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練習の終えかた

せっかくなのでもうひとつブログ書きます。

こんにちは、にしかわです。

 

我々技術者にとって日々の技術の鍛錬は重要です。

10000だか20000時間の訓練をすれば

どの分野でも達人になれるというお話もあります。

 

なにもない休日などは意欲があれば一日中練習するのも

とても有意義な気がしたり、

本番がある日は出かける前まで練習してみたり、

もちろんあるいはなにもやらなかったりすることもあります。

 

我々日本人は特にまじめである教育を受けてきたので、

とにかくきっちりやれるようになるまで、

練習を続けてしまう傾向が強そうです。

 

といっても完璧にできるなんてことは厳密にはほぼありえないのも現状です。

ひとつのことを文字通り完璧にできるように練習するだけでも

下手したら一生かかりそうなものです。

 

さて、わたくしにしかわさんも日々いろいろな方法で練習を試していて、

ああでもない、こうでもないと思索しておりますが、

最近練習のやり方のある一点に着目しております。

 

それは「練習の終えかた」です。

それぞれのトピックについてです。

特にその日の練習の終わりごろについては言うまでもありません。

 

かいつまんでおはなしするならば、

「自分がいい感じだと思う状態でとっとと切り上げる」

ことを意識するということです。

 

あまり同じ練習をすると細かいところが気にもなってくるし

(もちろんそういう日も必要なのですが)、

とにかく自分が「このくらいの感触でやれば自信をもってできる」

のをなんとなくつかんでいくことが練習の目標で、

その「よい状態」の積み重ねを「上達」ということにしたほうが

精神衛生上もよさげです。

 

とりあえずためしに「2回いい感じにできたらそれでよしとする」

くらいにしております。

あまり急激に素早く練習して「できなかった」で終わらせないように

気をつけております。

とにかく「なんかできた」という感触をもって終わるようにしております。

多分脳科学的にも成功体験の積み重ねはよさそうですよね。

 

なんとなくここら辺のことは間違っていない気がするので、

しばらくいろいろ気にしながらやってみようと思います。

がんばります。

楽器の発音機構を学び中でございます

ひさびさの投稿でございます。

台風ですね。

こんにちはにしかわです。

 

さて、最近は改めて楽器の発音機構について見直しております。

ハモンドオルガンもピアノも同じ鍵盤楽器ですが、

弾き方が違うのは楽器の発音機構や音の性質が違うためです。

 

というわけで改めてここら辺を根本から考えております。

 

<ハモンドオルガン>

鍵盤を押していくとある点で接点(スイッチ)がオンになって

それに対応する音が鳴る。

特に多列接点の鍵盤なら、倍音一つ一つに対してひとつずつ接点がある。

スイッチを適切なタイミングでオンにすることが大事、

鍵盤を弾くというよりは接点のオン/オフをどのように使うかを考えたいです。

 

<ピアノ>

鍵盤を押すことで「てこ」的なものを使ってハンマーを投げる、

ハンマーが弦にあたって音が鳴る。

ハンマーの加速、鍵盤を押しながらハンマーが離れるまでの力積(力×時間)

をどのように加えるかを考えたいところです。

 

そこまでちゃんと両楽器の構造を勉強したわけではないので、

間違いがあるかもしれませんが、概ねこのような感じでしょう。

 

特にピアノだと音のコントロールに使える時間は意外にも長くて、

小さい音を弾くときも、大きな音を弾くときもいろいろ応用が利きそうで、

なかなか勉強になることが多いです。

意識したら音色もわりと望みどおりの方向になりそうです。

 

まあこれを実際の演奏ではどちらの鍵盤でも全部の指でやり続けなければならないのですが、

ここら辺が楽器の技術力なのでしょうね。

というわけでいろいろ気にしながら練習しております。

訓練訓練。

2014年10月のライブスケジュール

date:10/3(金)

place:Nasa(奥沢)

start: 20:00~ charge:¥投げ銭

members:山火彩香(pf) 西川直人(org)

 

date:10/4(土)

place:馬酔木(千葉ベイサイドジャズ)

start: 19:00~ charge:¥ベイサイドジャズのサイトを参照ください

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(dr)

 

date:10/5(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 13:00~ charge:¥投げ銭

members:寺尾陽介(b) 西川直人(pf)

 

date:10/5(日)

place:Tagen(王子)

start: 18:30~ charge:¥300+(500/(1stage))

members:西川直人(org) Riccardo Lovatto(gt) 西村匠平(dr)

 

date:10/6(月)

place:491House(元町中華街)

start: 19:30~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 鈴木大輔(gt)

 

date:10/7(火)

place:俺のイタリアンフレンチAOYAMA(表参道)

start: ~ charge:¥

members:太田剣(as) 西川直人(org) 吉岡大輔(dr)

 

date:10/8(水)

place:Janome(浅草)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:西川直人(org) 鈴木大輔(gt) 紺野智之(dr)

 

date:10/10(金)

place:俺の揚子江(銀座)

start: ~ charge:¥

members:AYUKO(vo) 西川直人(org) 永山洋輔(dr)

 

date:10/11(土)

place:Newsハーバー(横浜ジャズプロムナード)

start: ~ charge:¥

members:高嶋宏(gt) 浅田尚美(vo) 西川直人(org) 吉岡大輔(dr)

 

date:10/15(水)

place:俺のイタリアン/やきとり(銀座)

start: ~ charge:¥

members:中江裕気(ts) 西川直人(org) 長谷川ガク(ds)

 

date:10/16(木)

place:Sugar Hill(草加)

start: 19:30~ charge:¥2400

members:山火彩香(pf) 西川直人(org) 小前賢吾(dr)

 

date:10/17(金)

place:港区高輪区民センター

start: ~ charge:¥

members:三木俊雄(ts) 西川直人(org) 海野俊輔(ds)

 

date:10/18(土)

place:ビッグリバー(東中野)

start: 20:00~ charge:¥投げ銭

members:越智巌(gt) 鹿嶋千鶴(ts) 西川直人(org)

 

date:10/22(水)

place:東京倶楽部(水道橋)

start: 19:30~ charge:¥3650

members:高嶋宏(gt) 渡辺明日香(vo) 西川直人(org)

 

date:10/24(金)

place:HANZOYA(新横浜)

start: 19:30~ charge:¥13000(フルコース料理、ドリンク込)

members:矢野沙織(as) 西川直人(pf/org) 小松伸之(dr)

 

date:10/25(土)

place:Birdland(北千住)

start: 20:00~ charge:¥3000

members:三木俊雄(ts) 西川直人(org) 海野俊輔(dr)

 

date:10/26(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

 

date:10/27(月)

place:Organ Jazz 倶楽部

start: 20:00~ charge:¥2500

members:大原都志子(vo) 西川直人(org) 菊池太光(pf) 菅原高志(dr)

 

date:10/28(火)

place:Nardis(柏)

start: 20:30~ charge:¥2500

members:紺野智之(dr) 鈴木大輔(gt) 西川直人(org)

 

date:10/29(水)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500(予約)/2800

members:西川直人(org) 菊池太光(pf) 横山和明(dr)

 

date:10/30(木)

place:Blue Eyes(東銀座)

start: 19:30~ charge:¥2800

members:西川直人(org) 田口悌治(gt) サバオ渡辺(dr)

 

date:10/1 13 19 21

place:Jazzmal(南与野)

アンサンブルを学ぶ会

詳しくはお店かこちらまでお問い合わせくださいませ。

ツアーいってきます

秋ですね。

こんにちは、にしかわです。

本日からツアー行ってまいります。

 

サイドマンとしていくのは久々です。

たのしみですな。

詳細は以下のとおりです。

 

date:9/11(木)

place:Lovely(名古屋) start: 19:30~ charge:¥3000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

 

date:9/12(金)

place:Island Cafe(岐阜) start: 19:30~ charge:¥3000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

 

9/13も大阪におります

 

date:9/15(月)

place:On The Cornar(千葉県市原市)

start: 20:00~ charge:¥2000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

 

いろいろ楽しんでこようと思います。

各地でみなさまにお会いできるのを楽しみにしております。

よろしくお願いいたします!

2014年9月のライブスケジュール

date:9/1(月)

place:東京倶楽部(目黒)

start: 19:30~ charge:¥3240

members:高嶋宏(gt) 西川直人(org) 吉川水砂子(vo)

東京倶楽部目黒店で初顔合わせのヴォーカルの方とやります。

たのしみですな。

 

date:9/2(火)

place:Soft Win(六本木)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:鹿嶋千鶴(ts) 西川直人(org)

六本木で久々にライブらしいライブです。

サックスとデュオですが、いろいろ楽しくできそうです。

 

date:9/5(金)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500(予約)/2800

members:西川直人(org) 菊池太光(pf) 二本松義史(ds)

おなじみのリーダートリオの予定でしたが、

ドラマーが急遽海外に行くことが決まったので、

メンバーを変えてお送りいたします。たのしみです。

 

date:9/7(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 13:00~ charge:¥投げ銭

members:寺尾陽介(b) 西川直人(pf)

ランチタイムジャズです。

ベースとピアノで楽しくデュオをする予定です。

楽しいですな。

 

date:9/7(日)

place:Sometime(吉祥寺)

start: 19:45~ charge:¥2500

members:中本マリ(vo) 太田雄二(gt) 西川直人(org)

ダブルヘッダーで夜は吉祥寺です。

素晴らしいヴォーカルのマリさんとご一緒します。

 

~小暮哲也Trioツアー~ちょっくら行ってきます

date:9/11(木)

place:Lovely(名古屋)

start: 19:30~ charge:¥3000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

名古屋でございます。

初出演でたのしみです。

 

date:9/12(金)

place:Island Cafe(岐阜)

start: 19:30~ charge:¥3000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

以前自分のリーダーバンドでもお世話になりました、

とてもステキなお店です。

ぜひいらしてくださいませ。

 

date:9/13(土)

place:(大阪)

start: ~ charge:¥

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

一般公開はしないかもしれませんが、

とりあえず大阪にも行くというご報告です。

 

date:9/15(月)

place:On The Cornar(千葉県市原市)

start: 20:00~ charge:¥2000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

そして帰ってきて千葉で演奏します。

詳細は未定です。

 

date:9/17(水)

place:俺のイタリアン/やきとり(銀座)

start: ~ charge:¥

members:Ayuko(vo) 西川直人(org) 秋葉正樹(ds)

俺のシリーズのレストランでのライブです。

オルガンバンドご好評を頂いていて嬉しいですね。

 

date:9/19(金)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:上西美帆(vo) 松尾由堂(gt) 西川直人(org)

久々に上西さんと一緒にやります。

ゆうどうさんもひさびさです。

久々というのもたのしみですね。

 

date:9/21(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

オルガンでジャムセッションです。

参加者大歓迎。

歌ももちろんピアノもぜひ参加しにいらしてくださいませ。

 

date:9/21(日)

place:にんげん亭(南与野)

start: 19:00~ charge:¥1000

members:みづほ(vo/pf) 西川直人(org)

ダブルヘッダーです。

その夜は同じ街の居酒屋、にんげん亭で歌のみづほさんとデュオです。

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

 

date:9/22(月)

place:Eddie’s Lounge(西日暮里)

start: 20:00~ charge:¥500

members:西川直人(org) Michael Kaplan(gt)  (ds)

ご近所のオルガンが置いてあるライブ居酒屋です。

とてもリーズナブルなのでお気軽にお越しくださいませ。

 

date:9/23(火)

place:491House(元町中華街)

start:19:30 ~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(org) 河村英樹(ts)

素晴らしいテナーサックスの河村さんとデュオです。

お店もとてもよい感じなのでぜひ聴きにいらしてくださいませ。

 

date:9/26(金)

place:Soul Bar Stone(大久保)

start: 21:00~ charge:¥1000

members:西川直人(org) 石崎忍(as) 馬場孝喜(gt)

久々ソウルバーストーンに出演です。

今回は米国から一時帰国中のしのぶさんと、

ギター名人の馬場くんと久々にやります。

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

 

date:9/27(土)

place:Soultrane(浅草)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:Chie(vo) 油科孝(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

チエさんのバンドを久々にお手伝いします。

4人編成って豪華ですな。たのしみですな。

 

date:9/28(日)

place:(文京区)

start: ~ charge:¥

members:Riccardo Lovatto(gt) 西川直人(org)

詳細未定でございます。

 

date:9/28(日)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 18:00~ charge:¥1500

members:Jam Session 西川直人(org) 紺野智之(ds)

オルガンセッションでございます。一応この店では最終回です。

というわけで奮ってご参加よろしくお願いいたします。

 

date:9/5 23 24

place:Jazzmal(南与野)

アンサンブル講座です。

固定のバンド形式でいろいろな視点から学びます。

とてもためになるようで講師冥利につきるというものです。

詳しくはお店かこちらまでお問い合わせくださいませ。

基礎練と自信と脱力とか

というわけで今度は楽器の技術的な話です。

こんにちは、にしかわです。

基礎練大事ですね。

 

このところ一旦基礎に立ち返ってゆっくりと指の動きを確認したりしてます。

足鍵盤の弾きかたもちょっとずつ分かってきたような気がします。

 

それに伴ってアンサンブル中の体の使い方に関してもかなりの発見がありました。

本日はピアノとギターのデュオでしたが、

練習の効果は確実に出ている気がします。

 

今のところの中間報告ですと、

曲の入りの部分でも、

演奏中の指や手や腕の動きでも、

足の動きでも、

なるべく「その場の音楽に対して自然に何の自我も無く」

動かすのが一番まともに混ざるような気がします。

 

この「自我を入れない」というのがなかなか難しいのですけど、

練習は練習で鍛錬は必要ですが、

いざ本番というときにはどうしてもなんらかの思考だったり、

余計な力は無意識のうちに入っていたりするものです。

 

どうしても「速く弾きたい」「正確に弾きたい」とか

そういう欲が出てしまうのですが、

実際の演奏中はそういうところに神経を使いすぎず、

「その場の音楽が要求していること」

を本当に注意深く聴いて、それに委ねることのほうがよさそうです。

待ちきれないときもまだ多いのですけど。

 

日ごろの練習は「そのポイントに向けて自然に動くこと」を

反復練習するのみでしょうか。

 

注意深く聴きながら待つことはすぐにでもできることなので、

大変ですけどぜひ演奏者のみなさまも挑戦してみてくださいませ。

意外に世の中何もせずとも満ち足りていたりします。

ご存知かもしれませんけど。

 

ここら辺がうまく行っていると、基礎練とも相まって、

オルガンでもピアノでもわりとよい感じにいい音で混ざってくれます。

嬉しいですね。

こうしてちょっとずつ日々進歩みたいな。

 

共演者でも、聴衆でも、なんだかリアクションがちょっとかわったかもです。

思い込みじゃないとよいのですが。

 

ついでにやはり鍵盤の主旋律部分の音の立ち上がりのコントロールについても

ちょっといい感じの対処の仕方が見つかってきた気がするので、

音色自体もいい感じになった気がします(当社比)。

 

そんなわけでいろいろ演奏活動もがんばっておりますので、

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

おまちしております。

オルガンメンテ+足鍵盤接点の修理

というわけでこんにちは、にしかわです。

家のハモンドB-3を修理して頂きました。

 

・足鍵盤の接点を曲げてしまいました(泣)

というわけで接点復活剤のノズルを差し込んで手探りでやってみたところ、

接点を押し曲げてえらいことになりました。

というわけでプロの方に来て頂いて、お願いしました。

 

足鍵盤の接点のユニットを取り外す大掛かりな修理です。

とても一人ではできないです。

とりあえず神がかった作業の末無事修復されました。

 

というわけで注意点がてら書いておきましょう。

B-3の足鍵盤の接点は足鍵盤を取り外したところの奥にあります。

多分フェルトでくるまれている部分があるのですが、それは接点のスイッチです。

そのスイッチを押されて、スイッチの下にある接点が棒に触れて音が出る仕組みです。

接点自体は見えません。

 

接点は一音につき8枚の金属の板(舌みたいの)が2つずつ4層になっておりました。

この部分にうまく接点復活剤がかかればよいのですが、

いかんせん立体的なのでちょっと工夫が必要です。

 

今回、中の構造がよくわからずネジ穴から手探りでやってしまったため、

このような大惨事になってしまいました。

とにかく注意点は以下のとおりです。

 

その1 ノズルを差し込むネジ穴について

初期型のB-3は足鍵盤のスイッチのフェルトがひとつずつネジで留める仕組みになっておりまして、

その穴がある場合はそこのほぼ真下、

ない場合はスイッチの手前にいくつかあるネジ穴から手前に狙って噴射する必要があります。

したがってノズルの形状をちょっと加工する必要が出てくるようです。

うまいこと曲げる的な。

 

その2 接点の立体構造ゆえの難しさ

接点が4層の立体構造になっておりますので、最下層までちゃんと届けるためには、

もう一工夫必要のようです。

ノズルの先端をちょっと加工して液が広がりやすいようにするなどです。

 

その3 接点を曲げたらおわりです

これが一番注意なのですが、接点を曲げないように本当に気をつけてください。

あまりうまく行かないようならプロの方にお願いするほうが安全です。

 

とまあ図がないのでなんともいえないのですが、

とにかく接点周りは気をつけて作業すべきですね。

 

・ドローバーの接触不良なども直してもらいました

いくつか不具合があったドローバーの接触不良ですが、

ドローバーの接触部を他のものと入れ替えることなく、

今回はヤスリで磨いたり、復活剤を活用することできれいな発音になりました。

またいつ症状がでてもおかしくはないのですけど。

 

・下鍵盤プリセットキーの8’の接触不良

これは上鍵盤をはずして、下鍵盤の奥のほうまであらわにして、

修理してもらいました。

なかなかみているだけでも勉強になります。

とりあえず直って一安心です。

 

・レスリーのモーター音のノイズについて

高音用のモーターの振動のノイズが微妙にでているので相談しました。

手で持ち上げると手が吸収して無音になるようです。

まだ試してはいませんが、振動吸収素材を買ってきて、

今度付けてみようと思います。

 

というわけで毎度のことながらお勉強になりますね。

自分でできることもちょっとずつ増えていきそうですが、

気をつけてやらねばなりませんね。

B-3の足鍵盤の接点がやっぱり壊れた件

というわけ3つ目の投稿でございます。

 

先日無事接点の修理ができたと思った

足鍵盤のBbの音だったのですが、

また発音の不具合が出てしまったので、

細かい穴から接点に向けて復活剤を投入してみました。

 

しかしその際にうまく接点の場所が見当たらす、

ごそごそやっていたら、接点を曲げてしまったようです。

大惨事です。

 

ということでただいま我が家のオルガンは

足鍵盤のドローバーを引っ張るとBbの音の倍音成分だけ聴こえて

とても使えたものじゃなくなってしまいました。

 

さすがにやばいと思ってプロのメンテの方にご相談したところ、

「結構まずい状況ですよ」

といわれてしまいました。

すいません。

 

というわけで8月早々来ていただく予定です。

申し訳ないです。

 

ついでに

・下鍵盤Bのプリセットキーの接触不良

・上鍵盤のドローバーの接触不良

も見てもらえればなあと思っております。

 

出費がかさみますなあ。

でも直さないとなにもできないからなあ。

丁寧な作業を心がけたいところですよ。もう。

ギターのシングルトーンがうらやましいです

同じ日の投稿2個めです。

こんにちは、にしかわです。

 

ギタリストはたくさんいますが、

グラントグリーンさんは結構な人気です。

にしかわさん的に一押しのギタリストの一人なのですが、

先日グラントグリーンぽい音はどうやったら出るのか考えてみました。

 

リズム感がすごいよいことや、

シンプルで歌心あるフレージングなどはみなさんよく取り上げてますが、

今回改めて強く思ったのは、

「ピッチのゆらぎ」

です。

 

要するにビブラートみたいなものなのですが、

ここで特に言いたいのは「「ピッチのゆらぎ」のゆらぎ」です。

なんだかややこしい表現ですが、

伸ばしている音に対するゆらぎの変化付けだけでなく、

ぱっと聴き気づかないような

フレーズの途中の一音のはじめの方だけだったり、

ここら辺のゆらぎのコントロールが実に有機的で、

同じフレーズでもものすごい印象が変わります。

 

というわけで家にあるギターで弾けないなりに実験してみたのですが、

やはりシンプルなフレーズでも聴こえ方が全然変わりました。

みんな速く弾かないでいいから、それやってくれないかなあと願ってます。

 

今後それを立証すべく、ギター持ってセッションに行きたいですな。

その前にギター練習しないといけないけど、

オルガンやピアノもいろいろやりたいので困ったもんです。

 

ただたくさん種類のある楽器でも、

アタックのコントロールとピッチのコントロールが露骨にできるのは

私が知る限りギター類のみなので、

両方ともあまりむいていないハモンドオルガンにとっては

うらやましい限りです。

 

とりあえず、オルガンはレスリー切り替えでの大きなピッチうねりや、

発音時のキークリックの音をもっと大事に聴こえさせたいということで、

なんとか似たような方法に近づければいいですね。

そういう発想だと見えてくるものもいろいろあります。

 

引き続き研究したいところです。

練習したいこといっぱいです

というわけで久々の更新でございます。

こんにちは、にしかわです。

7月は休みもなく忙しくすごしておりました。

ありがたいことです。

 

さてさて、そんなあわただしい中ですが、

ちゃんと練習はせねばならないわけです。

曲も作りたいのですが、どうしても後回しになってしまいますな。

 

いまやらんとしていることは、主に

 

基礎練

スケールだったり、12キーでやったり、

基本部分を磨くのはわりと実戦でいざというときに役に立ちます。

ので、もっと基礎力を上げたいところです。

 

テンポ感

 

これが一番難しいです。

カウントから入る瞬間にちゃんとそのテンポになっているかです。

ドラムがいるときとか、いない編成とか、メトロノームでやるときとか、

もちろんメンバーによっても感じ方が変わってきたり(いかんのですけど)

それぞれの状況で普通にキャッチできるかが課題です。

 

普通にやればよいじゃんってはなしなのですが、

なかなかこれが素直に行かないのが悲しいところです。

訓練しすぎると余計な情報が染み付いて、

素直になるのも難しいのですけど。

とりあえずがんばるのみですな。

なんかよいヒントがあればよいのですけど。

 

フォームをなおそう

どこが悪いってわけでもないのですが、

発音のコントロールが手首の高さでできることがわかったので、

いま左手首を高くした状態で弾くことに凝ってます。

いろいろなことがリンクしていくとよいですなあ。

 

というわけで先の見えないトレーニングですが、

日々こんなことばかりやっております。

明日はちょっと曲をつくろうかな。

2014年8月のライブスケジュール

date:8/1(金)

place:停車場(朝霞台)

start: 20:30~ charge:¥投げ銭

members:紺野智之(ds) 鈴木大輔(gt) 西川直人(org)

いつも賑やかな停車場です。

スタンダードを中心にお送りいたします。

 

date:8/2(土)

place:Nica’s(町田)

start: 19:45~ charge:¥2800

members:高嶋宏(gt) Q.いしかわ(ts) 西川直人(org) 吉岡大輔(ds)

高嶋宏ソウルミーティングで出演いたします。

お近くの方はいらしてくださいませ。

 

date:8/3(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 13:00~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 寺尾陽介(b)

ランチタイムジャズでございます。

オルガンとはまた違ったサウンドをお楽しみくださいませ。

 

date:8/5(火)

place:俺のイタリアン/やきとり(銀座)

start: ~ charge:

members:中江裕気(ts) 西川直人(org) 吉岡大輔(ds)

俺のシリーズにオルガンで登場いたします。

久々に中江君と共演です。たのしみです。

 

date:8/8(金)

place:俺のイタリアン/やきとり(銀座)

start: ~ charge:¥

members:AYUKO(vo) 西川直人(org) 永山洋輔(ds)

3日空けてまた出演いたします。

今度は歌のバンドです。初顔合わせでこれまた楽しみです。

 

date:8/9(土)

place:Mangia Mangia(桜木町)

start: 19:00~ charge:¥0

members:高嶋宏(gt) 西川直人(org)

レストランでのデュオ演奏です。

デュオは毎度いろいろ勉強になります。

 

date:8/10(日)

place:491House(元町中華街)

start: 19:30~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 鈴木大輔(gt)

こちらはピアノとギターでデュオです。

とてもステキなお店です。

 

date:8/14(木)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:古里純一(b) さがゆき(vo/gt) 西川直人(org)

お二人とも初顔合わせです。

お声をかけていただきとても楽しみです。

 

date:8/15(金)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:寺谷ナオ(gt) 西川直人(org) 河村亮(ds)

久々に寺谷君のバンドをやります。

ドラマーとはこれまた初顔合わせで楽しみです。

新しい出会いはうれしいですね。

 

date:8/17(日)

place:Sugar Hill(草加)

start: 19:30~ charge:¥2400

members:山火彩香(pf) 西川直人(org)

ちょっとずつ恒例になってきたピアノとオルガンのデュオです。

いい感じで混ざっていると思います。

聴きに来てくださいな。

 

date:8/18(月)

place:Eddie’s Lounge(西日暮里)

start: 20:00~ charge:¥500

members:西川直人(org) Michael Kaplan(gt) 羽鳥文仁(ds)

お店の機材をお借りして徒歩で行けるのはありがたいです。

スタンダードを中心にお送りしております。

お食事もとてもリーズナブルなのでお気軽にお越しくださいませ。

 

date:8/22(金)

place:Jazzmal(南与野)

start: 19:30~ charge:¥2000

members:西川直人(org) 菊池太光(pf) 横山和明(ds)

リーダーライブです。ポピオンです。

元気なメンバーとオリジナルやスタンダードをお送りいたします。

ジャズマルではたまにしか出ないのでぜひ聴きにいらしてください!

 

date:8/22(金)

place:All Of Me Club(六本木)

start: 24:30~ charge:¥3000

members:Jam Session 高嶋宏(gt) 西川直人(org) 吉岡大輔(ds) 水沢花音子(vo)

その後は深夜のジャムセッションです。

参加大歓迎でございます。

 

date:8/23(土)

place:幕張グランドモール(幕張)

start: ~ charge:¥

members:紺野智之(ds) 小暮哲也(gt) 西川直人(org)

詳細は不明ですが、楽しいメンバーとトリオでお送りいたします。

たのしみです。

 

date:8/24(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

恒例のオルガンセッションです。

常連さんが「ためになってる」とか「おもしろい」といってくれて

嬉しい限りです。

参加者大歓迎でございます。

 

date:8/25(月)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:鷲頭誠(ds) 澤田一範(as) 臼沢茂(tp) 西川直人(org)

鷲頭さんのバンド2回目です、ビバップの名手と共演です。

殆ど初顔合わせですが、これまたとても楽しみにしております。

 

date:8/26(火)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:越智巌(gt) 西川直人(org) 横山和明(ds)

恒例の越智さんのトリオです。

スタンダードを中心に、オリジナル曲もやってみたりしております。

 

date:8/28(木)

place:ニューオリンズ(八千代台)

start: 20:00~ charge:¥2000

members:海野俊輔(ds) 原川誠司(as) 西川直人(org)

今回はフロントに原川君をお迎えしての演奏になります。

この組み合わせは初なのでたのしみですなあ。

 

date:8/30(土)

place:Blue Eyes(東銀座)

start: 19:30~ charge:¥2800

members:西川直人(org) 田口悌治(gt) サバオ渡辺(ds)

たまにやっている大先輩たちとのトリオです。

お店もよい感じで、バンドもご好評につき、続けられております。

とても刺激をもらえるバンドでございます。聴きにいらしてくださいませ。

 

date:8/3 20 31

place:Jazzmal(南与野)

アンサンブルを学ぶ会

月一回ペースでやっているアンサンブルを実戦形式で学ぶ会です。

いろいろ各人ためになることも多いようです。

興味をもたれた方はこのサイトかお店にご連絡をくださいませ。

よろしくお願いいたします。

2014年7月のライブスケジュール

date:7/1(火)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:大原都志子(vo) 菊池太光(pf) 西川直人(org) 菅原高志(ds)

 

date:7/2(水)

place:俺のイタリアン/やきとり(銀座)

start: ~ charge:¥

members:鈴木大輔(gt) 西川直人(org) 秋葉正樹(ds)

 

date:7/4(金)

place:ad9th(狛江)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:高嶋宏(gt) 西川直人(org) 吉岡大輔(ds) ブル松原(vo)

 

date:7/6(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 13:00~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 寺尾陽介(b)

 

date:7/7(月)

place:Big River(東中野)

start: 20:00~ charge:¥1500

members:越智巌(gt) 鹿嶋千鶴(ts) 西川直人(org)

 

date:7/9(水)

place:

start: ~ charge:¥

members:高嶋宏(gt) 渡辺明日香(vo) 西川直人(org)

 

date:7/10(木)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500(予約)/2800

members:西川直人(org) 菊池太光(pf) 横山和明(ds)

 

date:7/13(日)

place:491House(元町中華街)

start: 19:30~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 河村英樹(ts)

 

date:7/15(火)

place:Mars(浅草)

start: ~ charge:¥

members:鈴木大輔(gt) 西川直人(org)

 

date:7/17(木)

place:ビレバン(仙台)

start: 19:00~ charge:¥2980

members:土濃塚隆一郎(flh) 西川直人(org) 中沢剛(ds)

 

date:7/18(金)

place:

start: ~ charge:¥

members:

 

date:7/19(土)

place:カフェ・リズム(千葉県大網白里市)

start: ~ charge:¥

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

 

date:7/20(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

 

date:7/21(月)

place:Sugar Hill(草加)

start: 19:30~ charge:¥2400

members:山火彩香(pf) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

 

date:7/22(火)

place:東京倶楽部(目黒)

start: 19:30~ charge:¥3240(当日+500)

members:高嶋宏(gt) 渡辺明日香(vo) 西川直人(org)

 

date:7/25(金)

place:Janome(浅草)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:西川直人(org) 鈴木大輔(gt) 紺野智之(ds)

 

date:7/26(土)

place:(奥沢)

start: ~ charge:¥

members:山火彩香(pf) 西川直人(org)

 

date:7/27(日)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 18:00~ charge:¥1500

members:Jam Session 西川直人(org) 紺野智之(ds)

 

date:7/29(火)

place:Mangia Mangia(横浜みなとみらい)

start: 19:00~ charge:¥0

members:高嶋宏(gt) 西川直人(org)

 

147アンプの仕様とか、B-3の足鍵盤修理のはなし

というわけで機材についてまた少々お話していこうと思います。

 

先日モーションブルーで大会場ということでレスリー145を出動させました。

147アンプが組み込まれた、147よりちょっと背が低いスピーカーです。

 

胴がちょっと短くなるのでハコ鳴りが147より小さいかもしれません。

特に低音部。

というわけでスピーカーを地面に直接置いて、

低音部の響き方をいい感じにしてみよう企画です。

 

145

 

平たく言うとスピーカーにネジ止めしていたキャスターをはずしてみました。

運搬がちょっとめんどくさくなりましたが、

これが本来のなり方かもしれません。

大音量でならすとやはりいい音ですな。

 

さて、普段Nordから11ピンケーブル、変換器、6ピンケーブルを経由して

レスリー145につないでいるのですが、

本来このアンプはアメリカで使われていたため、

117V仕様のはずです。

 

というわけで普段は変換機につなぐコンセントをトランスを経由して

使っておりました。(145は変換器から電気をもらってるようです)

 

ところがこの状態ですと145のスローモーターが滑って

slow回転がうまく作動しません。

なんだかモーターも結構熱いし。

 

あらためて変だなとおもって100Vで駆動させてみたところ、

通常通りの挙動になりました。

 

どうやら147アンプに関しては日本に輸入されていた時代に

100V 仕様になっている物もあるとの話です。

モノによって違うのでかなりややこしいのですが、

裏蓋のところをよく見て判断しなければならないようです。

みなさまお気をつけくださいませ。

 

さて、いまレスリー145のキャスターをはずしてしまったので、

今度は新しく移動手段を考えねばなりません。

今のところの候補とししては

 

1.取り外し可能なキャスターをつける

できればこれが一番楽なのですが、

多分ネジ式なのですが、取り付け難易度が結構高そうです。

なにかよい方法があればよいのですが。

 

2.台車を自作する

板を買ってきて台車を作ってしまうのも手です。

ただし、運搬の際の台車のずれ、段差での面倒さ、

などの問題がありますのである程度台車の固定をしたいところです。

どうしたらよいかなやみますな。

マジックテープでしょうかね。ひもでしょうか。

 

 

それと話は変わって足鍵盤の接点修理のお話です。

家のB3の足鍵盤のBbの接点の調子がおかしくなりました。

一番出て欲しい最低倍音が出なくなりました。

これはやばいとていろいろご相談に乗って頂いたところ、

足鍵盤の接点が予想より手前にあるという助言を頂きました。

 

pedalsetten

わかりづらいですが、オルガンの下のペダルを外した後の

接点がある部分です。多分伝わらないですけど。

奥にあるのが接点の接触する部分です。

ノイズ防止にフェルトでくるまれているので見えてはいないのですが、

ボタンみたいなのが1音ずつ配置されております。

 

手前の小さい穴はネジ穴なのですが、

これはもともと純正のフェルトを留めておくネジの穴です。

今のフェルトはもっと工夫されていて簡単に付くので

必要がなくなった部分です。たぶん。

それゆえネジは外してしまいました。

 

そのネジ穴の中、ちょっと曲がった先に接点の本体があるらしいです。

というわけで接点復活剤のノズルをまげて、

なんとか手探りで接点に到達して、無事復活でございます。

なおってよかった。

 

というわけでマニアックな記事でした。

左足をきたえます

先日のモーションブルー、小暮哲也トリオ無事終了いたしました。

たくさんのお客さんに来ていただいて、

演奏も結構面白い感じにできてよかったです。

 

当日朝に練習していて気づいたのですが、

オルガンの左手ベースを弾く際に、

左足でベースペダルを踏んでアタックをつけるのですが、

そのタイミングの重要性とその難しさを再確認いたしました。

それゆえ、モーションブルーのライブのときは敢えて

左足のアタックを全く使わずに演奏してみました。

 

普段は左足のアタックも込みで自分のテンポ感などを確認していたため、

それ無しでやるとまたグルーヴが変わって

体のコントロールがなかなか大変ではありました。

 

というわけでただいま左足強化月間です。

なんだかバスドラの4分打ちをひたすら練習するドラマー

に近い物がありますね。

このトレーニングを続けていくと、

オルガンベースのグルーヴもさらによい感じになりそうなので

期待大ですな。

 

いよいよ腰から上が殆ど動かないようにせねばならない理由が

できてしまったので、こうやって名人へ近づいていくわけですね。

がんばります。

 

そしてこのごろのライブのお知らせはこんな感じです。

 

date:6/20(金)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋) start: 20:00~ charge:¥2500(予約)/2800(当日)

members:西川直人(org) 原川誠司(as) 大井澄東(ds)

 

date:6/22(日)

place:Jazzmal(南与野) start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

 

date:6/25(水)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋) start: 20:00~ charge:¥2500

members:鷲頭誠(ds) 守屋純子(pf) 西川直人(org)

 

よろしくおねがいいたします!

こんな練習しております

つゆですな。

洗濯がやりづらいです。

こんにちは、にしかわです。

 

さてさて、毎日練習しているといろいろ気づくものでして、

わすれまいと、ここにメモ代わりに書いておこうかと思います。

公開されているのでアレですが、

ブログだしそういう使い方もよいかと思います。

 

1.スイートスポット

バナナの黒いのもそういう名前だった気がしますが、

今回はベースの落としどころ的な。

アップテンポだと自分のイメージよりほんの少し後ろでした。

意外でした。

個人の感覚なのでなんの参考にもなりませんが、

うまくできると力も全く要らずに安定しますな。

明日からもまたできるとよいですな。

思い出せますように。

 

今後の課題的には

・ミディアムからさらに遅いものにも同じようにできるか

・やっぱり右手がメロディを弾いているときと、それ以外のときの

感覚の違いはあるのでそこの調整

 

でございます。

落ち着いたらいろいろまとめたいところです。

うまく行くといいなあ。

 

2.音色

特に右手の単音のソロでは他の楽器よりニュアンスに乏しい

ということは否めないのですが、

うまいこと接点のクリックノイズをコントロールできると、

他の楽器の単音に引けをとらない仕上がりになります、

ということを本日録音しながら再確認しました。

 

なかなかクリックノイズのパサパサ音をコントロールするのは難しいのですが、

自分の音色を作るにあたってこれは絶対必要な要素のひとつなので、

タッチなどにめいっぱい気をつけつつ、

よりよい状態にしたいと思いました。

 

 

というようなことを心に誓いました。

あしたからもがんばって練習してみます。

読み物としてはアレですので、

また普通の日記も書きましょう。

ではでは。

2014年6月のライブスケジュール

date:6/4(水)

place:Hot Pepper(池袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:西川直人(org) 石崎忍(as)

素晴らしいプレイヤーの石崎忍さんとのデュオです。

ジャズですよ。

 

date:6/6(金)

place:Mangia Mangia(みなとみらい)

start: 19:30~ charge:¥0

members:高嶋宏(gt) 西川直人(org)

レストランでの演奏でございます。

 

date:6/7(土)

place:Nica’s(町田)

start: 19:45~ charge:¥3000

members:高嶋宏(gt) Q.いしかわ(ts) 西川直人(org) 横山和明(ds)

ソウルミーティングです。

今回はドラムがよこやまくんです。

 

date:6/9(日)

place:Eddie’s Lounge(西日暮里)

start: 20:00~ charge:¥500

members:西川直人(org) トリオを予定しております

お店の機材を使えるので近所から徒歩で手ぶらで参ります。

楽しくやっておりますよ。

 

date:6/12(木)

place:Smile(浅草)

start: 20:00~ charge:¥3000

members:三木俊雄(ts) 西川直人(org) 海野俊輔(ds)

こちらも素晴らしい三木俊雄さんのバンドです。

浅草よいとこです。

 

date:6/13(金)

place:Jazzmal(南与野)

start: 19:30~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(pf) 松岡俊輔(b)

松岡君とははじめての競演です。

セッションだけど。参加しにきてくださいませ。

 

date:6/14(土)

place:491House(元町中華街)

start: 19:30~ charge:¥投げ銭

members:西川直人(pf) 鈴木大輔(gt)

ギターとピアノのデュオもとても楽しいものです。

とてもよいお店だしおすすめですよ。

 

date:6/16(月)

place:Eddie’s Lounge(西日暮里)

start: 20:00~ charge:¥500

members:西川直人(org) トリオを予定しております

この日ばかりは終わったあとに飲むかも知れません。

もちろん演奏も楽しくやっておりますよ。

 

date:6/17(火)

place:Motion Blue Yokohama(横浜赤レンガ倉庫)

start: 19:00~ charge:¥3000

members:小暮哲也(gt) 西川直人(org) 小前賢吾(ds)

楽しいトリオです。小暮さんは面白いひとです。

とうとうモーションブルーに出演です。

ご予約もおまちしております!

 

date:6/19(木)

place:Donfan(大塚)

start: 20:30~ charge:¥3000

members:能登朗子(vo) 北沢直子(fl) 西川直人(org) 安藤信二(ds)

能登さんのバンド形式でのライブです。

初めての組み合わせなので楽しみです。

 

date:6/20(金)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500(予約)/2800(当日)

members:西川直人(org) 原川誠司(as) 大井澄東(ds)

楽しそうな人々とのリーダーライブなので楽しみです。

ぜひ聴きにいらしてください。

 

date:6/20(金)

place:All Of Me Club(六本木)

start: 24:30~ charge:¥3000

members:Jam Session 高嶋宏(gt) 西川直人(org) 佐藤節雄(ds) 水沢花音子(vo)

深夜のジャムセッションです。

参加もお待ちしております。

 

date:6/22(日)

place:Jazzmal(南与野)

start: 14:00~ charge:¥1000

members:Jam Session 西川直人(org)

今度はお昼のジャムセッションです。

ピアノや歌も参加大歓迎ですよ。

 

date:6/25(水)

place:Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

start: 20:00~ charge:¥2500

members:鷲頭誠(ds) 守屋純子(pf) 西川直人(org)

お二人とも初競演なのでとても楽しみです。

ぜひ聴きにいらしてくださいませ。

 

date:6/27(金)

place:Westend(茂原)

start: 20:00~ charge:¥

members:加藤大輔(as) 西川直人(org) ほか

最果てでございます。

お店はいつもいい感じににぎわっております。

 

date:6/29(日)

place:Obsounds(三軒茶屋)

start: 19:30~ charge:¥2500

members:大江陽象(ds) 松田如来那(vo) 杉本匡教(ts) 生島佳明(gt) 西川直人(org)

今月は初競演がおおいのですが、結構な大所帯です。

どうなるかたのしみですな。

 

date:6/30(月)

place:Eddie’s Lounge(西日暮里)

start: 20:00~ charge:¥500

members:西川直人(org) トリオを予定しております

今月は3回も登場です。

普段は店主エディがオルガンを毎日弾いておりまして、

たまには店番をしていただく日になっております。

 

date:6/21 22 23

place:Jazmal(南与野)

アンサンブルを学ぶ会

固定メンバーでバンド形式でアンサンブルを学ぶ会です。

フロントの方やギタリスト募集中でございます。

詳しくはこちらか、お店までお問い合わせくださいませ。

楽器の技術的なものと、アンサンブルで必要とされるものは

結構視点が違うものが多くて、

すぐに気が付けば直ることもいろいろあるものです。

おすすめですよ。

なぞの時間感覚

というわけですごしやすい日々が続きまして、

しかも毎日日が長くなるものだから、

毎年この時期がずっと続けばよいのにとおもうばかりです。

こんにちは、にしかわです。

 

さてさて、引き続きベースを弾きながらいろいろやることを考えております。

右手だけでなにかをやるのはそれなりにできます。

左手だけでベースを弾くのもなんとかなります。

でも合わせるとよく分からないことがおこります。

ふしぎですね。

 

普通の人なら逆に普通にできるのかもしれませんが、

どうも自分の弾き方はわりと個性的であるようで、

同時にやると不思議なことがよく起こります。

 

というわけで文明の利器メトロノームさんとともにいろいろやってみました。

前々からふしぎなのは、

「正確なテンポが出されているのに、思い切って入ってみると

なんかテンポがちがう」

という現象がよくあります。

 

これはよほど特殊能力がある人以外は殆ど経験があるかもしれません。

片手ずつだとなんとかなるのにどうなっているのかよくわかりません。

もちろんテンポに合わせに行けば普通にはできるのですが、

それでは実践では何の意味もなさそうです。

 

というわけで本日も実験しながら

あまりにうまくいかないもんで

「自分はなんかの感覚がそもそもおかしいんじゃないだろうか」

と悩んでおりました。

 

新しい弾き方とそのバランス感覚のコントロールにいろいろ苦労しておりましたが、

本日なんとなく解決できたのは、

ただ一点にものすごい気をつけることででした。

その一点というのは、

「メロディのフレーズの出だしのタイミング」

でした。

思ったよりもずっとずっとひきつけるというかなんというか。

 

このポイントさえうまいこといけば、

あとは同じように弾いていてもちゃんとリズムの収まりもよいです。

インテンポでちゃんとあっているけど、

よい感じにぐにゃぐにゃしてます。

といっても、毎度毎度ものすごい集中せねばなりませんけど。

一概にテンポ感の問題ということでもなさそうでした。

 

アドリブの後半部分で盛り上がってきても同じようにあせらずいけると、

全体を通してうまいこといけそうな予感ですね。

えらい神経削れて行きそうですが。

 

しかし、最初の一点だけのちょっとの差で全体にここまで影響してくるとは

なかなかに想像が付きませんでした。

一応以前から気をつけていたことなのですが、

新奏法に伴って最近おろそかになってきたので、

再確認できてよかったです。

忘れないためにも書いております。

 

さらに恐ろしいのがフレーズの間に右手でコンピングするときも

同じことに気をつけなければならないということでした。

がんばります。

 

そして以前からそうでしたが、

ここに気をつけると速いフレーズが自動的に弾けなくなるという

不思議現象がおこるのですが、

まあでも少ない音でも密度があがるからよいはずです。

個人的に。

わりと弾きすぎることの方が起こりがちな気がするし。

 

余談ではありますが、昨日ジャックディジョネットトリオを見てきたのですが、

4ビートの曲のドラムのアプローチにもそんなところを感じました。

そのせいかえらいポケットが大きいグルーヴでした。

上ものは何弾いても大丈夫みたいな。

常にその状態にしたいものですな。

きっと一つ一つものすごい集中してポイントをおさえているのかもしれませんね。

 

というわけでしばらくまたそんな感じでがんばろうと思います。

ちょっとずつ進歩でございます。

ベースを弾きながらほかの事をやること

というわけで前回書こうと思った本題を書こうと思います。

こんにちは、にしかわです。

連投ですな。

 

というわけでハモンドオルガンを弾く人は、

バンド内でベースパートも担当しております。

終演後よくある、

 

・ベースはうちこみですか

→え?弾いていたんですか?

 

・足ベースよく足動きますね

→え?左手で弾いていたんですか?

 

・じゃあ足はなにやってんですか?

→足鍵盤はHammondってかいてあるけど、

オルガンはNordってかいてありますけど?

 

という流れがありますが、

とにかくオルガニストはベーシストがいない時は

ベーシストの代わりをしながらソロを弾いたり、

伴奏をしたり、オルガンのパラメータをいじったり、

外の景色を眺めたり、

まあ、いろいろがんばっております。

冷静に考えるとそれを普段やっているのってすごいですな。

 

もちろんバンド内でのベースパートというのは、

リズム的にもハーモニー的にもものすごい重要な位置を占めるので、

世の中のオルガニストのベース担当への責任感は

なかなか大きくなるというものです。

 

右手で他のことやりながらでもベースはなるべくうまいこと弾きたい

というのは当然の志でありまして、

みんな日々それを練習してみたりするわけですが、

これがなかなか難しいわけです。

 

難しいポイントとしては

・珍しげな技術であるので、教育や鍛錬法が大して確立されていない

・同時に2つのパートを常にアドリブ(ある程度の準備はあるにしても)

するので、脳とか意識が追いつかない

 

の2点、特に後者に集約されるのではないでしょうか。

決まりきった譜面なら何度もそれを練習すればよいのですが、

毎度リアルタイムでいろいろなことが起こる演奏の現場では、

常に周りのことも聴こえつつ次にすべきことを実行し続けるわけです。

 

想像が付くかもしれませんが、

関連する内容とは言え、同時に違う二つのことを

高いクオリティでやり続けるのは不可能に近いです。

 

だがしかし、音源の名演の中にはこれをかなり高いレベルで

成立させている方法があるのも事実です。

オルガニストは(すくなくともにしかわさんは)わりと常に

試行錯誤しているものなのです。

 

というわけでよくオルガニストが選べる可能性を探して見ます。

 

その1.両手のタイミングを揃えて弾く

 

ものすごい真っ当なアプローチだと思います。

ただ、右手と左手のいろいろなタイミングが一緒というのは、

譜面上はそうであっても、

音楽としてそれが優れているかどうかというのはまた違うし、

好みの問題もいろいろあります。

個人的にはずれているのがすきです。

 

同じ右手でも高音と低音の発音の聞こえ方の違い、

歌い回しでの微妙なタイミング、

王道の発想ではありますが、

これらを考慮する必要もある・・・かもしれません。

 

学習の第一歩での動作の確認とか、

立ち返って基本に戻るときに役に立つ考え方ともいえましょう。

 

 

その2.ベースへの意識をひたすら気をつける

 

主に左手への意識にのみ集中する方法です。

ベースがもっとタイトになりたいという欲求が高まると

このスタイルをとることになります。

 

演奏中は右手はともかく左手はずっと動いているし、

リズムセクションの要であるベースを意識することで、

バンドサウンドのクオリティを高める方法です。

 

やはり右手への意識がかなり薄くなるので、

その場でメロディをうたって作るのは難しいです。

フレーズがシンプルあるいは決まりきっている人には

むいているスタイルかもしれません。

 

 

その3.右手に意識を集中

 

この2ターン後に波動砲とかとんできそうですが、

主にアドリブ時に右手への集中をメインにする方法です。

右手のクオリティを上げることによって、

それに伴った左手ベースをよいタイミングで落とす方法です。

 

必然的にかなりベースラインに慣れている必要があります。

やはりある程度自動なので、右手のアドリブの呼吸やニュアンスに対して、

きっちり音楽的によいトレースがしづらいのが難しいです。

 

特にチェンジの細かくて転調が多い曲だったり、

伴奏からアドリブへの切り替え時だったり、

あるいはメロディの間の右手を使っていないスペースで、

意識が右、左ところころ変わってしまうと、

流れが切れてしまって自分の中では普通でも、

外で聴くとグルーヴががたがたに聴こえてしまったりします。

 

ただアドリブに関しては、他のパートの人の技術的な内容に

それなりに(まだ遠いけど)は近づけるメリットもあります。

もちろん、他の楽器みたいに思い切って小節をまたいだり、

拍を食ってみたり、複雑な譜割りをやってみたりするのは、

完全にビート感ができている前提でないと

オルガンの人はわかりやすく一瞬で「くにゃ」ってなります。

でも、ともあれ右手の内容がものすごいよければそれだけで

かなりよい状態になれそうな気もします。

 

 

とまあこれら3通りの方法がぱっと思いつきますが、

ここで最近新しい手立てを思いつきました。

といってもベーシック1と3ではあるのですが、

同時に自分が一番信頼を置くものをちゃんと信じるのが一番難しく、

一番大事な要素でありました。

 

この方法はひょっとしたらいけるんじゃないかと思わせてくれまして、

うまく集中していけばメロディのニュアンスも表現しつつ、

いい感じの左右のずれだったり、立体感もありつつ、

外聴こえの安定感や自然さをもちつつできる気がします。

 

これ以上ここでいろいろ文章のみで解説するのもとても難しいので、

もし興味がある方はライブ後にでもご質問くださいませ。

あるいはレッスンも随時やっておりますので、

お気軽にお問い合わせくださいませ。

なんかこの発想はうまく行く予感がしております。

 

 

でも左右のずれを折りこみながら弾いているときって

一体どこが正しいのかわからなくなりますな。

世界が曲がる感じです。

でも日ごろメトロノームで練習して、

なんとかずれないように鍛錬するべきものと思っておりました。

でもそれがすごいクリアーになる気がしました。

とても新鮮な気持ちでございます。

 

ともあれオルガニストのベースはすごいかっこいい技術なのですが、

とてもすごいバランスの上に初めて成り立つものなのです。

日々訓練あるのみですな。

よそのB-3を見に行くマナー

樹氷ロマン(山形のおみやげ)っておいしいですね。

近所にうってないものでしょうか。

こんにちは、にしかわです。

ちなみにパート2の方にしかそばの実は入っていないようです。

そっちのほうが好きですけど、とにかく両方好きです。

お徳用とかあるみたいなのでぜひ誰か送ってください。

 

さてさて、よそのお宅にHammond B-3を見にいってきました。

かなりの初期型(1950年代)でございます。

うちのB-3も初期型っぽいのですが、それよりか古そうです。

 

まずは外装をよく眺めて、木目の具合や塗装を褒めるのが、

我々マニアの間でのマナーです。

なお、このときに年代によってちょっとずつなされたマイナーチェンジ

(ロゴの大きさ、ツマミの形などなどいろいろ)

を確認して、

「ほう、このパーツですと50年代の初期型ですな。

こんな外装のよい状態で残っているなんて・・・」

などと言って楽器を褒めつつもオーナーに対して牽制するのも

ひとつのマナーと言えましょう。

 

さて、まじめな話にもどりまして、

肝心の音ですが、とてもよくメンテナンスされたようで、

接点やらのタッチもばっちり、

初期型の柔らかい音ながら、高音部の抜けもステキな一品になっておりました。

 

B-3本体のコンデンサを交換するともともとの抜けのよさがよみがえるみたいです。

にしかわさんも時間があればやりたいと思います。

できるかな。

 

ついでに同じ部屋にNordC2DとLeslie2103も置いてあったので、

B-3と音を比較しながらついろいろ音作りをしてみました。

状況によってはかなり似た音色を作ることもできるのですが、

やはり

・フルドローバーでの各倍音の音の分離の違い

・イコライザーが3バンドで細かく追えない

という壁がありました。

素晴らしき古代技術ですな。

 

Nordのイコライザーももう少し細かくできるとよいです。

具体的には、

 

・低音部の強調されるべきところがもっと低い帯域である

たしかにローを上げると低音が上がるのですが、

分かりやすくブーミーになる帯域が主にもちあがるポップな仕上がりになっております。

(大きなレスリーにつないでも)

個人的な感想だと、B-3の低音はもっと低いところが出ている感じなので、

さらに低い帯域(スーパーローみたいな)のツマミもほしくなります。

 

・高音部の抜けがよすぎるところが出てくる

Nordは全体的に抜けがよくて、バンドの中に埋もれないのが売りでもあります。

やはりそこらへんもポップに仕上がっておりまして、

鍵盤の上の方で予想以上に音量が持ち上がります。

痛くなりすぎないくらいの素晴らしい完成度ですが。

 

かといってイコライザーで下げようとすると、

中域での高い方の倍音がなくなってしまいます。

というわけでこれをいい感じに調整してくれるとよいですね。

 

・ついでに言うとパーカッションの音量の設定をもう少し細かく

全然関係ないけどパーカッションの音の設定が3種類だけなのですが、

個人的にはLowとMidの間くらいがちょうどよさそうです。

何とかならんものなのでしょうか。

 

というか我々オルガンプレーヤーの一番の願いは、

軽量な機材ながら、多列接点鍵盤の実現です。

なんだか今の楽器(NordC2D)の改善点の提案になって来ましたが、

概ねステキなので、ここまで受け入れてくれれば、

もう言うことはないくらいなので、

なんとか意見を取り入れて欲しい物です。

お願いいたします。

 

というわけで容積と重量の問題があるものの、

毎度よそのB-3を弾きに行くたびに

「やっぱりHammond B-3ってすごいですな。

どんなときでも一番良い音ですな。」

という挨拶で締めるのが通例です。

もはやお作法ですので、

みなさまもよそのB-3を見に行くときは

ちゃんとこの一連のマナーに沿ってやって頂きたいと思います。

 

さてさて、本来この記事上で

「ハモンドオルガン演奏上での左手ベースの引き方」

をメインに話すつもりでしたが、

前置きが長くなりすぎて別の記事に改めて書くことにします。

というわけで今回はここまででございます。

カーナビ2

というわけで前回のカーナビについてのおはなしの続きです。

GWですな。

こんにちは、にしかわです。

 

前回までのあらすじですと、

従来のポータブルナビより、タブレットのナビアプリの方が今やだいたい便利、

というお話をしておりました。

 

今回、ツアーで各地を回ったり、

千葉の奥の方に行ってみたりしてみたところ、

また新しいことがすこしわかりました。

 

タブレットのナビアプリ(グーグルマップみたいの)ですが、

wifiがよわい山奥だと、ぜんぜん位置の検索ができなくなるようです。

携帯の電波が通じるところなら3Gみたいな回線につないでるならよいかもですけど。

 

一方ポータブルナビは田舎でもぎりぎりまで案内してくれるので、

そういう困ったことはありませんでした。

 

というわけで、wifi経由ならば、都市部はナビのアプリ、

山奥に行くならポータブルナビを使えばよさそうです。

ややこしいですね。

 

まあまだタブレットのナビが、wifiにつながらなくても使えるといううわさがあるので、

それを試してみたいところです。

 

そういうわけで、いまのところどちらも一長一短ですな。

 

さて、今週木曜日はリーダーライブですよ。

5/8(木)

@Organ Jazz 倶楽部(沼袋)

西川直人(org) 菊池太光(pf) 横山和明(ds)

でございます。

たのしいよ。

きてね。