります。
近所で同じ北区でジャズを盛り上げてくれる貴重な場です。
メンバー集めは急ぎで苦労しましたが、三木俊雄(ts)さん 久保田浩之(gt)さんという素晴らしいお二人とご一緒にスタンダードを演奏してきました。
この日は思ったよりも暖かくて演奏にはそれほど困らなかったのは幸いでした。
初の組み合わせでしたが、すごいよい感じにできたとおもいます。さすがのメンバーでした。
お客さんも寒い中よく立ち止まって聴いてくださりました。
何気に機材の運搬の関係で自作ギターアンプを使ってもらっておりますが、久保田さんには一聴してめちゃくちゃ音がいいと言ってもらえました。うれしい!
ギタリストからかなり評判のよいアンプです。
5Wでも十分すぎる音圧でもあります。
通常、ジャズライブだとお店のピアノやドラムを使うことがあって、楽器のコンディションがよくない、特にピアノの調律が毎回されているわけでもないという現実はあるのですが、
今回の編成だとみんな持ち込みで、各人プロクオリティの音色で臨めているので、そういう意味でよき演奏にもつながっているのでしょうね。
自分もノードのオルガンはいつものとしても、ビンテージのレスリー142を持ち込んでいるのでやはりいい音ですね。
階段とかなければいつも持っていきたいところですね。
オルガントリオとかだと機材全部持ち込みだからどこでやっても音はかなりよいというのは売りですな。
ドラム入れてもよいし、もちろん今回みたいにサックス入れてもよいし。
ちなみにその時のもよう。
ヴォーカルのなみへい氏のiPhoneによる撮影。
高架下ゆえ電車の騒音はかなりありますけど、それでも演奏はかなり良い音でとれていると思います。
iPhoneのこういうところはすごいと思いますなあ。

リズムと音色についていろいろ研究しております

たまには音楽のことも書きましょう。

ちゃんと日々研究しております。

 

以前にも書いたかもしれませんが、リズムと音色はやっぱり大事というはなしです。

ここら辺は音符的な意味でのフレージングやハーモニーと違って数値化しにくいものなのでなんともみんな実はそれほどちゃんと深めていないところのような気がします。

雰囲気とかもそういうことなのですが、譜面にかけるものより実はこちらの領域の方が音楽的には遥かに情報量が大きそうな印象です。

 

採譜したフレーズを弾いてもいまいちサウンドしないというのは実は音色とリズムがちゃんとできてないからということが理由ぽいです。

逆に言えばここら辺がちゃんとしていれば普段弾いていることで十分よいサウンドが得られるということです。

 

文章にしづらいのですが、概略として簡単にまとめてしまうとリズムとは「どこにアクセントをつけるか」ということが結構本質に近いのかなあなんてことがちょっと見えてきました。

アクセントといってもこれも音量、音程いろいろな情報を含んだ音色を伴った話にもなるのですが。

ここらへんをちゃんと意識するといわゆるグルーブするとかグルーブのポケットを作ることとかも管理できそうなところです。

踊る動作とも密接にかかわっていると思います。

 

メトロノームや打ち込みのドラムで練習していると、リズムというより一定のパルスに対して練習することになるので、一生懸命練習すればするほどアクセントをつけるとかから遠くなっていくのだなあと思うし、よく固いリズムや、つんのめった8分音符を弾いてしまうのってこういうことが原因なのだなあとも発見することができました。

 

音色もタッチとそのニュアンスがかなり重要で同じ音符に見えるものでもタッチ、触れ方でリズムが固くて合わないとか、逆に簡単にバンドに混じるとかが起こります。

ここら辺を演奏中にどれくらいどこでその音色のメリハリをつけるかが少なくとも自分がよいと思う音楽には大事な要素だということです。

そんなわけで言い方難しいけどタッチとしては抜いておいた方がよい時間もいっぱいあるわけです。

 

うーん、すごい概念的な話になってしまってますが、こういうことはなかなかちゃんと説明すると大変なので、知りたかったらぜひレッスン受けに来てくださいませ。

ここら辺さえしっかりしていれば多くの人は普通にセッションして楽しむくらいなら今の持っている技術でほぼほぼ音楽的には十分になるはずです。

細かい理論のことも学びたかったら説明できますけど、どちらかというと優れたミュージシャンはここら辺の理解度が深いのだなあと常々思わさせられますのでご興味あればぜひメールにでもお問い合わせください。

レコーディングしてきました

長野県から帰ってきてそのまま小岩のカプセルホテルにとまって

朝から楽しいすばらしいメンバーでレコーディングやってきました。
今回は歌の伴奏です。
完成がたのしみですね。
ここ一週間はいろいろ移動もイベントも機材トラブルもたくさんあって大変でしたがとりあえず無事終えて一段落です。
それはそうとリハーサルもなく、直前にリードシートが来ただけでのレコーディングでしたが、やはりワンテイク目が一番みんないいサウンドですよね。

自作ギターアンプ結構現場でつかっております

先日の長野県の古民家でのライブで、無事自作真空管ギターアンプは機能を果たしてくれました。自分が弾いたわけではないですよ。
前よりもしまった音になったかな。
つまみも10時くらいでも十分すぎるくらい抜ける音でした。真空管だからなのでしょうか?よくわからないですけど、5Wでも侮れないものですな。
このあと赤坂でのライブや国分寺でのライブでもギタリストに弾いていただきました。
おかげさまで音色は好評でございます。
5Wにも関わらず音量は十分ですが、強いタッチに対してはナチュラル歪が結構早めに出てしまうようで、そこらへんはこのアンプの仕様のようですね。そういうものらしいです。
パワー管の入力で歪むのかなあとは思っております。
きっとここに余裕があればもう少し歪ませずにも済みそうですけど、そいうなるとプッシュプル回路とかにしないといけないんだろうなあ。

インピーダンスについて疑問を投げかけたら結構反響があった

回路のことをいろいろ学んでいくうちにいろいろ理解できたこともありますが、その流れでフェイスブック上でインピーダンスについての記事といいますかそういうものを書いたらコメントが何十件とついて喧々諤々でした。

インピーダンスに関してはみんな興味あるけどいまいち理解できない、胡散臭い通説などもあるけど、みたいなところがちょうど共通認識であるみたいですね。

かなり長い文章になりますが、せっかくなのでこちらでもシェアしておきます。

太字でコメントや後日分かったことなどを補足しておきます

 

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アンプとかギターとかでよく出てくる謎のインピーダンスについての説明なのだけど、どれを読んでも納得できなくて早20年位です。かなしい。一応予備知識なく読んでも分かるように書いたのでものすごい長くなりますが、教えて欲しい案件です。

~前置き~

学校で習ったとおりインピーダンスってのは交流回路における抵抗みたいなものです。直流と違って交流なので、抵抗はもちろんコンデンサやコイルなども周波数(音の高さ)ごとに様々な抵抗値をとるので、全部でこのくらいの抵抗値というのでインピーダンスとわざわざ名前を変えてつけているようですね。

授業とは違って実用上では交流信号は要するに音声信号なので様々な周波数を同時に扱うので、インピーダンスは周波数に伴って連続的に変化するはず。なので二次元のグラフでないとちゃんと数値をみれないところもややこしくしているポイントだと思います。

ちなみにこのスピーカーのインピーダンスは何Ωとかカタログに書いてありますが、それは特定の周波数で何Ωという目安での表記のようです。

~ちょっと今回の本題に近づく~

さて、一部のギターアンプについているHighインプットとLowインプットのジャック差すところとかでもよくその話になります。
差すところを2つで状況によって使い分けるとのことです。

High入力の方はハイインピーダンスのものをつなぐ用で平たく言うと普通のギターから直接つなぐところ。
Lowの方はエフェクタなどを通してインピーダンスが下がったもの(何で下がるかもそもそも謎だけど)をつなぐところらしいです。
そっちの方が音がよいらしい。

よくある回路的にはHigh Lowでそれぞれアースにつながっている抵抗の値が1MΩ 数十KΩといった感じです。この値が入力の抵抗(インピーダンス)とよばれているようです。

(注 ちなみにアンプの増幅部には抵抗を介してアースに落ちる前の電圧情報が入ります。じゃないと信号がなくなってしまいますので。詳しい方には必要のない情報ですが。)

~よく言われている豆知識~

インピーダンスは出力と入力でだいたい揃っているのが好ましいらしい。これは多分取り出せる音の効率的な話なのかな。(注 コメントでこれはエネルギー効率というご意見をいただきました)
そうでなくても
出力のインピーダンス<入力のインピーダンス
なら音質は劣化しないらしい。
具体的には普通のギター(せいぜい数百KΩですがこの値だとハイインピーダンス)→より高い入力のインピーダンス(例えば1MΩ)ならOK。

(注 個人的にはインピーダンスって外から見たおおまかな抵抗の総体みたいな風にとらえているのですがその方法だと今のところ理解がしやすいです。たとえばギター側のインピーダンスがあってアンプのところの入力のインピーダンスがあって、アンプの方はただの抵抗なので周波数によらない抵抗値なのですけど。とにかく音声信号は電圧で大きさを認識しているはずなので、元のピックアップで拾われた音声の電圧はギター側のインピーダンスとアンプの入力のインピーダンスで分圧みたいな形で消費されると言えると思います。なので例えばアンプの入力の抵抗値が低いと信号はギター側でほとんど消費されて、アンプのところにたどり着くころには元よりだいぶ小さい電圧になってしまうでしょう。一方で入力のインピーダンスが馬鹿でかければ、発生した信号はほとんどアンプの入力のところまではたどり着きます。ただ、合計のインピーダンスがでかすぎると信号をうまく拾えなかったりするのだろうなあ。未検証だけど。)

~実験してみた~

試しに実際ふつうのギターをLowに直接さすと高域が削れたような音になります。いわゆるハイ落ちです。なるほど出力インピーダンス>入力インピーダンスだからよく言われるとおり劣化したようだ。やったことある人もいるとおもいます。(注 音量自体はそれほどおちてはなさそうなのに)

もう少し発展させて、アンプのところについている入力インピーダンスの抵抗値を可変にして最大2MΩまで連続的に変化させてみた。

すると低い抵抗値から上げていくとどんどん音がシャープになっていって楽器のタッチの印象もかなり変わる。一般的には1Mで十分高抵抗値ではあるが、そこを越えてもよりシャープになっていく印象。
ただし音圧自体は聴感的にはそれほど変化したようでもない。

~そこで本題の疑問~

どういう原理でこのようなことが起こるのか。
具体的には出力インピーダンス>入力インピーダンスで高域だけが顕著に落ちる原理、入力インピーダンスを必要以上に上げても音色がさらに固くなっていく原理が謎すぎます。

~個人的な着目ポイント~

抵抗とコンデンサがいろいろつながっているとフィルターと呼ばれる特定の周波数以上を通さないまたは通しやすくするものが出来上がるようです。

おそらくそれが結構重要な要素を担ってそうなのですが、ギターケーブル(シールド線)も極小さいながらも可聴域で影響を与えるくらいのコンデンサとして振る舞うし、また入力抵抗のちかくの音声信号が通る真空管ですら内部抵抗もあるし、内部でコンデンサとしてもみなせる部分があるようです。

しかし、それらがちょっと複雑につながっているので、もしフィルターが勝手にできてるのが原因なら主にどの要素なのかがさっぱり難しいです。

(注 一応コメントでは詳しい方がここら辺の可能性について指摘してくださいました。実際起こっているようです。)

もう少し考えねばですが、よくご存知の方納得できる原因を教えて欲しいです。

~よく見るウェブ等での説明への苦情~

インピーダンスをホースの太さと水の流れに例える系のがありますが、実用上で周波数で挙動がかわる(ハイ落ちする)ことへの合理的説明がなされているものを見たことがありません。

詳しくは書かないけどそもそもなんでハイインピーダンスの方が太いホースで水の量が多いのか。わからなすぎる。

これはなんか電気系の資格の試験とかの対策用に丸暗記するための語呂合わせみたいなものなのでしょうか。

(注 音よりも遥かに高い周波数を扱う場合反射してしまうこともあるそうです。ひょっとしたらそこら辺での注意事項および、憶え方がそのまま音でのインピーダンスの話に流用されていてという可能性もありそうです。)

本質とは全く関係なさそうに見えてしまいます。上にも書いたエフェクタ通すとインピーダンスが下がる理由についても、エフェクタは電気で駆動してるからですとの解答だったりと。
全く理由になってないような気がする解答ばかりです。

(注 オペアンプを通るなのか、そこでさらに負帰還回路をつくるかなのかで結果的にインピーダンスは下がる仕組みらしいのですが、説明が長くなりすぎてちゃんとした解説の本を一度読むことをお勧めされました。要勉強です。)

このへんの感じは1/fのゆらぎの解説サイトを見てみても、人は周波数fの1/fを感じると癒されますとか書いてあるのに通じるものがあります。
たしか宇多田ヒカルさんの声も1/fゆらぎをもちますね、とか書かれてます。

とりあえずまずなんの周波数だよ!そもそも「ゆらぎの定義」誰もしてねえじゃねえか!
エセ科学か!!!
…すみません。取り乱しました。
というわけで本当にどなたか教えてくださいませ。

~~~~~

 

というわけで個人的にもちょっと調べてみたのですが、交流だとコイルは周波数が高くなるにつれてすごい勢いで抵抗値みたいなものが上昇するみたいです。つまり高周波数(高音)のインピーダンスは低周波数(低音)の何十倍にもなってしまいそうです。

 

なるほど、それなら入力のところの抵抗値(インピーダンス)が低いと露骨にハイが落ちるのだということが納得できそうです。

たぶんあってそう。

どうなんだろう。

 

あとはエフェクタ通すとインピーダンスが下がることはちゃんと調べたいですね。

自作ギターアンプのキャビネットを追い込む必要がでてきました。Fender Champ

自作ギターアンプの改良を目指してとりあえずほかのいろいろなキャビネットで鳴らしてみました。
勉強会的な。


それで改めて判明したのですが、自作キャビネットは構造の問題なのかなんなのかで音が散っているのを確認しました。
他のキャビネット優秀でした。
なるほどこれで以前アドバイス頂いたときのことがちゃんと確認できました。
逆にアンプ部分の出来はなかなか良い感じだということも判明しました。たぶん。

というわけでとりあえず箱の音響的クオリティをなんとか上げるべくただいま工夫中です。
もっと重たい材で作り直せばよいのかもしれませんが、とりあえず現状からやれることはいろいろ実験しておこうと思います。
だめなら1から造り直すかもしれない…。

というわけでいろいろやるために木を切ったりして塗装して乾燥待ちみたいな。
これでうまくいったらだいぶいい音になってくれるはず。なってほしいなあ。

ギターの仕事してきました。今回はセッションホスト!

三か月連続でギターを弾く仕事がありました。

ありがたやありがたや。

10月は残念ながらないですけど。

 

というわけで今回はセッションホストです。

セッションにお客さんとして参加するのはちょくちょくありますが、今回はホスト側というわけでちょっとわけが違います。

ホストとしてはどんな曲でも出されたらできて当然みたいな。

普段はEbで弾いているバラードをAでやりますと言われてもすぐにやるものです。実際やりました(笑)。

 

というわけでホストの面々はご縁あってものすごいちゃんとしたプロの方々でした。その中にギタリストとして入るわけです。

なかなか勉強になりました。やるべきことはわりとちゃんとやれたかなと思います。あとはもっと楽器うまくなりたいなあ。基礎練基礎練。

 

ちなみに今回のホストのキーボード担当は金子雄太さんでした。

同門のオルガンの大先輩で結構昔から仲良くさせて頂いておりますが、なんと今回が初共演でした(笑)。オルガン全く登場してないけど。

 

というわけでどんどんギターでも活動していけたら楽しいですね。

お気軽にお声がけくださいませ!

もちろん鍵盤でも!